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2015年最終 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/12/28(月) 06:18


今年も残りわずかになりました。


一年が過ぎ去るのが早い・・・と言いたい所ですが、正直なところ、一年が長いような短いような、よく分からない気分です。





私個人の感想としては、多忙というか、変化に富んだ刺激的な日々を送っていると、一年が長く感じるように思います。


「あんなことがあった、こんなことがあった。」と振り返るネタが多いですから。





逆に単調な毎日を過ごしていると、一年があっという間に過ぎ去ったように感じてしまう。


正直なところ、今年一年は長かったように感じていますし、ある程度の充実感も感じています。







さて、ブログ更新はおそらく今日が今年最後になるので、今年の反省でもしておきましょうかね。





今年一年は、本当に色々と変化がありました。


中古自転車の送り先を、カンボジア、タイ、ミャンマーなどの東南アジアに絞り込んで送るようになったのが、2015年の1月から。


2014年までは、アフリカや中東などがメインで、単に「高いところに売る」という姿勢でやっておりました。





「これからは自転車だけでなく、様々な中古商品を日本から輸出して販売する」という明確な目的を持つようになったため、信頼できるパートナーが現地にいる送り先へ転換していったのです。


多少は目先の利益を逃してでも。





その結果、2015年12月時点での主たる送り先は、アジアではカンボジアとミャンマー、アフリカではウガンダ・・・といったところでしょうか?


もちろん、送り先から近隣国へも流れていますがね。





これらの国々では、中古自転車だけでなく、他の中古商品を輸出していくのはもちろんのこと、事業の幅を広げていくことを志向しています。


例えば、日本からカンボジアへ中古自転車を輸出し、カンボジアからミャンマーへ自動車を輸出し、ミャンマーからウガンダへオートバイを輸出するというような流れを構築しようとしています。





上のような多国間の取引だと、日本を出たときに100万円の価値だったものが、日本にキャッシュになって戻ってくるときには数百万円になっている・・・ということも珍しくないような気がします。


もちろん、日本を出発したお金が戻ってくるのには、一年くらいの時間がかかりそうですけど。





こうやって業務内容の変遷を振り返ると、「まだ一年も経っていないの?」と感じられることが、本当にたくさんあります。


自分としては、全速力で業務内容を変えているつもりですからね。





今年の悩みはキャッシュ不足でしたね。


考えてみればあたりまえの話で、海上輸送中、通関待ち、陸上輸送中、現地店舗での在庫などを考えると、売掛金か在庫か知らんけど、その手のモノが昨年と比べて激増しているはず。


「儲かっているはずなのに、カネがない」という現象に陥るんです。





過去にも経験がありますが、急成長する年度は手持ちのキャッシュ不足でしんどい。


年度が替わるくらいの期間が経過すると、キャッシュが手元に戻ってくるまでの流れが安定してくるのに加えて、金融機関も実績の伸びを見て助けてくれるから、急に楽になる。


おそらくそんな流れになるのでしょう。





え~と、少々時系列が混乱しているというか、実績と目標が入り乱れていますので整理します。





2015年の実績としては、「自社独自の貿易ルートを確立したこと」です。


バイヤーあるいはブローカーと呼ばれるような人間を必要としなくなったことが最大の変化でしょう。





このルートに対して、2015年は主として中古自転車を送って来ました。


自動車、オートバイ、輸送機械、土木・建設機械、家電製品、雑貨なども混載して送りはじめました。





2016年は、もっと多種多様、大量の中古商品を送って行く予定です。





あ、ここまで書いて、ようやく自分で気付きました。


「もっと多種多様、大量の商品を送る」ということは、取引金額、取引量が増加するということ。


やはり来年も、キャッシュ不足(金欠)に泣かされることでしょう。





いや~ん。


取引量、取引金額を増やさないようにすれば、気持ちも仕事もグンと楽になるだろうなあ・・・。





しかし、まだ成長を止めるわけには行きません。


自転車は漕ぎ続けなければ、漕ぐのを止めると倒れてしまうのです・・・。





景気が良いのやら、悪いのやら、今年最後のブログも訳が分からない話になりました。


新年最初のブログは、このような事業計画的なお話を少し落ち着いて書ければ・・・と考えております。


それではみなさま、良いお年を!

メリークリスマス♪ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/12/25(金) 05:13


メリークリスマス♪


・・・と言いたいところですが、私はキリスト教徒ではありませんので、祝う気持ちはゼロ。


めでたくも何とも思っておりません。





祝うなら、23日の天皇誕生日を祝うべきかと思います。


と言いながら、天皇誕生日を大げさに祝うような尊王思想も持ち合わせていない。


日本の歴史上、そして現在の日本にとっても、天皇という存在は、功罪併せ持つ存在であるというのが私の認識ですねえ。






ちょうど今上陛下と、2年前に亡くなった私の実父が同い年でした。


「オヤジは死んだけれども、陛下はお健やかにね~」程度の敬意は持ち合わせております。


これは国民に対する慈愛深い行動に対する敬意から来ているもので、天皇という立場、存在に対する敬意ではないと自覚しております。





ややこしい話はこれまで。


そういえば天皇誕生日である23日は、九州熊本へ日帰り出張に出かけておりました。





あいにく23日の熊本は雨。


天気予報を見ておけばよかったのですが、自宅を出発したのが早朝4時45分でしたから、天気予報にまで気が回らずに傘も持たずに出かけてしまいました。





雨模様の熊本空港。


画像の機体は、最新鋭のボーイング787型機です。





これに乗って熊本へ向かっていれば、比較的快適だったのでしょうねえ。


どの路線だったか忘れましたが、私は一度しか乗ったことが無いと思います。


大阪-熊本という、決してメジャーではない路線で最新鋭機が使われる訳もなく、これは東京ー熊本間の路線に使われる飛行機です。





残念ながら、大阪-熊本間の機体はコレ↓




お馴染み(?)の、小型機であります。





私は東南アジア出張時に経験を積んでおりますので、小型プロペラ機にも慣れております。


しかし機体が小さいこともあるのでしょうか?


やはりジェット機に比べると、プロペラ機はよく揺れるように思います。





しかもこの日は風が大変強い日でして、東京や大阪から九州などの西へ向かう飛行機は、強い向かい風のために軒並み10~15分の遅延が発生していました。


こんな小さな飛行機で、強い風が吹けばどうなるか?




そうです。


風に揺られる木の葉のように、ひらりひらりと空中でダンスをすることになるのです。





久しぶりに何度もケツが浮くような、絶叫マシーンに乗った気分でした。


シートベルトをしっかり装着しないと、マジでケツが浮きます。


まあフライトのついでに無料でジェットコースターに乗れた・・・という位の割り切りが必要かもしれませんね。





今日はクリスマスなんで(?)、出張の話はこのくらいに。


私にとって、忘れられないクリスマスの思い出話にさせていただきます。






クリスマスと言えば、私には忘れることが出来ない思い出があります。


今から7年前の2008年のクリスマスのこと。





その日も一日中雨が降っていたクリスマスでした。


2008年のクリスマス、年末の時期は、リーマンショック後の金属相場下落の真っただ中。


今と同じように金属相場が急下落し、いくら働いても利益が出ないドン底のタイミングです。


スクラップを扱う仕事に携わる人間にとっては、お先真っ暗な気持ちのクリスマスでしたよねえ。





私は4トントラックのハンドルを握り、単独で静岡市と愛知県東部へと、金属スクラップ(工業雑品)の引き取りに出かけていました。


天気は雨。


一個あたり40~50kgほどの重量がある、コーヒーメーカーみたいなモノの廃品を、手積みで荷台に満載して帰る仕事に従事していました。





最初に一番遠方である静岡から仕事をスタートし、名古屋方面へと戻りながら数カ所で同じ商品を積み込んでいく。


最後の積み込み場所は、たしか三河安城あたりだったと思います。


積み込みを終了したトラックの荷台を見ると、まだ積載スペースに余力がありました。





比較的省スペースで重量の出る商品だったので、積載重量としては十分。


しかし1kgあたり数円の利益しか出ないような市況の中、燃料を焚いて高速代を使って遠方まで出てきているわけです。


「最大積載量 積めるだけ」というノリで仕事をしないと、メシを喰っていくことが出来ません。





最後の集荷先の責任者の方にお願いし、バッカン(そのままトラックに積む、巨大ゴミ箱)の中に入っている金属ゴミも、ついでに持ち帰らせていただく許可を頂きました。





12月の冷たい雨が降る中、金属ゴミだけでなく、あらゆるゴミが入っている混載のバッカンの中に入って、一つ一つ金属くずをバッカンの外に取り出して行きます。


一定量が貯まれば、バッカンの外へ出て、今度はトラックの荷台へと積み込んでいく作業です。


経験者ならお分かりでしょうが、結構キツイ作業ですよ~。


肉体的にも精神的にも。





たしか小一時間ほどで、バッカンの中の金属ゴミを大方取り出して、トラックへと積み込むことが出来ました。


ゴミ漁りを許可していただいた責任者の方にお礼を言ったところ、「ご苦労さん。大変だね。」と、何とも言えない表情を浮かべながら、ねぎらいの言葉を頂きました。


憐憫の情だと私は理解しました。





名古屋への帰り路は、クリスマスの夜ということで大渋滞。


自分も経験のあることだから、イベント好きの若者の気持ちを否定はしません。


でも、カーラジオから繰り返し流れてくるクリスマスソングを聞いていると、何だか急に悲しくなってきました。





作業服は雨に濡れてベチャベチャ。


その日一日の作業で汗臭いし、バッカンに入ったからゴミの匂いも付いている。


これだけ必死で集めても、金属相場がクソ安いので、純利益は一万円にも満たない。


街はクリスマスに浮かれている・・・。





私は10歳の長男を筆頭に、二男が8歳、末っ子は3歳とかわいい盛りでしたから、本当はクリスマスプレゼントでも抱えて、家に帰りたいところです。


しかし現実には、自分はゴミのバッカンの中でズブ濡れになってトラックのハンドルを握り、子供たちは遠い大阪。





そんな事を考えていたら、自然と涙がこぼれてきました。


別に自分の境遇を嘆いている訳でもなく、将来を悲観していた訳でも無いんですけどね。


多分、子供に対して申し訳ない・・・という気持ちからだったのでしょう。





その時点では、「いつかは状況も良くなる」なんて気持ちは無かったように記憶しています。


実際には年が明けて2009年に入ると、金属相場は回復基調に入り、業界全体が息を吹き返しました。


でもクリスマス時点では、底なし沼の真っ只中みたいな状況でしたから。





「いつかは良くなる」なんて楽観的な気持ちにはなりませんでしたが、「何が何でも生き残ってやる」という、強い気持ちだけは失っていなかったように記憶しています。


「たとえ地球上のゴキブリが死滅するようなことになっても、オレは生き残るんだ!」ってね。





その頃のことを、「懐かしい」と笑えるほど、企業状況が好転しているわけではありません。


金属相場はあの時と同じようにドン底の現在ですが、「金属相場?ナンボのもんじゃい!」と、大した影響を受けずに過ごすことが出来る状況にはなりました。


2008年のクリスマスが、私や会社に与えた影響はとてつもなく大きかったと思います





人生には、色々とありますがな。


辛い事、悲しい事があれば、楽しい事、嬉しいこともあります。


出来れば、あんな思いは二度と御免蒙りたいのですが、必要に迫られれば、いつでも同じことをやってやるという気持ちは持ち続けております。



身近な事件 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/12/23(水) 04:34


名古屋で外国人による集団襲撃事件が起こり、外国人一名が殺されたというニュースをご存知でしょうか?



この事件、名古屋駅近くの名古屋市中川区で発生した事件なのですが、弊社の名古屋営業所があるのも、同じ名古屋市中川区。


地元で発生した事件なわけであります。





当社には外国人のバイヤーやら正体不明な連中の出入りが多いものですから、少々怖い気がしますねえ。


ま、当社も人相の悪い日本人や、見かけは怖い外国人を多く擁しておりますので、社会的な評価としては、こちらが相手を怖がらせているのだろうとは自覚しております。





しかし当社の関係者は、外見は宜しくなくとも、心の優しいナイスガイばかり。


一言でも言葉を交わせば、お分かりいただけると思うのですが・・・。





さて、今回の事件で襲撃したグループは、「ペルシャ語」で何やら叫んでいたとのことです。


ペルシャ語って、あまり聞きなれない言語ですよねえ。


私のイメージとしては、ペルシャ語=イラン人というイメージですので、イラン人同士の揉め事かな?と考えました。





幸いにも(?)当社に出入りしている外国人の中に、イラン人はいなかったハズ。


一度や二度、来たことのあるイラン人はいるかも知れませんが、少なくとも継続的な取引関係にあるイラン人はいないはずです。


ちょっと安心。





しかしちょっと調べてみると、ペルシャ語ってイランだけの言語ではないのですね。


「ペルシア語」で検索してみると、


おもにイラン・タジキスタン・アフガニスタン及びウズベキスタン・ロシア・コーカサス地方・バーレーン・イラクの一部でも話される。母語話者は4600万人を超えるとされている。イラン、タジキスタンでは唯一の公用語とされ、アフガニスタンではパシュトー語とともに公用語とされている。(wiki)


とのことでした。





要は、イラン、タジキスタン、アフガニスタンで公用語になっているんですね。


それだけ範囲が広いと、分からんなあ・・・。





「分からん」というのは、バイヤー連中の国籍が分からないことが多いのです。


彼らとは日本語または英語で会話しますし、取引をする際には身分証明書の提示を求めるのですが、みんな日本の運転免許証を持っていますから、国籍は分からないケースが多いのです。





中古商品の輸出先として、例えば「アフガニスタンに送る」などという話は聞くのですが、こういうレアケースな取引先の場合は、「ヤード渡し」で取引を完結してしまいますので、本当の送り先は分かりません。


実はイランやタジキスタンやアフガニスタン人だった・・・という可能性は否定できませんねえ。





しかしまあ、少なくとも襲撃に加わることが出来そうな若者との取引はありませんね。


若く見てもオッサン、どちらかと言えば、おじいちゃんに近いような連中ばかりですから、事件と関係のありそうな外国人はいませんな。





今回のような事件があると、真面目に日本で働いている中東系の連中が、疑いの目で見られたり避けられたりと、住みにくくなるのだろうな・・・と心配してしまいます。





日本に住んで一匹狼的に働いている連中は、頭が良くて優秀な善人がほとんどです。


少なくとも二か国語、多くは三か国語以上の言語を理解し、母国を離れて異国で活躍している訳ですから、チャレンジ精神に富んで優秀であることはご理解いただけるかと思います。


そして彼らは日本が好き。





そんな彼らに対して、冷たい仕打ちをするようなことは避けて頂きたいな・・・と思います。はい。







さて、もう一つ。


約一週間ほど前の話ですが、滋賀県の小学校で男子児童が授業中に校舎3階から飛び降りて骨折した・・・という事件が起こりました。





一応全国ニュースにはなっていたはずですが、幸いにも死ななかったので大きなニュースにはなっていないと思います。


校舎の3階から飛び降りて、骨折だけで済んだというのはラッキーな話ですねえ。





え~と。


なんでこんなニュースを取り上げたかというとですね、実はこの事件、私の息子が通っている学校で起きた事件なのです。


しかも隣のクラスで。





身近なところで事件が起きるなあ・・・と感心したので、ちょいと書いてみました。


申し訳ないことに、報道されているような、客観的事実以上のことをブログで書くことは出来ません。





一つ言えることは、心ならずも事件に巻き込まれることになった関係者の方は、大変だろうなと。


そういうことです。


貧乏体験 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/12/21(月) 05:45


今日は(も?)、どうでも良いような小ネタです。





先週末の金曜日、昼過ぎに中部ヤードを出発して自宅へと向かいました。


本当にどうでも良い話なのですが、嫁が強度の首の寝違いを起こして、全く首が回らない状態になっているとの連絡を受けての緊急帰宅です。





高熱で倒れたわけでもないから、放置するのも一つの方法です。


寝違いなんて、どうせある程度は自然治癒を待つしかないでしょうしね。





とは言え、我が家はまだまだ手のかかる子供を抱えておりますので、誰かが子供の面倒を見なければなりません。


日頃私が自宅を空けて、名古屋や東京や海外で仕事に打ち込むことが出来るのは、嫁の力があってこそです。





ここは嫁に対して、日頃の恩返しというか罪滅ぼしが必要です。


・・・実はそんな気持ちは限りなくゼロ。


正直なところ、「嫁が弱っているときに優しく接して、ポイントを稼いでおこう」という考えで緊急帰宅し、治療に連れて行ってやることにしました。





弱っているときに優しくというのは、ホントに古典的な手法ですねえ。


でも、コレがよく効く・・・ように思います。はい。





そんな腹黒い考えで事務所を出発し、1時間半ほどで自宅駐車場まで戻ったのですが、かばん(アタッシュケース)が無いことに気付きました。


後部座席やトランクの中まで探したのですが、どうにもアタッシュケースは見当たらない。





事務所を出てから自宅駐車場までは、ノンストップで帰って来ましたから、途中で落としたり、盗られたりという事はあり得ない。


どうやら、事務所にアタッシュケースを置いたまま、帰宅してしまったようです。





なぜ置き忘れたのかは分かりませんが、物騒な話です。


アタッシュケースの中身なんですが、この日は法人・個人ともに実印・銀行印セットが印鑑証明書付きで入っています。


借用書でも、譲渡証でも、何でも作れてしまいますがな・・・。





その他の重要物としては・・・


・法人・個人全てのキャッシュカード


・法人・個人全てのクレジットカード


・印鑑カード、住基カード


・運転免許証、保険証


・財布





すごいですね。


こうしてリストアップすると、何もかもが入っていたわけです。


コレだけの重要物が入ったアタッシュケースですから、すぐに名古屋へ電話して確保をお願いしました。





ただし実際にアタッシュケースが確保されたのは、「まだか、まだか」と、2回ほど督促の連絡を入れた後の約3時間後。


置き忘れる私がボンクラなのは間違いありませんが、その他もボンクラなようです・・・。





さて、アタッシュケースが無事見つかって確保されたのは良いのですが、私はとても困ることになりました。


何しろ、財布がない、キャッシュカードがない、クレジットカードがない・・・という状況ですから、カネが無い。





辛うじて、小銭入れだけはポケットに入っていたのが救い。


私は小銭入れの中に、小銭だけではなく一万円札を1枚だけ入れています。





このような状況になって初めて気付いたのですが、私は自宅にキャッシュを全く置いていないんですねえ。


千円札の一枚すら、自宅には置いていませんから、本当に小銭入れの中身だけが頼り。





小銭入れの中を覗いてみると、幸いにも小銭は豊富。


当社は万札には不自由していますが、小銭なら豊富ですからね~。


社長の財布の中身も、自然とそうなるわけです。





何とか名古屋へ戻るまで、小銭入れの中身のカネで凌ぐしかない。


しかしこの状況で、名古屋へ戻れるのは月曜日か・・・


それまで小銭入れの中身で乗り切れるか?





嫁にカネを借りるか?


いや、嫁に恩を売るために無理して帰ってきたのに、「カネ貸して~」と嫁に頼むのは、値打ちが下がってしまう。


ここは何とか自然に振舞いながら乗り切ってみよう。





そんなどうでもよいことを考えて、金曜日の午後から日曜日までを過ごしました。


使える予算は1万円と小銭が少々。





結論としては、全く問題なく過ごせましたよ~。


カネを使う場面としては、土・日の昼食を5人分買い出しに出掛け、日曜日の夕食を外食で・・・というのが主なものですが、5千円ほどしか使いませんでしたね。





昼食は、近所の安いパン屋で前日の売れ残りを混ぜて調達すれば、5人分で山ほど買っても1,000円ほど。


土・日の2日連続で、この安いパンを調達し、2日分で約2,000円。





日曜の夕食は、安い外食チェーン(餃子の王将)で済ませ、会計は3,000円強。


ビールなんかを飲まなければ、こんな程度で家族5人がお腹一杯になります。





案外、おカネを使わなくても過ごせるものです。





最近では我が家も少々贅沢になってきたのですが、今から約8年前まで、極貧の議員秘書時代はもっと質素でしたからねえ・・・。


その当時から日曜日の夕方は外食でしたが、一杯100円のうどんと、70円の天ぷら一品だけをトッピングして食べたりね。


家族全員の会計が1,000円以内なんてことも珍しくありませんでした。





ははは。


家族全員がある程度の貧困・・・というか、質素を経験してるので、カネが無ければ無いで問題なしです。







そんなプチ貧困家庭を再現した週末だったのですが、日曜日夕方の報道番組で貧困家庭を取り上げた番組をやっていました。


アホくさいので詳しくは説明しませんが、貧富の格差による教育機会の格差を無くそうとする取り組みを報道したものでした。





何がアホくさいかと申しますと、「金持ちも貧乏人も平等であるべき」という思想が前提にある連中の話ばかりだったからです。





あのね。


金持ちと貧乏人は平等ではないのです。


勉強の機会どころか、命の重ささえも平等ではないのです。





カネがあれば助かる命も、カネが無ければ助からない。


それが現実なのですよ。





貧乏人であることがイヤならば、自己努力によって乗り越えるしかないのです。


少なくとも近代以降の日本は素晴らしい国でして、努力次第、能力次第で、貧乏から抜け出せるシステムになっています。


21世紀の現代でも、努力や能力ではどうにもならない国が多くありますがね。





それを他人頼み、例えば税金で教育機会の平等を目指すとか、ふざけるなって言うのよ。


高校生以上の歳になれば、自分でカネを稼いで勉強しろ。


他人にカネを出してもらおうなんて、どうやったらそんな考えになるのか理解不能です。





貧乏が嫌なら、這い上がるしかない。


みんながそう考えて生きてきたから、明治以降の急発展や戦後の復興が成し遂げられてきたの。


そう思いますよ。本当に。





ちなみに、私もまだ這い上がっている最中です。はい。





米利上げ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/12/18(金) 05:59


衝撃のニュースでした。


米国連邦準備制度理事会(FRB)は、9年半ぶりに利上げすることを決定しました。





金融危機の後、7年以上ににわたり続けてきた実質的なゼロ金利政策が解除されるということは、かなり前から予告されてきたことではあります。


しかし・・・


とうとう、その時がやってきてしまったかと、正直ショックを受けています。





米国がゼロ金利を解除するとどうなるのか?





だれも正確なことは分かりません。


これから起こるであろう未来の話ですから、誰もが予測の域を脱し得ないわけです。





日本にとって一番身近な問題の一つである、円・ドルの為替相場の動きについてでさえも意見が分かれます。


「円高に振れる」という予測と、「円安に振れる」という予測があるわけです。





多数派の予測は、「円安に振れる」のほうなのかな?


「米国の金利が上がる=米国にマネーが集まる」ですから、ドルは上昇すると考えるのが自然です。


すると為替の傾向としては、ドル高、円安方向に振れてくる・・・ということです。





実は私も、円安を望んでいますよ。


ウチは輸出産業ですから、基本的に円安が望ましいのです。





一方で、円高に振れると予測するエコノミストも少なくありません。


すでに今の為替相場は米国の利上げを織り込み済みであり、急激な円安が進んできた。


このため、今後は円高に振れる・・・という予測です。





円高は私にとって望ましくない方向なのですが、個人的には円高に進むであろうと予測しています。


「市場は将来想定される事象を想定しながら変動し、その事象が現実になったときに織り込み完了となり、それをきっかけとして反転する習性がある。」


これが私の考えです。





簡単に言えば、利上げが織り込み済みで、今の為替相場がある。実際に利上げされたので、今後は反対の円高に振れる・・・ということです。


困りますねえ・・・。


せっかく円安を謳歌しているのに。






ちなみに、直近3回の米利上げ局面でのドル・円相場では、約1年間で平均23円以上も円高に進んでいるという研究データもあるようです。


もし今回も同じような動きをするとすれば、1ドル=100円程度の水準になっちゃうよ・・・。





中古自転車のコンテナを、これまで約120万円で売っていたのに、100万円でしか売れなくなる。


そういうことですから、ダメージが大きいのですわ。





ま、弊社は実際には為替変動のダメージをあまり受けないような仕組みを作り上げています。




その秘密は・・・というほどのことでも無いのですが、仕組みを簡単に説明しますと、


まずは商品の仕入価格や輸送費用を日本円で計算し、輸出先国での費用や販売価格をドルで計算します。


その上で収益を計算し、利益を含めた金額をコンテナ一本あたりの請求額にしているのです。




そうすると、例えば円高に為替が変動して、日本円ベースでの販売価格が下落したとしても、仕入価格や日本円での輸送費用も下落するので、利益やコンテナ一本あたりの請求額は、あまり大きく変動しない。


現在当社では、そんな仕組みで貿易やっています。





ウチはちっぽけな零細企業ですけどね、必死で脳ミソを働かせて、あらゆる局面に対応できるように考えているつもりです。


将来を先読みして、あらかじめ布石を打っておく・・・という点では、大きな企業にも負けないつもりです。





潤沢な資金さえあれば、たぶんどこにも負けません。


しかし貧乏たれの零細企業ですから、手持ちのささやかな資金でしか勝負が出来ないのは、止むを得ません。





宝くじでも当てないといけませんねえ・・・


年末ジャンボは10億円でしたっけ?





もしあなたが宝くじで10億円当てたら、何に使いますか?


貯金?旅行?





色々な考えがあるでしょうが、私なら間違いなく「事業資金」にします。


10億円が、20億円にも30億円にもなりまっせ?





もしも10億円を当てて、「貯金します」なんていう経営者がいれば、そんな奴は経営者失格です。


カネを増やす手段を持たない人間が、経営をするなんていうバカな話はありません。


カネを増やす手段を持っているからこそ、商売をやっている訳ですからねえ。





話が逸れました。


今回の米国の利上げについて、大きな影響を受けないように当社も「織り込み済み」なのですが、実際の世界経済がどのような影響を受けるのか、まだ誰にも分かりません。





為替がどう動くのか?


資源価格がどのような影響を受けるのか?


各国経済に与える影響は?





仮に自分の予測が当たったとしても、利益を生むような準備は出来ていないのが残念ですが、損失を最低限に抑えるための工夫をしていることだけが救いですね。


皆さんもしっかりと荒波を乗り切ってくださいね~。

























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