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社長の独り言

統一地方選挙への対応 ~地方議会議員の選び方~ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2023/03/24(金) 15:21


本日は2023年3月25日です。


今年は統一地方選挙が実施される年です。





「統一地方選挙って何?」


出来るだけ簡単に説明しますと、知事、市長、地方議会議員の選挙が、ある程度まとまって実施されるもの…という考え方でよろしいかと思います。




詳細が気になる方は、リンク先のWiki で「統一地方選挙」のページでもお読みください。







国会議員を選出する国政選挙と比べると、メディアで取り上げられる機会も少ないですし、関心が低い方も少なくないと思います。


しかしながら自分の住む地域の身近な代表を決める選挙ですから、我々の日常生活への直接的な影響は大きいと思います。


一方、国政選挙なら所属政党だけで投票する候補者を決めたり出来るものの、地方選挙だと「無所属」の候補者が多かったり、同一政党から複数の候補者が立候補していたり、「だれに投票しよう?」と悩むことも多いかと思います。


↑埼玉県の県議会議員選挙ポスター掲示板


そこで今日は、私なりの候補者選別方法をご紹介したいと思います。







まず最初に自己紹介。


私は今から5年ほど前に現在の居住地へ引っ越してきましたから、候補者との地縁や血縁などは一切ありません。


義理もヘタクレもないので、完全にフリーな立場です。





ただし政治的な思想を比較的強く持っております。


このため、思想的に合わないこともあるかと思いますが、小さな貿易屋のオッサンの独り言ですから、目くじらを立てずに大目に見てやってください。







私の場合、最初に足切りを行います。


思想的に合わない政党から公認されている候補者は、足切りの対象としておりますので、たとえ親族であろうが同級生であろうが、絶対に投票の対象とはしません。





「政党は嫌だが、候補者個人は良い人」なんてことは珍しくありません。


しかし結局のところ、政党トップを批判すると除名処分を受けたり、香典を全部持っていくような連中を利するだけですから、どんなに素晴らしい候補者でも、そのような政党に所属している限りは、足切りの対象とします。





足切りを済ませると、候補者の選定がスタートします。


「地方選挙」ですから、あくまで自分の居住地域の発展に貢献してくれる人材を選ばなければなりません。






最初に一般論から。


WEB上での候補者の政策、主張をチェックするのが一番手っ取り早いと思います。





少し面倒ですが、足切り作業に似た性質のものですから、是非お試しを。


WEBページすら開設していない、あるいはWEBページが「あるだけ」の候補者は、老害と見做して間違いありません。


自分の考え方と合う候補者に投票されれば宜しいかと思います。





私の場合、もう少しだけ突っ込んで考えます。


実際に自分が住んでいる地域ですので、日常生活の中で様々な問題点を発見することが出来ます。





例えば、私の通勤経路の中で気付いたことがあります。





上の画像は、埼玉県朝霞市にある「泉水三丁目」の交差点の画像です。


数年前に道路の改良工事が実施されました。





工事前、歩行者は直進して歩いて行けたのですが、工事により常時左折可の車道が新設されました。


このため、画像右端の横断歩道まで回り込んで歩く必要が生じ、歩行者は約20mほど遠回りすることになったのですが、画像のとおり左折方向は Uターンしていくような経路ですから、左折レーンを利用する車両はレア。


うーん。「昭和か!」と言いたくなる工事ですね。





同じ泉水三丁目の交差点画像をご紹介しましょう。








横断歩道の幅が、異常に狭いと感じませんか?




この横断歩道、改良工事に伴って、幅が1/3程に狭くなりました。


白線が引いてある斜め方向に長さを測定すれば1.5mほど。


人間は直進しますので、有効幅は1mチョイというところでしょうか。





この令和の時代の道路改良工事で、歩行者に遠回りを強いて、横断歩道の幅を大幅に削る工事が改良工事(笑)だそうです。


この道は埼玉県の県道36号線ですから、「さすが埼玉県!」とでも申し上げれば良いのでしょうか。





この県道36号線ネタをもう一つご紹介しますね。







上の画像を見て頂ければ簡単に理解できますが、歩行者が歩ける幅は、非常に狭いです。


「白線の内側」だと、約40cmというところでしょうか。





歩行者一人が歩くのにギリギリの幅ですから、雨の日に傘をさして歩くと、傘は車道にはみ出ます。


この道をベビーカーを押して歩くとか、恐怖以外の何物でもありません。(ベビーカーを押す人を何度も見たことがある)





道幅が狭いのは、しょうがない。


道路が作られた時期と今では時代が違いますから、少なくとも埼玉県では各地で、同じような危険な道路があるかと思います。





ポイントは、このような状況を解消しようとする意志があるか否か。





おそらく、この場所の道路を改良しようとする計画は存在しないか、仮に計画があっても出来るだけ早く改良しようとする意志が埼玉県にはありません。





そう判断する理由は下の画像にあります。



画像に写っている民家ですが、道路の右側も左側も、過去数年のうちに建築された建物です。


埼玉県の都市計画を調べた訳ではありませんが、左右どちらも新しい建屋が建つということは、道路拡幅あるいは歩道新設の意思は無いと判断して良い。







この残念な現実について、誰が責任を負うべきか?





「県道」のお話ですので、最高責任者は埼玉県知事ですが、県政に対して住民を代表して意見すべき、「朝霞市を選挙区とする埼玉県議会議員」が最も責めを負うべき人間です。


新人の候補者を責めてもしょうがないですよ。


「現職」の県議会議員が、自分の選挙区をロクに歩いておらず、問題点に気付かないボンクラであると言われてもしょうがない。





現実には1期や2期のあいだ県議会議員であっても、具体的な結果を出すことは出来ません。


問題を把握しているけれども、力及ばず解決に至っていない…と言うならやむを得ないじゃありませんか。




そこでネットを見てみよう。


問題点は把握しているが、「実現できなくてゴメンなさい」と言っているかもしれません。


それならOK!







…と、ここまで記事を書いてから、自分の住む朝霞市選挙区選出議員のWEBページを見てみることにしました。


県議会議員が誰なのかも知りませんでしたしね~。





埼玉県議会のホームページを見てみると、朝霞市は定数2名の選挙区で、2人の県議会議員がいるようです。


他人の商売を邪魔する気はないので、実名は伏せますね。





まず一人目のホームページをチェックしてみました。


「重点政策」というページの中に、「県土都市整備関係」という欄を見つける。


ワクワクしながら読んでみると、





○人間優先の道路整備計画
道路整備については、人間優先の視点に立ち歩道の新設や歩道拡幅をはかり、歩行者が安全に安心して通行できるようにします





ですって。


「オマエの言ってることと、現実が逆じゃねえか!」と突っ込みたくなりましたが、現状を理解したうえで、改善しなければならないと言っている可能性もゼロではないから、批判はやめとこう。







…ということで、二人目のページを覗いてみる。


残念ながら、こちらはWEBページで公表している政策内容は一人目より薄い。





【もっと便利で快適、安心・安全なまちへ】

武蔵野の豊かな自然を残す一方で、都心へのアクセスの良さを持つ朝霞市。
国道254号パイパス早期開通や基幹道路の整備、基地跡地公園整備、便利や快適につながる公共整備を国や県と一体になって進めます。
災害対策、交通安全対策、防犯対策も一層充実させます。





こりゃ酷いな。


20年前の地方議員でも、もう少し具体的な内容を書いていたよ。


地元の祭りがどうとか、クソ議員臭がプンプン漂うぜよ。





ここまで書いて気が付きました。


この議員のサイトの利用規約を読むと、


「当Webサイトの内容の全部又は一部については、私的使用又は引用等著作権法上認められた行為として、適宜の方法により出所を明示することにより、引用・転載複製を行うことが出来ます。」


と書かれています。





こう言われると、せっかく名前を伏せて書いてきたけれど、出所を明示しなければなりません。


分かりました。明示しましょう!


上記二人目の政策の引用元は、埼玉県議会議員 松井ひろし氏のウエブサイト [活動テーマ] | 埼玉県議会議員 松井ひろし (matsuihiroshi.com)
より引用いたしました。







著作権法上、引用する際には引用元を明示するルールになっているのは百も承知だけど、それをしないほうが良いケースもあるんですよ。


特に議員が有権者に対して発信している政策を、著作権の引用ルールを主張するなんて、アタマがおかしいとしか思えない。


まあ、WEB制作業者に任せっきりで、深く考えていなかっただけだろうけど…。





とまあ予定外の記事になってしまいましたが、統一地方選挙をバカにしてはいけません。


特に首長(知事や市長)については、優秀な人材が選出されるのと、ボンクラが選出されるのとでは、我々の生活は大きく変わります。





政治家のクオリティと市民のクオリティはイコールです。


政治家がアホだと思うなら、有権者がアホだということをお忘れなく!
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