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起業後押し? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/07/30(水) 04:43


面白い(?)ニュースが入ってきています。



起業後押し、650万の生活費2年支給へ…政府


政府は、サラリーマンなどをやめて起業する人に年間650万円の生活費を最長2年間支給する制度を今年度中に始める。

起業した当初に収入がほとんどなくなってしまう不安をなくし、大企業などに勤務する優秀な技術者や研究者の起業を後押しする。特に将来の市場拡大が見込まれるロボットなど製造業関連での起業を期待している。

起業家が、経済産業省所管の独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の関連会社の契約社員になる形をとり、NEDOが生活費を「給与」として支払う。8月18日まで募集し、15社(1社当たり最大3人)程度を選ぶ予定だ。

NEDOは、試作品づくりや市場調査のための補助金(上限は年間1500万円)も支給する。






う~ん・・・。

「起業直後の苦しい時期を支える」という考え方は、決して間違っていないと思うのです。

自分も経験しているわけですが、起業直後って本当に大変ですからね~。

でも、「生活費を支援する」という方法で、起業者を支援するという方法は間違いだと私は考えるのです・・・。



サラリーマンなどをやめて起業した場合、それまで黙っていても毎月振り込まれていた給与が無くなります。

これは本当に重大な変化ですし、わかっていても、いや、わかっていたつもりでも、本当に給与が入ってこないという現実は、相当堪えます。

多くの方は、その現実を想像できるのだと思います。

だからこそ、様々な問題やストレスを抱え込んでいても、「忍」の一文字で、給与所得者という立場であり続けるのでしょう。



「そんな悩みを、国が解決します!」とばかりに打ち出された起業を後押しする制度ですが、そこは助けちゃいけないと、私は思うのです。



何しろ、起業によってサラリーマンからシャチョーさんになるわけです。

そうすると、優秀な技術者さんや研究者さんであろうと何であろうと、これまでとはガラッと違った考え方で仕事をしないと生きていけないのです。



技術者も研究者も屑屋も関係なく、起業をきっかけに、組織に守られることなく、自力で社会の荒波を渡って行かなければならなくなります。

それまでとは、根本的に仕事のルールが異なって来るのですね。



それまでが研究者や技術者であっても、起業した瞬間から、自分の仕事は「金儲け」になるのです。

例えば、「研究者だから営業が苦手」というような言い分は通りません。

営業という手段によって、自分の持つ技術やサービスを、自力でカネに換えないとカネが入ってこないのです・・・。



少し話が横道にそれました。

起業することによる様々な変化の中でも最大級のものが、給与が入ってこないという事実でしょう。



もちろん、それ以外にも様々な変化があるわけですが、「必死で仕事をして、自分の力でカネを稼がないと、メシを喰って行くことが出来ない」という事実が、象徴的というか、通過儀礼的にとても大事だと思うのです。


実際に、自分でその体験をしてみて、頭のスイッチをサラリーマンから経営者に切り替えることが出来るのではないかな?



よく、「起業失敗率は90%」といわれますが、感覚的には「なるほど」と思わせる数値です。

私が想像しますに、起業失敗者の多くは、頭のスイッチの切り替えがうまくいかなかったのだと思います。

その頭のスイッチの切り替えを促すためにも、「給与が入ってこない」という現実を体感させてあげたほうが良いと思うんです。



以下、少々辛口になります。



しばらくの間、生活に困らないことをアテにして起業するような甘ちゃんが、弱肉強食のジャングルで生き残っていけるとは到底思えません。

経営者という立場の人間に求められる能力は、一言で言ってしまうと「カネを儲けるチカラ」です。

どんなに優秀な技術者か研究者か知らんが、カネを儲けるチカラの無い人には起業など無理。

それが出来ないなら、おとなしくサラリーマンをやっていなさい。



あと、こんなくだらない制度を考えた奴は、中途半端に頭の良い給与取りでしょう。

組織人を辞めると、たちまち給料が入ってこなくなり困難な情況に陥ることは理解している。

そして、起業初期が最も困難であることも理解している。

でも、経営者という立場の人間に求められる能力については理解していない。(当たり前といえば当たり前)



こんなところじゃないかな?

だから、中途半端に頭の良い奴が考えた制度なのだと想像するのです。



もし、優れた技術者や研究者に対して何かの支援制度を導入するなら、第一次安倍内閣の看板政策でもあった「再チャレンジ」の支援に力を注ぐのが良いと思いますよ。

一度目の起業失敗率が90%であるならば、二度目の失敗率は半分くらいになるんじゃないかな?



数字に根拠はありませんが、失敗は成功のモト。

新規起業者の生活を保証するような制度より、経営者として失敗してしまったような人材に再チャレンジのチャンスを与えるようなカネのつかいかたをするほうが、よほど有意義だと私なんかは思います。

今の世の中の仕組み、再チャレンジが本当に困難になっていますから。



あ、念のため、なぜ再チャレンジが困難かを説明しておきます。



起業失敗と倒産および自己破産は、たいていの場合セットになっていると思います。

自己破産していると、金融機関からカネが借りられなくなるんですね~。



カネが借りられない経営者など、翼の無い鳥の如し・・・です。

一度破産した人間が、自己資金だけで再度事業を立ち上げるのも困難ですし、さらに起業後も現金商売しか出来ないのです。

これでは、一度失敗したら、二度と立ち上がることが出来ません。



そんな現実にメスを入れていただくことが、国のお仕事だと思いますよ~。







ベトナムの自転車小売事情 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/07/28(月) 06:13


毎週三回、定期的にブログを更新していると、どうにもネタが出てこないことがあります。

原因は、何か大きな関心事が他にあるから・・・ということが多いように思います。

要するに、ブログ記事作成に精神集中しにくい状態にあるのでしょう。



実は今朝も、「どうにもネタが出てこない」朝です。

そのような時は更新を止めようかなとも思うのですが、とにかくPCの前に座り、記事作成をスタートします。



すると不思議。

何十時間にもわたって、「何を書こうかな?」悩んでいたはずなのに、何となく記事を書いてしまう。

もちろん、そのような時はクオリティに大きな問題があることが多いのですが、逆に大反響がある記事になったりして・・・。


とにかく、無理やりでも何でも、「継続する」ということが、とても大切なことなのだと思います。




さて、それでは本日の無理やりなネタです。



画像は、べトナム・ホーチミンシティの某ショッピングモールで撮影したものです。



中古の自転車を東南アジア諸国に輸出している関係で、現地で自転車が売られていると、新車でも中古でもやはり注目してしまいます。

どんな自転車が、どんな価格で売られているかということを知ると、自分が販売している価格が適正か否か、おおむね見当がつくと思ったのです。



画像の自転車ですが、現地語の読めない私には、いくらで売られているのか、よく理解できません。


カゴの部分に値札があります。

どうやら、自転車の価格は229万9千ドンのようです。

日本円にして、約11,000円ほどになります。



この自転車ですが、変速機は付いていないし、オートライトも付いていません。

日本で買えば、中国製なら1万円以下で買えますので、決して安くはない印象ですね。



さて、自転車の値札の部分をよく見ると、英語表記があります。

「CAFE CICYCLE」と書いてありますね~。



日本では、シティサイクルとかファミリーサイクルとか呼ばれるのと同じように、現地でなじみのある呼び方があるようですね。

ん?

「CAFE=カフェ」はわかります。

しかし、「CICYCLE」って何だろう?



中学一年生レベルの私の英語力では、このような単語に記憶がありません。

まあ、エエか。



しかし、まさか、「BICYCLE」と「CICYCLE」を間違えました・・・ってことはないよね?

さすがに、そんな間違いなら、オッサンもキレるで・・・?



実は、まだ価格に関して疑問が残っています。



カゴ部分には、「229万9千ドン」と表記されていましたが、こちらでは「合計327万5千ドン(約15,700円)」と書かれています。

何でしょうね?

税金や配送料を入れて、トータルすると327万5千ドンになるのでしょうか?



私はベトナム語がほとんど読めないのですが、よく見ると「jeans」という表記が見えます。

これって、ジーンズのことですよね・・・。

また「Non」って書いてありますが、これって笠や帽子の事かと思います。



う~ん。

多分ですが・・・。



最初の画像を見ると、自転車の後ろにマネキンが立っていますよね?

このマネキンが着ている服一式と、自転車をプラスすると327万5千ドンということのようです。



恐るべし、ベトナム。

服と自転車をセット販売してしまうとは・・・。

我々とは、感性が違うとしか表現できません。はい。



今日は、こんなところでおしまいです!

よかった。何とかネタが出てきた・・・。



台湾での航空機事故 ほか - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/07/25(金) 05:33

本日は2つの小ネタですよ~。

小ネタっていうのはニュースなんかを読んでいて、ちょっと私のアンテナに引っ掛かった小さなネタです。

世の中の大多数の方にとっては、どうでも良い話でしょうし、もちろん世の中の大局にも影響が無いような他愛ない話です。

でも、今日の私と貴方のアンテナの向きが合っていれば、貴方もウケるかもしれません・・・。





1.台湾の飛行機事故


台湾の復興航空GE222便(ATR72型機)が墜落した事故では、24日時点で乗員・乗客58人のうち、死者48人、負傷者10人となっているようです。

乗員・乗客の大部分が死亡する大事故だけあって、ネット上ではかなり凄惨な事故現場の映像を見ることができます。



それにしても、飛行機の墜落事故で生存者がいること自体が驚きですね。

台風の影響で着陸に失敗したとのことですから、高度が低かったからでしょうか?



この事故に関しては、墜落した「ATR72型機」というのが、私にとってのツボの一つです。

あまり聞かない飛行機の機種でしょ?

「ボーイング○○型」とか、「エアバス○○型」などという大手航空機会社の機種なら、耳にする機会も多いんですけどね。





これがATR72型機です。

私が東南アジアを移動する際には、比較的よく利用する機体ですので、画像が残っていました。

ハッキリ言って、乗ると少々心許ない気分にさせてくれる、たしか定員50人程の小さな機体です。



台風が原因での墜落なのでしょうが、「そうか、やはり堕ちたか・・・」と思ってしまうのが、私の正直な気持ちです。

自分の搭乗する機体が堕ちないことを祈るのみです。



ちなみに、ATR 72はフランスとイタリアの航空機メーカーが合弁事業で興したATR製のターボプロップ双発旅客機です。

1988年に初飛行で、競合機と比べて低騒音、低燃費、機体価格の安さをセールスポイントとしています。

今のところ日本での販売実績はありません。



実はもう一つATR72型機に関する話があります。

皆さんは、「リンク」という航空会社をご存知ですか?

実際に飛行機を飛ばす前に倒産してしまいましたので、正確には航空会社の「準備会社」という位置づけかな?




福岡空港を拠点として、主要都市と地方空港を結ぶ格安航空会社として計画されていました。

2012年4月設立ですから、新しい会社です。

翌2013年12月10日、就航に必要な資金が調達できず、自己破産を申請する方針であることが明らかとなりました。

目標金額の23億円中、9億6000万円しか調達できず、従業員100名も12月9日付けで解雇した上で事業への参入を断念したという、少し悲しい会社です。



あ、その「リンク」という航空会社なんですが、実はこのATR社製のATR 72-600型機を3機導入して、航空事業を行う予定だったんです。



仮に資金調達がうまくいって、格安航空会社としてスタートできていたとしても、今回のような墜落事故があると大きなダメージだったでしょうね。

今、「ATR72」でインターネットを検索してみると、「同型機でトラブルを繰り返している」とか、「過去20年に何度も事故」などというニュースが流れています。

実際に飛行機を飛ばす前に、会社存続を断念していて良かったですね・・・と、私の心のアンテナに響きました。





2.中国と日本が戦争したら


アメリカのとある雑誌が、「尖閣諸島をめぐって日本と中国が武力衝突する」という記事を掲載したらしいです。

その記事を受けて、中国の某マスコミが、「中国と日本が戦争を始めれば、国際社会は2つの陣営に分かれることが必至だ」と報じたとのこと。



え~とですね。

書いてあるそのままなのですが、日本と中国が武力衝突するような事態になったとき、日本に肩入れする国々と、中国に肩入れする国々に世界は分かれるという事を言っております。



なるほど。

そりゃあ、そうかもしれません。



日本に肩入れする国のほうが多数派であろうと、私は想像しております。はい。

では、この中国のマスコミはどのように分析しているのでしょう?



まず、日本に肩入れする国について書かれています。

ここでは、「米国をはじめとする中国批判の国際集団」という表現でしか書かれていません。

具体的な国名は、「米国」だけが例示されています。



一方、中国に肩入れするであろう国々については、「主要10カ国」が例示されています。

その「主要」10カ国とは、パキスタン、北朝鮮、ミャンマー、カンボジア、カザフスタン、ラオス、ロシア、バングラデシュ、スリランカ、スーダンとのことです・・・。



すごい「主要国」ですねえ。



これらの国々が、「主要国」として例示されているということは、ここに載っていない国は、全て日本に肩入れすると分析しているのでしょう。

なかなか冷静な分析力だと思いますし、上記10カ国のうちロシアを除く国々を、「主要」と表現するセンスに、思わず吹いてしまいました。

私は、世界最貧国ランキングかと思いました。・・・これは失礼か。



こちらは、アンテナに引っかかったというより、「プッ」と吹き出してしまった小噺の類でした。


馬飼大橋 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/07/23(水) 05:04



画像は、昨日の「馬飼大橋東詰」という交差点です。

愛知県と岐阜県の県境を流れる、木曽川を渡るための橋です。

とってもローカルな話ですいません。



弊社の中部ヤードがある愛知県愛西市付近では、木曽川、長良川、揖斐川という3つの大河(?)が、ほぼ合流していると言えるほど接近しております。



微妙な話をしてもしょうがないのですが・・・

最終的には、揖斐川と長良川は合流します。

木曽川と長良川や揖斐川は合流することなく、海へと注ぎます。



弊社ヤード付近では、木曽川と長良川が非常に接近しており、上流方向へは2つの川の間に道がありません。

画像の馬飼大橋まで北上すると、ようやく木曽川と長良川の間に道路が作られるほど、2つの川に中洲ができます。

このあたりは、「羽島」といいます。

新幹線の岐阜羽島駅や、名神高速道路の岐阜羽島インターチェンジがある地域です。



ちなみに、弊社ヤード付近から下流方向に行くと、少し木曽川と長良川の間が離れます。

このため、木曽川と長良川の間にも道路がありますし、この地域は「長島」と呼ばれる地域になります。

現在では、長島スパーランドという、大きな遊園地があることで有名です。



ということで、冒頭の画像は弊社ヤードから岐阜羽島へ抜ける際には必ず通るルートなのですが、とっても天気が良かったので、思わず一枚パチリとやりました。



弊社ヤードから岐阜方面へ行く際には、このルートが一番早いと思います。

一部道幅が狭い場所もあるので、大型トラックはチョイとキツイですが、堤防沿いをまっすぐ走るので、信号もありません。



堤防沿いの道路と言えば、実は気になることがあります。

昨日もそうだったのですが、木曽川や長良川付近の堤防沿いの道路を走っていると、追い越しをかけられることが多々あります。

コレ、この地域(名古屋近郊)独特の文化だと思いますよ。




狭い堤防沿いの道路で、追い越しをかけたら危ないでっせ~。

幅寄せでもされたら、どうするのよ?

私は時々、「やったろか?」と思ってまっせ。



あと、猫も杓子もハンドルカバーを取り付けた車に乗っていることや、右折専用レーンを平気で直進することなどが、名古屋近郊独特の文化ですね。

ず~とこの地域に住んでいると気付かないかもしれませんが、他地域ではやらないことをオススメします。

「なに?コイツ?」と思われること必至です。



余計なお世話でしたかね?



昨日は関東地方も梅雨明けしたそうで、全国の多くの皆さんが暑い中での仕事をしなければならないようです。

熱中症に気をつけてくださいね。

昨日も、日陰でグッタリしている建築職人さんなんかを見たりしましたので、心配ですね。

自分の心配もしないといけませんが・・・。


長距離移動は注意・・・ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/07/21(月) 06:21

日曜日に北海道から大阪へと戻りました。

私の滞在中は曇り空の日が続きまして、仮に観光目的での訪問なら、少々残念な空模様。

このため、最高気温が25℃程度の日が続きましたので、私にとっては快適に過ごすことができる好天となったのでした。



昨日は関東南部で大気が不安定になり、局所的な大雨の影響で東海道新幹線が一時運転停止になるなど、交通機関に大きな影響が出たようです。

交通機関の乱れなどが出た場合、当然のごとく首都圏のニュースが優先されるのですが、実は大阪でも同様にゲリラ豪雨的な大雨があったのです。



交通機関も乱れましたよ~。

何しろ、北海道から大阪まで、飛行機で4時間半も要するハメになったのですから・・・。



昨日私は、13時ちょうどに北海道を出発する、大阪空港行きのフライトに乗りました。

大阪までの飛行時間は、約2時間弱という所でしょうか?

ビールでも飲みながら昼食をとり、ほろ酔い気分で飛行機に乗り込めば、15時前には大阪へ到着できるスケジュールです。



ラーメン食って、枝豆をつまみにサッポロクラシックを一杯だけ飲みました。大ジョッキですが。

この日は少々汗を流しており、前夜の睡眠不足と重なって、あっという間にホロ酔い気分。

搭乗時間が迫ると、搭乗口付近の待合場所で本を読み始めたのですが、搭乗を待ちきれずにウトウトとしてしまうほどでした。



そんな状態ですから、飛行機に搭乗してからの記憶がほとんどありません。

おそらく、自分の座席に座ってシートベルトを締めたら即、意識が飛んだのだと思います。

次に意識が戻ったのは、着陸の衝撃で目が覚めた時という、ある意味とても幸せなフライト・・・だと思っていました。



着陸した私は、「あ~よく寝たな!」と、とても幸せな気分になっていたのですが、スチュワーデス・・・じゃない。今はキャビンアテンダントって言うのかな?

キレイなネーチャンなのですが、おかしなことを言います。

「当機は、ただいま関西国際空港に着陸しました」



「おう。ネーチャン。間違えてるよ。」

「関西国際空港じゃなく、大阪国際空港だよ。」

そんなツッコミをしてやりたいところですが、単純な言い間違いだろうと、大して意にも介していませんでした。



ところが、窓の外を見てみると・・・

「あれ?」

すぐに理解できたのは、「ここは大阪空港じゃない」という事実です。



大阪空港は住宅や商業地などがすぐ横まで迫っていますので、どこを見ても特徴ある景色になっていますから、飛行機の中からでもすぐにわかります。

それなのに、自分がいる空港はだだっ広く、滑走路しか見えない。

「まさか、本当に関空にいるのか?」



ほんの一瞬、「自分は酔っ払って、飛行機に乗り間違えたか?」と考えましたが、自動改札を通って搭乗ゲートを通過しているのだから、そんなハズはありません。

何かの事情で関西国際空港に着陸することになったのでしょう。



しばらくして、機長のアナウンスがあったのですが、どうやら悪天候のために、一旦関西国際空港に着陸したらしい。

しかも、目的地変更ではなく、天候が回復するのを待ち、再び大阪空港へ向かって出発するとのこと。



マジかよ・・・。

「俺は関西空港で良いから、ここで今すぐ降ろしてくれ。」



関西空港と大阪空港は、羽田と成田ほどは距離が離れていません。

例えば、大阪市内に住む人間にとっては、どちらでも大きく変わらないというのが実際のところでしょう。

私と同じ思いの乗客が多くいたようで、キャビンアテンダントにそんな要望が伝えられていたようです。



しかし、機長から再びアナウンスがあり、多くの飛行機が関西空港へ避難(?)して来ており、関西空港で乗客の受け入れが出来ないとの理由で、やはり大阪空港へ向かうとのこと。

・・・まあいいや。もう一回寝よ。



結局、再び関西空港を離陸したのは17時15分ごろ。

大阪と北海道を往復できるくらいの時間を要してしまいました。



しかしまあ、「関西空港発、大阪空港行き」という、とても珍しいフライトに乗ることが出来ました。

「成田発、羽田行き」とか、「中部空港発、県営名古屋行き」などというフライトと同様、関空発伊丹行きのフライトは存在しませんし、バスや電車で行ったほうが早い。



そんな貴重な体験が出来たと、密かに喜んでいたのですが、やはり長時間のフライトは疲れますね~。

総所要時間が4時間半以上でしたから、ベトナムから日本へ帰るときくらいの時間を要しました。



長距離移動は、こういうことがあるから注意・・・ですね。





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