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東京営業所 開設6カ月 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2017/05/31(水) 04:41


早いもので、もう5月も終わりですねえ。


当社は12月が決算上の始期になりますので、ちょうど本日をもって半期が過ぎたことになります。





東京営業所を開設したのも、今からちょうど半年前の12月から。


当社に大きな変化が起きてから、ちょうど半年です。





久しぶりに、激動の半年を過ごしたような気がします。





この6カ月の間に、主たる業務内容を中古自転車へとシフトし、鉄・非鉄金属スクラップや自転車以外の中古商品取扱を中止しました。





名古屋市中川区の名古屋営業所と、埼玉県加須市の関東営業所を廃止。


名古屋地区は愛知県愛西市の中部営業所、関東地区は埼玉県新座市の東京営業所へと、拠点の絞り込みを行いました。






事務拠点も中部営業所から東京営業所へと移転しましたし、私の居場所も東京営業所に移転しましたから、プライベートの生活拠点も変わりました。


まあ引っ越しは大好きなんで、苦にはなりません。







私は不動産を買わない主義。


理由は、「土地に縛られる」から。





不動産を購入すると、その土地から動きにくくなります。


業務内容や伸びしろを自分で縛り付けることになる…と私は考えていまして、営業内容や営業地域をいつでも変更できるよう、土地を買ったりしない。





もし買うとしたら、賃貸に出すための投資用の物件でしょうね。


すぐに借り手が付き、それなりの家賃収入が見込める物件。


「抜群にいい場所」なら、自分が使用しなくても収益を上げることを見込めますから。





そういう意味では、割安の家賃の物件を探して新しい場所で事業を始めた場合、その場所・地域は購入対象として不適格ということになるんです。


人気が無い場所、借り手が無い地域だからこそ割安の家賃な訳で、そんな地域で不動産を購入したら、結局自分が使うしかなくなる。





それで「土地に縛られる」と申しております。







10年前に大阪や京都で「お拾いさん」を始め、名古屋でざっぴん屋を始め、自転車屋に転向。


良く言えば、柔軟でフットワークが軽い。


悪く言えば、一貫性が無くフラフラしている。





移り変わりの早い世の中ですし、生き残っていくために、自分なりに必死で考え、清水の舞台から飛び降りるくらいの決意で変化してきたつもりなんですが、振り返ってみると、軽い。(笑)





今の中古自転車事業、「儲かりまっか?」と聞かれれば、「ボチボチでんな」とお答えします。


競争相手が多い、特に外国人の競争相手が多い仕事というのは、そんなに儲かる仕事ではありません。




しかし全力で挑めば、メシを喰うぐらいのことは出来るのかなと。


そういう意味で、「ボチボチ」です。





普通にやってたら、重労働の割に食うや食わず…という状況になる仕事です。


売買の各場面で多くの協力者が必要ですし、血の滲むような努力と、運も必要かと思います。





私の場合、ズボラな性格なんで自分の努力は小さい。


優良なビジネスパートナー、理解者に恵まれている強運によるところが大きいかな?





忘れちゃあいけないのが、優秀なスタッフ達にも恵まれているということ。


自分一人で出来ることなんて、限られていますからね。







新たな展開から6か月間が経過し、体制もそれなりに整ったところですので、そろそろ次の展開が必要かなと感じています。


今の課題はそれなりに明確でして、より効率の高い自転車貿易屋になるためには、取扱数量をもっと増加させること。





この話は何度かブログにも書いておりますが、現在の東京営業所は月間1万台を捌くことが出来る体制になっております。


しかし今の取扱数は、1万台にはるかに及ばない。





気を張りつめていなくても、余裕で回っている。


取扱台数を増加させることが次の課題となりますので、買取事業の開始や入札への参加などの方策を講じようかなと考えています。





詳しいことは、これからゆっくりと考えます。


関西から - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2017/05/29(月) 06:57


先週土曜日の早朝、海外からのお客さんを成田空港へと送るために、東京営業所を出発しました。





お客さんのチェックインを済ませ、手荷物検査場の入り口までお見送りをして、ようやく任務修了です。


それなりに重要な職務で、それなりに自分も楽しみました。





しかし疲れた。


約一日間だけ通訳付きだったのですが、それ以外はずっと英会話です。








画像の本は私が自分のために買った、中学生用の英単語参考書です。


自分の子供用の参考書ではありません。





この本で自分の単語力をチェックしようと思って購入したのです。


結果、中学単語1500のうち、ヘタをすれば100くらい知らない単語があるような気がしました。





日本の英語教育は、中学で学習する量が非常に少なく、高校で学習する量が多くなっている…と聞いたことがあります。


それが事実なら、中学英単語すら万全でない私の英単語力は、相当酷い…ということになりますねえ。





そんな人間が丸一週間、付きっ切りで英語ガイドをするんだから、熱が出てもしょうがないです。


いつも「英語力を磨きたい」という願望は持っているのですが、中々実行することが出来ません。





語学の習得のためには、3~4か月間ほど集中して学習する期間を設けるのが効果的という話を聞きます。


社会人にはなかなか難しい話ですね。





時間的な問題(実はヤル気の問題)で、本格的な英語取得に取り組めないため、「中学単語1500」に加えて、「構文99例」みたいな本の勉強だけ、たまに行っています。


「Do you ~」とか、「I hope ~」とか、基本的な構文を99例ほど紹介してある参考書なのですが、同じく中学生レベルです。




この2つの参考書による表現力が、私の英会話の全て(笑)。





いつかは英語を習得したい。


いつかはスマートな体型になりたい。





いつまで経っても本気で取り組まない、夢物語。





英語で言うと、「I wish ~」で始まる文章になるのかな?


「I wish I were a bird」(私が鳥だったらよかったのに)みたいな。







さて、お客さんを成田空港で見送った後、そのまま戻るのではなく、私も成田空港から大阪へ向かって飛ぶ予定にしていました。


本日月曜日に大阪で予定が入っていましたので、二週間に一度の帰宅を兼ねて、土曜日に関西空港行きのチケットを取っていたのです。







お客さんの見送りが済んだのが9時過ぎで、私の飛行機の出発が12時だから、結構待ち時間が長くなってしまいました。





今回の私のフライトは、「春秋航空日本」です。


「SPRING JAPAN(スプリング ジャパン)」という略称を推進している会社なので、この名前の方が広まっているかも知れません。




お察しでしょうが、チャイナ系の格安航空会社です。





チャイナ系、しかもLCC(格安航空会社)なんかに乗って、大丈夫か?


正直、そんな不安を持っておりました。





結論から申し上げると、思ったより良かった。





使用機材は新しい機体でしたし、チェックインなどの問題も無かった。


客室乗務員も、おそらく全員日本人。





客層も、騒々しい中国人の姿が目立つことはなかった。


今回利用した感想では、ジェットスターやピーチなど、他のLCCと全く遜色が無かったと思います。





ヘンな先入観はダメですね。


やはり自分で体験しないと。





12時出発のフライトで13:30関西空港到着の予定が、なぜか関西空港へ到着したのは、14時を過ぎてから。


機内アナウンスも何も無かったので理由は不明ですが、関西空港上空で長時間旋回・待機を行っていたように感じます。





到着予定を大幅に遅れても、アナウンスの一つもないところはご愛敬なのかな?


「そんなことは気にしてはいけない」のだと思っておこう。





実は関西空港から私の家までは結構な距離がありまして、帰宅には2時間以上かかります。


自宅へ到着したのは17時前になり、私が自宅へ到着するよりも先に、海外からのお客さんから「無事に到着した。ありがとう。」とのメッセージが届きました。





フライトの待ち時間が長かったりと、様々な原因があるとはいえ、同時に空港へ向かったのに、東南アジアへ到着するよりも私の帰宅の方が遅い…という事実は、何か釈然としません。


これも「そんなことは気にするな」と考えるしかない。







さて、本日29日月曜日は、朝イチで大阪の茨木市という街へ出かけます。


当社本社がある街の、隣町になります。





午後には東京営業所にご来客の予定があるので、予定が済んだら即、新幹線で東京へ戻りますので、慌ただしい一日になりそうですねえ。





時間に余裕が無いので、大阪へは乗用車ではなく電車を利用して出かけますので、今日は通勤ラッシュに巻き込まれる予定。


満員電車、大嫌い。


とても憂鬱です。








接待週間なのです - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2017/05/26(金) 06:07


「海外からのお客さんの面倒を見る」という私の今週の職務も、ようやく終わりを告げようとしています。


本日26日金曜日がコンテナ積みの日になっており、コレが終われば、明日の朝に成田空港へ送り届けておしまいです。





正直、疲れます。





もちろん肉体労働を行った時のような疲れではないのですが、やはりホスト役というのは、終日気を張っていることになります。


通訳なしで朝から晩まで英会話ですから、それが疲れる最大の原因かな?





疲れ方を例えて言えば、入社早々の新入社員とか、転属先への出勤初日みたいな、妙な疲れ方ですかね?


大したことをしていないのに、なぜかとても疲れているということです。







今日もコンテナ積みへの立ち合いのため、午前7時にはホテルにゲストを迎えに行かなければなりません。


じっくり内容を吟味するような話は書けませんので、昨日一日の日記でも書きましょうか。





今回のお客さんの場合、仕事と観光を交互に行うようなスケジュールを組みました。


昨日が仕事なら、今日は観光。明日はまた仕事…というようなスケジュールです。





ちなみに昨日木曜日は、「観光」を行う日でした。


その前(火曜日)の観光は、富士山見物を兼ねて富士急ハイランドへ行き、ついでに勝沼のワインファクトリーなどを訪問するスケジュールでした。





あまり多額の経費をかけないように気を使いながらも、それなりに楽しんでもらう必要がありますから、行き先などにも気を遣います。


火曜日は、交通費と遊園地代を使い、ワインファクトリーでワインを手土産に持たせる程度の接待(?)。





まあ、そんなもんじゃない?





昨日木曜日のスケジュールは、まずビール工場の見学へと出かけました。


ビール工場の見学は、タダですので(笑)





その後東京へ出て、はとバスに乗車。


外国人観光客に人気の、天井が無い二階建てバスに乗って、都内観光。





間食にフルーツパーラーで日本の果物を食べさせ、夕食には和牛を食べれる店へ。


二人分での費用は、2~3万円というところでしょうか?







まずまず喜んでもらえたと思いますし、コスパの良い観光を行えたのではないかと思います。


いくら業務上必要な費用とは言え、無駄遣いは出来ません。





オネーちゃんのいるような店に連れていくのも良いでしょうが、日本はオネーちゃんの値段が高いので、行くなら自分の国で行ってくれ…とお願いするのが良い。








こんな記念写真も、喜んでもらえます。





そもそも、画像のような特定のビールブランドを知らなければ、「工場見学に行く」と言っても、あまり喜んでもらえないかもしれません。


私の場合、夕食の機会などに前もって、「このビール、美味しいよ」と、ネタをふっておきます。





好評なら、「じゃあビール工場に行こう。出来立てのビールを試飲できるぜ!」と誘います。


万一不評でも、「この店で飲んだのはダメでも、ビール工場なら美味いのが飲める!」と誘うのですが(笑)







わざわざ来日してきた大切な顧客ですから、楽しんでもらって、更なる良好な関係を築き上げたい…と願っています。





その上で、湯水のごとくカネを使うようなことはしたくない。


東京はカネさえ使えばいくらでも楽しいコトが出来る街かと思いますが、出来ることなら知恵を絞って、スマートな接待をしたいと思っています。





私は未だこちらの方面が不案内ですので、海外からのお客さんを連れて行くのに、おススメの場所やイベント、食べ物などがあれば、ぜひご教示ください。

アナタの自転車、世界で使い回しませんか? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2017/05/24(水) 05:40


当社は中古自転車などの中古製品を海外に輸出・販売することを生業としているのですが、このような仕事が事業として成立する背景には、「日本国内と海外では価格差がある」という事実があります。


少々難しい表現をしましたが、要は「日本では価値が無くとも、海外では価値が認められる商材」を海外に輸出して販売することにより、利益を上げるというビジネスモデルです。





当社主力商品である中古自転車の場合、日本ではある程度古くなると、使用可能な状態でも買い替えが行われます。


買い替えにより不要になった自転車を廃棄するには、自治体ごとに定められた費用が掛かったりするものだから、「放置自転車」と呼ばれる不法投棄の自転車が発生したりします。





また、子供用の自転車などは、子供の成長に従って数年に一度の頻度で、何度も買い替えが行われますよね?


子供が成長している間、何台も自転車が廃棄されることになります。





「そんなの当たり前だろ?」と考えてしまう、おケツの青い方々には良い事を教えてあげましょう。





私のようなオッサンらの時代はね、子供の自転車は「お下がり」があたりまえだったのよ。


私が子供の頃、初めて自分のモノになった自転車は、最初に買ったのが誰かも分からないほど、近所中で使い回された自転車。





私は次男坊だったから、近所の誰かから兄へ譲られた自転車が、私にお下がりとなって回って来る…というサイクルの中で育ってきました。


初めて自分が新車の自転車を手に入れたのは、高校入学と同時に、通学用に買ってもらったママチャリ。





なぜ徒歩5分の高校への通学用に、新品の自転車を買ってくれたのか意味不明だったのですが、たぶん親心だったのでしょう。





いずれにせよ、昭和の日本はそんな時代だったのだと思います。


が、そんな時代を生きてきた世代は、未だじいちゃん、ばあちゃんの世代ではありません。





現役の子育て世代の親たちの多くは、そんな時代を生きてきたはずです。





今のように、次から次へと新しいモノを購入し、古くなったモノを次から次へと廃棄するような真似は、今の子育て世代が子供の頃には少数派だったはず。


子供が「新しい自転車が欲しい」などとおねだりすると、「もったいない!」と一蹴してきたのは、現在の爺ちゃん、婆ちゃんの世代。





ところが理不尽(?)にも、爺ちゃん、婆ちゃんは孫にはクソ甘くて、ポンポンと新しいモノを買い与えます。


おそらく皆、孫には甘くなるんでしょうけどね。





次々と新車買い替えが行われている現状を批判するつもりはありません。


それが「時代の流れ」というものですし、時代の流れに逆らうことは出来ないものです。





何より、ドンドン新品を購入して、古くなった商品を廃棄して頂かないと、日本の経済は縮小していくことになります。


まあ、ドンドン古いモノを捨てて頂かないと、ウチのような中古業者は商売上がったり…というのが本音ですけど(笑)







そんな自己都合というか、腹黒さを持ちつつも、当社は廃棄された中古商品を世界に輸出することによって、昭和の時代と変わらぬ循環型社会を継続させています。


かつて、ご近所で使い回しが行われていたという構図を、今は「世界」に拡大しているのです。





分かるかな?





子供が少なくなり、近所付き合いが難しくなり、お下がりを使い回すという昔ながらの構図は成立しにくいご時世です。


「ワシらが子供のころはなあ…」と、愚痴っぽく語ってもしょうがない。





でも日本人の感性として、「使い回し」のシステムは優れたシステムというか、「本来あるべき姿」だと思いません?


「近所で使い回す」という昔ながらのシステムが稼働しにくいなら、私のような者が海外へ輸出することにより、使い回しの舞台を、ご近所から世界へと拡大する。





かつて、一番最初に新品自転車を買ったような、おそらくお金持ちのご家庭を、日本という国に置き換えます。


お下がりを頂戴していたような、例えば私の家のような貧乏家庭を、いわゆる後進国に置き換えます。





昔と同じ「お下がり」の方式を、形を変えながらも残していく。





「お下がりをワールドワイドに使い回す」という理想を持っておりますので、何とかその思想・手法が、社会的に認知されればと思うのですが…。





残念ながら、当社のような中古品売買業者は、現在の社会的な評価としては、「怪しげな貿易屋」というところでしょう。


盗品を売買したり、海外に送り込むような悪徳業者が存在するのも事実ですが、一定の理念を持ってリユースを推進しようとしている立場から言えば、あまり貶められると、スネたくもなります。


本来あるべき姿を実現するために、皆が出来ないことを代わりにやってます。





「ゴミや糞尿の収集員に対して、一定の敬意を持つように」と躾けられませんでしたか?


当社も基本的には同じだと考えています。





あこがれの職業である必要はありませんが、当社スタッフは一定の敬意をもって接せられて然るべきだと考えています。


我々に対して蔑みの念を持つ人が多いのが現実ですが、私はそのような人を、「無教養な人」あるいは「躾けの悪い人」だと考えています。





一定の社会的要請と、存在価値がある。


そう信じて、今日も中古自転車を集めております。







さて、クソ偉そうな話はここまで。


私は内外の価格差や価値観の違いを巧みに利用して商売している貿易屋ですから、話をその方向に戻しますね。





中古自転車の例で申し上げると、日本では商品価値を失ったものの、海外では商品価値を評価されるような自転車を回収し、輸出・販売しているわけです。


内外の価格差を利用したビジネスですね。




日本と海外では評価、価格に差があるものが多くある訳でして、自転車以外にも身近な例では自動車や家電製品なんかも該当すると思います。





これらは中古商品ばかりですが、実は新品でも内外の価格差が存在します。





先週末、私は一泊三日の海外出張に出ていたのですが、夕食を調達するために、宿泊先ホテルの近所にあるスーパーへ買い物に出かけました。


ウチの会社の社長さん、一泊三日で海外に出かけ、一泊3千円ほどの安ホテルに泊まり、夕食はスーパーへ買い物に出かけるほどのケチンボです。





…と言いたいところですが、安ホテルのレストランで夕食を食べても、商売の足しにはなりまへん。


それなら近所のスーパーにでも出かけて、市井の人々を観察して、商売のネタを探すのがよろしおます。





という訳で、ネタ探しにスーパーへ出かけました。


今日はその話が本題です。




結果、ビジネスのヒントを見つけたような、見つけていないような、微妙な話なのですが、皆さんにもご紹介しますね。


まずは画像をご覧ください。





日本でもよく見かける、某社のお菓子が売られていました。


価格はタイバーツ表記です。





ちょっと違和感がありません?


ポッキーが18バーツ(約58円)と、日本に比べて安いように思うのですが、プリッツは58バーツ(約185円)と、日本と比べるとずいぶん高いように感じます。





「プリッツは、ポッキーの3倍の価格」


プリッツ好きの人が聞いたら、激怒しそうな話です。





ポッキーはコピー商品じゃないの?


そんな疑問も沸いてくるのですが、(多分)本物のポッキーとプリッツでした。







もう一枚画像をご紹介しましょう。





皆さんご存知の、日清カップヌードルです。


こちらも、(多分)本物です。





43バーツ(約137円)の表示になっていますが、コレは3個パックでの価格です。


日本での小売価格と比べると、1/3以下の価格かと思います。





「そんなに安く売れるなら、タイ工場で日本向けのカップヌードルを作って輸入してくれよ」


カップヌードルファンの私としては、そう思うのですが・・・。






このように日本人の感覚だと、「価格がアンバランス」と思える商材が、世界には沢山あるはずです。


地域によって価格差が大きい商材を見つけ出し、それを取引することによって、金儲けへとつなげることが、大昔から脈々と続く商売の基本かと思います。







今日ご紹介したような、内外の価格差がある商材を輸出入しよう…などと考えることは、あまりに短絡的ですが、「商売とはそういうこと」と認識するための教材になるかと思います。







まあそんな訳で、それなりに色々考えながら仕事をしているつもりです。





それにしても「昔は近所で自転車を使い回し、今は世界で自転車を使い回し」という理念を、何とか広めたいなあ…。





最近は「自転車シェアリング」なんていう手法が、好感を持って社会的受け入れられているように思います。


新しいことを取り入れて行くのもいいけれど、伝統的かつ究極のエコである、「使い回し」が軽く見られるような状況は、いかがなものかと思いますよ。





そんな訳で今日のタイトルは、「アナタの自転車、世界で使い回しませんか?」です。

寝不足です - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2017/05/22(月) 06:52


予定通り金曜日と土曜日の2日間、海外出張に出てきました。


金曜日に日付が変わって間もない時間のフライトでしたので、事実上木曜日は機中泊、金曜日は現地泊で、土曜日の帰国時も機中泊というスケジュールです。





これは、1泊3日ということになるのかな?


よく分かりませんが、3泊のうち2泊が機中泊でしたので、結構疲れるスケジュールです。







このような強行日程になったのは理由がありまして、日曜日朝に海外の他の国からお客さんが来日する予定になっていたのです。





お客さんは日曜日の朝に成田着でしたので、私も日曜日の朝までに帰国する必要がありました。


一方で私の出張先の国の都合は、「土曜日ならOK」という状況でしたので、土曜日の午前にミーティングを行い、その後帰国・・・というスケジュールしか取れなかったのです。





それほど疲れている訳ではありませんが、いつもと違う時間帯に寝起きするスケジュールになりますので、その影響が残っています。


帰国日である昨日日曜日、夕方前までお客さんの相手をした後、シャワーを浴びたら疲れがドッと出てきて眠たくなりました。





5時ごろにベッドに入って一休みすると、目が覚めたのは午後9時ごろ。


今度は寝れなくなって、寝たのは午前2時頃かな?





朝型の私にとっては少々キツイ時間帯なのですが、出張先の国では時差の関係でそれくらいの時間に寝ていましたし、機中泊の前夜はフライトの出発時間の関係で、もっと遅い時間に寝ていました。


ブログの記事を書きながら、まだ体が目覚めていない状態です。







さて、今回の出張の目的は「中古自転車の輸出に関する打ち合わせ」なのですが、もう少し具体的な内容をお知らせしますね。





まず最初の議題(?)は、「この夏の送付数量について」です。


私が現地に出向くのは3カ月に一度くらいですから、この先3カ月間くらいの送付量を打ち合わせする必要があります。





「どんな種類の自転車を、どれくらいの量を送るか」


現地の需給バランスや人気の移り変わりなど、最新の情報をもとに決定していきます。





これが、わざわざ現地へ出向いて打ち合わせする、一番の目的です。





「電話やメールで打ち合わせすれば?」と思うでしょ?


でもね、相手は英語が通じないんです。





それで通訳を介しての会話になるのですが、通訳は自転車に関しては素人です。


通訳はお互いの言う専門用語が全く理解できないものだから、電話やメールでは役に立たないのです。





自転車の現物を目の前に置きながら、「この自転車が欲しいと言っています」というような方法で、意思疎通を図るしかない。


売り先の相手は日本入国が簡単ではない国の人ばかりだから、どうしても日本パスポートを持つ私が出向くことになる。





チンケな会社の割に海外出張が多い理由は、そこにあります。







それでこの先3カ月間の販売計画ですが、実はあまり多くの自転車が必要とされない時期に入ります。


「売りにくい時期になる」ということです。





東南アジアはどこもそうなんですが、これから本格的な雨期シーズンになりますので、需要が減少するのです。





それでは、なぜ雨期が売りにくいのか?


本格的な雨期シーズンに入ると、一週間ほど昼夜を問わず、大雨が降り続くような天気になるのも珍しくありません。





物流や再生作業が滞る、あるいはストップするものですから、需要が減少するのです。


「雨が降ったくらいで・・・」と考えるのは日本的発想。


シャレにならないくらい雨が降り、大洪水になりますので(笑)





これから先3カ月ほどの間、東南アジアは自転車が売れにくい状況になります。





しかし先方も従業員を雇っている訳ですから、完全に輸入をストップする訳にはいきません。


じゃあ、どうするか?





日頃から付き合いの深い日本の業者、あるいは品質の高い、売れ筋の自転車を送ってくれる業者、そんな取引先の自転車だけを輸入して、他の業者の自転車はストップする・・・ということになります。





平素から、価格だけで売り先を決めて相手の要請に応えないような商売をしたり、利益追求のために低品質の自転車を混入するような手口の業者は、真っ先に切られます。


それが自然な流れというものでしょう。





かと言って、利益度外視で安くとも送り続けたり、最高品質のモノばかりを送り続ける訳には行きませんから、バランス感覚が大事になるのだと思います。


今のところは、それが上手く行っている…のだと思っています。







ちなみに現在来日中の海外のお客さんとは、「飲み営業(?」が基本です。


飲んで、喰って、バカをやって、「アイツだからしょうがねえ」と思わせて、無理難題を押し付けるスタイルです。(笑)





このため、今週は遊びに出かけたり、酒を飲んでばかりいる予定ですが、仕事です。仕事。


「アイツ、昼間からビールばかり飲みやがって…」などと言わないでください。


仕事ですから!



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