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基板スクラップ 売ります! - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/08/28(金) 17:47


17日のお盆休み明け、書きあがったブログをアップする寸前に消してしまったのには参りました。



キーボードのショートカットキーに、「全消去」みたいなのがあるのかな?



「パソコンを使いこなしているね」というようなことを言われる事がありますが、私はこれまでパソコン操作に関することを習ったことがありません。

完全な我流ですから、キーボードを叩くスピードも今一つですし、ショートカットキーなんかも習熟していません。



パソコン教室にでも通うか、せめて書籍を読みながら一から勉強したほうが良いのでしょうね。





ただ時間がなあ・・・。



合間を見ては、英語やタイ語などの語学を勉強したり、その他にも勉強しなければならないことが多すぎてね。



いい年のオッサンになっても、勉強しなければならないことが多いものです。







さて、今日のお話しは貴金属含有くずを、「売ります」という類のお話です。





わざわざブログで公開しなくても、「買ってよ~」と話を持って行ける方がいない訳ではありません。



しかしまあ、商談が成立する、しないは別として、こんな話題からお付き合いが始まることもありますから、広く世間様に対してお話しすることにします。





さて、何で貴金属含有くずを他人様に転売しようとするのか・・・?



自分の会社の主力商品なのだから、自社でヤマに出せばいいのに。



そんな怪しい目を向けられるかも知れません。

私だって、取り引きの話が来たら、まずは「なぜ?」という点をクリアにしないと話に乗りません。





まず、転売を考えている理由の一つは金相場です。



金相場の動向に関して、かなりビビッています。



「ビビッている」というのは、実は正確ではないかな?



輸出向きの中古商品に関しても、今はリスクが高まっていますから、あまり多くのリスクを自社で抱え込みたくない・・・というのが正確です。



中古だけでも、リスクはお腹一杯。

リサイクルのリスクは、誰か他人様にお願いしようということです。





もう一つの理由は、発生場所から名古屋までが非常に遠方であることです。



弊社関東営業所からなら、それほど遠距離でもないのですが、今のところ関東営業所は自転車専用の拠点ですから、仕分けや仕上げをしようとすると、名古屋まで運ばなければなりません。



何も手を入れないでヤマにブチ込むという手もあるのですが、乾式・湿式ミックスの品だし、運送会社を使うにも、引き取りは自社トラックでないと駄目な事情もありまして。



となると、自社トラックで引き取りに行って、そのまま転売先でドカンと下ろしちゃう・・・という仕事が手っ取り早いのです。





ちなみに、転売を考えているモノのデータは次のとおりです。

1. 基板D

2. 基板F

3. 基板H


4. 基板I




貴金属含有くずの世界に馴染みの無い方だと、「何のこっちゃ?」という資料で申し訳ありません。



その道の方には、「どこのヤマに出したか」を含めて、全てが分かってしまう資料です。





コレだけのモノですから、利幅が厚い仕事ではありません。



そのため、もし売却するとすれば、弊社よりも好条件をヤマで持っていらっしゃる方が対象になるかと思います。



そういう方を対象にした話なら、画像のデータ公開で十分すぎる程でしょう。





この際だから、売却予定価格まで公開しちゃおう!



売却予定価格は貴金属相場に大きく左右されるのですが、AU建値が4,500円/gのタイミングと仮定するなら、全部あわせて450万円くらいですかね。






日本中で何人の方が、ここまでの話で電卓を叩き始めたでしょうねえ?








ミャンマー - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/08/28(金) 05:33


今日はビジネスに関する情報ですよ。



当ブログの本題ではあるのですが、最近増加している一般(?)読者の方には興味のない話題という見方もあります。





今日の情報は、海外向け中古自転車に関する話題なのですが、ネタが正確かつ最新であることには自信があります。


何しろ、コレでメシを喰っておりますので・・・。





では本題。



ミャンマーで大洪水が発生しているというニュースをご存知ですか?


ミャンマー国営放送によると、ミャンマー全土で起きている深刻な洪水による死者が100人を超え、被災者は100万人近くに上っているということです。





実はミャンマーという国は、中古自転車の主たる輸出先国の一つです。



東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家。


独立した1948年から1989年までの国名はビルマ連邦。


ASEAN加盟国、通貨はチャット、人口5,142万人、首都はネピドー(2006年まではヤンゴン)。









世界銀行は、ミャンマーが「東南アジア地域で最貧国」に相当するとの見解を示しています。



国民1人あたりGDPは、1221ドル(2014年)で、世界第187カ国中、155位。


ちなみに同年の日本は36,331ドルで世界第29位です。



「一人あたりGDP」だと、日本もそんな程度です。





いずれにせよ、貧しい国であるのは事実でして、「貧しい国で中古自転車が売れる」という状況はご理解いただけると思うのです。



私の話は単純でして、「大洪水が起きている国で自転車が売れるか?」ということです。



当然、売れません。





「ミャンマーがダメなら他の国に売れば良い」というのも事実なのですが、なかなか簡単にはいきません。



ミャンマーは、おそらく「ストレート自転車」の世界最大の輸出先でして、他に出口を求めても、なかなか同条件で輸出できる国というのは見当たりません。





主要な輸出先国への出口が狭くなると、皆が他の出口を求めます。


他国へ輸出したとしても、需要と供給の関係から、相場の下落は避けられない・・・ということですね。





ミャンマー向きの輸出がストップしたという訳ではなく、「ミャンマーに向けての出口が狭くなった」という状況なのですが、ミャンマー現地での売買価格が下落しているだけでなく、取引自体が難しくなるケースも出ています。



「取引自体が難しくなる」と言いますのは、売却できずに在庫として積みあがるということです。



実際には洪水だけでなく様々な要因が絡んでおりまして、中国発の世界経済混乱も大きな原因でしょう。


経済事情の悪化により、バイヤー外国人の懐事情も悪化しているようですからね~。





とにかく、少々中古自転車が売れにくい状況が発生しておりまして、日本でコンテナ積みをしている業者は困っています。


コレ、商社的な役割を果たすバイヤー・ブローカー連中が悪いんですけどね・・・。



連中の多くは、相手先国に高く売りつけることしか考えていませんから、売り先からの信用が無いことが多い。





どんな商売でもそうですが、「信用と実績」というモノが大きく影響します。


これは日本だけでなく、世界共通です。


「信用」という言葉に甘えて、集金をおろそかにすると痛い目に遭いますけど・・・。





需要が旺盛で、売り手市場の状況下では、どんなモノでもそれなりに売れるのですが、需要が衰えた状況下では、シビアな取捨選択が行われます。


このため、不良バイヤーに対して、「オマエの所のモノ(自転車)は要らない」という状況も発生しているわけです。





状況が良い時に相手の足元を見て高値を吹っ掛けたり、粗悪な商品を送るような真似をすると、状況が悪くなったときに一番にソッポを向かれます。


こんな悪いバイヤーは取り引きが細っているものだから、国内で真面目に自転車を集めてコンテナ積みしている業者も、そのあおりを受けている・・・ということで。


大変です。




今の状況で、「中古自転車の出荷量やペース、価格に一切変動が無い」という方がおられれば、良質なバイヤーと取り引きしていると考えて良いと思います。



一方で、バイヤーからの注文が来なくなった、あるいは価格が下げられたという方がおられれば、付き合いしているバイヤーは悪質である可能性が高いと思います。



判断材料にされてはいかが?









最後に、宣伝っぽくなって恐縮ですが、



弊社では例に挙げたミャンマーを含むどのタイプの自転車も、価格面や数量で影響は全くのゼロとは申しませんが、概ね変化なく送り続けることが出来ます。


「ゼロではない」と申しますのは、為替が少々円高傾向にありますから、その影響は避けられません。


こればっかりは、どうしようもありませんからね~。





現地国で直接小売業者さんに卸し売り、場合によっては小売りまで自社で行っていますから、最新かつ正確な情報を提供できますし、販売力も強いハズです。



良い時も悪い時も、変わらぬお付き合いが出来るお客さんとの取り引きが増加出来ればと願っていますので、よろしければコンテナ売買の新しいお取引について、お問い合わせくださいな。

















まあ実際には様々な要因が絡んでおりまして、中国発の世界経済混乱も大きな原因でしょう。



経済事情の悪化により、バイヤー外国人の事情が悪化しているようですからね~。





平素、状況が悪化した時に困らないような戦略を立てて売買に取り組んでおりますから、こういう時こそ真価を発揮・・・できるハズです。



コンテナ単位での買い取りも行っておりますから、必要であれば遠慮なく




平素

大荒れですね - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/08/26(水) 05:55


8月25日の朝、ヤフージャパンのページを開きました。



現在私のPCは、ブラウザがfirefox、ホームがヤフーになっています。



「一昔前」の匂いがする組み合わせ設定かなと感じて来たのですが、とりあえずブラウザを起動して、ヤフーからニュースチェックしておくというのがパターン化しています。



その定例のニュースチェックで表示されていたニュースは次のようなものでした。







NY株急落 終値でも588ドル安


NY外為 一時1ドル116円台


NY原油が続落 一時37ドル台


世界的連鎖 東京株も895円安


上海株 3分の2以上ストップ安








よくもこれだけ景気の悪いニュースがズラリと並んだものです。



さすがに頭が痛いなあ・・・。





何だかものすごい勢いで、中国から海外へと資金が流出している様子が目に浮かびます。



「沈むんじゃないか?」と噂されていた巨船が、大波を受けて少し揺れただけで、皆が我先にと海へと飛び込み始めた。



そんなイメージですね。





株価急落に、何の問題があるのか・・・?



直接的な問題はありません。



中国経済の先行き不安感から、対中取引の多い企業の株がよく売られているようですが、それもウチには縁のない話。





でもね、こういった世界経済へ悪影響を与えるような話は、必ず巡り巡って自分へも何らかの悪影響が及んできます。



これは避けられないですね。



世界経済が痛んで、「自分には関係ないよ~」などと言っていられるのは、ほんの一瞬だけ。



すぐに自分のもとへも悪影響が及ぶことでしょう・・・。





原油安は月間相当な燃料費を使っている弊社にとって、嬉しい話です。



日本中をトラックで走り回っていますから、「運送屋か?」と言いたくなるほど走ることもあります。



原油価格が下落すると、燃料費が節減できるのは間違いありません。


しかも円高に振れましたから、燃料価格が大幅に下がることが期待できます。




しかし、よく考えてみると、原油安=資源安なんですよね~。



ということは、「燃料代が安くなった!」と喜んでいても、トラックに載せている肝心の荷物(再生資源)も安くなるわけでして、手放しで喜べる話ではありません。








今の私は、ちょっと複雑な心境ですね。



右肩上がりに上昇してきた中国経済ですが、株式や不動産の状況がバブルであることは、皆が分かっていたわけです。


バブルがいつか弾ける事も、確定的だったわけです。



問題は、かつての日本のように手が付けられないようなバブル崩壊劇となるのか、それとも中共政府による統制のもと、緩やかな着地をするのか・・・という点でした。





今回の動きを見ていると、政府によりコントロールされた緩やかな着地っていうのは、本当に困難であることが立証されたように思います。



中国政府による経済対策が世界中から期待されており、もちろん中国政府も何らかの手を打つのでしょうが、一体どんな手を打つのでしょうね?





利下げや人民元の切り下げなどの対策を繰り返し、一瞬だけは株式市場が安定するものの、すぐに株安が再燃・・・というのが、少なくともこの2ヶ月間ほどの動きです。



中国政府は有効な手を打てていないし、このまま行けば、やはり「穏やかなバブル崩壊」なんて夢物語だということになります。







株価が1万円を切ろうが、中国経済が破綻しようが、短期的には弊社にそれほど大きな影響がありません。



と言いながら、中・長期的には巡り巡って悪影響が及ぶのは避けられませんがね。





しかし、この状況で円が買われて、円高になったのは想定外ですわ~。



1ドル=125円から116円へ変化すると、約7%も為替が変動したことになります。



これは影響が大きいですね。





中古自転車の話ですが、自転車自体の相場が下降傾向にあるのに加えて、今回の円高でダブルショックです。



下げ幅自体は大したことがありません。



相場と為替の影響を合わせても、せいぜい10%以内の下げ幅です。



しかし中古自転車は、2~3年間にわたって価格が上昇を続けて来ましたから、ここに来て風向きが変わったことが、大きな意味を持つのかもしれませんね~。





自分で言うのも何ですけどね、自転車に関しては、当社の買い取り価格が採算ラインだという自信がありますよ。



台風が通過する一瞬だけの「瞬間風速」みたいに、ポーンと価格が跳ね上がることがあります。



でも、長くは続きません。





全ての中古品がそうなんですが、中古自転車は新品自転車との競合があります。



したがって、価格に天井があるんですよ。



新品自転車が7~8千円でも売られているのに、中古自転車が同じような値段で売られることはありません。





よし。今日はサービスだ!



ママチャリの場合、FOB価格で、US15ドルと覚えとけば間違いありません。



自転車を仕入れて、保管して、解体して、コンテナに積み込んで、トレーラーでコンテナ港まで運ぶ。



税関などの様々な手続きを経て、コンテナが船に積まれたときの価格が、US15ドルです。



諸経費その他を差し引けば、仕入れ価格がどのくらいになるか計算できるでしょ?






あ、もっと嫌な話を思い出しました。



バンコクで発生した連続爆発テロの影響もあるのでしょうが、タイバーツは対ドル以上に安くなっています。



こちらは、為替だけで10%変動したと思って間違いないでしょう。



間違いなく利益が減少する話ですし、面白くありませんわ~。



タイバーツ建で売買されている商品が結構多いんで・・・。







え~と、嫌な話は全て吐き出したかな?



気分を入れ替えなければダメですから、毒を全て吐き出しておかないと・・・。





あ、昨日の台風が通過した地域の被害は無かったかな?



少なくとも関西から関東にかけては被害はありませんでしたが、台風上陸地点である熊本県で、コンテナ積みをしてもらう日と重なりました。





早めに日程変更の手配をしていれば良かったのですが、私が東北地方にいたものですから、九州に迫る台風に対する配慮が欠けていました。



東北とか北海道にいると、目に入る天気予報が別世界ですからね。



はるか南の台風については・・・天気予報も他人事のような扱いです。





世界経済が大荒れの中、台風通過で天気が大荒れ・・・なんてことは、中々気が配れないものです。



ちょっと反省。



東北レポート - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/08/24(月) 06:00


木曜日の21時ごろに東京浜松町を乗用車で出発し、第一京浜を真っ直ぐ進んで国道4号線へ。



自然と国道4号線に入ることが出来ますので、あとはひたすらに進む。





弊社関東営業所へ行くにもこのルートですが、今回は東北行きが目的です。



埼玉県を通過して宇都宮を過ぎ、さらに30分ほど進んだところで0時を過ぎまして、少々眠気に襲われましたのでちょっと休憩。





ええ。



今回の東北行きは、国道4号線をひたすら突き進む、自分との我慢比べの旅・・・です。



「そんなことをして、時間の無駄ではないか?」と思われるかもしれません。





しかし、何度か申し上げたことがありますが、高速道路を通っても、見えるものは山ばかりです。



その地方のことなんて、何も見えませんからね~




一度くらい主要幹線国道を通っただけで、その土地のことが理解できるわけではありませんが、高速を走るよりは遥かにマシです。





初めての道路を走行するという前提においては、高速道路を走ると時間の無駄、一般道を走れば勉強であり仕事の一環であるというのが私の考えです。










画像は、東北地方の某地方都市のスクラップ屋さんです。



ちょうど、信号待ちと重なりましたので、写真を撮ることが出来ました。





万一、関係者の方が当ブログをご覧になられてましたら、挨拶もなく撮影させていただいたことをお許しください。





この会社を選ばせていただいたのは、「本日の買取価格」を看板に出しておられたからです。






ご覧のとおりの価格です。




全国の最激戦区の価格と比べても、それほど遜色のない価格を出しておられると思います。



大変失礼な言い方ですが、東北地方の片田舎で、この価格です。






半年ほど前、中国地方の日本海側を走る、国道9号線を一般道でひたすら走ったことがありました。



例に挙げさせて頂いて失礼ですが、島根県のクソ田舎にも、いわゆる「ざっぴん屋」ヤードの存在を確認することが出来ました。




それと同様に、東北地方の片田舎にも必ずと言って良いほど「ざっぴん屋」の存在を確認できましたし、価格面に関してもご覧のとおりです。



輸送コストを考慮すると、利幅は大都市周辺と変わらないものと推測できます。



土地価格や人件費が大都市より安いことを考慮しても、発生する物量が大都市とは差がありますからと、経営は決して楽ではないだろうと想像できます。





どこも厳しいですね~。



この事実はある程度予測できていたことですが、実際に自分の目で確認できたことは何よりです。





あと、中古農機具を取り扱う専門会社や、スクラップヤードに中古商品として仕分けられている農業機械の姿が目に付きましたね。



東北地方に多くの農機が存在するなんてことは誰でも思いつくことですから、当然にこちらも競争が激しいと思われます。






ついでに、自転車も中古商品として分別されているように見受けられました。



かつては鉄スクラップとして扱われていたのでしょうが、今は自転車までも中古として取り扱わないと喰って行けないということでしょう。



ただし、海外向け自転車のプロ(一応)として申し上げると、「欲しい。買いたい。」と食指が伸びるようなヤードは、一軒も見つけることが出来ませんでした。



海外で人気があるような自転車が見当たらないのです。





海外の発展途上国でも、カッコいいデザイン、キレイな色の自転車が好まれて人気があります。



彼らもそんな自転車ばかりを買いたいというのが本音ですが、日本側の事情としてはそんな自転車ばかりを送れませんので、人気自転車と抱き合わせで不人気自転車を詰め合わせて送ります。





都市部では人気車が発生する割合が多く、地方部では不人気車が多く発生する傾向にあるのですが、やはり東北地方は・・・という訳です。



中古自転車に関しては、大都市部と地方部で価格が違って当たり前だというのが、正直な感想です。










景気の悪い(?)話は、ここまで。



画像は、盛岡名物の盛岡冷麺です。



私が行ったのは老舗有名店の支店だったのですが、盛岡駅前の好立地。



ゆったりとしたスペース、キレイな内装で、非常に高級感を漂わせるお店でした。



にもかかわらず、確か冷麺が780円だったと思いますが、とてもリーズナブルでして、価格は大衆食堂のようです。





都内の駅前好立地だったら、倍以上の値段でも全く不思議ではありません。





ま、味は普通かな。



確かに美味しいのですが、「名物」というほど珍しいものでもないし、そこらの焼肉屋で食べるのと大きな差はないというのが、私の感想です。



名物の少ない地方らしい名物といったところでしょう。





ありゃ。


また景気の悪い(?)話になってしまいました。





まあ、その土地で本当に美味しいものは、ネットや本の情報では分かりませんからねえ。



実際にその土地に長く滞在するか、その土地に住む人に連れて行ってもらわないとね。





私の経験から申し上げると、ふだんその土地に住む方が当たり前のように食べているものが、その土地の本当の意味での名物であり、ウマいものなんです。



当たり前の食べ物だから、あえて「名物」なんて呼ばないんですけども、それが一番のご馳走であることが多いように思います。





帰り道でも何かウマい食べ物を探すとするか・・・。


東京での話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/08/22(土) 06:53


木曜日の夜、「E-WASTE(電気電子機器廃棄物)」についての勉強会に参加しておりました。



当日は自動車での移動でして、勉強会終了後は再びハンドルを握って移動を再開。



仮眠を挟みましたが、宿泊せずにそのまま東北地方まで移動しましたので、ブログ更新が土曜日となってしまい申し訳ありません。







さて、まずは勉強会なのですが、同業者を含むリサイクルに関する専門家が数多く出席しておられたので、非常に勉強になりました。



多くの方とご挨拶も出来ましたので、嬉しかったですね~。



「バーゼル法に関する勉強会」といった意味合いの強い会合になったのですが、想像以上に問題意識を共有している仲間が多いことにちょっとびっくり。





簡単に言えば・・・



現在、基板スクラップなどの貴金属含有くずを海外から輸入することが非常に難しくなっています。



輸入できない訳ではないのですが、手続が非常に煩雑かつ時間を要するようになっていまして、最近弊社が基板スクラップ輸入を行っていない理由は、まさにコレが原因。



基板スクラップ輸入に全力を投入する覚悟で臨めば、弊社でも継続輸入することは可能だと思います。



しかし弊社は貴金属含有くず事業が全てでは無いですし、小規模企業ですから私一人で全てを行わなければなりません。



となると、現実問題として無理・・・という判断で、基板スクラップ輸入という事業を一時中断しています。





海外からの基板スクラップ輸入を困難にしている原因が、「バーゼル法」という、クソったれな国内法です。



何がクソッたれなのかまでは詳しく申し上げませんが、バーゼル条約という国際的なルールを運用するために作られた日本の法律が、余計な縛りをかけすぎているということです。



これにより、欧米をはじめとする他国では問題ないのに、日本だけのローカルルールでは問題になるということが発生しています。





今、日本で海外からの貴金属含有くず輸入に関わっていう人たちは、自国である日本政府に手足を縛られるハンディを負いながら、ヨーロッパをはじめとする海外勢と殴り合い(?)しております。



あらゆる業界で散見される話でしょうけどね・・・。





私は、このために殴り合いの場から逃げました。



「手枷・足枷を取ってくれたら、殴り合いに参加するよ♪」というノリですね。



そんな状況の中で戦い続けている方々の話を聞くと、ちょっと胸が熱くなりました。











映りがあまりよくありませんが、勉強会終了後の懇親会会場で撮影した画像です。




見渡す限り、田んぼとレンコン畑に囲まれた場所から出てきた私にとって、やはり東京は大都会です。





それが何か?



うん。ちょっとこの眺めを見て、思うところがありました。







とってもキレイな景色なんですが、このビルとアスファルトに囲まれた所で暮らして働いている人たちが、自然環境のことを検討・決定していることに対して、何か悪い冗談みたいな話だなあと思って。





そんな事を考え始めたら、バーゼル条約もバーゼル法も、リユース電気・電子機器の輸出規制も、全てが悪い冗談みたいに思え、笑えて来ました。







先月、私は東南アジア某国で、自転車を恵まれない人たちに寄付してきました。





その中の一人は、ゴミ山でゴミを拾って家族の生計を立てている少年です。



おそらく、私が寄付した中古自転車に乗ってゴミ山へ行き、ゴミを拾って来るようになるでしょう。



そのゴミの中には、当然電気機器・電子機器も含まれます。

カネになりますからね。





彼が今日の話を聞いたら、何て言うだろう・・・と、ふと思いました。



彼とその家族は、ゴミが無ければ生きていけないのですが、一方でそれがケシカランという方もおられる訳でして・・・。





「あんた達、自分と家族を飢え死にさせるつもりか?」



こんな事を言うかもしれません。





批判は出来るだけしないように心掛けているつもりですが、自分が助けようとしている人間を、飢え死にさせようとしている人間も、とても近くにいると感じる心境ではあります。





訳の分からない話になってきたうえに、これ以上書くと間違いなく過激なことになりますから、このへんで遠慮しておきましょう。。。


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