- トップ
- ブログトップ
ブログ 2014/10
次へ>> |
頑張る必要は無い - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]
投稿日時:2014/10/31(金) 06:21
昨日は好天の中、中古ミシンの検品を行っておりました。
中古ミシンの出荷が近づいていますので、再確認・・・ということです。
ミシンって、画像のようなケース入りの場合は、一度開けて中身を確認し、再びケースを閉じて、外から見える場所に内容物を記しておきます。
基本、「それで終わり」なのですが、間違えていることも珍しくないのが現実。
高価な商品が入っているのに、安価な商品と間違えてていた場合、販売先は何も言ってきません。
反対に、安価な商品が入っているのに、高価な商品だと書いてあった場合、販売先はクレームをつけてきます。
いずれにしても、面白い話ではありませんから、キッチリと納得いくように検品するのがよかです。
実際に全台検品したところ、全体の5%ほどに間違いがありました。
ミシンで言えば、最高値商品であるジャノメの№802と、普通のジグザグミシンとを間違っているほどの大きな間違いはありませんでした。
それでも、全部合わせると、請求金額で数万円・・・とは言いませんが、1万円以上の違いが出てくる結果でした。
こういう作業って、私は他人から笑われるくらい慎重に、時間をかけて行います。
私の作業を見ていたスタッフたちは、「何をチンタラやってるんだ!?」と思ったかもしれません。
でもね、私は一時間のチンタラした作業で、少なくとも一万円以上の時給を叩き出しました。
一生懸命キビキビ動いても、間違ったことをやると、逆に損失を出してしまいます。
何しろ私たちは、仕事をするために働いているのではありません。
カネ儲けのために働いているのです。
私は常々思っています。
頑張る必要は無い。
頑張らなくて良いから、利益を出せ。
ということです。
どういう仕事をすれば利益が出るのか?を常々考えて動く必要がある・・・と改めて感じる出来事でした。
農業機械にチカラを入れる理由? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]
投稿日時:2014/10/29(水) 05:54
弊社中部ヤードに保管中の農業機械類です。
手前にポンプが何台か見えていますが、あとは農業機械のエンジン(ディーゼルエンジン)がほとんどです。
これらの商品は、懇意にしている九州のお客さんのところから買い取ってきたものです。
同業他社と値段を合わせて買ってきたものですから、「分けてもらった」という表現の方が正確かもしれません。
「分けてもらった」と言いながら、売値が確定しているわけでもない、「大丈夫だろう」という見込みの仕入れですから、商売の常道からは反しているかもしれません。
仕入れから販売までの商売の流れでの鉄則として、「売値を前提にした仕入れ」というものがあります。
要は、「●円で売れるから●円で仕入れる」ということです。
これは素人でもわかる簡単な話ですが、商売の素人は、よくこれを無視します。
「●円で売れるだろうから、●円で仕入れよう」
こんな考え方をするわけです。
もちろん、現実問題として商売をする以上は、推測をもとにした仕入れを行うことは必ず発生してしまいます。
すべての売買において、ハナから売値が確定しているような取引が出来るほど世の中甘くないです。
弊社の取引商品の中では、基板スクラップなどの貴金属含有スクラップが、その最たる例です。
売値は、貴金属の含有率次第。
ヤマへ入れてみなきゃ、幾らになるのかは、天のみぞ知る。
究極のバクチ・・・ですね。
話がずいぶん飛びましたが、写真の農業機械類も、売値の根拠なく他社と値段を合わせて買ってきた商品だということです。
なぜ、そんなことをするのか?
現在、アジア、アフリカの発展途上国向きに、多くの中古自転車を販売している訳ですが、「他のモノも一緒に売ってやろう!」と目論んでいるのです。
日本在住の外国人が、自国向きに送っているコンテナの中身を見ると、本当に色々な商品をミックスして送っています。
自動車、農業機械、自転車、バイク、電気製品etc…
利益が出るモノなら何でも送るわけです。
一方、「自分の国向きでない」コンテナを作っている私たちは、自転車なら自転車だけ、バイクならバイクだけ・・・というようなケースが多いのです。
本当は各種商品のニーズがあるはずなのですが、海外のバイヤーと日本に住む私たちのコミニュケーション不足が原因なのでしょう。
中古商品というのは、一つ一つ状態が違いますから、一つ一つ価格を付けていくしかない。
その作業は、膨大な手間を要しますし、言葉の壁の問題もあります。
それが面倒なので、お互いに「やりたくても出来ない」のでしょう。
今は、その面倒な作業にチャレンジ中です。
1台1台写真を撮って、それをパソコンに取り込み、スペックと価格を書いてメールで顧客に送る。
ちなみに全部英語で・・・。
何度か申し上げましたが、私の英語力は中学1年生並みですから、短いながらも英文でメールを作成するのは、結構大変な作業です。
しかも、「根」がざっぴん屋のオヤジですから、一台一台写真を撮って・・・などという作業が基本的にキライです。
面倒くせえ! ユンボで摘んでしまえ!
というノリで、仕事をしていますから・・・。
しかし、スクラップ屋、ざっぴん屋の業界って、激烈な競争のさなかにあります。
普通にやっていたんじゃ、いつかメシが喰えなくなります。
いつも私が考えていることは、中国人との差別化であります。
全国あちこちに出来ているざっぴん屋って、ほとんどが中国人ヤードです。
彼らと同じことをしていたのでは、同じ土俵で低賃金・重労働の競争をするしかありません。
中国人が掃いて捨てるほど日本に存在する中で、中国向きの商品で勝負なんてアホらしくて出来ません。
もっとも、基本的には日本人の方が日本国内で集めるということには長けていますから、「集める」という仕事に特化すれば、話は別です。
山ほど集めて、「オラ!欲しかったら買いに来んかい!」というスタイルですね。
ウチはそんな資金力勝負みたいなことは出来ませんから、
中国人と同じことはやらない。
中国人が出来ることはやらない。
中国向きの商品はやらない。
の三原則でやるしかありません。
中古農業機械という商品を取り扱うことについても、一枚一枚写真を撮るというような地味な行為も、英文でメールを作成することも、全て中国人がやらない行為です。
ま、頭脳優秀な中国人も多くいますから、全員が出来ない訳じゃないですけどね~。
ただ、競争相手は激減する・・・ということです。
今朝は一体、何の話だろう?
関西風に言えば、オチの無い話ですね。
ただ、朝起きてメールチェックするでしょ?
するとね、何通もの英文メールが来ていることがあるんです。
正直、いつも心が折れそうになります。
やってられるか~!
てね。
折れそうになる心を支えるために、「オレはこういう理由で面倒なことをやっているんだ!」という再確認の意味で、ブログにウンチクを書かせていただきました。
今日は愚痴でした~!
先週木曜日は・・・(長文です) - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]
投稿日時:2014/10/27(月) 05:45
先週の木曜日、私は北陸の富山県までトラックに乗って出かけてまいりました。
数年前と比べて、頻度は明らかに減っておりますが、たまに北陸方面へ出かけると気持ちのよいものです。
トラックの運転、好きなんでね~。
しかし、私にとって「北陸行き」とは、車両トラブルの記憶がとても多いのです。
なぜか、本当に数多くの車両トラブルに見舞われましたね~。
ミニ4トントラックで、北陸自動車道を時速30km走行する羽目になったことがありました。
これは、燃料フィルターが詰まって、燃料が少ししか供給されなくなったことが原因でした。
ジワジワと症状が出るのではなく、ある日ある時、突然に症状が出ますから、運次第・・・としか言いようのないトラブルです。
私は福井県敦賀市あたりで症状が出ましたね。
何も遠出のときに出なくても良いのに・・・。
パーキングエリアでトイレ休憩をし、「さあ出発!」と思ったら、エンジンがかからない・・・ということもありました。
これは、富山県での出来事だったな。
バッテリーのターミナルが劣化(溶けた?)して、電気が送られないのが原因でしたね。
ディーゼル車って、バッテリーの電気が無くても、普通に走れるんだ~。
このトラブルまで知りませんでした。
ギアが不調で変速できず、信号で立ち往生したこともありました。
コレ、北陸へ行った帰りに不調に気づきました。
高速道路ですから、途中でギアチェンジがほとんど無いのですが、岐阜県の高山あたりから、ギアチェンジなしで、ず~と5速で帰ってきました。
最後の最後、名古屋営業所の目の前の交差点で、信号に捉まってしまいました。
思い切ってギアを抜いたら、二度と入ることはありませんでした・・・とさ。
名古屋営業所まで、残り数十メートルの距離でしたから、牽引してもらって事なきを得ました。
そんなトラブルの記憶が多い北陸行きですが、トラックはつい先日大修理をしたばかりです。
トラブルの心配は・・・たぶん大丈夫。
実は最近、弊社の各車両を、すべて相当な大修理に出しています。
4トンロングも一週間ほどの時間と100万円近い費用をかけて大修理しましたし、現在もユニックを大修理中。
こちらも修理工場に入れてから一週間ほどになるかな?
壊れる前に修理したほうが安い・・・。
これが私の経験則です。
スクラップ屋ですから、車両が少々ボロなのはしょうがない。
ピカピカの新車に乗っても、すぐにボロボロになってしまいます。
自分たちが悪いこともありますが、お客さんのところで荒っぽいことをされることも、よくある話。
エエ車は、もったいなくてね・・・。
あ、木曜日に北陸に行った話の続きですが、少々トラブルもありました。
東海北陸道が止めでね。
運転しながらの夜景撮影は無理!
でも何と無く、「通行止」って書いてあるのがわかるかな?
この画像は途中のパーキングエリアで撮影したものです。
白鳥ICから小矢部砺波JC区間が通行止めですね。
上の画像は、一宮木曽川インターチェンジですが、インターまで来てから、通行止めであることを知りました。
う~ん。どうしよう?
北陸自動車道経由で行くと、約80kmの遠回りとなります。
約1時間という時間と、約2,000円の燃料代が余分にかかることになります。
北陸道経由は、時間も燃料代も無駄ですから採用したくありません。
通行止めになっている東海北陸自動車道って、多くの部分で国道156号線と平行して走っています。
国道156号では富山県西部の高岡市まで行けるんですが、私の行き先は富山県の東部なので、国道156号線ルートは効率的でない。
ということは、国道41号線を北上するルートに変更しようかな・・・。
通行止めになっているのは、「白鳥IC」から北なので、選択肢は二つ。
まずは、美濃関ジャンクションから東海環状自動車道に入り、美濃加茂から41号線に入るルート。
高速利用区間は短いですが、あまり距離効率の良いルートではありません。
もうひとつは、郡上八幡から高山へ抜ける街道を利用するルート。
効率的にはこっちのほうが良さそうです。
郡上八幡まで高速道路に乗るつもりで、東海北陸自動車道を走っていたのですが、走行中に重大(?)な事実に気付きました。
あれ?いつまで通行止めなんだろう?
よくよく考えてみれば、事故や大雪で通行止めでなく、工事で通行止めなのだから、一日中通行止めというのは考えにくい。
「夜間通行止め」というのが現実的。
早速最寄のパーキングエリアに入って確認すると、やはり夜間通行止めで、朝の6時には解除されるとのこと。
20~30分休んでいれば、通行止め解除になりそうでしたので、パーキングで時間をつぶすことにしました。
通行止め解除の時間ピッタリを狙って走ったのですが、やはり先客多数でして、解除後の東海北陸道は時速50kmから60kmほどのペースでしか走れません。
何しろ、「片側一車線」の区間がほとんどなので、遅い車・・・いや、法定速度70km/hですから、法定速度遵守車がいると、そんなペースになってしまうのです。
結局、「こんなゆっくり走るなら、一般道のほうがマシだ!!」と癇癪を爆発させて、荘川ICで下車。
国道158号で飛騨清見まで走りました。
国道158号線の、荘川から飛騨清見区間。快適な林間ルートです。
飛騨清見から高山へは、「中部縦貫自動車道」の無料区間。
ほぼ、高速道路です。
高山からは国道41号線。
数河峠を越えて神岡まで出ると、神岡鉱山の横を通ります。
神通川を挟んだ向こう岸に見えているのが、神岡鉱山の工場ですね~。
ちなみに神岡鉱山って、亜鉛・鉛・銀の鉱山です。
採石が始まったのは、ナント8世紀頃らしいです。
残念ながら、2001年6月には鉱石の採掘を中止しています。
「イタイイタイ病」って聞いたことがありますか?
相当昔の話になりますが、神通川下流の富山で流行した公害病の、原因鉱山となってしまった時代もありました。
その教訓、影響からか、スローガンは、「環境安全最優先」
なるほど。
しかし、根が関西人である私は、
環境と安全、どっちが最優先やねん!?
と、いつもツッコミたくなります。
ちょっと、意地の悪いツッコミですが。
あ、いかん。時間だ。
今日はここまで~。
気にいらない客とは・・・ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]
投稿日時:2014/10/24(金) 06:27
実は今朝はあまり時間がありません。
出張などの所用があるわけではないのですが、昨日夕方まで出かけており、事務的な仕事を放置しておりました。
その上、夕方からは入社希望者との面接などを行っておりましたので、事務仕事は完全放置。
ここ数日に限っては、かなりデスクワークが溜まっておりましたので、急いでこれらを消化しなければなりません。
その上、朝イチで一応お客さんが来社予定。
今朝はあまり時間が無いことになってしまいました。
「一応」お客さんと言うと、お客さんを相当軽く扱っているかのようですね~。
ま、そういう相手もおります。
誤解を受けるといけませんので、事情をご説明しますね。
来社予定なのは、自転車のコンテナを購入希望の、外国人のお客さんです。
すでに何度か取引の実績もあります。
「また、コンテナを売って欲しい」ということなので、一週間ほど前に、最新の販売価格表に加えて、在庫表までメールで送信しました。
「コンテナに積みたい中身を連絡してくださいね」という、とっても簡単な話です。
しかし、いつまで経ってもメール返信はありません。
過去の実績から、彼が積みたい商品は、大体想像がつきます。
「次はあなたのコンテナを積むね」と言っている以上、日本人的な人情としては、「返事が遅いから他の人に売っちゃった」とは言いたくありません。
だから、「取り置き」のような形で、彼のコンテナに積む分を不要な在庫ではありますが残しています。
ただでさえ溢れ返っている自転車在庫ですから、余分なスペースを使って、ヤードスペースが圧迫されているのは、決して面白い話ではありません。
しかも、その次のコンテナを積む予定のお客さんのスケジュールも決められず、「マダ~?」と急かされます。
「ごめんね~」と次のお客さんを待たせている中で、「会って話がしたい」ですから、正直「カチン」と来ています。
在庫表と価格表をメール送信していますから、基本的に分からないことは何もない。
その上、本人は弊社ヤードに現物コンディションも確認へ来ております。
一体これ以上、何を話すのよ?
オマエと話すことなど無い!
と言いたくなるのが人情であります。
ずいぶん乱暴な物言いですが、実は何を話しに来るのか想像がついており、面倒くさい・・・ということなんですけどね。
どんな商品かは申し上げませんが、要は「売れ筋商品だけを買って、売れ筋でない商品は買いたくない」という交渉に来るんです。
たぶん。
あくまで一例ですが、
例えば、「パナソニック製の自転車だけを積んで欲しい」なんて話もあります。
その国では、パナソニックが人気だから・・・という理由ですね。
そりゃあ、人気のある、売れ筋の商品が欲しいでしょうよ。
買い手の立場からすれば。
でもね、売り手の立場は違います。
大量の在庫から、パナソニック製の自転車だけを抜かれると、残った在庫はどうするのよ?という話になります。
各メーカー製の商品が、自然なバランスで含まれていることを前提に買って頂いている、次のお客さんから、当然クレームが発生します。
だから、「特定のメーカーだけ」とか、「キレイなものだけ」とか、「売れ筋の商品だけ」などと言ってくる相手には、「イラッ」と来ます。
だってね、そんな抜き取りみたいな真似をすると、売り手が後々困るのは、余程の阿呆でない限り、分かるじゃないですか。
にもかかわらず、そんな交渉を執拗に行うということは、共存共栄しようという気持ちが無いか、長い付き合いをしようという意思が無いと、私は見做します。
しかも大切な時間を浪費までさせようというのだから、
そんな奴は、客じゃねえ!
と言いたくもなります。
相手が外国人バイヤーであろうが、日本の大企業であろうが関係ありません。
オレの気に入らない奴とは取引しねえ。
なんてカッコいい(?)ことを言うようですが、これは損失に繋がる話だから。
儲けさせてくれる話なら、喜んで靴底でも舐めさせて頂きます。
仕事って、そういうものだと思っています。はい。
ということで、前の暴言を修正させていただきます。
オレを儲けさせてくれない奴とは取引しねえ。
少々下衆っぽい話になってしまいました。
今後の銀相場の動向? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]
投稿日時:2014/10/22(水) 06:10
前回のブログでは、銀相場の下落が著しいという愚痴(?)を書かせていただきました。
2011年4月ごろに相場はピークを迎え、以降は下落を続けている・・・ということです。
本日は銀相場の先行きに関するお話と予告しておりましたので、少しはそんな事を書かせていただこうかな。
まずは、なぜ2011年ごろに銀相場はピークを迎えたのか?という話からです。
私は相場屋でもハゲタカファンド屋でもありませんので、専門家と言われる彼らの言い訳(屁理屈)は知りません。
あくまで、一人のスクラップ屋のオッサンとしての意見ですので、悪しからず。
相場の変動に与える、最も大きな要因は何か?
需要と供給によって・・・と言いたいところですが、現代においては投機資金の動きが、銀相場を動かす最大の要因です。
投機資金の動きっていうのは、読むことが難しいというか不可能だと私は考えています。
明確な需要の増大要因があり、それに乗っかる形で投機マネーが流入して、価格が大幅に変動する・・・というようなパターンなら分かりやすいのですが、投機マネーっていうのは、そんな分かりやすい形では入ってきません。
ドロボーみたいに、唐突にやってきますからね~。
そもそも、銀が投機対象商品として注目を浴びることになったのは、唐突な買い占め事件が原因です。
アメリカにハント兄弟という億万長者がいました。
1979年、工業用にも利用されている銀の価格が、金相場と比べて非常に低いことに着目し、買い占めをスタート。
一時は20倍もの価格上昇が発生したこの事件が、銀が投機対象として注目を浴びた、きっかけであるとされています。
ちなみに、相場高騰で一般家庭で使われていた銀食器が大量に鋳潰され、買い占めは失敗して億万長者は破産したという伝説的事件であります。
何が言いたいのか訳が分からなくなって来ました。
とにかく、相場の変動には、確固たる理由がある時と無い時がある・・・ということです。
それで、2011年にピークを迎えた銀相場に関しては、何か高騰する確固たる理由があったのか?
私はあったと考えます。
理由は「太陽光発電」です。
太陽光発電装置の中で、銀は日光を電気に変換する際に利用されています。
太陽光発電装置の需要が増大すると、銀の消費量が比例して増えていく・・・という仕組みです。
ちなみに、現在でも銀の代替原料というのは存在していないハズ。
そう言われると、2011年以来、右肩下がりで相場が下落していることに違和感を持たれる方も多いかと思います。
「太陽光発電は、これからのエネルギーだろう?」と。
話は単純でして、太陽光発電なんて、これからのエネルギーでも何でもない。
2011年ごろに、各国に見切りをつけられたということです。
具体的には、欧米各国政府が太陽光発電の補助金を次々に削減、廃止していった政策が原因です。
昔から一貫して言われていますが、「太陽光発電なんてゴミ」みたいなもの。
そんな訳でして、需要の増加に乗っかっていって流れ込んできた投機マネーは逃げていくことになりました。
その結果が、いまの銀相場ということです。
問題は、銀というマーケットに、あとどれだけの投機マネーが残っているのか、誰にもわからないということ。
ということは、これからまだ下がるのか、上がるのかもわからない・・・ということです。
ただ、スクラップ屋のオッサンとして、独特の意見がありましてね。
今後も、前回2011年ほどの相場の高騰が長続きすることはないと思うんです。
「一般家庭の食器が鋳潰された」という話を書いたのも訳がありまして、2011年ごろには銀相場の高騰から、銀を含んだスクラップの売買がとても盛んだったのです。
例えば、プラズマテレビやPCディスプレイのガラスが、銀含有スクラップとして売買されたりもしましたよ。
私は取り扱いませんでしたが、残ったガラスの処理にカネをかける必要がなければ、採算に乗る・・・ような試算になったと思います。
誰か実際にやったことのある日本の方、いらっしゃるんでしょうかね?
もしいらっしゃれば、武勇伝をお聞かせいただきたいものです。
それはさておき、一定以上の価格水準になると、銀食器を鋳潰したり、廃材から銀をリサイクルする動きが出るなどの要因で、相場を押し下げる動きが出る・・・ということです。
相場を押し上げるのはペーパーマネー。
それを頭打ちにさせるのは、現実の人間の手仕事。
そんなものです。
結論は・・・難しいですね。
銀は、室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率が全ての金属の中で最大です。
このことから、工業製品としての需要は決して無くなることがないし、今後も盛んに使われていくことは間違いない。
あとは、皆さんの予想次第ですよ。
ちなみに、私の予想は中長期的には、もうチョイ上の価格が平均価格となるであろう・・・という予想です。
当面は、もう少し底を探る展開になるかもしれませんが。
2011年4月ごろに相場はピークを迎え、以降は下落を続けている・・・ということです。
本日は銀相場の先行きに関するお話と予告しておりましたので、少しはそんな事を書かせていただこうかな。
まずは、なぜ2011年ごろに銀相場はピークを迎えたのか?という話からです。
私は相場屋でもハゲタカファンド屋でもありませんので、専門家と言われる彼らの言い訳(屁理屈)は知りません。
あくまで、一人のスクラップ屋のオッサンとしての意見ですので、悪しからず。
相場の変動に与える、最も大きな要因は何か?
需要と供給によって・・・と言いたいところですが、現代においては投機資金の動きが、銀相場を動かす最大の要因です。
投機資金の動きっていうのは、読むことが難しいというか不可能だと私は考えています。
明確な需要の増大要因があり、それに乗っかる形で投機マネーが流入して、価格が大幅に変動する・・・というようなパターンなら分かりやすいのですが、投機マネーっていうのは、そんな分かりやすい形では入ってきません。
ドロボーみたいに、唐突にやってきますからね~。
そもそも、銀が投機対象商品として注目を浴びることになったのは、唐突な買い占め事件が原因です。
アメリカにハント兄弟という億万長者がいました。
1979年、工業用にも利用されている銀の価格が、金相場と比べて非常に低いことに着目し、買い占めをスタート。
一時は20倍もの価格上昇が発生したこの事件が、銀が投機対象として注目を浴びた、きっかけであるとされています。
ちなみに、相場高騰で一般家庭で使われていた銀食器が大量に鋳潰され、買い占めは失敗して億万長者は破産したという伝説的事件であります。
何が言いたいのか訳が分からなくなって来ました。
とにかく、相場の変動には、確固たる理由がある時と無い時がある・・・ということです。
それで、2011年にピークを迎えた銀相場に関しては、何か高騰する確固たる理由があったのか?
私はあったと考えます。
理由は「太陽光発電」です。
太陽光発電装置の中で、銀は日光を電気に変換する際に利用されています。
太陽光発電装置の需要が増大すると、銀の消費量が比例して増えていく・・・という仕組みです。
ちなみに、現在でも銀の代替原料というのは存在していないハズ。
そう言われると、2011年以来、右肩下がりで相場が下落していることに違和感を持たれる方も多いかと思います。
「太陽光発電は、これからのエネルギーだろう?」と。
話は単純でして、太陽光発電なんて、これからのエネルギーでも何でもない。
2011年ごろに、各国に見切りをつけられたということです。
具体的には、欧米各国政府が太陽光発電の補助金を次々に削減、廃止していった政策が原因です。
昔から一貫して言われていますが、「太陽光発電なんてゴミ」みたいなもの。
そんな訳でして、需要の増加に乗っかっていって流れ込んできた投機マネーは逃げていくことになりました。
その結果が、いまの銀相場ということです。
問題は、銀というマーケットに、あとどれだけの投機マネーが残っているのか、誰にもわからないということ。
ということは、これからまだ下がるのか、上がるのかもわからない・・・ということです。
ただ、スクラップ屋のオッサンとして、独特の意見がありましてね。
今後も、前回2011年ほどの相場の高騰が長続きすることはないと思うんです。
「一般家庭の食器が鋳潰された」という話を書いたのも訳がありまして、2011年ごろには銀相場の高騰から、銀を含んだスクラップの売買がとても盛んだったのです。
例えば、プラズマテレビやPCディスプレイのガラスが、銀含有スクラップとして売買されたりもしましたよ。
私は取り扱いませんでしたが、残ったガラスの処理にカネをかける必要がなければ、採算に乗る・・・ような試算になったと思います。
誰か実際にやったことのある日本の方、いらっしゃるんでしょうかね?
もしいらっしゃれば、武勇伝をお聞かせいただきたいものです。
それはさておき、一定以上の価格水準になると、銀食器を鋳潰したり、廃材から銀をリサイクルする動きが出るなどの要因で、相場を押し下げる動きが出る・・・ということです。
相場を押し上げるのはペーパーマネー。
それを頭打ちにさせるのは、現実の人間の手仕事。
そんなものです。
結論は・・・難しいですね。
銀は、室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率が全ての金属の中で最大です。
このことから、工業製品としての需要は決して無くなることがないし、今後も盛んに使われていくことは間違いない。
あとは、皆さんの予想次第ですよ。
ちなみに、私の予想は中長期的には、もうチョイ上の価格が平均価格となるであろう・・・という予想です。
当面は、もう少し底を探る展開になるかもしれませんが。
次へ>> |
ブログ最新記事
- 近況報告 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (01/16 10:21)
- 2023年9月16日 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (09/16 09:02)
- 今日までお盆休みです - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (08/15 10:15)
- 中国への牛肉不正輸出事件の考察 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (05/31 14:46)
- 2023年5月の日記 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (05/27 09:59)
- 新商材のレポート~2 nd コンテナの結果発表~ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (05/20 08:58)
- 風邪をひいていました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (05/17 09:58)
- 4月23日に帰国しました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (04/25 11:04)
- 自転車用ヘルメット着用の努力義務化 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (04/04 10:01)
- 一寸の虫にも五分の魂 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (04/01 09:52)
- 新商材のレポート ~Part 1 ~ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (03/27 08:23)
- 統一地方選挙への対応 ~地方議会議員の選び方~ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (03/24 15:21)
- 統一教会と自民党 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (03/21 08:32)
- 2023年3月18日 投資案件? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (03/18 07:40)
- 2023年3月11日の重たい話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (03/11 08:28)
- 丸投げメンテナンス、出張修理サービスを開始しました (03/01 00:00)
- 2023年2月の日記 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (02/25 15:25)
- 2022年末のご挨拶 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 - (12/28 10:21)
- 下取り自転車の販売を開始しました (10/01 00:00)
- 電動アシスト自転車の下取りサービスを開始 (08/01 00:00)
2014年10月
アーカイブ
- 2024年1月(1)
- 2023年9月(1)
- 2023年8月(1)
- 2023年5月(4)
- 2023年4月(3)
- 2023年3月(6)
- 2023年2月(1)
- 2022年12月(1)
- 2022年10月(1)
- 2022年8月(1)
- 2022年6月(1)
- 2022年3月(1)
- 2022年2月(1)
- 2022年1月(1)
- 2021年10月(1)
- 2021年9月(1)
- 2021年8月(1)
- 2021年7月(1)
- 2021年5月(2)
- 2021年3月(2)
- 2020年9月(1)
- 2020年8月(1)
- 2020年7月(2)
- 2020年6月(1)
- 2020年5月(2)
- 2020年4月(4)
- 2020年3月(5)
- 2019年8月(4)
- 2019年7月(2)
- 2019年6月(2)
- 2019年5月(3)
- 2018年11月(1)
- 2018年7月(1)
- 2018年6月(1)
- 2018年5月(2)
- 2018年4月(2)
- 2018年3月(2)
- 2018年2月(4)
- 2018年1月(5)
- 2017年12月(6)
- 2017年11月(11)
- 2017年10月(7)
- 2017年9月(11)
- 2017年8月(10)
- 2017年7月(9)
- 2017年6月(10)
- 2017年5月(11)
- 2017年4月(10)
- 2017年3月(14)
- 2017年2月(11)
- 2017年1月(13)
- 2016年12月(14)
- 2016年11月(10)
- 2016年10月(13)
- 2016年9月(12)
- 2016年8月(14)
- 2016年7月(14)
- 2016年6月(12)
- 2016年5月(11)
- 2016年4月(12)
- 2016年3月(10)
- 2016年2月(12)
- 2016年1月(13)
- 2015年12月(11)
- 2015年11月(12)
- 2015年10月(10)
- 2015年9月(11)
- 2015年8月(11)
- 2015年7月(14)
- 2015年6月(11)
- 2015年5月(12)
- 2015年4月(13)
- 2015年3月(15)
- 2015年2月(11)
- 2015年1月(13)
- 2014年12月(14)
- 2014年11月(13)
- 2014年10月(16)
- 2014年9月(11)
- 2014年8月(14)
- 2014年7月(14)
- 2014年6月(14)
- 2014年5月(18)
- 2014年4月(12)
- 2014年3月(19)
- 2014年2月(12)
- 2014年1月(15)
- 2013年12月(16)
- 2013年11月(16)
- 2013年10月(17)
- 2013年9月(18)
- 2013年8月(20)
- 2013年7月(21)
- 2013年6月(19)
- 2013年5月(18)
- 2013年4月(19)
- 2013年3月(17)
- 2013年2月(19)
- 2013年1月(13)
- 2012年12月(18)
- 2012年11月(20)
- 2012年10月(25)
- 2012年9月(26)
- 2012年8月(25)
- 2012年7月(16)
- 2012年6月(17)
- 2012年5月(20)
- 2012年4月(44)
- 2012年3月(40)
- 2012年2月(23)
- 2012年1月(20)
- 2011年12月(22)
- 2011年11月(29)
- 2011年10月(7)
- 2011年9月(4)
- 2011年8月(7)
- 2011年7月(10)
- 2011年6月(10)
- 2011年5月(7)
- 2011年4月(9)
- 2011年3月(14)
- 2011年2月(4)
- 2010年12月(16)
- 2010年11月(2)
- 2010年10月(2)
- 2010年9月(2)
- 2010年1月(1)