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ブログ 2023/2
2023年2月の日記 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]
投稿日時:2023/02/25(土) 15:25
早いもので、2023年も2か月が過ぎようとしております。
寒さも少し和らいできたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は1月と2月の2か月間、ほとんど日本におりませんでした。
正月明けの1月5日に日本を出国し、1月20日頃に帰国。
1週間だけ日本に滞在し、再び海外へ。
2月23日に帰国しましたので、1月、2月ともに一週間しか日本に滞在していません。
このままだったら、非居住者として日本での所得税の納税義務がなくなる申請が出来るのかな?
なんてことを一瞬考えましたが、残念ながら富裕層の節税対策みたいなことを必要とするほど税金を払っていないな・・・・
一瞬で我に返りましたが、この2か月間は本当に日本滞在時間が短かったです。
思い起こせば1年前、2022年2月24日にも海外出張から帰国しております。
ロシアによるウクライナ侵攻の当日に帰国したので、日付まで正確に覚えております。
1年前は、大衆迎合政治を好む総理大臣の就任から間もなかったこともあり、コロナ渦において最初で最後の入国時隔離を経験しました。
収容ホテルで脱水症状になり、救急搬送されたよなあ…
あの遺恨は忘れてないよ。
まあ、あれから1年が経過した今、入国時の検疫は事前にワクチン接種証明書をアップロードして事前申請しておけば、ほとんどノーチェックで入国出来ます。
運休中のフライトがまだまだ多いことも影響しているでしょうが、フライトはほぼ満席での運航になっていました。
時代は確実に変化しています。
そして皆さん既にお気付きの通り、日本は変化がとんでもなく遅い。
年長者を侮蔑する意図はありませんが、「老人国家」という表現がまさにピッタリだなと感じます。
日本の状況を嘆いていますが、「無関心でない=愛情がある」ということだとご理解ください。
さて、ビジネスの話…としたいのですが、これが中々難しい。
1月、2月と、2か月間ほとんどを海外で過ごしたのは、新規事業の枠組みを構築するためだったのですが、さすがに新規事業の内容を詳しくお知らせするタイミングではありません。
言えることと言えないことがありますので。
なので、具体的な話ではなく、概略だけをお知らせするに留めさせていただきます。
・2020年から始まったコロナ渦において、新規事業をはじめとする「新しい何か」を始めることは封印してきました。
「今は嵐が過ぎ去るのをジッと耐えて待つべきだ」との判断からです。
・2022年に入り、多くの国ではコロナによる各種規制は解除されました。
このため、アフターコロナを見据えて、新規事業立ち上げの準備を始めました。
・当社の特徴は、最低でも一週間に一度、海外に向けた中古自転車のコンテナを輸出することです。
要するに、既存の仕事で商品輸送の定期便がある。これに他の商品を混載することにより、輸送費を極限まで抑えた貿易が可能になる。
・他業者よりも安い運賃で現地に輸送できるのだから、価格競争に敗れないと考えられる。
あらゆる状況において、基本的には大資本が圧倒的に有利なわけですが、大資本だから圧倒的に安く仕入れができるわけでもない、安く輸送できるわけでもない。中古商品なら。
・商材の選定に四苦八苦する。
手元資金が潤沢にあれば、高級車でも贅沢品でも何でも大量に送るのですが、何せこちらは小資本。
限られた資金の中で、最大の効果を発揮する商材を選定しなければなりません。
・トライアル実施
完成した事業計画(頭の中で)を元に、2022年11月にようやくトライアルを実施。
おおむね想定通りの結果を得る。
・諸問題の解決および定例事業化
今は海外から日本への送金がネックになっています。
具体的に言うと、輸出許可書、B/L、相手へのインボイスの3点セットを金融機関に提出しても、取引先国がマネー・ロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF)でグレーゾーン国に指定されている場合、日本の金融機関で拒否されることが珍しくありません。
金貸し(金融機関のこと)は、涼しい顔をして「入金できませーん」と言ってくるが、財務省の地方支分部局である税関が輸出を許可して、同じく財務省の監督下にある金融機関が代金決済を拒否するとは、一体どういうことよ?
また、新規商材を多品種扱うとなると、通関手続きも中々面倒です。
商材の確保から集金まで、解決すべき諸問題は未だ山積み。
今はココです。
とまあ、こんな感じ約1年間をかけて準備してきました。
大資本でない以上、弱者の戦い方をするしかないというのは、程度の差こそあれ世の中小零細企業はどこも同じかと思います。
???????
ここで特記しておきたいのは、「金融機関に気を付けろ」です。
マネーロンダリング防止については、具体的な対応は各金融機関の判断にゆだねられます。
ケースバイケースに対応した詳細なガイドラインを金融庁が策定しているわけではありませんから。
こうなると、一般的な金融機関ならば、少し厳しめに運用したくなるのが人情…。じゃないサラリーマン根性。
企業の代金決済を拒否して会社が潰れようが何が起ころうが、自分の失点あるいは組織にとって不利益になる可能性がある事柄は徹底的に避ける。
組織の思考回路は理解できるのですが、先述のとおり輸出許可書とB/Lとインボイスの3点セットを提出しても入金を拒否する思考停止した金融機関も少なくありません。
本当に気を付けてください。
せっかくビジネスを構築して、法令に基づいて正規手続きで輸出し、頑張って集金したつもりでも、最後の最後に意外な伏兵がおります。
まさか日本の金融機関に商品代金の入金を拒否され、集金できない事態になるとはさすがに想定していませんでした。
ちなみに私はこの件、自力で何とかしましたのでご心配なく。
あくまで私の主観ですが、小規模な金融機関ほど国際送金に慣れておらず、「は?」と感じる対応が多いと思います。
私の主観だから好き勝手言いますが、
・小規模な金融機関には優秀な人材が少ない
・小規模な金融機関には国際送金に精通した人材が少ない
と思っています。
当社のような小規模企業ならば、取引金融機関は、地元信用金庫くらいの規模がちょうど良いと思います。
しかし当社の業務内容は、信用金庫が得意とする範疇の業務ではない。おそらく都市銀行がベスト。
そんな印象を持っています。ご参考になれば。
最後に小ネタです。
2023年2月25日のニュースで、以下のような記事が出ていました。
鳥インフルの少女死亡 カンボジア
【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は24日、カンボジアで11歳の少女がH5N1型の鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡し、父親も陽性と判明したと明らかにし、懸念を表明した。
ちょうど2月23日まで私が滞在していた国はカンボジアでした。
この記事を読んで、カンボジアでの「鳥と人間の距離感」について、情報をお届けします。
東南アジア諸国どこも似たようなものですが、都心部を除くほとんどの地域では、家庭でニワトリとアヒルを飼っています。
ついでに犬と猫もね。
犬は番犬、猫はネズミ対策、アヒルは廃棄野菜の掃除屋、ニワトリは…あいつらは鶏肉でも何でも食べます。
今の日本人の多くは、「何で11歳の少女が鳥インフルエンザに?」と疑問に思う方も少なくないのかもしれません。
昭和の時代なら、日本でもチョット郊外に行けば家庭でニワトリを飼っていた家庭も珍しくありませんでした。
だから鳥類と人間が近い距離でいるのは当たり前で、昭和の人がこのニュースを聞けば、「ああ、家のニワトリからでもウイルスもらったか?」と考えたでしょう。
でも、今の日本人(都会人と言うべきか)には、鳥と近い生活=養鶏場の人? くらいの想像しかできない方も多いようです。
そんなことを知る必要があるかどうか…
これは難しいところですが、フードロス削減と食料備蓄の一石二鳥で、SDGsの先端を行っている! と私は思いますが。
下の画像は、カンボジア郊外の一般家庭の風景です。
写真に写っている赤いプラスチックの椅子は私が食事をしたテーブルの椅子です。
オープンな風景ですが、一階のリビングでニワトリに囲まれながら食事(新鮮なチキン)をした際の写真です。
鳥類と人間の距離感がご理解いただけると思います。
???????
あとね、平飼いで新鮮なチキンやダックは本当においしいですよ。
慣れてくると、アヒルやニワトリを見た時、「可愛い!」ではなく、「美味しそう!」と思うようになってきます。
慣れとは恐ろしい…
???????
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