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ブログ 2015/8/5

金相場の悲観論? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/08/05(水) 06:40


約二週間ほど前のブログで、金(ゴールド)価格が下落しているという話題に触れました。



ニュースの内容としては、


NY金、09年以降で最長の8営業日続落、5年ぶり安値


というような内容でした。




さて、その後の動きはどんなものでしょうかね?





日本時間8月5日7時時点での金相場は、1トロイオンスあたり1,086ドルほどです。



この2週間の間で急落したということはありませんが、相変わらず低調といったところでしょうか?





これから先、どのように相場が変動していくのでしょうかねえ・・・。





私の意見より、ハゲタカ・・・いや、プロの見方を引用しますね。



米金融大手であるモルガン・スタンレーのレポートでは、金相場がさらに下げ、最悪のシナリオでは1オンス=800ドルを付ける可能性もあるとの見方を示しています。



現在よりさらに30%ほど下げるということです。



現在の日本の金建値はグラムあたり4,300円ほどですが、30%も下げたらグラムあたり2,000円台に突入するでしょうね。

最盛期(?)の半値くらいまで下げるかもしれません。



怖いな~。





ちなみに、「1オンス=800ドルまで下げる」という事態がどのような場合に起こりえるのか、前提というか仮定条件が示されていました。

その内容は、





1. 米政策当局が利上げを開始



2. 中国の株式市場が再び調整局面に入る



3. 複数の中央銀行が金準備を売却する





これらの条件が全て満たされた場合、金価格は大幅な下げを余儀なくされるということです。





どの条件も、フツーに満たされそうな起こりそうなんですけど?



こんなハードルの低い条件で金相場が1オンスあたり800ドルまで下落しそうだというならば、現実のものとして受け入れざるを得ません。



「金相場は1オンスあたり800ドル以下まで下落する」という思い込み(?)を自分のアタマの中に刷り込んでいく位が、丁度良いかもしれませんね。





いずれにせよ、金相場は下落傾向であるというのがトレンドです。

私がややこしい話をするよりも、金相場の最近の動向をグラフで見ていただいたほうが手っ取り早いかな?



 

グラフはそれぞれ、

24時間、30日、6ヶ月、1年、5年、10年 の金相場の変動を示しています。



「ご覧のとおりの有様です」としか言いようがありませんね。



金相場が高騰し続けていた、約3年前までの状況とは明らかに変わっております。

この3年ほどの間、金価格は下落し続けているのです。



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