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ブログ 2015/12/21

貧乏体験 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/12/21(月) 05:45


今日は(も?)、どうでも良いような小ネタです。





先週末の金曜日、昼過ぎに中部ヤードを出発して自宅へと向かいました。


本当にどうでも良い話なのですが、嫁が強度の首の寝違いを起こして、全く首が回らない状態になっているとの連絡を受けての緊急帰宅です。





高熱で倒れたわけでもないから、放置するのも一つの方法です。


寝違いなんて、どうせある程度は自然治癒を待つしかないでしょうしね。





とは言え、我が家はまだまだ手のかかる子供を抱えておりますので、誰かが子供の面倒を見なければなりません。


日頃私が自宅を空けて、名古屋や東京や海外で仕事に打ち込むことが出来るのは、嫁の力があってこそです。





ここは嫁に対して、日頃の恩返しというか罪滅ぼしが必要です。


・・・実はそんな気持ちは限りなくゼロ。


正直なところ、「嫁が弱っているときに優しく接して、ポイントを稼いでおこう」という考えで緊急帰宅し、治療に連れて行ってやることにしました。





弱っているときに優しくというのは、ホントに古典的な手法ですねえ。


でも、コレがよく効く・・・ように思います。はい。





そんな腹黒い考えで事務所を出発し、1時間半ほどで自宅駐車場まで戻ったのですが、かばん(アタッシュケース)が無いことに気付きました。


後部座席やトランクの中まで探したのですが、どうにもアタッシュケースは見当たらない。





事務所を出てから自宅駐車場までは、ノンストップで帰って来ましたから、途中で落としたり、盗られたりという事はあり得ない。


どうやら、事務所にアタッシュケースを置いたまま、帰宅してしまったようです。





なぜ置き忘れたのかは分かりませんが、物騒な話です。


アタッシュケースの中身なんですが、この日は法人・個人ともに実印・銀行印セットが印鑑証明書付きで入っています。


借用書でも、譲渡証でも、何でも作れてしまいますがな・・・。





その他の重要物としては・・・


・法人・個人全てのキャッシュカード


・法人・個人全てのクレジットカード


・印鑑カード、住基カード


・運転免許証、保険証


・財布





すごいですね。


こうしてリストアップすると、何もかもが入っていたわけです。


コレだけの重要物が入ったアタッシュケースですから、すぐに名古屋へ電話して確保をお願いしました。





ただし実際にアタッシュケースが確保されたのは、「まだか、まだか」と、2回ほど督促の連絡を入れた後の約3時間後。


置き忘れる私がボンクラなのは間違いありませんが、その他もボンクラなようです・・・。





さて、アタッシュケースが無事見つかって確保されたのは良いのですが、私はとても困ることになりました。


何しろ、財布がない、キャッシュカードがない、クレジットカードがない・・・という状況ですから、カネが無い。





辛うじて、小銭入れだけはポケットに入っていたのが救い。


私は小銭入れの中に、小銭だけではなく一万円札を1枚だけ入れています。





このような状況になって初めて気付いたのですが、私は自宅にキャッシュを全く置いていないんですねえ。


千円札の一枚すら、自宅には置いていませんから、本当に小銭入れの中身だけが頼り。





小銭入れの中を覗いてみると、幸いにも小銭は豊富。


当社は万札には不自由していますが、小銭なら豊富ですからね~。


社長の財布の中身も、自然とそうなるわけです。





何とか名古屋へ戻るまで、小銭入れの中身のカネで凌ぐしかない。


しかしこの状況で、名古屋へ戻れるのは月曜日か・・・


それまで小銭入れの中身で乗り切れるか?





嫁にカネを借りるか?


いや、嫁に恩を売るために無理して帰ってきたのに、「カネ貸して~」と嫁に頼むのは、値打ちが下がってしまう。


ここは何とか自然に振舞いながら乗り切ってみよう。





そんなどうでもよいことを考えて、金曜日の午後から日曜日までを過ごしました。


使える予算は1万円と小銭が少々。





結論としては、全く問題なく過ごせましたよ~。


カネを使う場面としては、土・日の昼食を5人分買い出しに出掛け、日曜日の夕食を外食で・・・というのが主なものですが、5千円ほどしか使いませんでしたね。





昼食は、近所の安いパン屋で前日の売れ残りを混ぜて調達すれば、5人分で山ほど買っても1,000円ほど。


土・日の2日連続で、この安いパンを調達し、2日分で約2,000円。





日曜の夕食は、安い外食チェーン(餃子の王将)で済ませ、会計は3,000円強。


ビールなんかを飲まなければ、こんな程度で家族5人がお腹一杯になります。





案外、おカネを使わなくても過ごせるものです。





最近では我が家も少々贅沢になってきたのですが、今から約8年前まで、極貧の議員秘書時代はもっと質素でしたからねえ・・・。


その当時から日曜日の夕方は外食でしたが、一杯100円のうどんと、70円の天ぷら一品だけをトッピングして食べたりね。


家族全員の会計が1,000円以内なんてことも珍しくありませんでした。





ははは。


家族全員がある程度の貧困・・・というか、質素を経験してるので、カネが無ければ無いで問題なしです。







そんなプチ貧困家庭を再現した週末だったのですが、日曜日夕方の報道番組で貧困家庭を取り上げた番組をやっていました。


アホくさいので詳しくは説明しませんが、貧富の格差による教育機会の格差を無くそうとする取り組みを報道したものでした。





何がアホくさいかと申しますと、「金持ちも貧乏人も平等であるべき」という思想が前提にある連中の話ばかりだったからです。





あのね。


金持ちと貧乏人は平等ではないのです。


勉強の機会どころか、命の重ささえも平等ではないのです。





カネがあれば助かる命も、カネが無ければ助からない。


それが現実なのですよ。





貧乏人であることがイヤならば、自己努力によって乗り越えるしかないのです。


少なくとも近代以降の日本は素晴らしい国でして、努力次第、能力次第で、貧乏から抜け出せるシステムになっています。


21世紀の現代でも、努力や能力ではどうにもならない国が多くありますがね。





それを他人頼み、例えば税金で教育機会の平等を目指すとか、ふざけるなって言うのよ。


高校生以上の歳になれば、自分でカネを稼いで勉強しろ。


他人にカネを出してもらおうなんて、どうやったらそんな考えになるのか理解不能です。





貧乏が嫌なら、這い上がるしかない。


みんながそう考えて生きてきたから、明治以降の急発展や戦後の復興が成し遂げられてきたの。


そう思いますよ。本当に。





ちなみに、私もまだ這い上がっている最中です。はい。





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