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ブログ 2013/10/24
昨日の続き - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]
投稿日時:2013/10/24(木) 07:18
今日は昨日の話の続きです。
14年前に東南アジアのとある国へ旅行に行った際、長男が大きな病気を発症しました。
.
それを知らずに遊びほうけていた私は、帰国後に嫁からは離婚を宣告され(後に撤回)、親族一同からも大きな非難を浴びる羽目になりました。
今回、14年ぶりに商用で同国を訪問したのですが、実父が入院中であることを完全に忘れていた私は、帰国の連絡もせず、親族から再び非難を浴びる羽目に・・・。
学習能力に欠けているのかも知れませんね。
ただ、今回は嫁から非難を受けることが無かったのが救いです。はい。
6月だったか7月だったか忘れましたが、私の実父が入院をしています。
肺炎で熱を出したための入院でしたので、「熱が下がればすぐに退院」くらいの認識で、さほど深刻に受け止めていませんでした。
事実、8月には一旦退院したのですが、一週間もしないうちに再び肺炎を発症して再入院。
調べてみると、「肺炎」という病気は高齢者の死亡原因の第三位に出てくるくらい、私には想像できなかったのですが、高齢者にとっては深刻かつ、やっかいな病気のようです。
さすがに発症から4ヶ月も経過すると、肺炎を再発したり、治らない原因なんかが見えてきます。
結論から言えば、袋小路に入ってしまって状況打開が困難なようです。
肺炎が治らない、再発する最大の原因は、異物が肺に入ってしまうことが原因のようです。
例えば水を飲む際、胃だけでなく、肺にも水が流れてしまっている疑いが強い。
胃に流すのか、肺に流すのか、「喉の切り替え」機能が衰えてしまっているんですね~。
この機能が、食事が出来る程度まで回復するかどうかは、現時点ではわかりません。
こんな状況ですので、今は点滴しか方法がないのですが、点滴って最低限の命をつなぐことはできますが、点滴だけで体力を回復させようと思ったら、相当な体力のたくわえがある人しか無理ですよ~。
自分や家族の入院で、点滴の経験がある人はわかると思います。
結局、メシを喰わないと人間の体力は回復しません。
また、私の父は体の運動機能に障害が出るパーキンソン病、認知症の一種であるレビー小体病など、多くの持病を持っているのですが、投薬が出来ないために、体が動かないなどの様々な悪い症状がでます。
「袋小路に入っている」と言いましたが、メシを喰って、薬を飲んで、体力を回復して、病状を抑えなければいけないのに、それをすると肺炎を再発する。
あ~、どうにもなりませんね~。困りましたね~。
これって、袋小路でしょ?
で、この状況を打開するために、「胃ろう」をやりましょうという提案を医師から受けました。
胃ろうって、胃に直接栄養や薬なんかを流し込むチューブを付けましょうってことです。
口から食物や薬を摂取できない、私の父のような人にはピッタリですが、これを「やる、やらない」という点で、新たな問題も発生するのです。
「どこまでやるの?」っていう話ですね。
極端な話、全身チューブだらけにしても延命措置を行うのか、一切の延命措置を行わないのか・・・という問題も出てきます。
私は、今回の私の父のケースで、胃にチューブを通すという行為は、延命ではなく治療の一環だと考えました。
今年80歳になった父親に、全身チューブだらけにするような延命措置は考えていませんが、胃ろうは許容範囲と考えている訳です。
ただ、家族内で異論も出ました。
胃にチューブを取り付けてまで・・・という考え方ですね。
別に冷たい意見でも何でもないと思います。
「どこまでやるか」の線引きの話ですから。
で、最終的には配偶者である私の母親が、「やる」と決断したので、胃ろうを実施する方向で話がまとまりました。
ところが、胃ろう反対派(?)の親族が父親に意思確認をしたところ、「やらない」との意思表意をしたという話が出てきました。
これは少し怪しい話でして。
私が胃ろう賛成の立場を取る最大の原因は、本人から非常に強い、生きる意志を感じるからです。
一時期、流動食を許された時期があったのですが、不味そうな流動食を懸命に食べている姿を見ました。
「美味いか?」と聞くと、強く首を横に振り、「元気になるためか?」と聞くと、強い目線で私を見ながら、首を縦に振っていました。
流動食が禁止されて、飲み物だけ許可になったとき、「オレンジジュースが飲みたい」と言い出しました。
「そんなもの好きだったかな?」と思いながら買ってきてやると、「栄養を付けるため」と言っていました。
私は、「あ~、この人、まだ元気になって生きるつもりなんだ」と感じました。
そんな姿を見ていると、回復の可能性を追求するために行う手術を断るとは思えなかった。
これが、海外出張に出る直前のタイミングでの話です。
出張に出る前、私は風邪を引いてしまいまして、風邪をうつしてはいけないとの考えから、出発前は見舞いに行かなかったんです。
だから、本人が胃ろうをやらないと言っているなんて話になっているとは知りませんでした。
母親としては、私が帰国次第、本人の意思確認をして欲しい・・・と思っていたようですね。
どうやら父親も、早く私に説明して欲しいと思っていたようです。
という訳で、非難ごうごう・・・。
あ、最後に結果です。
父親に胃ろうの目的を説明して、「やるならオレの顔を見て」というと、「キッ」と強く睨まれました。
「わかった。やるんだな。それでOKなら、もう一度オレの顔を見て」というと、再び睨まれました・・・。
「おかしいな。父さんはやらないと言っていると、●●(反対する親族の名前)が言っていたが・・・」と言うと、全身から最後のチカラ(?)を振り絞って言葉を発しました。
「あいつが、やるなって言ったんだ!」
・・・。
とにかく本人に生きる意志があるようなので、まだ諦めずに治療する必要があるようです。
面倒くさいんだけどね~。
14年前に東南アジアのとある国へ旅行に行った際、長男が大きな病気を発症しました。
.
それを知らずに遊びほうけていた私は、帰国後に嫁からは離婚を宣告され(後に撤回)、親族一同からも大きな非難を浴びる羽目になりました。
今回、14年ぶりに商用で同国を訪問したのですが、実父が入院中であることを完全に忘れていた私は、帰国の連絡もせず、親族から再び非難を浴びる羽目に・・・。
学習能力に欠けているのかも知れませんね。
ただ、今回は嫁から非難を受けることが無かったのが救いです。はい。
6月だったか7月だったか忘れましたが、私の実父が入院をしています。
肺炎で熱を出したための入院でしたので、「熱が下がればすぐに退院」くらいの認識で、さほど深刻に受け止めていませんでした。
事実、8月には一旦退院したのですが、一週間もしないうちに再び肺炎を発症して再入院。
調べてみると、「肺炎」という病気は高齢者の死亡原因の第三位に出てくるくらい、私には想像できなかったのですが、高齢者にとっては深刻かつ、やっかいな病気のようです。
さすがに発症から4ヶ月も経過すると、肺炎を再発したり、治らない原因なんかが見えてきます。
結論から言えば、袋小路に入ってしまって状況打開が困難なようです。
肺炎が治らない、再発する最大の原因は、異物が肺に入ってしまうことが原因のようです。
例えば水を飲む際、胃だけでなく、肺にも水が流れてしまっている疑いが強い。
胃に流すのか、肺に流すのか、「喉の切り替え」機能が衰えてしまっているんですね~。
この機能が、食事が出来る程度まで回復するかどうかは、現時点ではわかりません。
こんな状況ですので、今は点滴しか方法がないのですが、点滴って最低限の命をつなぐことはできますが、点滴だけで体力を回復させようと思ったら、相当な体力のたくわえがある人しか無理ですよ~。
自分や家族の入院で、点滴の経験がある人はわかると思います。
結局、メシを喰わないと人間の体力は回復しません。
また、私の父は体の運動機能に障害が出るパーキンソン病、認知症の一種であるレビー小体病など、多くの持病を持っているのですが、投薬が出来ないために、体が動かないなどの様々な悪い症状がでます。
「袋小路に入っている」と言いましたが、メシを喰って、薬を飲んで、体力を回復して、病状を抑えなければいけないのに、それをすると肺炎を再発する。
あ~、どうにもなりませんね~。困りましたね~。
これって、袋小路でしょ?
で、この状況を打開するために、「胃ろう」をやりましょうという提案を医師から受けました。
胃ろうって、胃に直接栄養や薬なんかを流し込むチューブを付けましょうってことです。
口から食物や薬を摂取できない、私の父のような人にはピッタリですが、これを「やる、やらない」という点で、新たな問題も発生するのです。
「どこまでやるの?」っていう話ですね。
極端な話、全身チューブだらけにしても延命措置を行うのか、一切の延命措置を行わないのか・・・という問題も出てきます。
私は、今回の私の父のケースで、胃にチューブを通すという行為は、延命ではなく治療の一環だと考えました。
今年80歳になった父親に、全身チューブだらけにするような延命措置は考えていませんが、胃ろうは許容範囲と考えている訳です。
ただ、家族内で異論も出ました。
胃にチューブを取り付けてまで・・・という考え方ですね。
別に冷たい意見でも何でもないと思います。
「どこまでやるか」の線引きの話ですから。
で、最終的には配偶者である私の母親が、「やる」と決断したので、胃ろうを実施する方向で話がまとまりました。
ところが、胃ろう反対派(?)の親族が父親に意思確認をしたところ、「やらない」との意思表意をしたという話が出てきました。
これは少し怪しい話でして。
私が胃ろう賛成の立場を取る最大の原因は、本人から非常に強い、生きる意志を感じるからです。
一時期、流動食を許された時期があったのですが、不味そうな流動食を懸命に食べている姿を見ました。
「美味いか?」と聞くと、強く首を横に振り、「元気になるためか?」と聞くと、強い目線で私を見ながら、首を縦に振っていました。
流動食が禁止されて、飲み物だけ許可になったとき、「オレンジジュースが飲みたい」と言い出しました。
「そんなもの好きだったかな?」と思いながら買ってきてやると、「栄養を付けるため」と言っていました。
私は、「あ~、この人、まだ元気になって生きるつもりなんだ」と感じました。
そんな姿を見ていると、回復の可能性を追求するために行う手術を断るとは思えなかった。
これが、海外出張に出る直前のタイミングでの話です。
出張に出る前、私は風邪を引いてしまいまして、風邪をうつしてはいけないとの考えから、出発前は見舞いに行かなかったんです。
だから、本人が胃ろうをやらないと言っているなんて話になっているとは知りませんでした。
母親としては、私が帰国次第、本人の意思確認をして欲しい・・・と思っていたようですね。
どうやら父親も、早く私に説明して欲しいと思っていたようです。
という訳で、非難ごうごう・・・。
あ、最後に結果です。
父親に胃ろうの目的を説明して、「やるならオレの顔を見て」というと、「キッ」と強く睨まれました。
「わかった。やるんだな。それでOKなら、もう一度オレの顔を見て」というと、再び睨まれました・・・。
「おかしいな。父さんはやらないと言っていると、●●(反対する親族の名前)が言っていたが・・・」と言うと、全身から最後のチカラ(?)を振り絞って言葉を発しました。
「あいつが、やるなって言ったんだ!」
・・・。
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