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ブログ 2023/5/27

2023年5月の日記 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2023/05/27(土) 09:59

今日は2023年5月の出来事の中から、ちょっと気になったことをいくつか書いてみます。





1.キャセイパシフィック航空キャビンクルーによる中国人差別(?)問題


中国成都発香港行きのキャセイパシフィック機で、「毛布(blanket)が欲しい」と言うべきところ、「カーペット(carpet)がほしい」と間違った乗客に対して、「Carpet is on the floor(カーペットは床の上)」などと嘲笑した…という出来事。


この記事を読んだとき、私は「プッ」と吹いてしまいました。





決して悪意のある笑いではありません。


もし私が機内でこのやりとりを聞いていたら、ボケとツッコミのジョークかと思って、コーヒーを吹いていたかもしれない。


そういうニュアンスでの笑いです。





実は近日中に東南アジアへの出張を予定しているのですが、今回はキャセイパシフィック航空を利用しての出張になります。


どうでもいいニュースなんですが、久しぶりに自分が利用する航空会社なんで、ちょっと気になった次第です。





キャセイパシフィック航空を利用するのは、本当に久しぶりです。


過去には結構利用していたのですが、中国共産党の悪行によって「香港は中国になってしまった」のと、コロナ祭りのため長らく利用する機会を失っていました。





とはいえ、日本から東南アジアへ直行便が無いルートで行く場合は、香港か台湾経由のフライトが体力的には楽です。


香港や台湾経由だと、座席に座っているのが疲れてきた頃に中継地へ到着し、一休みしてから最終目的地へ向かうことが出来るためです。





本当は台湾経由で行きたいのですが、接続が悪くて総所要時間がかなり長くなるので現実的ではない。


キャセイを利用すると、香港からはクソみたいな中国人が多く乗り込んでくるので良いイメージが無いのですが、接続が良いので久しぶりに利用してみることにしました。





ほとんど全ての航空会社で言えることですが、日本発のフライトは機材も比較的新しく、上品な乗客が多いので比較的快適なフライトになります。


一方で中継地から目的地までのフライトは、東南アジアクオリティの機材と乗客になるので、日本発のフライトと比べるとクオリティが低くなる傾向があります。





このため例えば韓国の航空会社を利用すると、韓国までの短時間の高クオリティのフライトと、韓国から東南アジアまで長時間の低クオリティのフライトで旅することになります。


東南アジアの航空会社を利用すると、東南アジアまでの長時間の高クオリティのフライトと、短時間の低クオリティのフライトで旅することになります。


航空会社選びも、難しいですね~。






2.ジャパン・レール・パスの値上げ


日本人にはあまり縁のない話ですが、JRグループが外国人観光者向けに発売している乗り放題パス「ジャパン・レール・パス」が10月から7日券で29650円から50000円、14日券で47250円から80000円に値上げされるようです。


この発表に対して外国人からは不評のようですが、元々JRにとってはジャパンレールパスは何のメリットもないことは有名な話かと思います。





「外国人からもっと多くのカネを巻き上げろ!」…とまでは申しませんが、外国人観光客を優遇する必要はないと個人的には考えております。





私は「観光公害」と言われるほど多くの観光客が訪れる京都が故郷なのですが、日本人・外国人を問わずスーツケースなどの大きな荷物を持って路線バスに乗り込んでくる観光客に対して「あなたたちは来ないで欲しいな…」と常々思っております。


京都の路線バスの多くは赤字経営なので、正規運賃を支払って行儀よくバスに乗ってくれる観光客ならありがたい存在でしょうが、大きな荷物を抱えて一日乗車券なんかで乗り込んでくる観光客は迷惑でしかない。





JRも同じで、正規運賃を支払って乗車してくれる観光客ならありがたいことでしょうが、ジャパンレールパス利用者なんて存在は、収益に貢献しないばかりか窓口対応などで人的リソースを割く必要がある迷惑客以外の何者でもない…と考えるのが自然かと思います。





「大金持ちの観光客だけ来てほしい」のが理想ではありますが、現実的ではありません。


そんなに大金を使わなくとも、宿泊先のホテルから駅まで、あるいは駅から観光名所まで1,000円ほどのタクシー代を使うだけでも地域経済に貢献できます。


バスや電車に乗るなら、正規運賃くらいは払いましょう。





飲食費をケチってコンビニやファストフードで済ませるのではなく、地元の飲食店を利用するのも良いでしょう。


入場無料の神社仏閣へ行くなら、奮発して多めにお賽銭を入れるのも良いでしょう。





とまあ、外国人観光客に対しては、JRの正規運賃くらい払ってよ…と思いますし、日本人観光客に対しては、能書き垂れるのはカネを落としてからにしてね…と思う次第です。







3.犯罪組織が活動しやすい?カンボジアに詐欺団拠点、日本人19人拘束…





これは4月のニュースなのですが、5月に入ってからも続報で特殊詐欺に関する容疑で再逮捕されたりと、少々日本を騒がせておりました。


私は4月にカンボジアへ渡航していたのですが、深夜に現地へ到着して翌朝のニュースがこれだったので、少々インパクトがありました。





結論から言えば、決して犯罪組織が活動しやすい国ではありません。


他の東南アジア諸国と比べても、ごく普通の国です。





マネーロンダリング(資金洗浄)対策やテロ資金を監視する国際組織、金融活動作業部会(FATF)は2023年2月会合においてカンボジアをグレーリストから外していますし、マスゴミさんによる憶測の見出しでしかありません。




グループが滞在していたのはシアヌークビルという港町なのですが、少なくとも10年前までカンボジアの原風景を残した街でした。


しかし中国資本に街の多くが買い占められ、あっという間に違う街に変貌。





今は中国人向けのカジノリゾートみたいな感じです。





コロナ祭り開催中の2022年に行ってみたら、ゴーストタウンのようになっていましたので、安価で高級リゾートホテルの部屋を借りることが出来、日本への電話代も安いので狙われたのかな?…と思っております。







4.長野県中野市で4人が死亡した立てこもり事件





殺された被害者にとっては、たまったものじゃない事件です。


容疑者を擁護するつもりは毛頭ありませんし、ちょっと違った観点での感想を。





都市部で生まれ育った人間には理解しがたい一面が、農村部には垣間見れることがあります。


容疑者はいわゆる「地方の名家の長男」で、金銭的な面では比較的恵まれていたであろうと想像できます。


しかし別の見方をすると、地方の名家の長男ってやつは、百姓という職業に縛られ、土地に縛られて転居もままならず、地方独特の人間関係に縛られるという、がんじがらめの不自由さがあります。





万事に当てはまることですが、良い面も悪い面もあるということです。






この容疑者の父上は市議会議員だったようですが、政治家も職業(政治家)と土地(選挙区)と人間関係(有権者)に縛られた不自由極まりない職業です。



今の私自身はその正反対で、職業も土地も人間関係も、一切束縛されることを拒否した生き方をしていますが、もし束縛された状態で生きていたら非常に大きなストレスを感じ、ねじ曲がった感情を抱いていたのではないかと思います。





「職業も土地も人間関係も、全て捨てても良かったのに」


事件を起こした容疑者に対しては後の祭りですが、多くの方がこれらを「捨てることが出来ない」と思い込み、ねじ曲がった感情を自分の中で増幅しているのではないかと危惧する次第です。





殺人までには至らなくとも、他者や社会に対してねじ曲がった感情を持つ方が少なくないと感じています。





大丈夫だよ。日本では全てを捨てても、生きていけるから。


一度きりの短い人生、自由に生きな。





自分の中に妙なマグマをため込んで爆発しないようにね。

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