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ブログ 2015/9/11

洪水被害ありませんか? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2015/09/11(金) 05:58


関東から東北にかけての豪雨による被害は深刻なようです。


埼玉県加須市にある当社関東営業所周辺では、冠水等の直接的被害は無いものの、国道の一部通行止めに伴う交通マヒ等の影響はあるようです。





現在、出張の形で関東営業所に赴任中の当社すずしげ君、加須から都内へ出るのに大変な思いをしたらしく、プンプンと怒っていました。



住宅街にまで大型トラックが侵入してきて身動きできなくなったり、深く浸水している場所にプリウスが突っ込んで行って身動き出来なくなったり・・・。



こういう時、ごく一部のアホウが被害を拡大するものなのですねえ。





私はカンボジアで洪水に見舞われ、番頭のスズシゲ君は埼玉で洪水に見舞われる。



加須市の関東営業所付近は、かつて何度となく渡良瀬川、利根川の洪水に見舞われた地域であるようですし、愛知県の中部ヤードも木曽川、長良川、揖斐川の三川が氾濫すると、ひとたまりもない地域です。



家賃の安い場所には、それなりの理由がある訳でして、洪水に見舞われると水没する・・・くらいのことは覚悟しないといけないのかもしれません。





今日は少しだけ「市況」のお話を・・・



金(GOLD)の相場がお寒いですが、中古自転車の相場もお寒くなってきております。



約2か月の間で、ママチャリの相場は最大2割の下落が記録されているそうです。





半年少しほど前からでしょうか?



中近東の某国向け・・・ということで、ママチャリの価格が結構高騰しているという噂だったのですが、予想通り一過性のものでした。



現在では元の価格に収束しつつあり、高値で買い取りせざるを得なかった同業の仲間も泣いております・・・。





末端の高値買取競争に参加すると、コレでやられるんですよねえ。



苦労して「チャリンチャリン」と小銭を溜め込んでいるのに、急激な相場下落で全てが水の泡。



そんな仕事はやらない方がマシですので、一時的な高騰に付き合うというか、無理に張り合ったような買い付けを当社では行いません。



市の放置自転車の入札で、一台2,000円を超えるような落札価格が出るなんていう状況が長く続くハズがありませんよね~。







以前にも一度申し上げた記憶がありますが、中古自転車の価格というのは決まっています。



FOB価格で、1台あたりママチャリがUS15ドル、ストレートがUS12ドル。



これが長きにわたって続いている、適正価格です。





中古自転車という商品は、輸出先国での小売販売価格で、新車価格の30%から50%にならないといけません。



今は新品の自転車が1万円(US80ドル)程度で売られていることはご存知かと思います。




すると、中古自転車の小売価格は、25~40ドルの範囲内ということになります。





日本の港で1台あたり12~15ドルで仕入れ、1台あたり5~10ドル程度の運賃や税金を支払って海外へ運ぶ。



さらに1台あたり10ドル程度の費用をかけて修理と仕上げを行い、その後はじめて中古自転車として店頭に並ぶことになります。





計算していくと、中古自転車に適正価格が存在する・・・ということが良くお分かりいただけると思います。



一台あたりの利益がわずか1ドル、2ドルの世界ですから、為替の大幅な変動がない限り、それほど価格が変わるものではないのですわ。



裏を返せば、「それなりに安定している」とも言えるわけです。



今日はこのへんで。






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