社長の独り言 2013/7/2
悪いのは相場だけ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/07/02(火) 06:16
実は週明けの金属資源相場に注目していました。
金属資源相場の先行きについては、不安が増すようなニュースが多いのです。
米金融緩和の縮小や中国の景況悪化など、たとえ一時的であれ相場の下落要因になるようなニュースが多い。
特に中国経済の先行きについては、大きな不安を持ってらっしゃる方が多いでしょう。
もちろん私もその一人なのですが・・・。
私自身は、中国経済の状況を直接的に、肌で感じれる立場にはありません。
自分の目で見て、自分で感じたことではないから伝聞の類になるのですが、状況は相当に悪い・・・と受け取っています。
思い起こしてみれば、現地で会社を経営しているような事情通の経営者が、「多種多様な事業を営まないと、不安でやっていられない」と、数年前から事業の手を広げていました。
事業の手を広げすぎて、資源・資本が分散して経営に悪影響を及ぼす・・・なんてのは良くある話ですが、そのリスクを冒してでも手を広げる必要を感じていたようでした。
「船が沈みそうなとき、救命ボートの数は多いほうが良い」と、冗談っぽく話していましたが、冗談ではないと思っていたんでしょうねえ・・・。
その他の中国通の社長さんからも「ヤバイと感じている」なんて話を聞くと、不安になりますわ。
で、そんな中国が沈みそうな状況・・・「だからこそ」のチャンスがあるんでしょうか?
私の場合、有るような、無いような、微妙な状況です。
これまで世界各地で、我々が取り扱う金属を含めた「資源の奪い合い」が世界各地で繰り広げられてきました。
なかでも中国は、「アホか?」と思うような高値を提示するの手法で、とにかく貪欲に資源を漁り続けてきたわけです。
我々としては、商品価格が吊り上げられたり、過当競争に巻き込まれたりと、ロクなことが無かった。
ここに来て、中国の元気が無くなった。
それは既に実感していますよ。
世界各地で「中国人が来なくなった。買わなくなった」という状況から、以前よりお値打ちにモノが買えるようになっていますから。
でもねえ・・・。
安く買えるようになったのは良いのですが、中国に元気が無いと、高く売れないんですわ。
結局、利益が跳ね上がる訳ではないんですね・・・。
ただ、薄利であったとしても、それまで中国人が独占的に取り扱って、利益を独占していたものです。
それを日本の利益に転換できるのですから、良いんじゃないの?
日本企業である弊社の利益が増えりゃあ、日本経済全体に好影響を与えます。
微々たるものですが、日本国内で設備投資もしますし、雇用もしますし、消費もします。
問題は・・・
カネ(資金)がナンボあっても足らん。
政策的に金融緩和が実行されているハズだが・・・ベンチャー同然の弊社をはじめ、末端の中小零細企業にカネが回ってくる状況、仕組みになっておりません。
「毎年、良く売上が伸びていますね~」なんて、金融機関の担当者氏は言います。
「いや~。おかげさまで。」なんて対応しますが、本音では「アホウ。このボンクラが。もっとカネ出さんかい。ナンボでも儲けてやるわ。」と思っています。
いや、決してカネが無い訳ではありませんよ。
明後日に貴金属含有スクラップが15トンほど入荷してきますが、これがキャッシュになるのは数ヵ月後。
15トンといえば、モノにより数千万円、通常でも1千万円オーバーの商品の話ですから、「ナンボでも買います」という訳には行かないのが実態です。
多くの資金力があれば、より多くの仕入、売上、利益が確保できるのに・・・。
ま、みんな同じでしょうが、そんな不満を持っています。
いつも以上に話が飛びまくりましたが、私のメンタルも、会社の状況も決して悪くはありません。
むしろ、非常に明るい気分だね♪
悪いのは相場だけや・・・。
金属資源相場の先行きについては、不安が増すようなニュースが多いのです。
米金融緩和の縮小や中国の景況悪化など、たとえ一時的であれ相場の下落要因になるようなニュースが多い。
特に中国経済の先行きについては、大きな不安を持ってらっしゃる方が多いでしょう。
もちろん私もその一人なのですが・・・。
私自身は、中国経済の状況を直接的に、肌で感じれる立場にはありません。
自分の目で見て、自分で感じたことではないから伝聞の類になるのですが、状況は相当に悪い・・・と受け取っています。
思い起こしてみれば、現地で会社を経営しているような事情通の経営者が、「多種多様な事業を営まないと、不安でやっていられない」と、数年前から事業の手を広げていました。
事業の手を広げすぎて、資源・資本が分散して経営に悪影響を及ぼす・・・なんてのは良くある話ですが、そのリスクを冒してでも手を広げる必要を感じていたようでした。
「船が沈みそうなとき、救命ボートの数は多いほうが良い」と、冗談っぽく話していましたが、冗談ではないと思っていたんでしょうねえ・・・。
その他の中国通の社長さんからも「ヤバイと感じている」なんて話を聞くと、不安になりますわ。
で、そんな中国が沈みそうな状況・・・「だからこそ」のチャンスがあるんでしょうか?
私の場合、有るような、無いような、微妙な状況です。
これまで世界各地で、我々が取り扱う金属を含めた「資源の奪い合い」が世界各地で繰り広げられてきました。
なかでも中国は、「アホか?」と思うような高値を提示するの手法で、とにかく貪欲に資源を漁り続けてきたわけです。
我々としては、商品価格が吊り上げられたり、過当競争に巻き込まれたりと、ロクなことが無かった。
ここに来て、中国の元気が無くなった。
それは既に実感していますよ。
世界各地で「中国人が来なくなった。買わなくなった」という状況から、以前よりお値打ちにモノが買えるようになっていますから。
でもねえ・・・。
安く買えるようになったのは良いのですが、中国に元気が無いと、高く売れないんですわ。
結局、利益が跳ね上がる訳ではないんですね・・・。
ただ、薄利であったとしても、それまで中国人が独占的に取り扱って、利益を独占していたものです。
それを日本の利益に転換できるのですから、良いんじゃないの?
日本企業である弊社の利益が増えりゃあ、日本経済全体に好影響を与えます。
微々たるものですが、日本国内で設備投資もしますし、雇用もしますし、消費もします。
問題は・・・
カネ(資金)がナンボあっても足らん。
政策的に金融緩和が実行されているハズだが・・・ベンチャー同然の弊社をはじめ、末端の中小零細企業にカネが回ってくる状況、仕組みになっておりません。
「毎年、良く売上が伸びていますね~」なんて、金融機関の担当者氏は言います。
「いや~。おかげさまで。」なんて対応しますが、本音では「アホウ。このボンクラが。もっとカネ出さんかい。ナンボでも儲けてやるわ。」と思っています。
いや、決してカネが無い訳ではありませんよ。
明後日に貴金属含有スクラップが15トンほど入荷してきますが、これがキャッシュになるのは数ヵ月後。
15トンといえば、モノにより数千万円、通常でも1千万円オーバーの商品の話ですから、「ナンボでも買います」という訳には行かないのが実態です。
多くの資金力があれば、より多くの仕入、売上、利益が確保できるのに・・・。
ま、みんな同じでしょうが、そんな不満を持っています。
いつも以上に話が飛びまくりましたが、私のメンタルも、会社の状況も決して悪くはありません。
むしろ、非常に明るい気分だね♪
悪いのは相場だけや・・・。