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社長の独り言

意外と難しかったこと - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2016/02/26(金) 05:02


自動車オークションに参加しよう。


特別に具体的な構想があるわけでもないのですが、とりあえず準備しておいても良かろう・・・という、やや中途半端な動機で今年に入ってから、準備をはじめています。





たかが自動車のオークションなのですが、参加手続きが結構面倒なんですねえ。


何かと面倒なことが多い中でも、特に厄介な点が二つほどあります。




まず、すでにオークションの会員になっている人に、紹介者になってもらわなければならないという点です。


しかも、2名の紹介者が必要。





つまるところ、2人のプロの中古自動車屋と知り合いで無ければ、会員になれないということです。


これで、素人が排除されるという言い方が正確なのか、新規参入が難しいという言い方が正確なのか分かりませんが、自動車オークションというのは、誰もが簡単に参加できるものでは無いということは分かりました。





あ、ウチは自動車とはあまり縁がありませんが、プロの中古自転車屋ですから、クルマ屋2名くらいは、何とでもなります。


自転車と自動車。


主として扱う商品は別でも、リユースという括りでは同じ業界ですから、紹介者を探すことくらいは難しいことではありません。





実はオークション参加にあたって、もっと難しい問題があります。


それは連帯保証人探しです。





連帯保証人になることを頼むということは、非常に気が重いことです。


自分自身が連来保証人になって痛い思いをしたことは、ゼロとは言いませんが、甚大な被害を受けたことはありません。





しかし連帯保証人になったことにより、身の破滅に至ったケースを身近に見ていますし、私のご先祖さんもそんな経緯があるようです。


父親からもそんな話をよく聞きましたしね。


我が家の家訓としては、「酒と女は二合まで」に加えて、「連帯保証人にはなるな」も加えなければいけないそうですから。





最近では、金融機関からの借り入れで第三者の連帯保証を求められることは、まずありません。


大きな社会問題になったせいでしょうが、最近ではまともな金融機関による連帯保証は、代表者の個人保証だけですから。





そんなご時勢でも、中古車オークションのようなチンケな組織では、第三者による個人保証を求めてきます。


時勢や社会的な要請より、手前の損害回避に重きを置く組織ですから、チンケでもクソでも何でも良いでしょう。





ま、愚痴を言ったところでどうにもなりません。


「イヤなら入るな」と言われるのがオチですから。





連帯保証人を探すこと自体はそう難しいことではないのですが、問題は連帯保証人の資格が、「不動産所有者」に限定されることです。


単なる連帯保証人なら、極端な話、ウチのスタッフでも良いのですが、不動産所有者となると簡単にはいきません。





私の心情として、不動産を所有している第三者に連帯保証を求めるのは相当気が引けますので、実家の母に連帯保証人になってもらうことにしました。


それでも相当気が引けるのですが、借金の連帯保証人ではないことなどを十分に説明した上で、母親に頭を下げて保証人になってもらうことにしました。





そんな事情で昨日は、母の住む実家へと向かったのですが、思わぬ問題が出ました。





私の実家の不動産は、元々が2年と少し前に亡くなった父親の名義でした。


不動産だけで無く、あらゆる遺産について、母親が存命の段階で子が相続するのはいかがなものかと考えましたので、全てを母親が相続するということにしてありました。


ところが、実家へ行って書類の手配などを準備していると、不動産の名義が亡くなった父親の名義のままであることが判明したのです。





母親にその事実を聞いてビックリ。


話を聞いてみると、「別に名義を変える必要はないと聞いたから、変えていない」とのこと。





本当に大丈夫なのかと調べてみたところ、名義を変更する必要は無いという表現は間違いで、「相続登記の期限が決まっていない」というのが、正確なようです。


つまり、相続したことを登記しなければならないのだけれど、期限が決まっていないから、いつ登記しようと自由。


したがって、このまま放っておいて、母親が亡くなった後、子供名義に変更するということも、事実上可能なようです。




登記に要する免許税も決して安くありません(ウチの場合でウン十万円)から、確かに費用の節約にはなりますが・・・。





新たな勉強にはなりましたが、連帯保証人探しという当初の目的は、振り出しに戻ってしまいました。





私にはひとり兄がいるのですが、手堅い大企業のサラリーマンで不動産も持っておりますから、彼に頼むというのが最も手っ取り早い方法ではあります。


しかし「連帯保証人にはなるな」という、家訓に近い戒めを共有する兄弟ですから、これもいかがなものかと悩みます。


独身ならゴリ押しで保証人にならせても良いのですが、兄も妻子ある身ですからねえ・・・。





結局、状況をありのままに連絡し、実家の登記を母親に変更するか、兄に保証人になってもらうか、どちらかを選んでもらうことにしました。


難しいものですねえ。





おそらく、詐欺的な行為でオークションを食い物にした輩が続出したので現在のような制度になったのでしょうが、オークションへの入会資格で連帯保証人を求められるというのは、迷惑千万ですわ。


「イヤならやめておけ」


そんな声がオークション運営会社から聞こえてきそうな話でした。










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