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社長の独り言

痛い思いを繰り返すアホウ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/03/13(金) 07:10


ちょうど前回のブログの最後で、自分のことを「何度も熱いトタンに乗っては、痛い思いを繰り返すアホウ」と表現しました。

今日は、その「アホウ」な私のお話です。



最近では、「屋根がトタン」の住宅も減ってきていますから、若い世代の中には、「トタン」の意味が分からない人もいるかもしれませんねえ。

トタンとは、波板状の亜鉛めっき鋼板で、建築物の壁や屋根に使われます。



鋼板製ですから、太陽光を浴びると大変熱くなります。

熱いトタン屋根の上に乗ってしまって、熱い思いをした猫なんかは、二度とトタンの上に乗らなくなる・・・などと言われています。

本当かどうかは知りませんが。



極端な例ではありますが、猫でさえも一度失敗したら、二度は失敗しないという考え方もあります。

それに比べて、自分は何度も何度も同じ失敗を繰り返して、本当に愚かだなあと思う次第です。





前回ブログを更新した日、私はマレーシアから次の目的地であるカンボジアへと向かいました。



目的は、マレーシアに引き続いて中古自転車に関する調査と見学です。



マレーシアと異なり、カンボジアは数年前から何度か訪問しています。

基板スクラップの輸入事業で、現地解体工場の見学や品質確認に来たこともありますね~。



いつも来るのは首都プノンペンですが、あまり楽しい思いをしたことはありません。

と言うか、遊びに出掛けたことがありませんから・・・。



朝から晩まで、仕事して、寝て、帰る。

これだけが私のプノンペンライフでしたから、楽しい思いをしたことがないのも当然かもしれません。



プノンペンの名誉(?)のために申し上げておきますと、今回の出張でお会いした駐在員さんの感覚では、東南アジアで一番楽しい都市だそうです。

これは、期待できるかもしれません。




うまく仕事が進めば、プノンペンへと定期的に訪問することが予想されます。

ここは、骨休めというか、息抜きできる場所を開拓する必要がありますから、夜の街へと出掛けてみました。



宿泊したのは、多くの観光客で賑わうリバーサイドのエリアです。


宿泊したホテルの部屋から。

部屋一面が窓ガラスで覆われており、トンレサップ川が一望できます。

部屋の広さも、35?~40?くらいありますから、相当ゆったりしています。



位置的にも街のド真ん中ですから、夜遊び派の観光客にはベストなホテルです。

一泊40ドルですから、少々高めなんですけどね~。



さて、夜の街を目指してホテルを出た私は、とりあえず歩いてみることにしました。

自分の足で歩かないと、分からないことって多いですから、私は可能な限り歩くことを心掛けます。



歩いておけば、迷うこともないし、いろいろな発見も多いですから、早く街に馴染むことができます。

とりあえずホテルを出て、隣は同じくホテル。

その隣は・・・



いきなり若い女の子に、「ハロー」と声をかけられる。

ピチピチのワンピースの制服を着た女の子が、バーの前に出て客引きをしていました。



そうか。

ここはそういう店なんだろう。



私の勘では、日本のキャバクラとおさわりクラブを、足して2で割ったような所。

東南アジアでは、よくあるパターンです。



ホテルを出て、徒歩10秒でそのようなお店があるのは意外でしたが、妖怪ばかりが生息している店のようでしたから、とりあえず無視。

リバーサイドを歩くことにしました。



リバーサイドを歩くこと、約10分。

疲れたので、川沿いのベンチに座って夕暮れの川を眺めます。

良い眺めです。



くつろいでいると、不細工な女が近寄ってきました。

「どこから来たの?」とか、他愛もないことを聞いてきます。



海外に出ると、よくある光景です。



旅行者同士で話すこともありますし、現地の人と話すこともあります。

ただ、日没間近の時間帯に、一人でいるオッサンに話しかけてくる女の人ですから、90%以上の確率で、夜の商売人でしょう。



私が20歳代の頃であれば、外国人の若者に興味を持った地元の子が・・・なんてことも起こり得ますが、40代半ばのオッサンに、下心なく女の子が寄って来るほど、世の中甘くない。



それ位のことは自覚しています。



しかし、「それ位のことは分かっている・・・」という「驕り(おごり)」が、後に悲しい結果を招くことになります。





しばし私と会話していた女は、しばらく会話していると、「座っても良いか?」と聞いてきました。

とにかく残念な顔面をしているので断ろうかとも思ったのですが、「これほど不細工な女が、一体どうやって客を取っているのか?」という強い興味を持ちました。



若くて可愛い子であれば別ですが、不細工で年増の商売女が自分を売る方法、それを知りたくなったのです。

女性は別でしょうが、私のようなオッサンにとっては興味のある話なんです。



若い頃だったら、反射的に「あっちへ行け!」と追い払っていたでしょう。

でも、歳をとってギラギラとしたものがずいぶん抜けましたから、そんな観察をしようという余裕があります。




さて、不細工な年増の武器は何でしょう?

値段が安い?

それともテクニック?



そんな観察をしようと決めた私は、喉が渇いていたので、すぐ横のカフェへ移動しました。

ビールを飲みながら、「どこで仕事をしている?」とか、「どこの生まれだ?」などと話を聞いていると、ボディタッチをしてきます。

「アイ・ライク・ユー」なんて言いながらね・・・。


そら来た!



腕やら太ももを触ってきます。

とりあえず、スキンシップで男のヤル気を盛り上げるつもりか?

オッサンは、それなりに免疫があるから、その位でエキサイトしたりしないよ~だ。





このあたりで気付いたのですが、この女、何だかピンと来ない。

耳元に息を吹きかけられても、内腿を触られても、何だかいつもと違う。





「ハッ」とした私は、女に「立ってみろ」と言いました。

女を立たせて、「あっちを向け」と言って、後ろを向かせる。



それで私は、全てを理解しました。

こいつは、オカマだ!



ちょうど先月、私は弊社番頭すずしげ君の二人で、タイのバンコクでオカマバーに行きました。



バンコクのオカマは見た目のレベルが高く、相当な美女(に見える)揃いです。

それに比べると、私の目の前にいるオカマは、「不細工な女に見える」という意味では低レベルですが、女を装うという点では、それなりのレベル。



後ろ向きに立たせて、ウエストからヒップのラインを確認して、「コイツはオカマだ」と確信することが出来ました。

「ウエストからヒップのラインを確認する」という手法は、すずしげ君から教えてもらいました。



顔や胸は、整形手術で何とでもなるから、見分けがつかない。

でも、ウエストからヒップにかけての、女性の腰まわりのラインは、オカマには真似が出来ない。

あの、コカコーラの瓶みたいなボディラインだったら、それは女。

腰周りのラインが寸胴(ずんどう)だったら、それは男。



非常に分かりやすい方法ですね。

ぜひ覚えておいてください。



実は私、その話を聞く前から、夜の女を見るときは、必ず腰周りを確認していました。

私の趣味かな?と思っていたのですが、どうも本能的な確認行動のような気がしてきました。





今回は、私の体に刺激を与えられても、なぜか私の体が反応しない・・・という段階で気付いたのは幸いです。

「おかしいと思ったら、チェックしろ!」という教訓が出来ましたので。



とにかく、目の前にいる不細工なのが、女でなく男であることが判明。

たとえ不細工でも何でも、女性でさえあれば、私は丁重に扱います。

そういうのは、あまり関係ないですね。



しかし、相手がオカマとなると話は別です。

自分とは異質の生物ですから、身体的な接触は勘弁してほしい。

話しだけならいいけど。



そんな理由で、どうやって客を取っているのか、興味はあるけど調査は中止。

気持ち悪いから、オカマと別れて、トゥクトゥクを拾って移動することにしました。





次はどこへ行こうか?

疲れているから、マッサージに行こう・・・ということで、ドライバーにマッサージへ連れて行ってもらうことにしました。



その車中で、私はふとしたことから、携帯電話を持っていないことに気付きました。

「あれ?」

カフェに忘れてきたかな?



すぐに、ドライバーにカフェへと戻ってもらうことにしました。

かなりヤバイなあ。

携帯電話を忘れて、そのまま残っているほど世界は甘くない・・・。



カフェに戻って、店員に「携帯電話を忘れていなかったか?」と確認すると、「無い」とのこと。

やはりここは海外。

すぐに誰かに持って行かれたか・・・?



私が肩を落としていると、店の周りにいた男たちが寄ってきました。

「どうした?」と。



私が、「携帯を無くした」と言うと、彼らは「やっぱり!」と。

何で携帯を無くしたことを知っているの?と私が聞くと、



「あのレディ・ボーイ(オカマのこと)だよ!」「あいつは、いつも旅行者から物を盗むんだ!」

そんなことを教えてくれました。



ありがとう。

お前ら、顔は悪いけど、いいやつなんだね。

でもな、次からは事前に教えてくれ。

事後に教えられても、ムカつくだけだよ・・・。




さんざんボディタッチをされ、「コイツは商売女で、自分を高く売ろうとしている」というのは、私の勝手な思い込みで不正解。

正解は、「ボディタッチのフリをして、相手の所持品をまさぐり、盗む」ということでした。

チャックが閉まるバッグの中に入れていたのですが、知らぬ間に抜かれたようです。

私の経験不足が露呈した形です。



他に盗まれたものは無いかと確認したところ、現金150ドルが無くなっていました。

分かりにくいポケットの中に、高額紙幣(50ドル)4枚を入れておいたのですが、4枚のうち3枚が抜かれていたのです。

呆れるほど鮮やかな、プロの仕事ですね。



現金に関しては、何度か財布から抜かれる経験をしましたので、小額紙幣と別に管理し、しかも最初から多くを持たないという対策をしていますから、被害は少なめです。

しかし、携帯電話は痛い!



私のiphone6 plusは、アップルストアで買ったシムフリー携帯(カードを入れ替えるだけで海外で使える)なのですが、今もう一度新品を買うと、122,800円もするようです。

私が買ったときは、もっと安かったと思うのですが、どうやら円安で価格が値上げされているようですね。



よく考えてみれば、10万円以上もする高級な品を持ち歩いている訳ですから、これが狙われるのは自然ですね・・・。

甘かったな。

反省です。



最近、海外への出張や、海外での取引に慣れてきて、少し脇が甘くなっている証拠でしょう。

海外で気を抜くと、すぐにヤラれてしまうから気を抜いてはいけません。

良い教訓になりました!



でも、オレの携帯、どうしよう?


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