基板・廃棄基板・廃棄PC　　　　　　　デラざっぴん㈱　052-938-8040

たまにはちょっと難しいニュースを読んで見ましょう。

米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のニュースです。

何を言ってるのか、読む気にもならない難しい表現が多いので、出来る限り簡単な、分かりやすい表現で書いてみると、こういうことになります。

ゼロ金利を続けるからな。みんなカネをどんどん借金して商売しろ。
いくらでもドルを刷ったらエエねん。
借金が増えることになるけど、大きい商いになって資産も増えたら、帳消しになるやろ？
難しい言葉で言うとな、2％ほどインフレにするわ。
デフレになったらエライことやからね～。


まあ、こんなことを英語で言うとるわけですわ。

これがアメリカの方針です。


一方、日本は？

表現は難しいですが、同じ方針でないことは明らかだと思います。

最大の違いは「インフレを招かない」政策を日銀が死守している点でしょうか？

また、バランスシート拡大政策を採っていない点も決定的な違いですかね？


ミクロな話で恐縮ですが、当社はバランスシート拡大政策を採っています。

どんどん借金も増えていますが、どんどん商いも大きくなって資産も増やしていっている。

無借金の小さな商いを続けるのと、どちらが良いとは決めにくいところでしょう。

借金で大きな商いをすると利益の額もそれに比例して増大していきますが、当然にリスクも高まることになるし、何より社長のプレッシャーは半端でなくなってくる。

365日緊張しているし、夜に眠れないこともザラ。

一人でお得意さんだけを相手に、小さな商いをやっていたほうがどんなに気は楽でしょうか・・・。

でも、一度出た船は戻れない。

最適と考えられる水準まではバランスシートを拡大しないと、逆にバランスが悪くて不健康になるんです。

当社の場合、もう少し（結構な金額だが・・・）設備、すなわち資産のほうを増大させないと、利益率をアップさせることが難しいし、資産を増大させようと思うと、その分の借金（負債）も増え、さらに商いが大きくなる分の回転に必要な資金もまた増える・・・。

結果、わが社はアメリカと同様にバランスシート拡大政策を採るのが最善なのだ～。

でも、次が終われば、ちょっと一息つくことにしましょう。

大きくなったバランスシートを支える人材を育てないと危険ですわ。


話が自分の話に飛んでしまいましたが、アメリカの方針と日本の方針の違いを何となくイメージできますか？

ウチはアメリカ政府と同じ方針で行く。

日本政府と同じ方針で経営されている企業も多いでしょうが、当社の方針を理解し、共に歩んで行けるかな？