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社長の独り言

阪神大震災から17年 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2012/01/17(火) 06:19

17年前の今朝、当時私が住んでいた兵庫県西宮市では大地震に襲われました。

阪神高速道路が横倒しになっていたり、観光バスが高架道路から転落寸前で止まっていた画像を見た方も多いと思いますが、あれが私の住んでいた兵庫県西宮市の画像です。

歩いて数分の所では、山陽新幹線の高架線路が阪急電車今津線の線路へと落ち、長きにわたって運休になっていました。

昨年は東日本大震災が発生し、多くの方にとって地震と言えば阪神大震災から東日本大震災へと移りつつありますが、やはり自分が体験した震災経験は忘れることが出来ません。

東日本大震災でも話題になっていましたが、震災時の「助け合い」は当時もあちらこちらで見られました。

私が住んでいたのは会社の独身寮だったのですが、高齢者をはじめとする災害弱者の家財整理の手助けに行ったり、遠方まで水を汲みに行ったりと、私らしくない(?)行動を懸命に行っていたものです。

このような行動は何か美談のように報じられるものですが、実際にその場に居ると、それらの行動は自分が生きるための一環であり、「助けてあげよう」というような高邁な理念を持った行動ではなかったように思っています。

確かに、近所の方を助けるような行動は、不要不急の行動なのかもしれませんが、まるで戦場の中に居るような非常時には、少なくとも自分に危険が及ばない範囲で手助けするのが「当たり前」のこととして行動できるものです。

近年、自分の存在価値を見出せずに、精神的に病んでしまったり、自ら命を絶つような行動に出る人までいるようですが、ああいう現場に身を置くと、嫌でも他人との連帯感と自分の存在意義というものを認識できるのではないかなと思います。

非日常に身を置くと、いろいろな発見が出来るのではないかと思いますわ。


現在の自分の話になりますが、今の社会・経済の状況は非常時と言ってもよい状況だと思います。

もっとも、今後はこんな状況が「常時」になってしまうのかもしれませんが、多くの人と助け、助けられの関係を築いていかないと生き残っていけないと感じます。

仲間やお客さんなどの身近な人から、行政・取引金融機関など公的な組織まで、多くの人の助けがあってこそ生きて行ける。

特に昨年夏くらいから、我々の業界は大変厳しいですからね~。

原発事故や欧州金融危機、資源相場の下落など、多くのボディーブローを食らっている状況ですので、全くダメージを受けていないと言えばウソになる。

多かれ少なかれ、皆ダメージを受けていない訳がないですわ。

そんな中で、ダメージを最小限に抑えようと努力しているのが実体かと思いますわ。

私の場合、幸いにも多くの方に助けられているなと思いますわ。

ここ数日だけで言っても、厳しい環境の中でも快く取引を続けてくれている九州の社長、私が留守がちな中でもウチに商品を持ってきてくれている名古屋をはじめとした中部圏のお客さん、常に気を配って助言いただいている大阪の師匠や取引金融機関の担当者氏など、いくら感謝しても足りないわ。


何か今日は感傷的になっているかな?

まあ、自分の人生の中で大きな影響を与えた阪神大震災の日ということで、朝一番だけはそんな気分になっても良いか。

8時の営業開始となれば、弱肉強食、騙し騙されのエゲツナイ生活が始まりますので、少しだけお許しを!


あ、忘れるところだった。

今日のLME相場は、銅が$3.6577/1b=618.59円/kg。

トン8000ドル超えの状況と言ったほうが分かり易いかな?

とにかく好調でっせ。

良いときがあれば、悪いときもある。

永遠に同じ状況が続く訳じゃないのですから、明日は今日より良い日になると信じて、日々精進努力して行きましょうや!
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