社長の独り言 2016/7/22
デラざっぴんは、「中古製品輸出と都市鉱山発掘」の会社です - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/07/22(金) 05:52
このところ、中古自転車に関する景気の悪い(?)話が続きました。
こういう時には、必ず心配してくださる方がいて、
「よくそんな薄利でやるねえ?」
とか、
「他のことをやれば?」
という話が出てきます。
もし弊社が、「中古自転車輸出と都市鉱山発掘」の会社であれば、そりゃあ心配にもなるというものです。
あ、「都市鉱山発掘」というのは、弊社事業の二本柱の一つである貴金属含有スクラップのことです。念のため。
弊社は、「中古製品輸出」と都市鉱山発掘が二本柱ですから、中古自転車だけでメシを喰っているわけではありません。
中古製品の輸出事業に関して、自転車という商材が必要不可欠なので、最もチカラを入れているのです。
自転車は単価の安い商材ですから、売上高に占める割合も、さして大きくありません。
しかし自転車の取引を通じて、様々な中古製品の取引へと発展します。
物流に関しても、中古自転車があるからこそ、少量の他製品を詰め合わせて送ることが出来るのです。

上の画像はボートエンジンです。
最近、取扱量が増えている商材ですね。
1コンテナに100台とか送ることもありますが、それでもボートエンジンだけで1コンテナ送るのは大変ですね。

自転車だけでなく、オートバイや自動車も送ります。
オートバイや自動車を海外へ輸出するバイヤーは非常に多く、競争の激しい分野なのですが、「自転車屋が、ついでに送る」というスタンスで、競合を避けた形を取っています。


お馴染み(?)の、草刈機や電動工具なんかも送ります。
自転車もコンテナの隙間を埋めるためには良い商材ですが、これらの小さな商材は、より緻密に隙間を埋めることが出来ます。
海外までの運賃、タダみたいなものです。
様々な商材をコンテナに詰め込んで、余った空間は全て自転車を詰め込む。

一丁上がりです。
自転車という商材が無ければ、スカスカのコンテナを送らなければなりません。
何十年も自動車の輸出をやっている方も、コンテナの中身はスカスカ。
空気に運賃を払って、海外に送ってらっしゃる。
ウチは空気の代わりに、自転車や工具などの細かいものを送る。
LCC(格安航空会社)と同じような発想ですね。
LCCみたいなやり方を成立させているのが、自転車という商材。
取引相手も、自転車取引を通じて関係が発展したものばかり。
だから私は中古自転車という、クソ儲からない、面倒くさい商材を大切にしていますし、これからも変わりません。
これからも変わらない理由はですね、オートバイや自動車なんて、国の政策ですぐに税金や通関事情が変更になり、ビジネスにならなくなってしまうんです。
パキスタン人もミャンマー人もアフリカ人も、クルマを扱っている連中は泣いてますよ。
一匹狼で、自分のメシだけ喰えればよいなら、自動車やバイク専業もアリかもしれません。
しかし法人形態で、持続的な企業の発展を図っていくならば、自転車みたいな商材が必要不可欠であると考えています。
一応、そんな考えや事情で自転車にこだわっているのですが、「デラは自転車屋」という誤解をされてもいけませんから・・・。
デラざっぴんは、「中古製品輸出と都市鉱山発掘」の会社です。
いかなる中古製品でも、いかなる貴金属含有くずでも対応いたしますので、よろしくお願いします。
今日は宣伝みたいになったかなあ?
まあ、ブログ自体が宣伝みたいなものです。
ストレートな会社宣伝をしてもつまらないので、ブログをお読みの皆さんに笑っていただいたり、「へえ~」というような小ネタを提供しています。
それをきっかけに、「どうせ誰かと取引するなら、オマエとしてやろう」というと、可愛がっていただくことを期待しているブログかな?
ま、何でもいいです。
私にとっては、事業の日記帳みたいな意味があれば十分ですから。
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