社長の独り言 2013/5/22
仏像の話? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/05/22(水) 05:23
5月19日の日曜日のことなんですが、プライベートで奈良県にある東大寺へ行ってきました。
奈良の東大寺と言えば、「大仏」が有名ですね~。
奈良では、多くの修学旅行生を見かけましたが、ブログをお読みの方々の中にも、老若男女を問わず、修学旅行で見に行った・・・という方も多いのではないでしょうか。
ちなみに少年期を近畿圏で過ごした私は、遠足で何度か奈良を訪れた記憶があります。
私にはお寺見学の趣味があるわけではありません。
当日は午後から雨が降りそうな天気予報だったこともあり、外出に好条件だったわけでもありません。
一念発起(?)して、小学校2年生の末っ子を連れて、二人で近場へ外出する・・・と決めたのでした。
所要時間が半日、予算が数千円・・・という、安・近・短の外出を、数年前までは毎週のように行っていました。
宿泊したり、レジャー施設に入場したりしなければ、子供との外出なんて、総額数千円もあれば十分に楽しめるんですわ。
ウチの会社は結構お金持ちですが、私個人は貧乏たれなので、お金を使わずに楽しむことを心掛けていましたね~。
平日に子供の顔を見ない生活を行っている分、日曜日に家族サービスを行っていたのですが、現在家族が住む大阪と京都の県境(府境)から半日で外出できそうな地域は、ほぼ網羅したと思います。
本当に様々な所へ出かけましたので、「子供を色んな所に連れて行ってやった」という、ある種の達成感、満足感が私の中にあります。
時が流れて子供が成長し、すでに過去の思い出になったはずの近場へのお出かけなのですが、とある問題が発覚しました。
現在中学3年生と中学1年生になった長男と二男はともかく、小学校2年生の末っ子に関しては上の2人と年が離れすぎて、過去の外出を何も覚えてないんですね~。
よく考えてみると、頻繁に外出していたのは2年前まで。
長男が中学生になり、二男が小学校高学年になって学習塾に行くようになってから、外出しなくなりましたから・・・。
私にとっては、過去に実践したことを再びやらなければならないわけで、結構精神的にキツいんですが、気持ちを奮い立たせ、「昔やったことをもう一度」繰り返すことにしました。
そんな訳で、第一弾が東大寺行きだったのです。


入場券にお寺の説明がしてあるから、楽チンですね~。
とは言え、せっかく金と時間を使って外出しているわけなので、大仏を見て「うわ~、大きいな~」で済ます訳にはいきません。
何か勉強しないとね~。
そんな訳で、小学校2年生のガキに歴史教育を行ってきました。
テーマは、「なぜ大仏が建てられたか?」
大仏は西暦745年から、のべ260万人が工事に関わったとされる巨大土木事業で、約7年間の年月と大金が投入されて建立されました。
なぜ巨大公共事業が行われたのか?
当時は、天然痘などの流行病や、旱魃、飢饉、大地震などの天災が続いて社会情勢が不安定になっており、こうした不安を取り除くために建立された・・・というところのようです。
面白いのが、その後の政治の動きです。
平安京に遷都が行われたのは、「鳴くよウグイス平安京」で、794年ですね?
大仏建立から約40年後には、奈良から京都へ遷都されているのが、歴史です。
残念ながら東大寺の大仏さん、社会不安を取り除く役割を果たせずに、それどころか益々社会不安が高まって、平城京は捨てられ、平安京に遷都される・・・という、散々な結果になりました。
「現世利益という観点では、仏像などクソの役にも立たない・・・」
これが子供への教えでした!
奈良の東大寺と言えば、「大仏」が有名ですね~。
奈良では、多くの修学旅行生を見かけましたが、ブログをお読みの方々の中にも、老若男女を問わず、修学旅行で見に行った・・・という方も多いのではないでしょうか。
ちなみに少年期を近畿圏で過ごした私は、遠足で何度か奈良を訪れた記憶があります。
私にはお寺見学の趣味があるわけではありません。
当日は午後から雨が降りそうな天気予報だったこともあり、外出に好条件だったわけでもありません。
一念発起(?)して、小学校2年生の末っ子を連れて、二人で近場へ外出する・・・と決めたのでした。
所要時間が半日、予算が数千円・・・という、安・近・短の外出を、数年前までは毎週のように行っていました。
宿泊したり、レジャー施設に入場したりしなければ、子供との外出なんて、総額数千円もあれば十分に楽しめるんですわ。
ウチの会社は結構お金持ちですが、私個人は貧乏たれなので、お金を使わずに楽しむことを心掛けていましたね~。
平日に子供の顔を見ない生活を行っている分、日曜日に家族サービスを行っていたのですが、現在家族が住む大阪と京都の県境(府境)から半日で外出できそうな地域は、ほぼ網羅したと思います。
本当に様々な所へ出かけましたので、「子供を色んな所に連れて行ってやった」という、ある種の達成感、満足感が私の中にあります。
時が流れて子供が成長し、すでに過去の思い出になったはずの近場へのお出かけなのですが、とある問題が発覚しました。
現在中学3年生と中学1年生になった長男と二男はともかく、小学校2年生の末っ子に関しては上の2人と年が離れすぎて、過去の外出を何も覚えてないんですね~。
よく考えてみると、頻繁に外出していたのは2年前まで。
長男が中学生になり、二男が小学校高学年になって学習塾に行くようになってから、外出しなくなりましたから・・・。
私にとっては、過去に実践したことを再びやらなければならないわけで、結構精神的にキツいんですが、気持ちを奮い立たせ、「昔やったことをもう一度」繰り返すことにしました。
そんな訳で、第一弾が東大寺行きだったのです。


入場券にお寺の説明がしてあるから、楽チンですね~。
とは言え、せっかく金と時間を使って外出しているわけなので、大仏を見て「うわ~、大きいな~」で済ます訳にはいきません。
何か勉強しないとね~。
そんな訳で、小学校2年生のガキに歴史教育を行ってきました。
テーマは、「なぜ大仏が建てられたか?」
大仏は西暦745年から、のべ260万人が工事に関わったとされる巨大土木事業で、約7年間の年月と大金が投入されて建立されました。
なぜ巨大公共事業が行われたのか?
当時は、天然痘などの流行病や、旱魃、飢饉、大地震などの天災が続いて社会情勢が不安定になっており、こうした不安を取り除くために建立された・・・というところのようです。
面白いのが、その後の政治の動きです。
平安京に遷都が行われたのは、「鳴くよウグイス平安京」で、794年ですね?
大仏建立から約40年後には、奈良から京都へ遷都されているのが、歴史です。
残念ながら東大寺の大仏さん、社会不安を取り除く役割を果たせずに、それどころか益々社会不安が高まって、平城京は捨てられ、平安京に遷都される・・・という、散々な結果になりました。
「現世利益という観点では、仏像などクソの役にも立たない・・・」
これが子供への教えでした!