社長の独り言 2012/9/21
ワレ帰国セリ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/09/21(金) 06:58
海外出張より帰国しました。
数日間の出張ですから、当たり前といえばあたりまえですが、何事もなく無事に帰国です。
会社のほうも、何事もなく推移したようです。たぶん。
知らせが無いのは無事の証・・・。
出張先でもNHKの衛星放送を視聴できましたので、社会ニュースになるような出来事はチェックできていましたし、ネット環境の整ったホテルに宿泊する限り、何も困ることは無いなというのが正直なところです。
便利な世の中になったもので、15年前なら毎日日本に国際電話でも掛けて、「変わったことは無いか?」と確認しなければならなかったでしょう。
今や、メールで「あの資料を送って」とお願いすれば、すぐにスマートフォンに送ってもらえるし、確認したいことがあれば、画像付きでメールを送り、すぐに確認が取れる。
本当に、日本国内に居ようが海外に居ようが、まったく変わりません。
頭の中では理解していたことなのですが・・・。
日本だけで仕事を行うことにこだわってはいけないんですね。
名古屋だけで、愛知県だけで仕事をしていないのと同じ理由で。こだわる理由が無い。
さて、今回の出張では、資源や中古製品の輸出・輸入双方の商談をしてきました。
買いたい商品については購入の交渉を、売りたい商品については販売の交渉です(当たり前・・・)。
商談はおおむね順調です。
会社として商取引の幅は確実に広がっていますので、売り上げ増、利益増に結びつくことは間違いないでしょうが、新たな課題も発生してきました。
まずは、資金確保の問題ですね。
基本的に、資金が豊富であればあるほど、売上・利益ともに大きくなるのは間違いありません。
10%の利益設定で取引するとして、10万円の取引なら利益は1万円ですが、1億円の取引なら利益は1,000万円。
「そんな単純に計算できるか?」と指摘を受けそうですが、基本的には単純なものです。
有り余るほどの豊富な資金で事業を行っている訳ではないので、新たな資金調達や事業の取捨選択が必要ですわ。
中小零細企業の社長の悩みは、皆同じです。
あと、取引が大きくなると一つ問題が発生してきまして、それが二つ目の課題と直結するのですが、「確実な取引を行うこと」という課題です。
平たく言うと、「騙されないこと」ですね。
「騙してあたりまえ。騙される奴が悪い」というのが世界標準だと思います。
コツコツ儲けて、ドカンと損するような事をする訳には行きませんので、いかにそれを防ぐかです。
現在のところ、信頼に値する現地の代理人を置くことと、可能な限り自分の目でチェックすることで対応していますが、取引が大きくなると目が届かなくなるのが現実。
そうなると、自分の目が行き届かなくともスムーズに事が運ぶ、新たなシステムを作り上げないといけなくなります。
これは骨の折れる仕事になりそうです。
大変であろうが何であろうが、やらなきゃいけないことに変わりは無いのですが、現在の私の動きは、大きく二つの方針を軸に動いています。
まずは「脱中国依存」です。
これまで、中国の経済成長の恩恵を受ける形で事業展開してきたのは事実ですし、これからも好んで取引を避けるということはありません。
中国の経済成長が鈍化、あるいは通関等の貿易事情など、「中国がこうなったから・・・」という理由で、会社の経営状況が悪化するような会社にはしたくない。
中国が巨大国家であるのは事実ですので、中国事情に大きな変化があればマイナスになるのは避けられませんが、運命共同体にはなりたくないですね~。
もう一つの方針は、相場リスクの回避です。
資源相場の変動や、為替の変動によって、業績に大きく波が出ないように工夫を進めています。
個人で勝負するには良いでしょうが、会社組織としては、このような数値に振り回されることを好ましいと考えません。
資源相場の変動に強く、為替が大きく動いたときには新たなビジネスチャンスが生まれるような組織にしたいと考えます。
あまり詳しくは言えませんが、「屑」あるいは「お古」を商うという範疇の中で、そのような対策を施すつもりです。
「リスクヘッジ」という名目で、専門外のビジネスをはじめてもしょうがなですから。
餅は餅屋・・・ということです。
さあ、今月も残り10日を切りました。
世界で仕事を進めるとはいえ、愛知・名古屋、そして大阪が拠点であることに変わりないので、しっかりと足元を見て仕事しましょか!
数日間の出張ですから、当たり前といえばあたりまえですが、何事もなく無事に帰国です。
会社のほうも、何事もなく推移したようです。たぶん。
知らせが無いのは無事の証・・・。
出張先でもNHKの衛星放送を視聴できましたので、社会ニュースになるような出来事はチェックできていましたし、ネット環境の整ったホテルに宿泊する限り、何も困ることは無いなというのが正直なところです。
便利な世の中になったもので、15年前なら毎日日本に国際電話でも掛けて、「変わったことは無いか?」と確認しなければならなかったでしょう。
今や、メールで「あの資料を送って」とお願いすれば、すぐにスマートフォンに送ってもらえるし、確認したいことがあれば、画像付きでメールを送り、すぐに確認が取れる。
本当に、日本国内に居ようが海外に居ようが、まったく変わりません。
頭の中では理解していたことなのですが・・・。
日本だけで仕事を行うことにこだわってはいけないんですね。
名古屋だけで、愛知県だけで仕事をしていないのと同じ理由で。こだわる理由が無い。
さて、今回の出張では、資源や中古製品の輸出・輸入双方の商談をしてきました。
買いたい商品については購入の交渉を、売りたい商品については販売の交渉です(当たり前・・・)。
商談はおおむね順調です。
会社として商取引の幅は確実に広がっていますので、売り上げ増、利益増に結びつくことは間違いないでしょうが、新たな課題も発生してきました。
まずは、資金確保の問題ですね。
基本的に、資金が豊富であればあるほど、売上・利益ともに大きくなるのは間違いありません。
10%の利益設定で取引するとして、10万円の取引なら利益は1万円ですが、1億円の取引なら利益は1,000万円。
「そんな単純に計算できるか?」と指摘を受けそうですが、基本的には単純なものです。
有り余るほどの豊富な資金で事業を行っている訳ではないので、新たな資金調達や事業の取捨選択が必要ですわ。
中小零細企業の社長の悩みは、皆同じです。
あと、取引が大きくなると一つ問題が発生してきまして、それが二つ目の課題と直結するのですが、「確実な取引を行うこと」という課題です。
平たく言うと、「騙されないこと」ですね。
「騙してあたりまえ。騙される奴が悪い」というのが世界標準だと思います。
コツコツ儲けて、ドカンと損するような事をする訳には行きませんので、いかにそれを防ぐかです。
現在のところ、信頼に値する現地の代理人を置くことと、可能な限り自分の目でチェックすることで対応していますが、取引が大きくなると目が届かなくなるのが現実。
そうなると、自分の目が行き届かなくともスムーズに事が運ぶ、新たなシステムを作り上げないといけなくなります。
これは骨の折れる仕事になりそうです。
大変であろうが何であろうが、やらなきゃいけないことに変わりは無いのですが、現在の私の動きは、大きく二つの方針を軸に動いています。
まずは「脱中国依存」です。
これまで、中国の経済成長の恩恵を受ける形で事業展開してきたのは事実ですし、これからも好んで取引を避けるということはありません。
中国の経済成長が鈍化、あるいは通関等の貿易事情など、「中国がこうなったから・・・」という理由で、会社の経営状況が悪化するような会社にはしたくない。
中国が巨大国家であるのは事実ですので、中国事情に大きな変化があればマイナスになるのは避けられませんが、運命共同体にはなりたくないですね~。
もう一つの方針は、相場リスクの回避です。
資源相場の変動や、為替の変動によって、業績に大きく波が出ないように工夫を進めています。
個人で勝負するには良いでしょうが、会社組織としては、このような数値に振り回されることを好ましいと考えません。
資源相場の変動に強く、為替が大きく動いたときには新たなビジネスチャンスが生まれるような組織にしたいと考えます。
あまり詳しくは言えませんが、「屑」あるいは「お古」を商うという範疇の中で、そのような対策を施すつもりです。
「リスクヘッジ」という名目で、専門外のビジネスをはじめてもしょうがなですから。
餅は餅屋・・・ということです。
さあ、今月も残り10日を切りました。
世界で仕事を進めるとはいえ、愛知・名古屋、そして大阪が拠点であることに変わりないので、しっかりと足元を見て仕事しましょか!