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社長の独り言

統一地方選挙が終わって - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/04/27(月) 05:15


統一地方選挙が終わりました。


4年に一度、全国の多くの地域で都道府県会議員や政令指定都市議会議員の選挙がスタートします。

これが統一地方選挙の「前半戦」と呼ばれるものです。



前半戦が終わったと思ったら、すぐに首長や市議会議員の選挙が始まります。

これは、「後半戦」呼ばれています。



このため、数週間にもわたって選挙カーがスピーカーから大きな音を出しながら、街を走ることになるのです。

どこへ行っても、本当にうるさかったですねえ。



昨日の投票日をもって、ようやく統一地方選挙も終わりました。

やれやれです。

どうせ「統一」というなら、前半戦も後半戦もなく全部一緒にやれば良いと思うんですけどね。



確か、あまりに多くの選挙を同時にやると有権者が混乱する・・・というような理由で分けていたと記憶しています。

地方議員の選挙ごときで、そこまで気を使って貰わなくても結構なんですけどね。





さて、私はかつて、選挙カーの音で皆さんに迷惑をかけていた方に属していたこともあります。

選挙カーの運転もしたことがありますし、「もっとデカイ音を出して走れ!」と指示していたこともあります。



そんな自分でも、そういう世界を離れて長くなりましたので、音量の大きい選挙カーに接すると、「イラッ」とすることが増えてきたように思います。

立場が変わればそんなものですね。




大音量で何かを喚き散らす選挙カーですが、当然ながら大部分の人は不愉快に思います。

やっている張本人も、他人に迷惑を掛けながらやっていることは、十分に自覚しています。

迷惑だと分かっていながらやる。

確信犯です。



しかしこれって、選挙に逆効果になるようにも思いませんか?

大音量で走る候補者の車に接すると、「あんな奴に、絶対に投票しないからな!」と考えるのが普通でしょう。





ところが、一般市民が選挙カーに反発を抱くこと位は計算ずくなのです。

反感を持たれても、屁でもない。

平たく言えば、うるさい奴でも、不愉快な奴でも、嫌いな奴でも何でもよいから、名前を覚えてもらえばそれで良いのです。



大音量の選挙カーで嫌な思いをしたとしても、その候補者の具体的な名前なんて、誰も長くは覚えていません。

むしろ、「何か聞いたことのある名前だな」というような記憶が残ります。

人間の記憶なんてそんなものです。





「悪名は無名に勝る」



選挙をやる人間の鉄則です。

悪名でも何でもよいから、人々に名前を覚えてもらうのが第一で、最悪なのは無名であることなのです。



だからこそ、皆さんに嫌われようが何であろうが、選挙のたびに大音量で選挙カーは走るのです。

選挙をやる側も「プロ」ですから、素人とは考え方も着眼点も違います。



画像は弊社の本社所在地である、大阪府高槻市の選挙ポスター掲示板です。



色とりどりの選挙ポスターですね。

各候補者が様々な工夫を凝らして、選挙ポスターを作成します。



選挙ポスターの一番の目的は、やはり名前を売ることです。

名前を売るために、目立つことが最優先されます。



一部が街路樹で隠れてしまって申し訳ないのですが、「パッ」と掲示板を見て、最初に目が行ったポスターが最優秀作品ということになります。

デザインも大事ですが、くじ引きできまる掲示位置も非常に重要です。

同じようなデザインのポスターに囲まれるような位置が当たれば、どんなにすばらしいポスターでも埋没してしまいます。



マスコミ報道でも話題になっていましたが、写真の「修整」により、美男・美女に化けたポスターを掲示するという手もあります。

修正により「ほぼ別人」なんていう例はいくらでも知っていますが、修正して化けるのは女性候補者に多いように思います。



男性候補者の場合、本人には違いないけれど、ずいぶん若い頃の写真を使うというパターンが多いです。

実物より20歳ほど若い時の写真だったり、今は禿げ上がっているのにポスターの写真ではフサフサだったり・・・。



しかし、「悪名は無名に勝る」です。

陰口をたたかれようが何を言われようが、ポスターが話題になったら、その候補者の目論見通りなのです。





今回の統一地方選挙では、私の知人も相当な人数が立候補していました。

当選した人、落選した人、それぞれに事情や理由があります。




選挙の世界も一般社会も、そう大きな大差は無いように思います。

地道に小さな努力を長きにわたって積み上げる必要があります。

地方議員選挙の場合、いわゆる「風」による影響が少ないですから、ほぼ努力が報われると言っても良いでしょう。



平たく言えば、恥も外聞もなく、死に物狂いで票を取りに行く人が勝者になります。

それをどれだけ徹底できるかですね。



おそらく、ビジネスの世界も同じなのでしょう。

小さなことを積み重ね、恥も外聞もなく、死に物狂いでカネを取りに行く人が勝者になる。

何かとても聞こえが悪いのですが、それを徹底することが必要なのかな・・・と、改めて思ったりしています。





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