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東北で水を撒くアルバイトをした。

低量線被爆による死亡者は一人もいないのに、この国では昨年、脱原発がブームだった（今もかな？）。

1msvという科学的な根拠のない無茶苦茶な基準。

受動喫煙が2.7msvだとう数値を考えただけで、風評被害以外の何物でもないことは誰にでも分かるのに、権力者がハッキリと態度を示さなかったから、石橋を叩いて渡る日本人の多くは、いつも通り世間体という空気によって、「原発は駄目なんだろうなあ！」という、さらなる空気を作りだした。

被災三県の人達の映像も影響したのだろう。

電気料金の値上げに反対している人ほど、おそらく原発に反対して居るんだろうという矛盾。
原発に反対したから、電気料金が値上がりしたのだが。


東北では矛盾ばかりだった。

白い作業着を着せられたが、顔面は露出。

良くニュースにも出てくるし、芸能人も同じような格好をしていた。

顔面は被爆しないのだろうか？馬鹿でも分かる。

津波による死者不明者はおよそ2万人だが、原発事故による死者は０「ゼロ」。
なのに、被災三県以外の日本国民の多くが、為政者も含めて、脱原発の空気を作っている。

化石燃料で発電するため（発電所建設）に生じる死者よりも、化石燃料で発電したために生じる死者よりも、原子力発電は確率的に安全なのだが。

メガソーラーだかクリーンエネルギーだかなんだか知らないが、太陽光発電の電力のコストを税金で保障してもらえるような、無茶苦茶な法律が通る国になってしまった。

まあいい、こんな事をぶつぶつほざいていたって、今の僕に出来ることは、金属くずを集めること。

でも、いつかこの国の多くの人々に、独立心と合理的判断と、先憂の気持ちを持って欲しいと、砂利の駐車場に放置されているバッテリーを探しながら、きょうも思うんだろうなあ・・・。

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