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社長の独り言

スクラップ屋オッサンの経済理論 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2012/03/15(木) 06:56

日本時間3月14日夜間のLME相場。

前日と比較して非鉄金属に大きな変動はなく、銅は$3.8186/1b=704円/kgの日本円換算値。

ニッケル・アルミ・亜鉛・鉛も堅調ですが、貴金属がアカンなあ・・・。

あと15日7時現在の為替が1ドル=83円70銭となっており、概ね東日本大震災前の昨年2月や3月上旬とほぼ同水準になっております。

みなさん覚えています?

震災によって円安に振れるはずと思っていたら円高になったこと。

この1年間、日本は地震と津波と放射能に加えて、超円高にも襲われていたわけです。

日本経済全体で見ると、この一年間の円高傾向は震災と並べて記録しても良いくらいの重大事項だったと思います。

私の経済論では、円安は善、円高は完全悪と定義しておりますので、このたびの円安傾向は望ましいことですし、円高傾向は一応の終止符を打ったのではないかと考えております。

個人的にはあと数ヶ月、円高が続いたほうがよかったという事情もありますが、日本経済全体としては望ましいことですので、ここはグッと涙をこらえて喜んでおきましょう。


ついでに不勉強な状態で書くことになる話です。

日本の中央銀行である日銀は、物価の安定を使命としているため、インフレターゲット設定等のデフレ脱却への積極策が打てないし、コイツらは知識豊富で頭も良いエリートだけど、前例踏襲主義の単なる小役人だというのが私の思い。

ちなみに、日銀のホームページにも、

日本銀行が通貨及び金融の調節を行うに当たっての理念として、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」を掲げています。

と書いてあります。


ここから先が現在勉強中のことになりますが、アメリカ版日銀に相当するFRBは「最大限の雇用と物価安定」という2つの使命を持っているんですな。

そもそもFRBは1946年雇用法にその源流を持っていることからも、当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

雇用と物価安定を使命とするFRBと、物価の安定だけを使命とする日銀の方針の差異には、このあたりに原点があるような気がするなあ・・・。

日銀法改正の案件として、総裁の罷免を可能にするということのほかに、物価の安定を日銀の使命とすることが必要になるんじゃないですかね?

一応簡単に説明しておきます。

「最大限の雇用」をその使命にされてしまうと、「景気を上向きにすること」をその使命とされるのと同じでありまして、経済界の思惑、ひいては一般国民の思いと日銀の使命が一致するという寸法でして。

まあスクラップ屋のオッサンが言っていることですので、笑って聞き流しておくんなさい。

さて、仕事しよ。

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