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社長の独り言

震災から10年 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2021/03/11(木) 09:16


実に久しぶりのブログ更新になります。


約6か月ぶりの更新になるかな?





別に会社の業績や私の体調が悪いわけではありません。


新型コロナウイルスによる社会の激変が起きまして、世の中が殺伐としているように感じているのが主な原因です。





何をしても寄ってたかってハイエナ共に叩かれるような世相の中、「ここは大人しくしておこう…」と考えたためにブログ更新を控えていたとご理解ください。





このブログはコメント機能をオフにしてありますから直接ブログが炎上するようなことは無いのですが、会社メールにあれこれと文句をつけてくる輩もおりますのでねえ。





ま、完全無視するんですけどね。







それはさておき、まずは業界(貿易屋)の現状からお話ししましょうか。





当社の主力商品である中古自転車の販売状況は、まずまず順調です。


東南アジア、中東、アフリカ各方面とも、販売価格の変動を伴うような大きな動きはありません。





ただ、昨年晩秋頃から海上運賃の高騰や海上コンテナ不足により、国際物流が大混乱という状況が続いております。


貿易に関係する方なら皆知っていることですし、ニュースにもなっていることですから一般の方でもご承知の方がいらっしゃることかと思います。





実例を紹介しましょう。


ちょうど昨日、某国向けのコンテナ積み込みを行いました。


(今回から画像サイズをスマホ向けに調整しております。PCで閲覧だと小さなサイズになってごめんなさい)


実はこのコンテナ、当初の積み込み予定日は1月23日でした。


6週間以上遅れてようやく出荷となったコンテナです。





抜港による延期2回とヒューマンエラーが重なった結果ですので、本当に極端な例になるんですけど6週間以上遅れたのは事実です。


それほど混乱している…ということでご理解ください。







さて、今日は東日本大震災からちょうど10年が経過した記念日(?)になります。





「10年ひと昔」と申しますが、10年前の私は一生懸命に非鉄金属スクラップを集めていました。


今は中古自転車をメインに、中古・新品問わず日本製品を海外へ輸出するという仕事に変化しています。





比較的近い業界の仕事なのですが、同じ仕事とも言えない仕事ですねえ。


ビニ本屋のオヤジが、エロサイトの運営者になっているようなものでしょうか?





昭和のオッサンにしか理解不能な話で申し訳ございません。


大分類では一致するかもしれないけれど、実務は全然違う…という意味だとご理解ください。





ブログでの情報発信は10年以上前から行ってきたわけですが、時代の流れと商売の変化でその意義はずいぶん薄れたように感じています。


簡単に言えば、商売には結びつかなくなっている。





商売に結び付かないから、仕事上の優先順位が下がって、更新されなくなった。


ひょっとしたら、これが本質かもしれませんねえ…。







ただ私も早いもので50歳を迎えまして、そろそろ商売抜きで社会に何らかの貢献をすべき年齢になってきました。


社会貢献には様々な形があると思うのですが、突き詰めれば「金・汗・頭」のいずれかの形になると思っています。





昭和のオッサン達はこう教えられました。


「アタマを使え。それが無理なら汗を流せ。それも出来ないなら金を使え」





この教えは人間の本質を突いた言葉だと思います。


時代が21世紀になろうが令和になろうが、普遍的な価値があると思いますよ。





ただし私は若いころ、この言葉の意味を誤解していました。


どう誤解していたかを説明するのは少々難しいのですが…





若いころは、「カネを使うのは一番卑しい方法だ!」というニュアンスで理解していた…と言うのが適当でしょうか?


今の私は、「一番効果があるのは金を使うことだ。しかしそれは一番ハードルが高いから、頭・汗・金の順番で動け」という教えだと考えます。





社会貢献についても同じでして、効果が高い順番に並べると「金・汗・頭」の順番で、難易度が低いのが「頭・汗・金」の順番。


そのように考えます。





という訳で、私は「頭・汗・金」の順番で社会貢献をしていくしかありません。


このブログを「社会貢献みたいなもの」と位置付けようと開き直りましたので、よろしければ今後ともお付き合いのほどお願いいたします。





私が感じる今の世相は、「綺麗ごとを言わないと、袋叩きになる」です。


ですので、「綺麗ごと抜きの現実重視」で意見を述べさせていただいき、少しでも


「クソ窮屈な世の中を、おおらかな昭和的世相へと針を揺り戻す」


ことをもって、私なりの社会貢献にしようと考えています。





で、記念すべき第一回目(?)は東日本大震災から10年をテーマに、私なりの意見を述べさせていただきます。







一週間前くらいからでしょうか?


震災に関連する報道が多く流れていたことは多くの方がご存じでしょう。


私が気になったのは、お涙頂戴というか、「感情」を優先した報道ばかりが目立ったことです。





例えば福島県産の農産物や海産物を対象にした風評被害について。


「福島県産の農産物や海産物を買うか?」という趣旨のアンケート結果が公表されていました。





放射線量の徹底した検査と商品管理が行われており、健康被害など起こりえないにも関わらず、風評被害が消えていない…という趣旨でした。


これ、一見すると「みなさん論理的になりましょう」という話なのですが、実のところは感情論だと私は感じました。





考えてみてください。





スリーマイル島産のオレンジと、カリフォルニア産のオレンジが並んでいたら、どちらを選びますか?





チェルノブイリ産の豚肉と、ドイツ産の豚肉が並んでいたら、どちらを選びますか?





福島産の桃と、山形産の桃が並んでいたら、どちらを選びますか?






棄損されたブランドイメージは、福島の悲惨な記憶が語り継がれる限り、消えることはありません。


「情」を完全に排除して客観的な見方をすれば、「フクシマ」というブランドは、「放射能で汚染された場所」というイメージしかないのです。





日本国内なら「お情け」と「公共心」の精神でもって、福島県産の農産物や海産物を買うという選択肢もありますが、海外向けでは絶対に無理です。





情を抜きに合理性だけを考えれば、「フクシマ」という名前を捨てるのが一番手っ取り早い。


会津地方の農産物なら「福島産」をやめて「会津産」にするような話です。





逆に福島第一原発という呼び名をやめて、「フタバ原発」に名前を変えてしまうっていう考え方もあります。


双葉郡や双葉町の住民にとっては迷惑以外の何物でもないけれど、その他の地域は大助かりです。







何を言いたいかというと、無理なものは無理。


無駄な努力をするよりも、発想を変えたら?





ということです。





繰り返しますが、私はおそらくチェルノブイリ産の農産物を購入することはないでしょう。


海外の方にとっては、チェルノブイリ産も福島産も同じイメージですよ…。





その現実から目を逸らすことなく将来を考えましょうや。


そういうことです。






こんなこと、冷静に考えれば誰にだって分かること。


でもTwitter や Facebook では、こんなこと言えないのが今の世の中。





こんなことを言うのが社会貢献か?


人を傷付けているだけじゃないのか?





そんな葛藤はもちろんあるのですが、


「ステテコに腹巻き姿のオッサンがワンカップ飲みながら物騒なこと言ってる…」


くらいの感覚でお付き合いください。





それではまた次回!

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(ブログタイトル:サイクルオペレーション株式会社)

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