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社長の独り言

ダメージ?そりゃあるよ。 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2020/03/20(金) 08:54


男性にも更年期障害があり、男性ホルモンの減少により肉体的・精神的な乱れ、変化が出て来る…という話を見聞きします。


肉体的な衰えは自覚しやすいのですが、精神的な変化と言うのはなかなか自覚しにくいものかと思います。





キレる中高年男性…なんて話を聞く機会も多いですが、やはり更年期の変化によりイライラしたり、怒りっぽくなるのでしょうか。


全然自覚は無いのですが、自分の書いたブログを読んでいて、何となく「このオッサン、何かイライラしてるな」と感じましたので、改めて注意しなければ…と思いました。





改めて申し上げておきます。


男性ホルモンの減少が著しい、50歳手前のオッサンですから、多少イライラすることもあるかもしれません。





出来るだけ自己チェックを行い、日々反省を繰り返しながら生きていきますので、よろしくお願いします。







さて、現在の私は、中古自転車や日用品などの輸出入に関する仕事をメインに、事務的な専念しております。


一旦はダメになりかけた視力もすっかり回復しているので、トラックを運転して各地を走り回ることも出来るのですが、出来るだけアタマを使う仕事に力を入れたいと思っています。


ギックリ腰と四十肩(五十肩?)の治療中でもありますので。







新型コロナウイルスの影響を受けて、日本経済、世界経済は大きな影響を受けていますから、大きな不安を抱えておられる方も多いことでしょう。


全国のスクラップ屋同志の皆さんも、次から次へと襲い掛かる試練に、呆れ果てるしかない…かな?


元ざっぴん屋、現在は怪しい(?)貿易屋として生きながらえている私も、もちろん大なり小なり悪影響を受けております。





もともと本業であった鉄・非鉄金属スクラップが壊滅的状況なのはもちろんですが、金(ゴールド)や米国債までが売られて現金化されるという、混乱を極める世界の経済状況です。


皆さんがニュースなどでよく目にされるであろう旅行業や外食産業だけでなく、あらゆる業界に悪影響が及んでいますよね。





私どもは輸出メインの貿易屋ですから、ぶっちゃけ円高になると大変苦しくなります。


3月上旬には急激な円高傾向が見られましたよね。




「明日は1ドル100円を切るな…」としか思えない状況となり、私の首をくくるためのロープの準備をしようかと思った日もありました。





ところが…


世界は私の想像をはるかに超える混乱状況に陥り、金(ゴールド)や米国債まで売られて現金化の動き=ドルをキャッシュで持っておく…という異常な動きとなり、円高が収まりました。





対USドルだけで見れば円安なのですが、他通貨と比較すれば円高ともいえる為替状況ですから、「円高だけど、それを上回るドル高」というのが正確なのでしょうか。


外国為替相場は、3月19日現在で1ドル108円前後の水準になっています。





これが1ドル120円ほどになると、満面の笑みの私を見ることが出来ますし、1ドル95円ほどになると、首にかけるロープの準備が必要になります。







冗談はさておき、「円高だが、それを上回るドル高」という状況は、想定していなかった訳ではありません。


正確に言えば、「ドルを除く他国通貨に対する円高は想定済み」という表現になります。





過去の私の取引実績による実例で言えば、





韓国に輸出するビジネスなら、ウォン安、円高が怖い。


ベトナムに輸出する事業なら、ドン安、円高が怖い。


タイに輸出する事業なら、バーツ安、円高が怖い。


ということになります。





我々のような中古商品の輸出業者の取引相手は、発展途上国相手がほとんど。


少なくとも日本円より脆弱な通貨を使用する相手ばかり。






現在のように経済状況が悪化した場合、現地通貨安、円高になって当然です。


そうなると収益が極端に悪化するというのが、お決まりのルートなのです。





このリスク対策、どうしましょうかね?





うーん。米国と取り引きすれば良いんじゃね?


世界経済がショックを受けた際、円が買われて円高になるとはいえ、ウォンやバーツやドンよりは、ドルはマシだろう。





「よし、米国と取り引きするぞ!」≒ 「米ドルで取引するぞ!」という考えになります。






決済を日本円や米ドルで行えばいいじゃん…。


そんなことは当たり前。






単発取引の決済分はドルや円で行うから、ウォンやバーツやドンが暴落しても問題ないけど、そんなことは中学生でも思い付くリスクヘッジ。


その先はどうするのよ?





現地通貨が暴落すると、結局は継続的な取引が困難になるよ?


輸出先の国の消費者が、米ドルで商品を買ってくれなきゃ、結局は現地販売価格を大幅に値上げするか、日本側の販売価格を大幅に値下げするしかない。


わかるかな?





だから、消費者が米ドルで買い物をする米国に売らなきゃダメなんだ。


米国じゃなくても、米ドルで消費者が買い物をする国で売らなきゃダメなんだ。





ここまで言えば、当ブログと付き合いの長い方はお分かりでしょう…。


私が取引相手国にこだわった理由が。





韓国ウォンやベトナムドン、タイバーツが暴落しても、甚大な影響を受けないようなビジネスモデルを築き上げました。


これが私の唯一最大の財産かも?





まあ外国為替相場は踏みとどまってくれているものの、世界各国で落ち込んでいる消費や、ヒトやモノの国際物流が滞っている影響は甚大です。





具体的に申しましょう。





東南アジア各国で、国際物流が滞っているところがあるんです。


例えば、数週間前からベトナムとカンボジアの国境が閉鎖されており、両国間の物流が滞っています。





おかげで、某商品の輸出が完全にストップしてしまいました。


輸出が止まっても、入荷をストップ出来れば問題無いのですが、そうは問屋が卸さないのが世の常です。




また、この商品に限って言えば、消費者は「ベトナムドン」で買い物する訳ですから、今後の販売価格下落は避けられないでしょう。







コロナ祭りがひと段落して、国境が開いて消費が再開するのが先か、こっちがパンクするのが先か?


そんなチキンゲーム感覚の事業も一部ありますよ~。







ははは。


旅行関連業者さんのような直撃弾は受けていないものの、大変な情勢であるには変わりありません。





そんな感じですから、多少はイライラもしますわな。


呑気に「マスクが~」とか言っている場合じゃないんです…。







私の場合、取り急ぎ現地へ飛びたいんですけどねえ。





先行き不安から、現地バイヤーの購買意欲に衰えがみられます。


彼らに対して、「今買わなかったら、回復後にオマエに売らねえぞ!」と、脅しあげて押し売りする必要があります。





で、無理やりにでも新規オーダーさせて、「今は景気が悪いから先払いだ!」と、カネをふんだくって来る必要もあります。





現実のビジネスってこういうものなんですよ~。


厳しいというか、何というか…。





こういうことを言うと嫌われるんですが…、


「この世で一番大事なのは自分の命。二番目に大事なのは自分のカネ。お前の命よりオレのカネの方が大事。」


こういう感覚が普通なんで、私なんて激甘な対応かと思います。







ただ、今は簡単に海外へ行けないんですよ…。


色んな事情もあるし、入国できなかったり、帰国できなくなったりもしますしね。





皆さんの生き残りを祈念申し上げます!

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(ブログタイトル:サイクルオペレーション株式会社)

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