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社長の独り言

生命保険のお話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2017/11/17(金) 06:14


9月末に行った手術の保険金請求手続きを行いました。


私が死亡した場合、多額の保険金が支払われる保険へ加入しているのはもちろん、入院した場合に保険金が支払われる、「医療保険」へも加入していたのです。





適当なオッサンではあるのですが、意外としっかり保険に入っていたりします。


実は私、かつて生命保険会社で働いていたことがあるのです。





学校を卒業後、就職したのが生命保険会社でして、30歳まで勤務したのかな?


諸般の事情から退職して代議士の書生になり、再度転職(?)して現在に至る…というのが、私の履歴書。





生命保険会社を退職した最大の理由は、「面白くない」と感じたから。


細かいことを話せば色々ありますが、一言で言えばそういうことでしょう。





もし自分の息子が、「面白くないから会社を辞める」と言い出したら、「甘えるな。それでメシを喰っているんだから、面白くなくても我慢しろ」とでも言うかもしれません。


私は能天気なものですから、「何とかなるさ」と小さな2人の子供を抱えた身で、嫁に相談もせず退職しました。





「大企業のサラリーマンの嫁になったつもりだったのに…」と、一度や二度は皮肉を言われた記憶もあります。(笑)


もちろん私も、一度や二度は「サラリーマンをやめなきゃよかったかな?」と考えたことはあります。





大きな組織を抜けて生きて行くことは、とても厳しいことです。


もし他人から同じような相談をされたら、「あなたがどんなに優秀でも、幸運に恵まれない限りは必ず失敗する。失敗した時のプランまで立てられるなら、好きにすれば」とアドバイスするでしょう。





私は幸運に恵まれたからこそ、現在も生き残っている訳で、もし幸運が無ければ、タコ焼きの屋台を引いているか、肉体労働に従事していたことでしょう。


体力に自信があった…という意味だよ。







話が逸れました。





一応、生命保険会社に勤務していた経験がありますので、保険に対する意識はどちらかと言えば高いです。


だから今回のような入院・手術に対応する保険も、しっかりと入っていましたよ。





今から約7年前の2010年、ネット申し込みで医療保険に加入していました。









画像は保険証券なのですが、契約内容が書かれています。


入院日額が12,000円の医療保険。





入院1日あたり12,000円が保険金として支払われ、手術した場合には10倍の12万円と、特約でプラス3万円が支払われる。


そんな契約のようですね。







具体的な保険金は、入院日額が12,000円×17日間で204,000円。


手術代は入院日額の10倍で、120,000円。


これに入院時一時金特約の30,000円を加えて、合計354,000円を保険金として受け取りました。





病院へ支払った費用は、当然この範囲内で収まっており、実費に加えて少しお小遣いをもらった気分です。


私はトクした?





まてよ。


これまで支払った保険料を計算してみよう。





私は2010年3月から、毎月保険料を3,792円支払っていました。


入院したのは2017年9月だから、加入期間は7年6ヶ月=90ヵ月ということになります。





3,792円×90ヶ月=341,000円。


すでに341,000円の保険料を支払済みのところへ、354,000円の保険金を受け取ったところで、差益はわずか14,000円。





これって、どうよ?


過去の損得計算だけで言えば、決してトクをしたとは言えませんねえ…。





他人様に、「生命保険に入っておいた方が良いよ」と勧められるかと言われれば、とても微妙な計算になります。





ただ、手術歴アリの身となった今の私にとっては、とてもお得な保険になっています。


他人の何倍も、手術した眼の疾病再発率が高いですし、反対の眼が同様の疾病にかかるリスクも高い。





病気になって初めて、保険加入しているという事実が、お得な価格で将来への備えになるんですねえ。





この点に関しては、保険会社に勤務していた頃の私も、意識していなかったと思います。


「保険は入れるときに入っておかなければいけない」という意識は、強かったんですけどね。





多くの健康な人は、義理や付き合いで渋々保険に加入している人が多いと思うのですが、、保険が必要な立場になった後だと、保険に入るのが難しくなります。


網膜剥離の手術をした私の場合、新たに保険へ入ろうとすると、手術した眼は保険金支払いの対象にならなかったり、割増の保険料を取られたりするのは確実でしょうし、場合によっては保険に加入できないこともあるでしょう。





問題が起きてから、対処しようとしてもダメなんですね。


そういう意味では、「保険は入れるうちに入っておけ」という話は、金言なのかもしれません。







さて、実は私はもう一つ保険に加入していました。


今年の7月、金融機関との付き合いの中で「保険に入って」という依頼を受け、加入していた保険がありました。








入院日額がわずか3,000円、手術給付金が30,000円ですから、受け取った保険金は51,000円ほど。


これじゃあ入院代・手術代にもならない。





ハッキリ言って、こんな保険は不要ですね。


入院日額3,000円ぽっちの医療保険を売るなんて、センスゼロ。





ド素人の銀行さんが保険を売ろうとすると、こういうことになるのよねえ。


「餅は餅屋」だと思いますよ。





「あそこの銀行に頼まれて保険に入ったけど、クソの役にも立たないよ」


ちっぽけな保険代理店手数料を手に入れたけど、一番大切な「信用」を失ってしまいますね。





ただし今回の私の場合、加入からわずか2ヶ月で保険金を受け取ることになりましたから、私自身はトクをさせて頂きました。


わずかばかりの保険料で、「病気持ちだが保険に入っている」という、ある意味既得権を手に入れているのですから。





ありがとね。


この保険だけ、解約せずに置いておくわ。





就労所得補償保険に同時に加入しているんだけど、これは解約かな。


保険金の支払いがなされるケースが、あまりにも限定的すぎます。





長期の療養生活を強いられた場合に対応するタイプの保険なんだけど、この保険が生きてくるケースになる可能性は低いでしょうね。


まあそれでも、手術歴を持ってしまった以上は、しばらく置いておくか…。





今日は、保険の話で長話になりました。


今回手に入れたわずかばかりの保険金は、海外への投資に回そうと思っています。





海外でお金を使う場合、会社のお金を使えないケースが多いのです。


会社のお金は、使途等がキッチリ証明できる用途にしか使えませんが、海外ではそれが中々難しい。





基本的に領収書が出ませんから。


保険金は、異国でのタクシー代や飲食代に消えていくことになります。




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