社長の独り言 2016/12
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年末ご挨拶 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/12/29(木) 05:23
いよいよ2016年も押し迫って来ました。
私の気分次第ではあるのですが、当ブログが2016年最後の更新になるかもしれません。
今年一年のご愛顧に感謝申し上げるとともに、皆さまが素晴らしい新年を迎えられることを祈念申し上げます。
さて、弊社愛知県の中部営業所は年内の営業を終了しており、東京営業所は12月30日まで営業となります。
早く年末年始の休暇に入りたいのは山々ですが、お客様あっての仕事ですから、お客様の要請があれば可能な限り対応しております。
東京営業所は12月30日で営業終了・・・と書かせていただきましたが、実際には12月31日も集荷に出るスタッフがおります。
「依頼がある以上、しょうがない」と、大晦日まで仕事に従事してくれるスタッフがいることは、管理者としての立場から言うと、「申し訳ない」の言葉に尽きます。
「猫の手も借りたい」という年末のバタバタの状況ですので、現在16歳になる高校一年生の私の息子も、東京営業所にアルバイトに出てきております。
スポーツ選手ですから標準的な高校生よりは体力があるものの、やはり当社スタッフたちと比べると、パワーにかけるというか、まだまだ未熟です。

多分、校則でアルバイトは禁止されていると思うので、一応モザイクをかけておきます。
まあ仮に学校から注意が来たりしても、「高校生が家業を手伝って、何が悪い!ボケ!」と、怒鳴り散らしてやりますけどね。
インターネットを通じて世界中に自画像をバラ撒くほど、自信家ではないのでモザイクをかけておく・・・と言う方が正確です。
私が初めて本格的にアルバイトを始めたのは、息子と同じく高校一年生の冬休みでした。
中学生の頃に日雇いの土方仕事のアルバイトに行ったりしていましたから、経験がなかった訳では無いのですが、そういった「闇バイト」ではなく、本格的なアルバイトを始めたのは、高校一年生の冬休みでした。
昭和の終わりに近い時代のことですから、バブルの時期ということになります。
どこも人手不足でしたから、アルバイト先には苦労しませんでした。
そんな中で私が選んだアルバイト先は、「漬物工場」です。
工場内のほとんどの仕事を経験しましたが、やはり単純作業が多い。
漬物のパック詰めの仕事が一番キツかったですね。
経験者なら分かると思いますが、単純作業というのは本当に時間が経たない。
そんな仕事を延々と続けるのは、本当に辛いですよ。
当時、私の母親は電子部品の工場へパートに出ていたのですが、「母親は、毎日こんなキツい事をやっているのか」と、母親への感謝というか、敬意を持つに至った記憶があります。
アルバイトってお金を稼ぐだけではなくて、仕事を通じて社会を学んだり、人間的な成長を促すものだと思います。
学生の本分が学業であるということは重々承知していますが、勉強が出来るだけで、世の中のことを何も知らない人間を育てるのは、私の主義に反します。
当社の仕事は世間から言わせれば3Kの仕事だし、今の繁忙期だけを捉えると、「ブラック企業」と言われても仕方がありません。
でも世の中のほとんどは、厳密に言えばブラック企業であるのが現実です。
労働関連法令を1ミリでも逸脱した仕事をしたくないなら、自分で事業でも起こすことですね。
もっとも、経営者は法令で守られませんが(笑)
高校生がそんな現実を身をもって体験するのは非常に重要なことですし、それを教えてやることは、親としての責務であると考えております。
さて、少々話は変わります。
年中ヒマなし、年中貧乏たれの当社ですが、このたび思い切って新車を導入しました。
しかも2台同時に。


オンボロトラックがトレードマーク(?)だった当社ですが、鉄・非鉄金属スクラップの業務から遠ざかっておりますので、オンボロトラックを使用する必要がなくなりました。
スクラップ屋がオンボロトラックを使用するのは、やはりハードな取り扱いをするためです。
荷台に乗ったスクラップをおろす時にはユンボを使用しますから、爪がトラックに当たったり、重量物が落ちてきたりすることは珍しくありません。
スクラップ屋の仕事をしていると、新しいトラックもすぐにボロボロになるので、それなりの中古が一番良いのです。
しかし中古自転車屋として動くのなら、話は別です。
ある程度イメージも大切ですし、何より新車だと故障もないし、トータルの費用で考えると、断然お得になります。
トラックを使用する仕事であれば、トータルで見て最も安上がりなのは、新車を5年ほど使った後に下取りに出し、また新車を買い直すという方法であろうと感じています。
オンボロトラックを購入すると、初期費用は安いのですが、修理代や部品代や何やらで、長期的に見れば決して安上がりにはならないと思います。
そんな訳で、貧乏なくせに新車を二台同時購入しました。
最後にネタです。
今回導入したトラックのナンバープレートは、「710」と「810」です。
ナンバーを選択しましたから、このナンバープレートには、私の意志が込められています。
今年の2月に営業車(乗用車)を導入したときは、「4989」を選択しています。
「四苦八苦」を数字にしたナンバーを選びました。
縁起を担ぐのが嫌いという訳では無いのですが、競争率が高い、縁起が良いとされるナンバーを選ぼうとする気持ちは全くありません。
どちらかと言えば、4989(四苦八苦)とか、4242(死に死に)などの、一般的には嫌われるナンバーをあえて選ぶような、とんがった気骨(?)を見せる方を好みます。
という訳で、今回も少々「気骨のあるところを見せてやろう!」と試みました。
「710」と「810」のナンバーに隠された意味は何でしょう?
ヒントはですね、まず2台のナンバーを合わせないと語呂合わせが出来ません。
「710だけ」「810だけ」では、熟語が完成しません。
次に、順番を逆にしてはいけません。
最初に「710」、次に「810」の順番で、語呂合わせを考える必要があります。
分かりますかね?
これが分かった人はすごい!
あまり長く引っ張る話でもないので、正解を。
まず「710」ですが、「7」は「しち」、「10」は「てん」(英語の10)と読みます。
「710」のトラックは、「しちてん」という意味になります。
次に「810」ですが、「8」は「ば」と読みます。ここだけ少し苦しい語呂合わせですね。
「10」は、「とお」と読みます・
「810」のトラックは、「ばっとう」と読んでください。
もう分りましたね?
「710」と「810」の2台合わせて、「七転八倒」です。(笑)
縁起が悪いですかね~?
そんなことないですよ。
人生とは、「四苦八苦」あるいは「七転八倒」しても、それを乗り越えて生きていかなければなりません。
いかなる困難が襲い掛かって来ても、困難なんかに負ける訳にはいかんのです。
アタマがイカレていると言いたい人には言わせておけば良い。
多くの苦労を乗り越え、倒れても倒れても再び起き上がる。
そんな気概で2017年を迎えたいと思います。
年末の繁忙期 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/12/27(火) 05:55
年末でバタバタしますね。
東京営業所では、結局31日ギリギリまで仕事することになりそうです。
大晦日まで仕事をするのは何年ぶりかな?
正確には憶えていませんが、おそらく5年ぶりくらいでしょう。
鉄・非鉄金属スクラップをメインの仕事にしていた時は、年末ギリギリの工事などを行うお客さんのために、大晦日も営業していました
貴金属含有スクラップと中古自転車の専門業者となった今も、「お客さんのために・・・」という動機は変わりません。
某大手広告代理店での過労を原因とする自殺事件の影響で、世間様では労働時間の短縮などが話題になっています。
それでメシを喰っていけるなら、週40時間労働でも何でもやれば良い。
我々零細企業は、クライアントの依頼に応じること、いや、依頼以上の結果を出す事によって上を目指すしかありません。
今を時めく大企業も、かつては家庭を省みず、人生の全てを仕事に捧げるようなモーレツ社員(古い)の献身的貢献により、大きく成長していったのは間違いありません。
で、大企業が大きく育った後になって、世の中全体が「時短」とか「ブラック」とか言って、仕事だけに生きるような生き方を否定し、法令によっても規制しようとするなら、これから育とうとする会社はどうすればよいのよ?
そんなケツの青い事を言っていたら、新しい産業、会社が育たないよ?
新しい会社が大きく育とうとする時、他の全てを犠牲にして、仕事だけに集中するような時間が絶対必要だと思います。
100年の歴史を持つ大企業と、先月設立したばかりの新しい会社が、同じ条件で競争出来るわけがないじゃない。
法令は、同じ条件を求めるけどね。
子供が考えても分かることですよ。
大手が無理をしなくなっても、中小零細は無理をしなくちゃいけない。
そうしないと、いつまで経ってもその差は縮まらない。
話は変わります。
先週末の金曜日だったかな?
日曜日の15時に名古屋でアポイントが入りました。
4トントラックで東京に出てきていましたから、新幹線を利用して戻るしかないという状況。
東京営業所に腰を据えてわずか一週間、一番やりたくなかった、名古屋への電車移動をすることになりました。
結構乗り継ぎが多いんで、面倒なんですよ。
営業所から最寄り駅までバスで10分強、最寄駅から池袋まで15分ほど、池袋駅から東京駅まで25分ほど。
名古屋に着いてからは名鉄に乗り替えて、津島駅まで約25分。津島駅から徒歩40分の場所に、中部営業所があります。
結局、朝6時15分発の始発のバスに乗って出かけ、中部営業所に到着したのは10時半頃。
乗り換えが多いと、本当に時間がかかりますねえ。
中部営業所で少々事務仕事を行い、15時のアポイントを済ませたのち、自宅へ戻りました。
たまには家族の顔を見ないとね。
自宅へ到着したのは、午後7時ごろ。
午後8時まで散髪屋が空いているので、まずは散髪屋へ駈け込んで年越し準備です。
散髪屋から帰り、ビールと共に夕食を食べていると、少々酔いが回るのが早い。
多少の疲れもあるので、早めに寝る。
翌月曜日の朝、ブログ記事を書いているとfirefox(ブラウザ)がクラッシュ。
せっかく書いていた記事がパーになり、書き直す時間もないので、午前7時半ごろに名古屋へ向けて出発。
久しぶりに自宅へ帰ったと思ったら、滞在時間は約12時間ほどでした(笑)
まあ、年末のバタバタする時期ですから、しょうがないね。
正月にはゆっくり帰ることにしましょう。
今日はまだ27日ですから、まだまだこれからが年末の試練。
がんばりましょう!
天皇誕生日 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/12/23(金) 06:49
今日は天皇誕生日ですね。
毎日何かとバタバタしておりますので、曜日の感覚があまりなく、朝になるまで祝日であることを忘れておりました。
新座の東京営業所のデスクから外を眺めていると、「今朝は妙に交通量が少ないな?」ということに気付き、今日が祝日であることに気付いた次第です。

今朝の東京営業所です。
画像に映っている自転車は、本日出荷予定分。
本当に嬉しいことに、出荷しても出荷しても、次から次へと入荷して来ます。
集荷から出荷までのプロセスに関わるスタッフが揃い、設備が整った暁には、月間一万台くいの数量は捌くことが出来そうです。
昨日もフォークリフトと倉庫内ラックの商談、看板作成の打ち合わせなど、様々な打ち合わせをしましたが、どれもカネがかかる話です。
商売はボチボチですが、貧乏なのは変わりません(笑)
さて、天皇陛下は昭和8年の生まれですから、今年で83歳になられたのかな。
自分の父親と同じ年の生まれだから、生年を覚えているんです。
残念ながら私の父親は3年前に他界しておりまして、12月30日が命日になります。
お彼岸も盆もヘタクレもない生活をしておりますから、命日に墓参りにでも行くか・・・などと考えるのですが、30日まで新座に滞在する予定ですから、ちょっと難しいですね~。
何度か申し上げたことがありますが、私は信仰心がとても薄い。
「死んだら終わり」という思想ですので、仏教的な行事に対して関心がなく、滅多に墓参りに行くことはありません。
極論すれば、「墓とは遺骨処分場である」という認識ですね。
しかし私に信仰心がなくとも、色々な事情というものがあります。
墓参りは自分だけでなく、母親や子供など他の人も関係することですから、一年に一回くらいは連れて行った方が良いかな?なんて考えます。
また、寺や親族などの関係先への世間体というものも無視する訳には行きません。
でも、墓参りは面倒なんですよねえ。
父親は大阪生まれ、私は京都生まれなんですが、ご先祖さんが福井県の出自ということで、福井県に墓があります。
決して近くない場所へ、墓に対して何の感情も持たない人間が、年末の多忙な時期に行くか?
行くことは不可能ではないのですが、行かない可能性が高い・・・ですね。
父親と仲が悪かった訳でもないし、敬意を払っていない訳でもない。
父親からの教えの多くは、私だけでなく私の子供へも受け継がれているし、たまには思い出すこともある。
仏教について深い知識を持っている訳では無いのですが、かつて寺の住職(故人)から、「人間の肉体はクソ袋(排せつ物が詰まった袋)である。魂こそが本当の姿」という説教を受けたことがあります。
それなら墓の中には、クソ袋を焼却処分した後の残渣が入っている・・・ということになります。
つまらない言葉遊びをしている訳では無く、要は精神性の問題かと思うのです。
・・・ということで、墓参りは無し。
墓参りよりも、私が父親の背中を見て学んだ「懸命に働く」ということを、次世代である私の子供に伝えることを重視することにしましょう。
ちょうど昨日、冬休みで息子が寄生・・・いや、帰省してきましたから、新座へ連れてきて強制労働・・・いや、アルバイトをさせて、働くということの尊さを教えることにします。
中古自転車に関する仕事は、筋肉トレーニングには最適ですし、自分の小遣いは自分で稼がせるのが一番。
「ウチの息子もぜひ」という方がおられれば、ヘルメットと安全靴、作業着持参でお越しください(笑)
東京営業所より、初投稿 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/12/21(水) 06:19
東京営業所からブログをお届けするのは、本日が初・・・となります。
東京営業所は12月1日から入居を開始し、道具の運搬などの作業に取り掛かりました。
多忙な日常業務を消化しながらの移転作業ですので、ゆっくりとしたペースでしたが、ようやく体裁が整ってきました。
自転車を解体したり整備したりする道具類、保管のために使用する大量のパレット、椅子や机などの備品類、小さな会社とは言え、必要な備品は結構な量になります。
一番遅れているのは、パソコンやプリンターなどのオフィス用品の配置かな?
こちらは(旧)名古屋営業所から運んでくる予定ですので、一度名古屋からトラックで運んでくる必要があります。
となると、年内は無理ですね。
年明けにまとまった量を持ってくることになると思います。
とりあえず、仕事を行う上で最低限の準備だけ整ったという状況です。

画像は、東京営業所で私がデスクに座りながら撮影したものです。
構内が見渡せる位置に配置しましたので、眺めは抜群です。
実は現在の私の仕事は、警備員みたいなものです。
コンテナへ自転車を積み込むための下準備などで、様々な業者が構内に出入りします。
私が東京営業所入りしたのは、2日前の月曜日のことです。
まだ顔も名前も覚えていない外国人が構内で作業をすることが多い訳ですから、キッチリと監視する必要があります。
私はアタマの中が「日本モード」の時は、警戒が緩く、人に対して疑いを持つことが少ないです。
「疑うより信じろ」的な、ある意味日本人らしい感覚で生きております。
一方、アタマの中が「海外モード」の時は、警戒を緩めません。
笑顔で初対面の外国人と握手しますが、「コイツの手、泥棒だな」とか思いながら握手しています。
他人を全く信用しない、日本人的な感覚では、かなり嫌な奴になるのが私の海外モードです。
特技なのかどうか、それほど自信はありませんが、私は握手したときの感覚で、相手がどういう人間かある程度分かる・・・と思っていますので、握手の感覚で人間を判断することが多いです。
私は議員書生の時代に、自分自身が選挙に立候補した経験もありますから、他人と握手した経験は豊富です。
これまでに出席した葬式の回数と、握手した人数については、普通の人が一生かかっても経験できないくらいの数を、30代前半までに経験しています。
その経験から、「コイツは頼りになる」とか、「コイツはダメだ」程度の感覚を、ある程度瞬時に感じるようにしています。
人間というのは日々変化しますし、それぞれの癖がありますから、必ず当たるという訳では無いでしょうが、今までそれなりに外れていないから、握手で相手を判断する習慣を捨てていません。
やはり、肌と肌が触れ合ってこそ、相手の本当の姿が見えるというものですよ。
「本当に握手くらいで分かるの?」と、疑問を持つ方も多いでしょう。
でもね、男と女が肌を重ねる時、相手の本当の姿が分かる・・・という話なら、同意していただける方が増えると思います。
私の感じるのは、それと一緒です。
手の平だけの触れ合いで、相手の本当の姿を感じようとしている。
そんな感じです。
話を本題(?)に戻します。
東京営業所開設から3週間、私が常駐するようになってから3日目という、非常に短い期間なんですが、多くの方に助けられ、支えられていると感じています。
需要の多いパレットを恵んで頂いた方、土地勘のない私に地元の業者を紹介して頂いた方など、直接的な支援をしていただいている方がおります。
私の郷里の言葉で感謝を表すと、「おおきに」または、「おおきに。ありがとうございます。」です。
そして陰ながら・・・というか、私に何も知らせずに支援して頂いている方も多くいる・・・とも感じています。
「陰ながら」という表現の説明が難しいのですが、偶然にしては、私にとって都合が良すぎる出来事がいくつかあるのです。
例えば、「偶然」自転車の取引相手が東京営業所を訪問してくるとかね。
冷静に考えると、偶然来るような人たちではありません。
誰かから話を聞いて、訪問してきたと考えるのが自然です。
「東京に、ちょっと変わった奴が行ったから、取り引きしてやれよ」
おそらく誰か、そんなことを言ってくれた人がいるな・・・と感じます。
本当に頼りになるのは、「オレがアイツを助けてやった」などと、大きな声で言わない人。
本当の味方は、何も言わず、黙って陰から助けてくれる人。
これも議員書生時代の経験からの考え方ですねえ。
「オレがアイツのために動いてやった」などと、怪しげな成果を周りに吹聴する人は、実はクソの役にも立たない。(笑)
何にせよ、色々な方に支えられ、助けられていることを実感しています。
おそらく私を助けていただいている多くの方は、このブログの読者でもあると思います。
この場を借りて御礼申し上げます。
本当に、ありがとうございます。
(旧)名古屋営業所、売り切れました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/12/19(月) 06:00
名古屋市中川区にある、当社名古屋営業所。
現在は商品の買取や荷受けなどの業務を一切行っていないので、拠点を整理しようかと考えている・・・という話をブログで書いたのが、金曜日のことです。
なんと即日、売り切れました。(笑)
このため、今後お問い合わせを受け付けません。
悪しからずご了承ください。
ブログ上に書いて、即日話が決まるとは、さすがに私も少し驚きました。
名古屋方面で事業をされている方なので、ブログを読んですぐに電話をかけて来られ、その日のうちに現地で会って合意・・・となりました。
当社が入居しているような物件は、コストパフォーマンスが最高であることは自覚しています。
名古屋風に言うと、「お値打ち」の物件ですかね。
知っている人なら、飛び付きたくなる気持ちもわかります。
それにしても、金曜日のブログに書いたことが、金曜日中に決まるとは思いませんでした。
大きく手間を省けたことに感謝しています。
敷地が借地ですから、上に建っている住居や事務所などの設備を、どう評価して引き継ぐかという問題だけでした。
その評価さえ合意すれば、あとは話が早いという訳です。
ちなみに弊社は不動産を一切所有していません。
理由は、「土地に縛られるから」です。
様々な考え方があるのですが、私は「土地を買うこと=土地に縛られること」だと考えております。
売買や投資が目的なら話が違うでしょうが、土地を買うと土地に縛られ、自由な事業や自由な人生が歩めなくなると考えております。
もし私が「家賃を払うよりトクだから」という理由で、営業所の用地を購入していたら・・・。
買った土地に縛られて、自由に移転も出来ません。
とりあえず土地を買っておいて、将来値上がりした土地を売って、新しい場所に移転する・・・なんてモデルは、バブル時代以前の古いモデル。
状況にもよりますが、今のウチのような会社では、柔軟さこそが尊ばれます。
「固定」という言葉の付くものは、敵だと思って間違いない。
そんな事を言いながらも、名古屋市中川区から離れるのはさみしいですねえ。
私が名古屋市中川区に出てきたのは、2008年の3月頃のことです。
当初はJR関西本線の春田駅から徒歩7分ほどの、「東春田」という場所に約30坪ほどの小さな倉庫を借りました。
そこからすぐ近くのアパートを借り、中川区に住み始めました。
2008年の終わり、リーマンショックによる金属相場暴落で、アパートの家賃を払うのも勿体ないと感じるほど、突然収益が悪化。
アパートを引き払って、名古屋営業所の事務所で寝泊まりするなどの対策で、リーマンショックという荒波を乗り切りました。
その後、愛西市の中部ヤードから近い、「津島市」にアパートを借りて住み始めました。
名古屋営業所では住み込みで働いてくれていた一家がいたのですが、健康上の理由で会社を去ることになり、営業所は休業、我々の住居とすることになりました。
まあ私にとって名古屋市中川区とは、縁の深い土地ですね。
ここを去るのは、何だか名残惜しい気がします。
しかし再び中川区に住むことがあるかと問われれば、多分無いでしょう。
住みたいと思わせるほど、良い場所ではない(笑)
もし「やはり名古屋方面で寝床が必要」という判断になれば、中部ヤードの中に寝床を作るか、遊びに出かけやすい場所にアパートを借りますわ。
中途半端が一番嫌いですので、そういう意味で中川区に住むことは無いでしょう。
さて、実は名古屋営業所以外にも、ハード面、ソフト面ともに整理を進めないと・・・と考えているところです。
当社の2枚看板である、貴金属含有スクラップのリサイクルに関する事業と、中古自転車の輸出事業。
この二つを継続するためのモノ以外は全て不要であるという、ある意味極端な考えで整理を進めています。
私には、年明けや年度初めに「2016年の目標」として掲げていたことがあるのですが、それは「選択と集中」というテーマでした。
2016年は事業を取捨選択して、「これだ!」と決めた事業に集中して、人員や資源を投入する。
そんなことを考えていました。
それを年の瀬も押し迫った今頃になって、実行しているということですね。
鉄・非鉄金属スクラップや自転車以外の中古商品を切り捨てて、貴金属含有スクラップと中古自転車の事業を選択し、集中すると決めたのが10月。
それから2カ月経って、ある程度状況が見えてきたので、余分なものを省いていくという作業に入っています。
う~ん。
今、一番悩んでいることは、名古屋と東京間の距離の問題ですね。
私が東京と名古屋を頻繁に往来し、双方で思い描いた通りの経営を進めていくのは、非常に困難なんですね~。
いま切実に感じていることは、置き物のように置いてあるだけ、座っているだけでも良いから、私は東京営業所に常駐すべきである・・・ということです。
理由を説明するのは難しいんですけどね、そういう「匂い」がするんです。
(旧)名古屋営業所を引き払うということは、名古屋での住居を引き払ったということです。
かなり強引な手法ですが、これで東京に常駐するしかない。
東京に常駐するということは、名古屋の管理が手薄になる訳で、これにどう対処するか?
それが問題なんですね~。
名古屋(中部ヤード)に関しては、ある程度放っておいても、うまく回るような体制が出来上がっていると思います。
そういう意味では、いまさら私が出張る必要はありません。
しかし今うまく稼働していても、目が届かないようになれば、どうなるか分からない訳でして、そこが怖い。
現時点では、私が名古屋で陣頭指揮を執るような予定はありません。
状況は刻々と変動しますから、絶対名古屋へ戻らない・・・ということではありませんが、今の状況だと東京に張り付きになる見込み。
では、名古屋方面をどうするのか?
これから内々に、色んな方と相談していかないといけませんね~。
方向性がキッチリと定まったら、皆さまにも公開させていただきます。
ブログで内容を公開すると、(旧)名古屋営業所のように一日で売り切れになってしまいますから。
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