社長の独り言 2017/3/10
秋の気配を感じています - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/03/10(金) 06:17
前回は急遽、関西方面への夜行バスに乗ることになり、通常業務が終了してから出発までの間を利用して、ブログ更新させていただきました。
水・木と大阪方面での業務を済ませましたので、本日夕方までに新幹線で東京へ戻る予定です、
当ブログ読者の中に、中古自転車輸出の同業者の方は、どれくらいいらっしゃるのでしょう?
何となくですが、それなりにいらっしゃるような気配は感じています。
その中古自転車貿易なんですが、何となく「影」が忍び寄って来ているような気配を感じています。
景気の折り返し点というか、下り坂に入った感覚というか。
昨年秋ごろから世界各地で中古自転車の需要が上昇傾向となり、我々輸出商は「景気が持ち直したな」という感触を持っておりました。
何度かこのブログでも書かせて頂いたかと思います。
おかげで現在は、中古自転車の販売に困らない状況になっています。
状況の改善によって販売には困らないものの、販売価格の面では以前と比べて安い状況のままですので、価格の上昇にも期待を寄せている・・・というのが、今の状況です。
ところが、何やら風向きが怪しくなってきたように感じます。
自転車を当社から買いたいという来客、ホームページを見てメールでの問い合わせ、バイヤーたちの反応、あらゆる状況が、ほんの僅かではありますが、変化していることを感じています。
海外現地で直販している国からの情報も、下落局面に入ったとまでは言いませんが、少なくとも調整局面に入ったようなレポートが届いています。
今月は、何かとつまらない雑事が多くて海外出張に出れていないので、自分の目で見ていないのが残念です。
今の状態が階段でいう踊り場で、再び上昇局面に入れば良いのですが・・・。
雰囲気的には、再び下落局面に入っても、決しておかしくないような気配を感じております。
おそらく私と同じような感覚を持っている人は、少ないでしょうね。
大部分の人は未だ「上昇傾向にある」と思っていらっしゃることでしょう。
気を付けてくださいね。
私は中古自転車に関しては、外国人ブローカー、バイヤーたちよりも感度の良いアンテナを張り巡らせてありますから、それなりに確度の高い情報です。
「下り坂に入った」とまでは言いませんが、中古自転車の市況が「上昇局面でない」ことは間違いないでしょう。
これから上昇局面に入るか、それとも下降局面に入るか、こればかりは誰にも分かりませんが、私は「下降局面に入る」と予想せざるを得ない雰囲気を感じています。
これから「自転車が儲かるらしい」と、素人同然のバイヤーみたいなのが、どんどん湧いて来るようになったら、本格的な下降局面の始まりだと思いますよ。
上手く言えませんが、小康状態にあるにもかかわらず、訳の分からない新規参入プレイヤーがマーケットを掻き回すようになったら、バランスが崩れて一気に壊れて行くんですねえ。
毎度のパターンかも知れません。
昨年秋に状況局面に転じてから、半年も経たないうちに下落へ向かうか?
こればかりは何とも言えませんが、もし同業者の方がいらっしゃれば、気を付けてください。
当社は少々、秋の気配を感じています。
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