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社長の独り言

スクラップ屋の誇り(?) - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2017/03/06(月) 05:26





中古自転車貿易と、貴金属含有くず職人のデラざっぴんでございます。


「いまさら何を?」と思われる方も多いでしょうが、改めてこんなことを申し上げるのには理由があります。





今から10年近く前の2007年の9月1日、私はこの業界でのキャリアをスタートしました。


何で正確な日付を覚えているかというと、前日の8月31日付でそれまでの仕事を辞めることになり、間髪入れずに、翌日から空き缶拾いやバッテリー拾いなどからスタートしたため、「9月1日」が私の心の中の創業記念日です。





知識も経験も無く、あるのは健康な肉体だけの手探りのスタートでしたから、当然最初は困難の連続でした。


ただ、3人の子供と1人の嫁を扶養する立場でしたから、無我夢中で前に突き進むことが出来たのだと思います。





扶養家族がいなかったら、「失業手当でも貰って、しばらくノンビリ・・・」としていたかもしれません。


とにかく「生きるため」に、手元資金ゼロでスタートできる業界に飛び込んだのは間違いありません。







話を戻しますが、「空き缶とバッテリー拾い」からスタートしたという事情がありますので、これらは非常に思い入れのあるアイテムです。


冒頭に申し上げた通り、今は中古自転車と貴金属含有くずに特化した会社になっておりますので、空き缶や廃バッテリーは取扱商品から外れております。





昨日日曜日の夜、ネットを閲覧していたら、廃バッテリーに関する記事を発見しました。





「不要な車のバッテリーをお金に換える錬金術 無許可業者には任せないで!」





(元)スクラップ屋としては放っておけないタイトルだったので一読したのですが、ツッコミどころ満載の内容でありました。





一般の方には縁のない世界ですので分かりにくいかもしれませんが、産業廃棄物と一般廃棄物の違い、産廃屋とスクラップ屋の違いを理解していないのかな?





一般家庭を軽トラなどで回って不用品を無料回収する業者について、「産業廃棄物の収集運搬許可」を持っている業者を選べ・・・という趣旨のことを書いてあるのですが、厳密に言えば「一般廃棄物」の許可を持っていないと違法かと思います。


一般家庭で使用した廃バッテリーは産業廃棄物ではなく、一般廃棄物と解釈するのが正しいでしょ?






別に細かいことを指摘する必要は無いのでしょうが、クソ偉そうに「無許可業者には任せないで」なんていうタイトルをつけているものだから、少しカチンと来ているので挑発的(?)な指摘をしています。


何しろ私、この記事で言う、「無許可業者」出身なものですから。(笑)







「廃バッテリーは資源として売れることがありますよ」というだけの記事にしておけば、私にカラマレルことも無かったのに。





あと、産業廃棄物処理業と資源リサイクル業(地金屋、スクラップ屋)を混同している点にも、「カチン」と来るんです。


業種的にはそう遠くないし、業務の一部が重複することは事実です。





両方の許認可を持っているところも多いですから、「同じ」と思われる方が多いのも、やむを得ないかもしれません。


でもね、「資源リサイクル業」をやっている立場からすると、結構ムカつきます。





私も産業廃棄物収集運搬の講習を受講済みで修了していますが、許可申請は行っていません。


色々な理由があるのですが、「ウチはゴミ屋じゃねえ。スクラップ屋だ!」という誇り(?)を持っているのが最大の理由です。





ゴミ屋とスクラップ屋の違い?


多少語弊がありますが、一般家庭の目線で言うと、「代金を払ってゴミを持って行ってくれるのがゴミ屋。ゴミを持って行ってくれて、お金をくれるのがスクラップ屋」だと私の中では定義しております。





産廃と一廃、有償と逆有償、専ら物等々、細かい法律論の話ではありません。


法令というのは、理想と実態に基づいて作られるべきものですし、その実態を一言で言うと、そういう区分けになるんです。





廃棄物処理業者には多くの敬愛する知人・友人がおりますし、現に当社もお世話になっており、悪口を言うつもりは全くありません。


しかし、私を含めて多くのスクラップ屋が精神的に一番嫌がることは、「ゴミ屋と一緒にされること」なんです。





理由は単純でして、「ウチは金を払って、アンタにとってのゴミを取引してるんだ」という事実があるからです。


カネを払っているのはこちらであって、ゴミを持っていく必要も無いし、偉そうにされる覚えもない。





しかし現実に仕事をしていると、そういう扱いをされることが多い訳です。





ある程度は我慢しますが、たまに「ウチはゴミ屋じゃねえ!」と冷たく突き放すこともありましたねえ~。


我々も、プライドを持って資源再生業をやっていますもので。





少しスッキリしたから、毒を吐くのはこれくらいにしておきましょう。





あ、最後に念のために申し上げておくと、記事に書いてあるように、一見の個人客が廃バッテリーを一個や二個を、「買ってください」なんて言われると、迷惑この上ないです。


「アンタの相手をしている時間だけで赤字だ!」というのが正直なところです。





こういう記事が出た後には、「オタクはいくらで買ってくれるの?」という類の問い合わせが、必ず数件は来るんです。


古いブログ記事なんかが検索でヒットして、それで問い合わせして来るんですが、そんな話に時間を取られるのも嫌だし、フリーダイヤルで電話を掛けて来られた場合には、「嫌がらせか!?」と言いたくなります。





にもかかわらず、この原稿を執筆したクソボケは、「気軽に電話で問い合わせてみましょう」なんて言葉で結んでいます。





気軽に電話を掛けてくるな。


電話応対の時間も、人件費がかかってるんじゃ。





そんなことに時間を取られて、大事な商談の電話を逃したら、どうしてくれるんじゃ!?





オマエらは軽いノリの不用品処分、小遣い稼ぎのつもりかもしれないが、こっちはそれでメシを喰っとるんじゃ。


つまらん問い合わせで、商売の邪魔をするんじゃねえ。





道路に落ちている10円玉を、皆が交番に届けてたら、警察業務はパンクします。


一般家庭の廃バッテリー処分の件で、皆がスクラップ屋に電話したら、スクラップ屋がパンクするわ。





・・・今日は最後までトゲのある文章になってしまいました。







最後に、本当に廃バッテリーを処分したい人のために、正しい方法を教えてあげます。





今の時代、全国どこにでもスクラップ屋さんがあるでしょ?





そこに廃バッテリーを持って行って、「すいませ~ん。廃バッテリーを無料で引き取って貰えませんか?」と頼めば、ほぼ間違いなく、笑顔で無料で引き取ってくれます。


「買ってもらえませんか?」と訪ねて行けば、7~80%程度の可能性で、「買わない」あるいは「帰れ」と言われます。





私の経験上、「買ってもらえませんか?」と来る人間は、次は違うものを持ってきて、「買ってくれませんか?」と再び言ってくる可能性が高い。





利益にならない、面倒なだけの奴を増やすことになるので、私なら買いません。





・・・もうこのくらいにしておこう。


最後の最後まで、今日は何かトゲがあるような感じで申し訳ありません。

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