社長の独り言 2016/12/2
少し自信が出た - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/12/02(金) 05:39
私の肉体労働(現場仕事)期間も、終盤に近付いてきました。
あと数日ほどで、大阪をメインとした関西地方での仕事を終わりそうです。
あ、私が今行っている仕事を説明しますね。
一言で言うと、トラックに乗ってスクラップを買いに行っているんです。
昔はそれが私の主たる業務だったんですけど、最近は自分でトラックに乗ることがほとんど無くなっておりました。
重さ40~50kgの段ボール箱に入った金属くずを、4トントラックで名古屋から回収に行っているんですが、これが中々の肉体労働です。
何がキツイかと言うと、全て「手積み」です。
トラックを横付けして、ホイホイと積むだけなら良いのですが、現実にはそう簡単には行きません。
例えば段ボール箱が雨に濡れ、形が崩れていると、テープで固定したり入れ直したりする必要があるので、面倒が増えます。
あるいは横付けでトラックを止められず、重さ40~50kgの段ボール箱入りの荷物を、2人で30mほど歩いて運んだ上で、トラックの荷台に乗せていかなければなりません。
予定通りに行くことなんて稀ですから、結構な筋肉の修行になります。(笑)
あ、ボヤいている訳ではないですよ。
現場では様々なことが起こるのが常ですし、私は自分の筋トレだと思って仕事をしています。
そういう意味では、「フィットネストレーニングをしながら、カネを貰える」という、最高の仕事・・・だと思っています。
マジで。
嫌々仕事をしている訳では無く、喜んで仕事をしているのですが、現場へ出るとブログに書きたくなるような事が起こります。
事実しか書きませんが、私の愚痴は、あくまで「ネタ」だとご理解ください。
当社にとっては、金属くずという有価で買い取る「商品」の回収に行っている訳です。
カネを払って、ゴミを買っている・・・という言い方も出来ます。
回収に行っている先は小売店なので、そういう意味では買い物に来る一般客と同じ、「お客さん」だと思いますよ。
違いますか?
「オレは客だ!」なんて偉そうにするつもりは毛頭ありませんが、逆に偉そうにされる筋合いもない。
しかし現実には、我々に対する扱いは非常に悪い。
同業者の方なら、良くお分かりだと思いますが・・・。
でなければ、雨でぐちゃぐちゃになるような保管をしたり、「お客さんの邪魔になるから」という理由で、数十メートルも持って歩かされたりしません。
しかも、パレット積みして保管してある商品を、荷台にチョンと乗せてくれればラクなのに、それすらしてくれずに手積みなんてことはあり得ない。
納品業者の持ってきた紙オムツはフォークリフトで下ろさせてくれますが、屑屋が持って帰る金属くずは、遠くに止めさせられたトラックに、手運び手積み。
世の中、そんなものだと再認識しましたよ。
その他にも色々とありますよ。
金属くずに加えて、ゴミまで一緒に置いておかれて、持って帰る羽目になります。
「ウチはゴミ屋じゃないよ!置いておかないで!」と電話を入れると、「あ、そうだったの?」という反応。
久々に笑えました。
でも、これが私の仕事の原点なんです。
自分の今のビジネスの原点は、「不用品の個別回収」です。
平成19年の夏、議員書生を辞めることになって、その翌月から始めたのが、一般家庭へ不用品を回収しに行くというビジネスなんです。
皆さんの家庭でも見たことがあるかもしれませんが、「●月●日に不用品回収します。朝8時までに玄関へ出しておいてください」というチラシ、知ってます?
それが「ビジネス」あるいは「事業」として、私が最初に始めた仕事です。
書生を辞めてから一か月間、空き缶集めやら、お拾いやらやってみましたが、それらは事業、ビジネスと呼べる類ではありませんでした。
それから10年近くがたち、大阪から名古屋へ仕事の拠点が移り、今回は名古屋から東京へ仕事の拠点が移ろうとしています。
業務内容も、不用品回収 → 無料回収(一円買取) → ヨセヤ → 雑品屋 → 貿易屋・・・と、時代の流れに合わせて目まぐるしく推移してきました。
良く言えば柔軟に、悪く言えば節操なく、業務内容を変えてきましたからねえ。
今は、貴金属含有スクラップと中古自転車屋ですし、情勢に大きな変化がない限りは、この2本立てで事業を進めていくつもりです。
しかし色々な不安を抱えながら事業を進めているのが現実です。
それなりに競争が激しいこともありますが、経済情勢や貿易事情など、自分のチカラでは何ともならない変化により、事業が頓挫する可能性もあります。
そんな中、弊社にとってはイチかバチか・・・いや、思い切った投資となる、東京営業所の開設を行った訳です。
「経営者」という立場からすると、大きな不安も抱えての船出になるのですが、今回の現場仕事でその不安が少し解消しました。
ビビることはない。
しばらく現場仕事から遠ざかっていたので、多少体力が落ちているけれども、今でも30歳代前半のアフリカ系スタッフと一緒に現場仕事が出来る。
どんな障害が待ち構えていようと、自分でトラックを運転して、金属屑集めや自転車集めが出来るなら、メシを喰うことが出来る。
前進・・・ いや、突撃じゃあ~。
そんな前向きな気分になれました。
次回は新設の東京営業所について書きますね。
まだ電話も開通していない状況ですが・・・。
あと数日ほどで、大阪をメインとした関西地方での仕事を終わりそうです。
あ、私が今行っている仕事を説明しますね。
一言で言うと、トラックに乗ってスクラップを買いに行っているんです。
昔はそれが私の主たる業務だったんですけど、最近は自分でトラックに乗ることがほとんど無くなっておりました。
重さ40~50kgの段ボール箱に入った金属くずを、4トントラックで名古屋から回収に行っているんですが、これが中々の肉体労働です。
何がキツイかと言うと、全て「手積み」です。
トラックを横付けして、ホイホイと積むだけなら良いのですが、現実にはそう簡単には行きません。
例えば段ボール箱が雨に濡れ、形が崩れていると、テープで固定したり入れ直したりする必要があるので、面倒が増えます。
あるいは横付けでトラックを止められず、重さ40~50kgの段ボール箱入りの荷物を、2人で30mほど歩いて運んだ上で、トラックの荷台に乗せていかなければなりません。
予定通りに行くことなんて稀ですから、結構な筋肉の修行になります。(笑)
あ、ボヤいている訳ではないですよ。
現場では様々なことが起こるのが常ですし、私は自分の筋トレだと思って仕事をしています。
そういう意味では、「フィットネストレーニングをしながら、カネを貰える」という、最高の仕事・・・だと思っています。
マジで。
嫌々仕事をしている訳では無く、喜んで仕事をしているのですが、現場へ出るとブログに書きたくなるような事が起こります。
事実しか書きませんが、私の愚痴は、あくまで「ネタ」だとご理解ください。
当社にとっては、金属くずという有価で買い取る「商品」の回収に行っている訳です。
カネを払って、ゴミを買っている・・・という言い方も出来ます。
回収に行っている先は小売店なので、そういう意味では買い物に来る一般客と同じ、「お客さん」だと思いますよ。
違いますか?
「オレは客だ!」なんて偉そうにするつもりは毛頭ありませんが、逆に偉そうにされる筋合いもない。
しかし現実には、我々に対する扱いは非常に悪い。
同業者の方なら、良くお分かりだと思いますが・・・。
でなければ、雨でぐちゃぐちゃになるような保管をしたり、「お客さんの邪魔になるから」という理由で、数十メートルも持って歩かされたりしません。
しかも、パレット積みして保管してある商品を、荷台にチョンと乗せてくれればラクなのに、それすらしてくれずに手積みなんてことはあり得ない。
納品業者の持ってきた紙オムツはフォークリフトで下ろさせてくれますが、屑屋が持って帰る金属くずは、遠くに止めさせられたトラックに、手運び手積み。
世の中、そんなものだと再認識しましたよ。
その他にも色々とありますよ。
金属くずに加えて、ゴミまで一緒に置いておかれて、持って帰る羽目になります。
「ウチはゴミ屋じゃないよ!置いておかないで!」と電話を入れると、「あ、そうだったの?」という反応。
久々に笑えました。
でも、これが私の仕事の原点なんです。
自分の今のビジネスの原点は、「不用品の個別回収」です。
平成19年の夏、議員書生を辞めることになって、その翌月から始めたのが、一般家庭へ不用品を回収しに行くというビジネスなんです。
皆さんの家庭でも見たことがあるかもしれませんが、「●月●日に不用品回収します。朝8時までに玄関へ出しておいてください」というチラシ、知ってます?
それが「ビジネス」あるいは「事業」として、私が最初に始めた仕事です。
書生を辞めてから一か月間、空き缶集めやら、お拾いやらやってみましたが、それらは事業、ビジネスと呼べる類ではありませんでした。
それから10年近くがたち、大阪から名古屋へ仕事の拠点が移り、今回は名古屋から東京へ仕事の拠点が移ろうとしています。
業務内容も、不用品回収 → 無料回収(一円買取) → ヨセヤ → 雑品屋 → 貿易屋・・・と、時代の流れに合わせて目まぐるしく推移してきました。
良く言えば柔軟に、悪く言えば節操なく、業務内容を変えてきましたからねえ。
今は、貴金属含有スクラップと中古自転車屋ですし、情勢に大きな変化がない限りは、この2本立てで事業を進めていくつもりです。
しかし色々な不安を抱えながら事業を進めているのが現実です。
それなりに競争が激しいこともありますが、経済情勢や貿易事情など、自分のチカラでは何ともならない変化により、事業が頓挫する可能性もあります。
そんな中、弊社にとってはイチかバチか・・・いや、思い切った投資となる、東京営業所の開設を行った訳です。
「経営者」という立場からすると、大きな不安も抱えての船出になるのですが、今回の現場仕事でその不安が少し解消しました。
ビビることはない。
しばらく現場仕事から遠ざかっていたので、多少体力が落ちているけれども、今でも30歳代前半のアフリカ系スタッフと一緒に現場仕事が出来る。
どんな障害が待ち構えていようと、自分でトラックを運転して、金属屑集めや自転車集めが出来るなら、メシを喰うことが出来る。
前進・・・ いや、突撃じゃあ~。
そんな前向きな気分になれました。
次回は新設の東京営業所について書きますね。
まだ電話も開通していない状況ですが・・・。
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