社長の独り言 2014/10/22
今後の銀相場の動向? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/10/22(水) 06:10
前回のブログでは、銀相場の下落が著しいという愚痴(?)を書かせていただきました。
2011年4月ごろに相場はピークを迎え、以降は下落を続けている・・・ということです。
本日は銀相場の先行きに関するお話と予告しておりましたので、少しはそんな事を書かせていただこうかな。
まずは、なぜ2011年ごろに銀相場はピークを迎えたのか?という話からです。
私は相場屋でもハゲタカファンド屋でもありませんので、専門家と言われる彼らの言い訳(屁理屈)は知りません。
あくまで、一人のスクラップ屋のオッサンとしての意見ですので、悪しからず。
相場の変動に与える、最も大きな要因は何か?
需要と供給によって・・・と言いたいところですが、現代においては投機資金の動きが、銀相場を動かす最大の要因です。
投機資金の動きっていうのは、読むことが難しいというか不可能だと私は考えています。
明確な需要の増大要因があり、それに乗っかる形で投機マネーが流入して、価格が大幅に変動する・・・というようなパターンなら分かりやすいのですが、投機マネーっていうのは、そんな分かりやすい形では入ってきません。
ドロボーみたいに、唐突にやってきますからね~。
そもそも、銀が投機対象商品として注目を浴びることになったのは、唐突な買い占め事件が原因です。
アメリカにハント兄弟という億万長者がいました。
1979年、工業用にも利用されている銀の価格が、金相場と比べて非常に低いことに着目し、買い占めをスタート。
一時は20倍もの価格上昇が発生したこの事件が、銀が投機対象として注目を浴びた、きっかけであるとされています。
ちなみに、相場高騰で一般家庭で使われていた銀食器が大量に鋳潰され、買い占めは失敗して億万長者は破産したという伝説的事件であります。
何が言いたいのか訳が分からなくなって来ました。
とにかく、相場の変動には、確固たる理由がある時と無い時がある・・・ということです。
それで、2011年にピークを迎えた銀相場に関しては、何か高騰する確固たる理由があったのか?
私はあったと考えます。
理由は「太陽光発電」です。
太陽光発電装置の中で、銀は日光を電気に変換する際に利用されています。
太陽光発電装置の需要が増大すると、銀の消費量が比例して増えていく・・・という仕組みです。
ちなみに、現在でも銀の代替原料というのは存在していないハズ。
そう言われると、2011年以来、右肩下がりで相場が下落していることに違和感を持たれる方も多いかと思います。
「太陽光発電は、これからのエネルギーだろう?」と。
話は単純でして、太陽光発電なんて、これからのエネルギーでも何でもない。
2011年ごろに、各国に見切りをつけられたということです。
具体的には、欧米各国政府が太陽光発電の補助金を次々に削減、廃止していった政策が原因です。
昔から一貫して言われていますが、「太陽光発電なんてゴミ」みたいなもの。
そんな訳でして、需要の増加に乗っかっていって流れ込んできた投機マネーは逃げていくことになりました。
その結果が、いまの銀相場ということです。
問題は、銀というマーケットに、あとどれだけの投機マネーが残っているのか、誰にもわからないということ。
ということは、これからまだ下がるのか、上がるのかもわからない・・・ということです。
ただ、スクラップ屋のオッサンとして、独特の意見がありましてね。
今後も、前回2011年ほどの相場の高騰が長続きすることはないと思うんです。
「一般家庭の食器が鋳潰された」という話を書いたのも訳がありまして、2011年ごろには銀相場の高騰から、銀を含んだスクラップの売買がとても盛んだったのです。
例えば、プラズマテレビやPCディスプレイのガラスが、銀含有スクラップとして売買されたりもしましたよ。
私は取り扱いませんでしたが、残ったガラスの処理にカネをかける必要がなければ、採算に乗る・・・ような試算になったと思います。
誰か実際にやったことのある日本の方、いらっしゃるんでしょうかね?
もしいらっしゃれば、武勇伝をお聞かせいただきたいものです。
それはさておき、一定以上の価格水準になると、銀食器を鋳潰したり、廃材から銀をリサイクルする動きが出るなどの要因で、相場を押し下げる動きが出る・・・ということです。
相場を押し上げるのはペーパーマネー。
それを頭打ちにさせるのは、現実の人間の手仕事。
そんなものです。
結論は・・・難しいですね。
銀は、室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率が全ての金属の中で最大です。
このことから、工業製品としての需要は決して無くなることがないし、今後も盛んに使われていくことは間違いない。
あとは、皆さんの予想次第ですよ。
ちなみに、私の予想は中長期的には、もうチョイ上の価格が平均価格となるであろう・・・という予想です。
当面は、もう少し底を探る展開になるかもしれませんが。
2011年4月ごろに相場はピークを迎え、以降は下落を続けている・・・ということです。
本日は銀相場の先行きに関するお話と予告しておりましたので、少しはそんな事を書かせていただこうかな。
まずは、なぜ2011年ごろに銀相場はピークを迎えたのか?という話からです。
私は相場屋でもハゲタカファンド屋でもありませんので、専門家と言われる彼らの言い訳(屁理屈)は知りません。
あくまで、一人のスクラップ屋のオッサンとしての意見ですので、悪しからず。
相場の変動に与える、最も大きな要因は何か?
需要と供給によって・・・と言いたいところですが、現代においては投機資金の動きが、銀相場を動かす最大の要因です。
投機資金の動きっていうのは、読むことが難しいというか不可能だと私は考えています。
明確な需要の増大要因があり、それに乗っかる形で投機マネーが流入して、価格が大幅に変動する・・・というようなパターンなら分かりやすいのですが、投機マネーっていうのは、そんな分かりやすい形では入ってきません。
ドロボーみたいに、唐突にやってきますからね~。
そもそも、銀が投機対象商品として注目を浴びることになったのは、唐突な買い占め事件が原因です。
アメリカにハント兄弟という億万長者がいました。
1979年、工業用にも利用されている銀の価格が、金相場と比べて非常に低いことに着目し、買い占めをスタート。
一時は20倍もの価格上昇が発生したこの事件が、銀が投機対象として注目を浴びた、きっかけであるとされています。
ちなみに、相場高騰で一般家庭で使われていた銀食器が大量に鋳潰され、買い占めは失敗して億万長者は破産したという伝説的事件であります。
何が言いたいのか訳が分からなくなって来ました。
とにかく、相場の変動には、確固たる理由がある時と無い時がある・・・ということです。
それで、2011年にピークを迎えた銀相場に関しては、何か高騰する確固たる理由があったのか?
私はあったと考えます。
理由は「太陽光発電」です。
太陽光発電装置の中で、銀は日光を電気に変換する際に利用されています。
太陽光発電装置の需要が増大すると、銀の消費量が比例して増えていく・・・という仕組みです。
ちなみに、現在でも銀の代替原料というのは存在していないハズ。
そう言われると、2011年以来、右肩下がりで相場が下落していることに違和感を持たれる方も多いかと思います。
「太陽光発電は、これからのエネルギーだろう?」と。
話は単純でして、太陽光発電なんて、これからのエネルギーでも何でもない。
2011年ごろに、各国に見切りをつけられたということです。
具体的には、欧米各国政府が太陽光発電の補助金を次々に削減、廃止していった政策が原因です。
昔から一貫して言われていますが、「太陽光発電なんてゴミ」みたいなもの。
そんな訳でして、需要の増加に乗っかっていって流れ込んできた投機マネーは逃げていくことになりました。
その結果が、いまの銀相場ということです。
問題は、銀というマーケットに、あとどれだけの投機マネーが残っているのか、誰にもわからないということ。
ということは、これからまだ下がるのか、上がるのかもわからない・・・ということです。
ただ、スクラップ屋のオッサンとして、独特の意見がありましてね。
今後も、前回2011年ほどの相場の高騰が長続きすることはないと思うんです。
「一般家庭の食器が鋳潰された」という話を書いたのも訳がありまして、2011年ごろには銀相場の高騰から、銀を含んだスクラップの売買がとても盛んだったのです。
例えば、プラズマテレビやPCディスプレイのガラスが、銀含有スクラップとして売買されたりもしましたよ。
私は取り扱いませんでしたが、残ったガラスの処理にカネをかける必要がなければ、採算に乗る・・・ような試算になったと思います。
誰か実際にやったことのある日本の方、いらっしゃるんでしょうかね?
もしいらっしゃれば、武勇伝をお聞かせいただきたいものです。
それはさておき、一定以上の価格水準になると、銀食器を鋳潰したり、廃材から銀をリサイクルする動きが出るなどの要因で、相場を押し下げる動きが出る・・・ということです。
相場を押し上げるのはペーパーマネー。
それを頭打ちにさせるのは、現実の人間の手仕事。
そんなものです。
結論は・・・難しいですね。
銀は、室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率が全ての金属の中で最大です。
このことから、工業製品としての需要は決して無くなることがないし、今後も盛んに使われていくことは間違いない。
あとは、皆さんの予想次第ですよ。
ちなみに、私の予想は中長期的には、もうチョイ上の価格が平均価格となるであろう・・・という予想です。
当面は、もう少し底を探る展開になるかもしれませんが。