社長の独り言 2012/12
<<前へ | 次へ>> |
景況は上向きなのか? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/12/20(木) 07:04
円安・株高が今のところ順調に進んでいますね。
ご承知かと思いますが、19日の日経平均株価は1万円の大台を回復 し、前日比で約237円高の1万0160円40銭で取引を終えました。
ちなみに、今年最大の上げ幅だそうです。
自民新政権が金融緩和強化などデフレ脱却に向けた政策が実現するとの予測→為替が円安傾向→輸出関連株の買いを誘い株高
という、長らくお目にかからなかったような好循環ではあります。
このタイミングで大胆な金融緩和が実行されて、経済成長へ向けてさらなる加速をして欲しいものです。
中古機器や金属資源の輸出に関与する身としては、円安進行は真に喜ばしいことなのですが、今週はじめに海外出張へ出かけていたように、最近では輸入事業も行っておりますので、手放しでは喜んでいられません。
ただ、円安によって国内産業が活性化されることのほうが、トータルで考えればプラスだと思います。
また、円安によって輸入原価は上昇するものの、LMEをはじめとするグローバルな金属相場の日本円換算値は上昇しますので、理屈の上では、仕入れと同時に売り上げも上昇することになります。
私は、経済学について詳しくありませんが・・・
1.円安=輸入原価が上昇する。
例えば、為替が5%円安に変動すると、仕入れ価格も5%上昇する。(100万円が105万円になる)
2.金属価格が為替の変動と同じ幅で上昇する。
為替が5%円安に変動すると、金属価格=売り上げも5%上昇する。(120万円が126万円になる)
という理屈が成り立つのかな?
上記の例でいくと、5%仕入高と売上高がアップすることになるじゃん。
利益も20万円から21万円にアップするか♪
そうか。逆に円高に変動するケースだと、5%仕入高も売上高もダウンするんだ。
この局面だと、利益も余分に減少する計算になるな。
分かったような、分からないような話だ。
でも、バランスシートと同じで、右の数字が動けば左の数字も同じだけ動くという原則に変わりはないけれど、動く数字が大きくなれば、最後に残ってくる数字(ここでは利益のこと)は大きくなるような気がするなあ~。
おそらく、「為替が良い、悪い」という考え方を行うと、物事の本質を見失うんだろうなあ。
「日本円計算で、商品価値が上昇するのか、下落するのか」という考え方を行い、「商品価値が上昇するのが良いこと」とするのが正解なのでしょう。
日本円を求めて商売している上では、円安になると輸入がどうだ、輸出がどうだなんて為替を気にかける必要はない・・・ように思える。
良く分からないけれど、本能的(?)に良い予感がします。
そう言えば、お隣の韓国でも大統領選挙が実施され、新大統領が決まったようですね。
今年は、アメリカ、ロシア、中国、韓国、北朝鮮と、日本の隣国の指導者が入れ替わったり、選挙が実施されたりした激動の年だったんですね~。
後から考えれば、時代の移り変わり、節目の年だったのかも知れない。
今年も残すところあと10日ほどです。
同業者各位は業務のピークを迎えようとしておられるかと思います。
忙しいとは思いますが、事故防止や体調管理に気をつけてくださいね~。
ご承知かと思いますが、19日の日経平均株価は1万円の大台を回復 し、前日比で約237円高の1万0160円40銭で取引を終えました。
ちなみに、今年最大の上げ幅だそうです。
自民新政権が金融緩和強化などデフレ脱却に向けた政策が実現するとの予測→為替が円安傾向→輸出関連株の買いを誘い株高
という、長らくお目にかからなかったような好循環ではあります。
このタイミングで大胆な金融緩和が実行されて、経済成長へ向けてさらなる加速をして欲しいものです。
中古機器や金属資源の輸出に関与する身としては、円安進行は真に喜ばしいことなのですが、今週はじめに海外出張へ出かけていたように、最近では輸入事業も行っておりますので、手放しでは喜んでいられません。
ただ、円安によって国内産業が活性化されることのほうが、トータルで考えればプラスだと思います。
また、円安によって輸入原価は上昇するものの、LMEをはじめとするグローバルな金属相場の日本円換算値は上昇しますので、理屈の上では、仕入れと同時に売り上げも上昇することになります。
私は、経済学について詳しくありませんが・・・
1.円安=輸入原価が上昇する。
例えば、為替が5%円安に変動すると、仕入れ価格も5%上昇する。(100万円が105万円になる)
2.金属価格が為替の変動と同じ幅で上昇する。
為替が5%円安に変動すると、金属価格=売り上げも5%上昇する。(120万円が126万円になる)
という理屈が成り立つのかな?
上記の例でいくと、5%仕入高と売上高がアップすることになるじゃん。
利益も20万円から21万円にアップするか♪
そうか。逆に円高に変動するケースだと、5%仕入高も売上高もダウンするんだ。
この局面だと、利益も余分に減少する計算になるな。
分かったような、分からないような話だ。
でも、バランスシートと同じで、右の数字が動けば左の数字も同じだけ動くという原則に変わりはないけれど、動く数字が大きくなれば、最後に残ってくる数字(ここでは利益のこと)は大きくなるような気がするなあ~。
おそらく、「為替が良い、悪い」という考え方を行うと、物事の本質を見失うんだろうなあ。
「日本円計算で、商品価値が上昇するのか、下落するのか」という考え方を行い、「商品価値が上昇するのが良いこと」とするのが正解なのでしょう。
日本円を求めて商売している上では、円安になると輸入がどうだ、輸出がどうだなんて為替を気にかける必要はない・・・ように思える。
良く分からないけれど、本能的(?)に良い予感がします。
そう言えば、お隣の韓国でも大統領選挙が実施され、新大統領が決まったようですね。
今年は、アメリカ、ロシア、中国、韓国、北朝鮮と、日本の隣国の指導者が入れ替わったり、選挙が実施されたりした激動の年だったんですね~。
後から考えれば、時代の移り変わり、節目の年だったのかも知れない。
今年も残すところあと10日ほどです。
同業者各位は業務のピークを迎えようとしておられるかと思います。
忙しいとは思いますが、事故防止や体調管理に気をつけてくださいね~。
12月18日帰国 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/12/19(水) 06:17
17日月曜日、朝一番の飛行機で海外出張へと出かけ、昨日18日のお昼過ぎに帰国しました。
一泊二日とはいえ、やはり結構なハードスケジュールになります。
月曜日の朝4時過ぎに自宅を出発して、運転すること一時間強で空港(この日は関西国際空港)へ到着。
飛行機の中では、現地へ到着してからのスケジュールを再確認しつつ、商談のシミュレーションを行う・・・と言いたい所ですが、離陸する前から着陸10分ほど前まで熟睡。
現地へ到着してからは、空港へ迎えに来てくれていた現地パートナーと共に、すぐに商談先へ向かう。
初めての訪問先だったので、相手の言う事を黙って聞く事に徹して様子を探ってみたのですが、先方は騙す気・・・というか、ボッタクル意欲満々の様子です。
ま、それが国際標準だとは思うのですけどね~。
黙ってニコニコと話を聞き、カモの日本人だと思わせておくのも一つの方法ですな。
相手が調子に乗ってセールスしだすと、必ずどこかでボロが出てきます。
矛盾した話が一つでも出て来るのを気長に待って、おかしな話が出てくれば反撃開始です。
この日の例でいくと、ある商品の説明を聞いていたのですが、1個あたりの金額と1キロあたりの金額の説明に大きな食い違いが出てきたのです。
相手:「コレハ1個あたり500円の価値がアリマス。」
私:「ふ~ん。そうなんだ~(棒読み)」
相手:「1キロあたり5万円の価値になるんデスヨ~」
私:「ちょっと待て。これが1キロ5万円?」
相手:「ソウデス。アメリカで結果が出てイマス」
私:「これは1キロ1万5千円を超えることは無い!」
相手:「イヤ、アメリカで実績がアリマス」
私:「これ、1個あたり何グラムあるか知ってるか?」
相手:「・・・」
私:「これは1個28グラムだ。そうすると35~36個で1キロだ。 ということは、1個あたり1,400円になる。 アンタ、さっき一個500円って言ったじゃないか? 」
相手:「・・・」
まあ、こういう話です。
まずは黙って話を聞いて、相手が信用できるか否か、大まかに確かめる。
一つでもおかしな点があれば、信用を必要とする取引条件を全面否定する・・・。
信用を必要とする取引条件を全面否定すると、例えば契約書などの書類も紙切れとしか看做さないし、フレコンバッグに入った商品などは、全量中身を出させて確認する必要があります。
日本国内の取引慣例から見ると、異例なことでも平然と要求する必要があります。
・・・まあ、こんな気苦労の大きい商談を休み無く繰り返し、23時ごろまで取引先やマーケット等を見て回り、その後にようやく夕食。
とうに日付が変わってからホテルへ戻ってバタンキュー。
翌朝は、同じく早朝から帰国便へと向かう・・・。
いつもこんな効率のみを突き詰めたスケジュールで、時間の余裕を作らないようにしています。
本当は、現地でキレイなオネーチャンを眺めながら、ゆっくり酒でも飲みたいところですが、割とハマリやすい、のめり込み易い性格なので、中々そういう訳にはいきません。
たびたび海外出張に行きますが、現地空港で私を待っているのは、いかついオッサンばかりで色気はゼロ。
同じ飛行機に乗って行く、ビジネス客と思しき連中の中には、入国審査と税関をクリアすると、別嬪さんが迎えに来ている奴もいるのにね~。
あれ、現地妻っていうのかね?
ええなあ~。羨ましいなあ。
とは言うものの、マメな人間でないと現地妻を持つようなことは実現不可能です。
「マメであること」が、一番私に欠けている点であることを自覚していますので、無理でしょうねえ~。
また、私の場合は複数の事案を同時進行で実行するのが苦手でして、一点集中でしか行動出来ない・・・というか、良い結果が残せないんです。
色々なことを同時進行で実行して、それでいて結果が残せる人が羨ましいですわ。
凡人は凡人らしく背伸びせず、「仕事も遊びも・・・」なんてことを考えずに、仕事だけに集中させていただきます。はい・・・。
一泊二日とはいえ、やはり結構なハードスケジュールになります。
月曜日の朝4時過ぎに自宅を出発して、運転すること一時間強で空港(この日は関西国際空港)へ到着。
飛行機の中では、現地へ到着してからのスケジュールを再確認しつつ、商談のシミュレーションを行う・・・と言いたい所ですが、離陸する前から着陸10分ほど前まで熟睡。
現地へ到着してからは、空港へ迎えに来てくれていた現地パートナーと共に、すぐに商談先へ向かう。
初めての訪問先だったので、相手の言う事を黙って聞く事に徹して様子を探ってみたのですが、先方は騙す気・・・というか、ボッタクル意欲満々の様子です。
ま、それが国際標準だとは思うのですけどね~。
黙ってニコニコと話を聞き、カモの日本人だと思わせておくのも一つの方法ですな。
相手が調子に乗ってセールスしだすと、必ずどこかでボロが出てきます。
矛盾した話が一つでも出て来るのを気長に待って、おかしな話が出てくれば反撃開始です。
この日の例でいくと、ある商品の説明を聞いていたのですが、1個あたりの金額と1キロあたりの金額の説明に大きな食い違いが出てきたのです。
相手:「コレハ1個あたり500円の価値がアリマス。」
私:「ふ~ん。そうなんだ~(棒読み)」
相手:「1キロあたり5万円の価値になるんデスヨ~」
私:「ちょっと待て。これが1キロ5万円?」
相手:「ソウデス。アメリカで結果が出てイマス」
私:「これは1キロ1万5千円を超えることは無い!」
相手:「イヤ、アメリカで実績がアリマス」
私:「これ、1個あたり何グラムあるか知ってるか?」
相手:「・・・」
私:「これは1個28グラムだ。そうすると35~36個で1キロだ。 ということは、1個あたり1,400円になる。 アンタ、さっき一個500円って言ったじゃないか? 」
相手:「・・・」
まあ、こういう話です。
まずは黙って話を聞いて、相手が信用できるか否か、大まかに確かめる。
一つでもおかしな点があれば、信用を必要とする取引条件を全面否定する・・・。
信用を必要とする取引条件を全面否定すると、例えば契約書などの書類も紙切れとしか看做さないし、フレコンバッグに入った商品などは、全量中身を出させて確認する必要があります。
日本国内の取引慣例から見ると、異例なことでも平然と要求する必要があります。
・・・まあ、こんな気苦労の大きい商談を休み無く繰り返し、23時ごろまで取引先やマーケット等を見て回り、その後にようやく夕食。
とうに日付が変わってからホテルへ戻ってバタンキュー。
翌朝は、同じく早朝から帰国便へと向かう・・・。
いつもこんな効率のみを突き詰めたスケジュールで、時間の余裕を作らないようにしています。
本当は、現地でキレイなオネーチャンを眺めながら、ゆっくり酒でも飲みたいところですが、割とハマリやすい、のめり込み易い性格なので、中々そういう訳にはいきません。
たびたび海外出張に行きますが、現地空港で私を待っているのは、いかついオッサンばかりで色気はゼロ。
同じ飛行機に乗って行く、ビジネス客と思しき連中の中には、入国審査と税関をクリアすると、別嬪さんが迎えに来ている奴もいるのにね~。
あれ、現地妻っていうのかね?
ええなあ~。羨ましいなあ。
とは言うものの、マメな人間でないと現地妻を持つようなことは実現不可能です。
「マメであること」が、一番私に欠けている点であることを自覚していますので、無理でしょうねえ~。
また、私の場合は複数の事案を同時進行で実行するのが苦手でして、一点集中でしか行動出来ない・・・というか、良い結果が残せないんです。
色々なことを同時進行で実行して、それでいて結果が残せる人が羨ましいですわ。
凡人は凡人らしく背伸びせず、「仕事も遊びも・・・」なんてことを考えずに、仕事だけに集中させていただきます。はい・・・。
本日・明日と海外出張です - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/12/17(月) 03:40
昨日は衆議院選挙の投票日。
皆さん、投票に行きましたか?
結果は予想通り自民党の圧勝。
大阪だけは維新の会が強かったですね。
今回の選挙では、大阪人とそれ以外の人の意識のギャップが大きかったことが印象的です。
大阪の人は、日本維新の会が大勝すると考えていた人が多いみたいです。
確かに全国的にも比例第二党という結果ではあるのですが、自民党との差はあまりにも大きく、大阪の人だけが盛り上がっていたという印象は否めません。
弊社は東海、中部地区で業務を行っている会社ですが、本社は創業の地である大阪に置いたままですので、何か微妙な気分ですね~。
私は一応、毎回欠かさず投票にだけは行っておりますので、昨日は自宅近くの投票所に行ってまいりました。
きちんと候補者の名前を書いて投票することも多いのですが、「適任者なし」とか、「オレ」とか書いて投票することもあります。
気に入った候補者や政党がいなかったりすると、そんな意味不明とも取れる行動を取るのが私の流儀。
その中でも、特に毎回気に入らないのは、「最高裁判所裁判官国民審査」ですわ。
あの、「罷免するなら『×』を書いて入れろ」っていうやつね。
あんな形式的、儀式的なモノ、おかしくないかい?
何も記載しない票は全て“信任票”として扱われるし、「×」印以外の記号を投票用紙に書いた場合、その投票用紙は無効となる。
正直に言いますが、アレだけは毎回「×」印をつけて投票してるよ。
世の中の矛盾点の一つだね。
さて、12月も残り2週間を切り、年末ムードが強まってくることでしょう。
海外向きの金属スクラップは、すでに今年の輸出は終了した、あるいは今週早々が最後というところがほとんどでしょう。
したがって、これから発生する海外向きスクラップは、越年在庫確定ですわ。
年始しばらくの間は動きませんので、約一ヶ月間塩漬けになると考えて差し支えない。
ということは・・・
当然、越年のリスクと経費を考えなければなりませんので、海外向きの金属スクラップ流通価格は下落します。
皆、それぞれの思惑と事情を抱えていますので、高値で買い捲ろうとする業者も存在するかも知れませんが、基本的には下落ということになります。
弊社におきましても、年内高値買取は致しません。(キリッ!)
・・・偉そうに言うことではありませんね。すいません。
でも、一ヶ月もの間在庫を抱えることが確定している商品です。
金属相場がどうなるか分からないことはもちろん、輸出がストップしてしまうことだって考えられるのですから、普段より少しだけリスクに見合った料金をお願いしますわ・・・。
対象になるのは、いわゆるミックスメタル系の金属スクラップと輸出向きの中古品です。
鉄・アルミ・銅などの純粋な再生金属素材や、基板・貴金属めっきなどの国内鉱山会社向きの商品は、あとしばらくの間は据え置き可能です。
ちなみに私は、本日から明日の2日間、海外出張で不在です。
例のごとく、本日早朝の飛行機に乗り込み、明日の朝一番の飛行機で帰ってくる予定です。
年末の忙しい時期ですので少々気が引けるのですが、今手配しておかないと一ヶ月遅れになってしまいますからね~。
そんな訳で、今から出発です。
一応パソコンを持って行きますが、明日はブログ更新できるかどうか分かりません。
というか、多分、脳ミソがアルコール漬けになって無理・・・。
皆さん、投票に行きましたか?
結果は予想通り自民党の圧勝。
大阪だけは維新の会が強かったですね。
今回の選挙では、大阪人とそれ以外の人の意識のギャップが大きかったことが印象的です。
大阪の人は、日本維新の会が大勝すると考えていた人が多いみたいです。
確かに全国的にも比例第二党という結果ではあるのですが、自民党との差はあまりにも大きく、大阪の人だけが盛り上がっていたという印象は否めません。
弊社は東海、中部地区で業務を行っている会社ですが、本社は創業の地である大阪に置いたままですので、何か微妙な気分ですね~。
私は一応、毎回欠かさず投票にだけは行っておりますので、昨日は自宅近くの投票所に行ってまいりました。
きちんと候補者の名前を書いて投票することも多いのですが、「適任者なし」とか、「オレ」とか書いて投票することもあります。
気に入った候補者や政党がいなかったりすると、そんな意味不明とも取れる行動を取るのが私の流儀。
その中でも、特に毎回気に入らないのは、「最高裁判所裁判官国民審査」ですわ。
あの、「罷免するなら『×』を書いて入れろ」っていうやつね。
あんな形式的、儀式的なモノ、おかしくないかい?
何も記載しない票は全て“信任票”として扱われるし、「×」印以外の記号を投票用紙に書いた場合、その投票用紙は無効となる。
正直に言いますが、アレだけは毎回「×」印をつけて投票してるよ。
世の中の矛盾点の一つだね。
さて、12月も残り2週間を切り、年末ムードが強まってくることでしょう。
海外向きの金属スクラップは、すでに今年の輸出は終了した、あるいは今週早々が最後というところがほとんどでしょう。
したがって、これから発生する海外向きスクラップは、越年在庫確定ですわ。
年始しばらくの間は動きませんので、約一ヶ月間塩漬けになると考えて差し支えない。
ということは・・・
当然、越年のリスクと経費を考えなければなりませんので、海外向きの金属スクラップ流通価格は下落します。
皆、それぞれの思惑と事情を抱えていますので、高値で買い捲ろうとする業者も存在するかも知れませんが、基本的には下落ということになります。
弊社におきましても、年内高値買取は致しません。(キリッ!)
・・・偉そうに言うことではありませんね。すいません。
でも、一ヶ月もの間在庫を抱えることが確定している商品です。
金属相場がどうなるか分からないことはもちろん、輸出がストップしてしまうことだって考えられるのですから、普段より少しだけリスクに見合った料金をお願いしますわ・・・。
対象になるのは、いわゆるミックスメタル系の金属スクラップと輸出向きの中古品です。
鉄・アルミ・銅などの純粋な再生金属素材や、基板・貴金属めっきなどの国内鉱山会社向きの商品は、あとしばらくの間は据え置き可能です。
ちなみに私は、本日から明日の2日間、海外出張で不在です。
例のごとく、本日早朝の飛行機に乗り込み、明日の朝一番の飛行機で帰ってくる予定です。
年末の忙しい時期ですので少々気が引けるのですが、今手配しておかないと一ヶ月遅れになってしまいますからね~。
そんな訳で、今から出発です。
一応パソコンを持って行きますが、明日はブログ更新できるかどうか分かりません。
というか、多分、脳ミソがアルコール漬けになって無理・・・。
選挙の投票日が近づいてきましたよ~ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/12/14(金) 08:40
衆議院選挙も投票日が近づいてきましたなあ~。
昨日お手伝いをさせていただいた、政党の広報車運行をはじめ、あれこれと依頼されることがたくさんありますわ。
可能な限りお手伝いさせていただいておりますが、仕事に支障が出るようなお手伝いはできません。
これは、ハッキリとしております。
どなた様に限らず、選挙の応援なんて物事の優先順位としては最下位ですので。
さて、昨日は中国機による尖閣諸島への領空侵犯が大きな扱いで報道されていました。
基本的に私ども商人は、「政治は政治。経済は経済。別物だ。」という考え方が主流です。
この考え方、ある意味正しいのですが、間違っているとも言えるかと思います。
例えば、いくら日中関係が緊迫しているといっても、中国相手のビジネスを排除するような考え方は、当然宜しくありません。
相手が誰であろうと、代金を払ってくれる限りはお客様ですし、高値で大量に買ってくれるなら、上得意様です。
このような場面においては、「政治は政治。経済は経済。」と、割り切って考えるべきであると思います。
一方、中国政府が許認可をはじめとした各種影響力を発揮できるビジネスについては、全く様相が異なります。
中国は政治と経済が一体ですので、政治のゴタゴタが経済に即反映されます。
同じ中国相手のビジネスでも、取引形態によっては政治的関係によって大きな影響力を受けます。
例えば、Tシャツを1万枚、中国から輸入するとしましょう。
現地工場での受け渡しなら、代金は100万円。
日本国内での受け渡しなら、代金は150万円だとします。
調べてみたところ、輸送に要する諸経費は約40万円で、現地受け渡しのほうが僅かに利益が出ることが判明した・・・。
このような場合、現地工場での受け渡しにするか?それとも、日本国内での受け渡しにするか?
もうお気づきだと思いますが、同じような取引をするにしても、現地受け渡しだと日本に到着するまでの間に、中国政府の許認可を通過しなければなりません。
一方で、日本国内受け渡しなら、そのリスクを自分で背負うことはありません。
一言で「経済は経済。政治は政治。」と言っても、その考え方はアナタの考えであって、相手も同じ考えである保証はゼロ。
私を含めてですが、多くの日本人が陥りやすい落とし穴ではないかと思います。
先述の例は、分かり易い・・・というか、分かり易すぎる例なのですが、我々の仕事も中国リスクを真剣に考えないといけませんからね~。
中国リスクについては、散々このブログでも述べているつもりです。
昨日たまたま、弊社番頭のすずしげ君に、「来年の計画は?」とツッコミを入れられたので、私なりに色々と考えていたのですが、約2年前から進めている、「脱中国依存」のビジネスの方向性を、加速させることは間違いありません。
簡単に言えば、中国との貿易がストップしても、会社が事業継続可能な体制を構築するということなのですが、口で言うのは簡単でも、実際に考えると非常に困難ですな・・・。
仮に今、会社の経営に年間1億円の利益が必要で、20%が中国との取引だったとすると、中国向きが止まっても大丈夫な体制を構築しようとすれば、単純j計算で1億2千万円程度の利益が上がっている必要がある。
このご時勢で、中々そんな会社はありませんで・・・。
ウチの場合、売上高に占める中国依存率は、
4年前・・・90%
3年前・・・80%
2年前・・・70%
1年前・・・40%
今年・・・ヒミツ
という感じかな?
ここで私の言う「中国依存率」とは、「現時点では中国以外に販売先が無いもの」と、「中国向きが止まれば有価物で無くなるもの」の合計です。
実際には、中国向きが止まれば商品相場に大きな影響が出ます(良い方にも悪い方にも)ので、様々な要素を加味して、慎重に考えなければなりません。
こんなことを考え出すと、気になって寝られないんだよね~。
同業者各位は、ゴキブリ並みの生命力と、フィリピン人並みの楽観的なお考えをお持ちの方がほとんどだと思います(失礼!)ので、生き残るのには困らないでしょうが、「もう少し慎重にやればよかった!」と後悔の無いように日頃から備えを万全にしてくださいませ!
昨日お手伝いをさせていただいた、政党の広報車運行をはじめ、あれこれと依頼されることがたくさんありますわ。
可能な限りお手伝いさせていただいておりますが、仕事に支障が出るようなお手伝いはできません。
これは、ハッキリとしております。
どなた様に限らず、選挙の応援なんて物事の優先順位としては最下位ですので。
さて、昨日は中国機による尖閣諸島への領空侵犯が大きな扱いで報道されていました。
基本的に私ども商人は、「政治は政治。経済は経済。別物だ。」という考え方が主流です。
この考え方、ある意味正しいのですが、間違っているとも言えるかと思います。
例えば、いくら日中関係が緊迫しているといっても、中国相手のビジネスを排除するような考え方は、当然宜しくありません。
相手が誰であろうと、代金を払ってくれる限りはお客様ですし、高値で大量に買ってくれるなら、上得意様です。
このような場面においては、「政治は政治。経済は経済。」と、割り切って考えるべきであると思います。
一方、中国政府が許認可をはじめとした各種影響力を発揮できるビジネスについては、全く様相が異なります。
中国は政治と経済が一体ですので、政治のゴタゴタが経済に即反映されます。
同じ中国相手のビジネスでも、取引形態によっては政治的関係によって大きな影響力を受けます。
例えば、Tシャツを1万枚、中国から輸入するとしましょう。
現地工場での受け渡しなら、代金は100万円。
日本国内での受け渡しなら、代金は150万円だとします。
調べてみたところ、輸送に要する諸経費は約40万円で、現地受け渡しのほうが僅かに利益が出ることが判明した・・・。
このような場合、現地工場での受け渡しにするか?それとも、日本国内での受け渡しにするか?
もうお気づきだと思いますが、同じような取引をするにしても、現地受け渡しだと日本に到着するまでの間に、中国政府の許認可を通過しなければなりません。
一方で、日本国内受け渡しなら、そのリスクを自分で背負うことはありません。
一言で「経済は経済。政治は政治。」と言っても、その考え方はアナタの考えであって、相手も同じ考えである保証はゼロ。
私を含めてですが、多くの日本人が陥りやすい落とし穴ではないかと思います。
先述の例は、分かり易い・・・というか、分かり易すぎる例なのですが、我々の仕事も中国リスクを真剣に考えないといけませんからね~。
中国リスクについては、散々このブログでも述べているつもりです。
昨日たまたま、弊社番頭のすずしげ君に、「来年の計画は?」とツッコミを入れられたので、私なりに色々と考えていたのですが、約2年前から進めている、「脱中国依存」のビジネスの方向性を、加速させることは間違いありません。
簡単に言えば、中国との貿易がストップしても、会社が事業継続可能な体制を構築するということなのですが、口で言うのは簡単でも、実際に考えると非常に困難ですな・・・。
仮に今、会社の経営に年間1億円の利益が必要で、20%が中国との取引だったとすると、中国向きが止まっても大丈夫な体制を構築しようとすれば、単純j計算で1億2千万円程度の利益が上がっている必要がある。
このご時勢で、中々そんな会社はありませんで・・・。
ウチの場合、売上高に占める中国依存率は、
4年前・・・90%
3年前・・・80%
2年前・・・70%
1年前・・・40%
今年・・・ヒミツ
という感じかな?
ここで私の言う「中国依存率」とは、「現時点では中国以外に販売先が無いもの」と、「中国向きが止まれば有価物で無くなるもの」の合計です。
実際には、中国向きが止まれば商品相場に大きな影響が出ます(良い方にも悪い方にも)ので、様々な要素を加味して、慎重に考えなければなりません。
こんなことを考え出すと、気になって寝られないんだよね~。
同業者各位は、ゴキブリ並みの生命力と、フィリピン人並みの楽観的なお考えをお持ちの方がほとんどだと思います(失礼!)ので、生き残るのには困らないでしょうが、「もう少し慎重にやればよかった!」と後悔の無いように日頃から備えを万全にしてくださいませ!
明日のブログはお休み - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/12/12(水) 07:45
みなさん、年末に向けた準備は進んでいますか~?
一言で年末に向けた準備と言っても、それぞれの置かれた立場や役割で、年末の準備っていうのは違ってくると思います。
私の場合ですと、これから年末に向けて入荷してくるであろう膨大な量の商品を、円滑に迎え入れるための準備が最優先でしょうか。
いくら「早め早めに」と予めお願いしておいても、集荷や入荷が年末ぎりぎりにピークを迎えてしまいます。
当然、出荷する余裕などありませんので、受け入れるだけとなるヤードは商品の山になるわけで、予めヤード内の整理整頓や出荷を実施しておかないと、トンデモナイ事態になるのです。
まあ、適当に置くだけなら何とでもなるのですが、後先のことを考えずに適当に保管するようなことをすると、結局二度手間、三度手間になり、非効率になります。
恥ずかしながら、この点が今の我が社の最大の問題点でもありますので、少しでも効率的な業務が行えるように配慮する必要があるのです。
今年のカレンダーでは、12月21日(金)22日(土)あたりを過ぎると、出荷を行うのは困難かと思います。
そうなると、今週に出荷に向けた交渉・手配を事前に済ませておいて、来週出荷あたりが年内最終になります。
既に年末に備えた仕事はピークを迎えつつあるのです。
「それぞれの置かれた立場で」年末準備があるわけですので、自分の役割をキッチリ果たしましょう・・・という訳です。これは社内向きの言葉かな?
さて、そんな年末の慌しい中で衆議院の総選挙が実施される訳ですが、私もチョイとお手伝いをさせて頂いていると、このブログでも書いていたと思います。
告示日のポスター貼りや、政党ポスターの差し替えなど、チョットしたお手伝いをしているのは事実ですが、この慌しい中ですので、「何も言ってくるなよ~」(お手伝いを依頼しないで欲しい)と言うのが本音。
候補者個人とは、以前からの個人的関係がありますので積極的に応援したい気分になりますが、所属する政党の公約なんて、私の思想とは正反対に近い。
何しろ、脱原発、反TPP、消費税増税反対ですから~。
どれもが「実現すれば良いな~と」思う公約ですが、現実を考えると不可能なものばかり。
日々、厳しい現実を目の当たりにしていると、「理想だが不可能」という結論にしかならないんですわ。
ちなみに私の思想は、「原発は必要悪」、「TPPは避けて通れない道」、「消費税増税はインフレ政策とセットで」というものです。
一定期間、このブログを読み続けて頂いている方は、なんとなく分かるでしょ?
現実主義者のつもりです。
私が決して特異な考え方をしている訳ではなく、同じような考え方の方が多数派を占めているように思っているんですけどね~。
でも、現実は12かそこらほどある政党のうち、原発・TPP・消費税の三点セットで方針が一致するのは、一つか二つの政党です。
一部の政党を除いて、世相を読み違えているんじゃないかなと思いますわ。
相当な数の国民が、理想論よりも厳しい現実を見据えていますから・・・
某政党の大勝で終わる結果が見えますな。
今の政権与党は、政権運営に失敗が多かったのも事実ですが、今回の選挙戦略は「アホか?」と思いますわ。
野田総理の手腕は評価しますが、何しろ党で選挙を取り仕切る幹事長が、糞日教組上がりの耄碌爺ですので、時代が読めんのだろうな・・・。
野田総理、本当に可愛そうだと、私は同情します。
ああ、本題です。
実は明日一日ですね、「政党の広報車」の運行をボランティアでお手伝いすることになりまして。
朝早くから打ち合わせや何やらで外出しますので、ブログ更新はお休みになります。
商人魂で、「脱原発、反TPP、消費税増税反対」と広報してきますよ~。
一言で年末に向けた準備と言っても、それぞれの置かれた立場や役割で、年末の準備っていうのは違ってくると思います。
私の場合ですと、これから年末に向けて入荷してくるであろう膨大な量の商品を、円滑に迎え入れるための準備が最優先でしょうか。
いくら「早め早めに」と予めお願いしておいても、集荷や入荷が年末ぎりぎりにピークを迎えてしまいます。
当然、出荷する余裕などありませんので、受け入れるだけとなるヤードは商品の山になるわけで、予めヤード内の整理整頓や出荷を実施しておかないと、トンデモナイ事態になるのです。
まあ、適当に置くだけなら何とでもなるのですが、後先のことを考えずに適当に保管するようなことをすると、結局二度手間、三度手間になり、非効率になります。
恥ずかしながら、この点が今の我が社の最大の問題点でもありますので、少しでも効率的な業務が行えるように配慮する必要があるのです。
今年のカレンダーでは、12月21日(金)22日(土)あたりを過ぎると、出荷を行うのは困難かと思います。
そうなると、今週に出荷に向けた交渉・手配を事前に済ませておいて、来週出荷あたりが年内最終になります。
既に年末に備えた仕事はピークを迎えつつあるのです。
「それぞれの置かれた立場で」年末準備があるわけですので、自分の役割をキッチリ果たしましょう・・・という訳です。これは社内向きの言葉かな?
さて、そんな年末の慌しい中で衆議院の総選挙が実施される訳ですが、私もチョイとお手伝いをさせて頂いていると、このブログでも書いていたと思います。
告示日のポスター貼りや、政党ポスターの差し替えなど、チョットしたお手伝いをしているのは事実ですが、この慌しい中ですので、「何も言ってくるなよ~」(お手伝いを依頼しないで欲しい)と言うのが本音。
候補者個人とは、以前からの個人的関係がありますので積極的に応援したい気分になりますが、所属する政党の公約なんて、私の思想とは正反対に近い。
何しろ、脱原発、反TPP、消費税増税反対ですから~。
どれもが「実現すれば良いな~と」思う公約ですが、現実を考えると不可能なものばかり。
日々、厳しい現実を目の当たりにしていると、「理想だが不可能」という結論にしかならないんですわ。
ちなみに私の思想は、「原発は必要悪」、「TPPは避けて通れない道」、「消費税増税はインフレ政策とセットで」というものです。
一定期間、このブログを読み続けて頂いている方は、なんとなく分かるでしょ?
現実主義者のつもりです。
私が決して特異な考え方をしている訳ではなく、同じような考え方の方が多数派を占めているように思っているんですけどね~。
でも、現実は12かそこらほどある政党のうち、原発・TPP・消費税の三点セットで方針が一致するのは、一つか二つの政党です。
一部の政党を除いて、世相を読み違えているんじゃないかなと思いますわ。
相当な数の国民が、理想論よりも厳しい現実を見据えていますから・・・
某政党の大勝で終わる結果が見えますな。
今の政権与党は、政権運営に失敗が多かったのも事実ですが、今回の選挙戦略は「アホか?」と思いますわ。
野田総理の手腕は評価しますが、何しろ党で選挙を取り仕切る幹事長が、糞日教組上がりの耄碌爺ですので、時代が読めんのだろうな・・・。
野田総理、本当に可愛そうだと、私は同情します。
ああ、本題です。
実は明日一日ですね、「政党の広報車」の運行をボランティアでお手伝いすることになりまして。
朝早くから打ち合わせや何やらで外出しますので、ブログ更新はお休みになります。
商人魂で、「脱原発、反TPP、消費税増税反対」と広報してきますよ~。
«前へ | 次へ» |