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社長の独り言

言語のこと - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/06/22(月) 07:14


外国人と会話をしていると、様々な障害や問題が浮かび上がってきます。

私の場合、問題の根源は言語力にあるのだと思い続けてきましたが、最近になって言語力だけが問題ではないような気がしてきました。





何て言えば良いのかな?

「言語力」の問題が大きいのだけれども、その言語が持つ特性が、相互のコミニュケーションに与える影響が大きい・・・。

そんな感じです。







例えば、こんな事がありました。



「この商品は、こんなタイプが人気がある」

そんな言葉・表現で、写真を見せてくれて説明してくれる人がいます。





その人は、現物を目の前にしても同じような表現です。

「こんな物が人気がある」

「写真に撮っておいてください」






でも私は、その人の話をあまり聞いていません。



写真や現物で「人気がある」説明されると、確かに目の前の物が人気があるということは理解できます。

しかしその理由を詳しく聞けないと、「なぜ人気なのか」が理解できません。



型式なのかデザインなのかカラーなのか価格なのか、人気がある理由は様々だと思うのですが、「これが人気がある」と言われても、その言葉だけを真に受けるわけにはいきません。





当然、私は人気がある理由を詳しく知ろうと努力します。

懸命に意思疎通を図ろうとするのですが、すぐに理解できることはまれです。





そんな事を繰り返していると、「自分にもう少し語学力があれば」なんて考えるのですが、どうやら私の語学力だけが原因ではないことに気づき始めた・・・ということです。





第一の原因ですが、多くの外国人の思考回路に問題がある場合があります。

「これが人気」ということは分かっていても、「なぜ人気なのか」を知らないし、考えたこともないというケースが少なくありません。



ちょっと信じがたい話ですが、「これが高く売れる」、「これが欲しい」で思考回路がストップしてしまっているわけです。

外国人だからという理由でバカにしている訳ではありません。

日本人でも、そんな人間はゴマンとおりますから。





彼らが組織で仕事をしていないし、した経験もないというのも大きな問題かもしれません。

写真や現物を見せられたとき、私なら「他の人間にどう説明するか」という観点で見ますけれど、一匹狼の経験しかない人間は、どうしても「自分が分かればよい」となってしまいます。







実はここからが本題なのですが・・・



もっと本質的な問題があるかもしれないという点に気づきました。





ひとことで「外国人」と言っても、いろいろな国の人がいます。

アジア系、アフリカ系、ヨーロッパ系・・・と色んな外国人がいる訳ですが、実は中国人との意思疎通が一番スムーズです。



先述の「これが人気」のような漠然とした話が少なく、中国人と会話すると私が望むような具体的な会話になることが多いのです。



日本にいる中国人は他国出身者と比べて優秀なのか?

そんなことも考えましたが、他国出身の外国人も押し並べて優秀な連中ばかりです。




日本と中国の習慣が近いから、相互理解がしやすい?

そんな風には感じませんけどね・・・。





さして気にしていなかったのですが、日本人と中国人の共通点に気づきました。

それは「漢字」を使うという点です。





「それがどうした?」という声が聞こえてきそうですが・・・。




言語とは、

・音声言語による理解と表現

・文字言語による理解と表現

こういうものだと教わった経験があります。




日本人と中国人は、「漢字」というほぼ共通の文字言語を使用しているわけです。



音声言語を文字言語に置き換える前提で、音声言語による表現や理解をしようとすると、きわめて似通った論理構成になるのは当然でしょう。





したがって、日本人と中国人の意思疎通は、漢字を使用するもの同士ということで比較的スムーズに行く。



そうでない方々とは、根本的に表現や理解のプロセスが異なりますから、コミニュケーションの難易度が上がる。

そんな気がしております。





言語について学問したことがありませんから、以下は私の勝手な想像です。



多くの外国人は、漢字を使う我々に比べて文字言語での記録が不便だから、文字で記録する習慣が少ない。


そのため、記録に残しにくい表現や会話が増加し、コミニュケーションが取り難いと感じる。




こんなところに本当の理由があるのではと考えているのです。





それを口実に英語の勉強をサボろうという訳ではありません。



海外の現地事情や取引の内容を、外国人から説明を受け、その内容を私が日本語で説明することを求められるという場合があります。

これが実は、相当難易度が高いということであります。



ただでさえ、記録に残しにくいし、人に伝えにくい内容なのに、「以前聞いたことと、今回聞いたことで話が違う」なんてことも、当たり前のように起こります。

だから、私が責任を持って日本語で説明するというのは、あまりやりたくないことですねえ・・・。



何の話か訳が分からなくなりましたが、そういうことなんですわ!





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