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社長の独り言

禁煙とデブと私 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2013/09/25(水) 07:10

私ホリグモンが本年より完全禁煙していることは、何度かこのブログでもご紹介していたと思います。

禁煙により相当体重が増えたのでダイエットしなければいけない・・・ということも、何度かご紹介していた記憶があります。


禁煙による体重増加は、どうやら避けて通れない道であるらしく、相当数の禁煙経験者から体験談を聞いてみると、皆、口をそろえて「相当体重が増加した」と言います。

皆さんの周りには体重が増加しなかった、変化しなかったという方がいらっしゃいますか?

少なくとも私の回りには禁煙して太らなかったという人はいません。

ほとんどいない、あるいは、めったにいないではなく、「ゼロ」、「ナッシング」です。


なんで禁煙したら太るんでしょうねえ?

「食べ物がおいしく感じるようになるから」とか、「口が寂しくてつい食べてしまうから」などの説が流れていますが、私は自信を持って、これらは間違いだと断言します。

私は決して、摂取する食べ物の量が増えていないし、むしろ摂取カロリーは減少しています。

タバコのお供にコーヒーやアルコールという習慣がなくなりましたので、総摂取カロリーは減少している・・・はず。


それでも太るんです。

これまでの研究では、禁煙すると最初の1年間で体重が平均4~5キロ増加することが明らかになっているようですが、私も約5kg体重が増加しました。

しかも・・・変な太り方でして、お腹がポコっと出ました。

ま、これは年齢のせいかもしれませんので、あまり強調しませんが。


「禁煙するとなぜ太るのか?」という問題については、未だ解明されていないことが多い・・・というか、ほとんど何も分かっていないようです。

だから、食欲が増進するからとか、間食が増えるから・・・といった、根拠の薄い俗説がまことしやかに流れているようです。

繰り返しますが、「それはウソ!」です。


何もしなくても太ります。

禁煙前後で摂取カロリーや運動量などの消費カロリーに変化が無ければ確実に太る。

これが、禁煙経験者の共通認識ではないかと思います。


私も、「なぜ禁煙したら太るのか?」色々調べてみました。

解明されていない訳ですから諸説あるのですが、多少は科学的な分析と思われるものを紹介しますね。


まずはニコチンの作用に原因があるという話です。

ニコチンは自律神経に働き掛けることから、基礎代謝を亢進(アップ)する作用があるとされています。

禁煙によりニコチンを摂取しないことで自律神経への刺激が低下、基礎代謝落ちるため太りやすくなる・・・という話。


イメージとしては頷ける話です。

とにかく、「何もしなくても勝手に太る」イメージですので、これなら勝手に太るよな~という理由ですので、共感できる訳です。


もう一つ、最近の研究論文の話をご紹介しますね。

ニュース記事になっていたので、それを引用しておきます。


スイスのチューリヒ大学病院の研究者らが発表した論文によると、体重が増加する原因は、禁煙前よりも多くの量を食べていることにはないかもしれないという。

 禁煙後にカロリー摂取量を減らした人でも太る傾向があると指摘するゲルハルト・ログラー 教授は、たばこをやめた人の腸内細菌叢(そう)の組成に生じる変化が体重増加の原因かもしれないことを、他の研究者らと共に突き止めたと話している。禁煙 すると腸内の細菌株の多様性が変化し、肥満症患者の腸内に多くみられるプロテオバクテリアとバクテロイデスという2種類の細菌が増えることが明らかになっ たという。

 これらの細菌は、エネルギーを非常に効率良く使用し、消化されにくい食物繊維を分解すると考えられている。結果として、食べ物が排せつ物として体外に排出されずに、通常よりも多く脂肪に変換されることになる。

 スイス国立科学財団の支援を受けて行われた今回の研究では、ボランティア20人が9週間にわたって提供した便のサンプルに含まれる腸内細菌の遺伝子的特徴を調査した。ボランティアの構成は、非喫煙者5人、喫煙者5人、調査開始後1週間で禁煙した人が10人だった。

 喫煙を続けた人と非喫煙者との間で、腸内細菌の構成にほとんど差は見られなかった。だが、禁煙したばかりの人では、プロテオバクテリアとバクテロイデスの数が増加に向かうという明らかな変化が見られることが調査でわかった。

 この調査で禁煙した人は、飲食習慣は禁煙前と変わらなかったと話したが、体重は調査期間中に平均2.2キロ増加していた。

 研究者らは体重増加と細菌叢の構成の変化の間の明白な関連性を証明していないが、ログラー教授は、その可能性を示唆する研究は他にも多数あると指摘。これらの発見によって生じる多くの疑問に答えるには、さらなる研究が必要だという。

 だがログラー教授は、環境が消化管機能にどのような影響を及ぼすかにさらなる注意を払うべきなのは明らかだと述べている。「禁煙した人が前より多く食べ ていないのに太るという話を真に受ける人は誰もいなかった。おそらくわれわれはただ単に、人の話をもっと前向きに信じようとするべきなのだろう」



簡単に言いますと、

・禁煙した人は、腸内に特定の細菌が増えていた。

・この細菌は肥満症患者に多く見られ、食べ物を脂肪に変換する働きがあるものである。

・禁煙したばかりの人だけに、この細菌は増加する傾向にある


ということのようです。

禁煙したばかりの人に限って言えば、非常に脂肪を貯め込みやすい体になっているということですね。

この研究、禁煙後むしろ摂取カロリーは減少したはずなのに、お腹が「ポコッ」と出てしまった私としては、全面的に支持したい話です。


長々と禁煙と肥満の話を書きました。

食事制限によってようやく体重増加は止まりましたが、一向に減少に向かわないため、私は節酒と運動を追加することにしました。

これまでも、「酒も女も二合(二号)まで」という我が家に伝わる家訓を常に意識しておりますので、ビールなら一日に中瓶2本程度まで・・・としておりましたが、最近では「一号」・・・いや、一合までに控えております。

そして、消費カロリーを増やすべく、毎日軽いジョギングまたはウォーキングに出掛けています。

結構頑張っているんですが・・・痩せますかねえ?







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