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社長の独り言

ジブラルタル - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2013/08/22(木) 06:23

英領ジブラルタルで、イギリスとスペインが対立している・・・というニュースを見聞きされましたかね?

7月にジブラルタル当局が「領海」と主張する海域への環礁設置を決定。

約70個のコンクリート製ブロックを投下してスペイン漁船を事実上締め出したあたりから日本でもニュースになってきましたので、小耳に挟まれた方もおられるでしょう。

とは言え、所詮は遠いヨーロッパでの出来事。あまり関心が高いニュースではありません。

そもそも、「ジブラルタル」が現在でもイギリス領だった事実を知りませんでしたから、私もいい加減なものです。

皆さんは・・・ご存知でしたか?


とりあえず、「英領ジブラルタル」がどこにあるのか位は、知っておいて損はありません。

「ジブラルタル海峡」というワードなら、「あ~、聞いたことがある」という方が増えるでしょう。

ジブラルタル海峡とは、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てる海峡で、地中海と大西洋ををつなぐ出入り口の海峡です。




















ジブラルタル海峡の場所までは、私のアタマの中にも入っていたのですが、肝心の「英領ジブラルタル」ってどこよ?

まず、ジブラルタル海峡をアップにした地図がこちらで、右上部の突き出た半島がジブラルタルです。





↓ こちらのほうが、見やすいかな?




「小さくて、わからんわ!」とお叱りを受けそうです。

申し訳ないことに、ジブラルタルの領域は南北に5キロ、東西に1.2キロという、極めて小さな領域ですので・・・。

でも、大体どのあたりに位置しているか? どのくらいの大きさか? まではご理解いただけたと思います。

それで十分なのよ・・・。


こんなちっぽけな領域をめぐって、遥か昔から奪い合いの戦争が繰り返されて、18世紀からはイギリス領となりました。

大英帝国が世界に覇権を唱えた時代ですね。

そして、現在でも領有権をめぐっての争いが残るのです。



軍事マニアで無い皆さんにも、「地中海と大西洋の出入り口」という地域の戦略的重要性は、何となくご理解いただけるかと思います。

出入り口を押さえられると、出入りできなくなるから大変ですからね~。


日本の周辺にも、似たような重要拠点がいくつか存在しますが、その一つが中国との間で揉め事が起こっている尖閣諸島です。

詳しく書いていると日が暮れるので簡潔に書きますね。


中国本土から延びる大陸棚は、尖閣諸島周辺まで続いています。

大陸棚っていうのは水深が浅い海域ですから、潜水艦は丸見えの無防備状態になります。

外洋への進出を目論む中国海軍としては、太平洋への最短の出口である尖閣諸島は是非とも押さえておきたい・・・。

巷で言われている天然資源以外にも、尖閣諸島の戦略的価値というのは低くないようで。


本日はコレで時間切れ!




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