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社長の独り言

6月一発目 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2013/06/03(月) 05:51

以前にもお話したと思いますが、私は半年前に父親を「特別養護老人ホーム」(特養)に放り込みました。

特別養護老人ホームっていうのは、
重度の介護状態の人を対象にした、介護保険のサービス付き施設です。

十数年前に体の動きが悪くなる「パーキンソン病」を発病、5~6年前には認知症の一種である「レビー小体病」を併発しております。

半年前までは自宅で母親が介護を続けてきたのですが、老人が老人の介護をする、いわゆる「老老介護(ろうろうかいご)」の状態でしたので、特養入りは時間の問題・・・だったのです。


「特養」という言葉は聞いたことがあっても、実際はどんな所なのかご存じ無い方も多いでしょう。

一言で言ってしまえば、寝たきりや認知症などにより常に介護が必要で、自宅での介護が困難となった人のための施設です。


「介護」を行ったことが無い方にはイメージしにくいかもしれませんが、「常に介護が必要・・・」というのがキーワードかもしれません。

要するに、24時間365日誰かの助けが無ければ生きていけない人・・・ということですので、介護する側の負担は多大なものになります。

自分が当事者になるまで、親を特養などの施設に入れることに対して後ろめたいイメージを持っていたのですが、当事者になってみると・・・自宅介護なんて無理!

いくら愛情をもって接しようとしても、24時間365日の介護を、特に配偶者一人で・・・なんていうのは不可能です。

日曜日であろうが、夜中であろうが、生き物はお構いなしですからね。


え~と、特養に父親を放り込んで半年。

多忙を言い訳に、ロクに面会にも行かないドラ息子な私ですが、3ヶ月に一度、病院へ連れて行くという任務があります。

特養に放り込んでしまえば、本来は家族が病院へ連れて行く必要も無くなるのですが、あえて3ヶ月に一度の通院だけは自分の役割として残しておきました。

本当に放りっぱなしになる・・・ことを懸念して、入所時に工夫しておいたのですが、やっぱり正解ですね。

「病院へ連れて行く義務」が無ければ、多忙を言い訳にして、顔を見る機会も無かったかもしれません。


そんなことで、土曜日は父親を病院へ通院させてきました。

オマケにわずか数時間ではありますが、半年ぶりに自宅へも連れ帰る・・・という親孝行。

子供のため、親のため、誰かのため・・・と、働き盛りと言われる年代の負担は大きいですな。

自分が大変だなんていう思いはありませんが、私と同じような年代の多くは、仕事も家庭も大変な人が多いんでしょう・・・。

あなたも私も大変ですが、全力で生きるしかありませんな。


先日、遠方で寮生活をしている中学一年生の息子から手紙が来ました。

楽しく過ごしているらしくて安心したのですが、朝5時半に起床して勉強してから登校し、授業が終われば、スポーツのクラブ活動で汗を流しているらしい。

クラブが終わると大急ぎで夕食をとり、駆け足で22時過ぎまでの自習に向かう。

自習終了後、30分間だけ自由な時間があるので、その間に風呂に入ったり実家へ電話したりと、プライベートな所用を済ませる・・・という毎日を送っているそうです。


授業やクラブが休みの日などは、余分にプライベートな時間も取れる・・・と想像していますので、多少の「盛り」はあるのでしょう。

でも、自分が中学生の頃と比べると、明らかに多忙なスケジュールですねえ。

ガキに負けるわけにはいきませんので、5時半より遅くまで寝ている訳にはいきませんし、のんびりと一日を過ごす訳にもいきません。


どうやら自分だけが大変な訳でなく、子供から大人まで、大変な人は大勢いるようです。

仕事では、スタッフ全員に大変な思いをさせていますから、もう少しケアしないといかん・・・な。


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