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社長の独り言

使用済み家電を無許可で無料回収、2人逮捕 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2013/04/12(金) 06:22

ニュースの転載です。

使用済み家電を無許可で無料回収、2人逮捕


テレビや冷蔵庫などの使用済み家電を無許可で無料収集していたとして、岐阜県警は、岐阜市の回収業者「ファイブエス」経営、●●容疑者(27)ら2人を廃棄物処理法違反(無許可収集)容疑で逮捕した。

 無料回収業者の逮捕は全国初とみられる。

 捜査関係者によると、2人は昨年11月中旬から今年1月上旬、家庭から使用済み家電を無許可で収集し、野外で保管した疑い。県警では、2人が金属部品を取り出して転売し、利益を得ていたとみて調べている。

 使用済み家電を巡っては、業者側がリサイクル目的であるなどと主張して摘発を免れるケースがあり、環境省は昨年、「保管状況によっては廃棄物と判断できる」と全国の自治体に通知した。




逮捕されちゃいましたか・・・。お気の毒に・・・。

独自の判断で、氏名の部分は伏せさせていただきました。


さて、こんなニュースの記事を書いていると、平素はリユース・リサイクル事業者が読者のほぼすべてを占めるこのブログも、検索エンジンの活躍により、一般市民の方の目に入ることになります。

その前提で、一般市民の方にも理解できるように意識して書きますね。


まず、冒頭のようなニュースが流れると、大多数の一般市民の方が、「悪人が逮捕された」というイメージを持たれると思います。



彼らが現実にどのような行為をされていたのか、こんな短い報道や警察の発表では知る由もないため、逮捕された方が悪人なのか否かは、わかりません。

逮捕されただけの現時点では、「容疑者」あるいは「被疑者」という扱いであり、犯罪者ではありません。

「推定無罪の原則」で、被疑者の権利保護に十分な配慮が行われるべきですが、報道で実名が流れると、社会的にはその段階で犯罪者扱いされ、回復不可能なほどの損害を蒙るという現実があります。

起訴されて有罪が確定したならともかく、被疑者の段階で社会的に抹殺してしまうような扱いをすることは、私はアカンやろうと思います。


そんな気持ちから、報道記事から実名部分を伏せました。



記事を読む限りの話ですが、社会的に制裁されるべき悪徳無料回収業者だったのか?という点に大きな疑問があります。

私が考えるに、社会的に制裁されるべき悪徳業者とは、

1. 「無料回収」を謳いながら、詐欺的手法で法外な高額料金を請求する業者

2. 回収した物品を不法投棄するような業者

などが典型的な例かと思います。

すでに、社会的に大きな問題になっている訳ですので、このような業者が逮捕されたということなら、私も拍手喝采します。


今回逮捕された人たちは、このような悪徳業者だったのでしょうか?

記事を読む限りでは、「無許可」「野外で保管した」の2点が問題視されて、逮捕されたとのこと。

ボッタクリや、不法投棄をしたとは、一言も書かれていません。

ひょっとしてこの人たち、「見せしめ」的に逮捕されただけなのかも知れませんねえ・・・、




そもそも、「家電を無料回収して、何が悪いの?」と考えられるかもしれません。

簡潔に申しますと、「家電を無料回収する」行為だけでは違法と断じることは難しい。

記事にもありますように、「状況により」廃棄物と判断された場合、かつ、廃棄物と判断されたにもかかわらず無許可だった場合に、違法行為となります。

総合的な状況により判断されるべきものです。



具体的にどんな状況ならOKで、どんな状況なら違法か・・・という話は割愛します。

今年4月から、「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」という新しい法律が施行され、状況が大きく変化しています。

また、グレーゾーンの線引きや抜け道みたいな話を書くと、生半可な知識で悪用(?)されても困りますので。

とにかく、今回逮捕された人たちは、「総合的な判断により、違法行為を行ったと判断された」人たちだろうということです。

凶悪犯罪の現行犯で逮捕されたような人でないのは確かです。



一世を風靡した「家電無料回収」なのですが、このようなビジネスが生まれて拡大した経緯について説明しましょう。


近年、多くの自治体では不要になった家電を含む、「粗大ゴミ」の収集が有料化されているケースがほとんどで、家電を廃棄する際には料金を負担しなければなりません。

また、家電四品目といわれる、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンを廃棄する際には、リサイクル料金と収集運搬費用を消費者が負担しなければならない法律があります。

このように、消費者側には「家電を捨てる=お金がかかる」という図式が成立しました。


一方、不要になった家電の中には、海外向きのリユース商品として需要があったり、再生金属資源の原料になったりするものが多くあります。

業者側には、「捨てられる家電=有価物」という図式が存在したのです。


つまり、代金を支払ってゴミとして廃棄しないで、「そのゴミを私に売ってください!」という市場が生まれました。

この市場を、現実の商売として運用するとき、「この商品なら買う、でもこれは持って帰って」という、リサイクルショップ的な手法でやるよりも、「家電なら何でも無料で回収しますよ」というやり方が、ウケたわけです。

業者側にとっては、利益の出るものと出ないものがあるわけですが、数多くの商品を扱ってこその商売ですし、消費者側にとってもわかりやすい上に、市町村に支払うべき手数料が助かる・・・という、消費者側と業者側が共存共栄できる、良い仕組みですね。


ところが、無料回収の認知度が高まるにつれ、問題が起こってきます。

いわゆる悪徳業者の誕生です。

無料を謳いながら、詐欺的に高額の費用を請求したり、回収した家電を不法投棄したりと、社会問題化することになってきました。

また、回収された家電が海外へと渡り、環境や健康に対して悪影響を与える、前時代的なリサイクルが行われていた時代もありました。(現在ではそのようなことは無い)

このような事態を受け、家電の無料回収に対する様々な規制が強化されてきたという歴史があります。



いかがでしょう?

何となく、状況が理解できましたでしょうか?

ま、様々な法規制が実現するころには、悪徳業者はとっくに次の悪徳ビジネスに切り替えておりますわな。

業界に残ったのは、昔からまじめに仕事を続けている業者ばかり・・・。

そして、規制を受けて苦しむのも、正直な業者だけ。


世の中、こんなものかもしれませんね。

参考までに、この事件に対する一般市民の考えや反応は、記事に対するコメントを見てみるのが一番わかりやすいかでしょう。

コメントはこちらで見れます。


「私もそう思う」とクリックした方が多い意見が上位に表示されます。


一応意見を抜き出しておきますが、順位は時間とともに変動しますので、皆さんがリンクを開いて見た順位と、私が見た順位は異なっていると思われます。そんな細かいことは気にしないでね。


第一位
無料回収を謳っていて車に積み込むと費用を要求する業者もどうにかしてください。


第二位
こういう業者が在日や不法滞在者に餌を与えてる!


第三位
本当に無料で回収してるとこは後回しにして、無料回収と言いながら軽トラックで回り、年寄りから金を取り稼いでいる輩を先に逮捕せいや。


第四位
破壊せずに分解して中国に持っていた方が儲かります。


第五位
中国は、迷惑!


第六位
近所を時々巡回している廃品回収の車も何だか怪しい。


第七位
よく軽トラで巡回してるの見るが無料だと思い冷蔵庫出したら5千円とられたよ


第八位
制度を悪用されるのは困るが、正規の手順だと家電の処分にお金かかるのも困りものだしね。


第九位
うちの近所を軽トラに乗って「無料回収車です~」とかスピーカーで大音量流しながら徐行運転してる業者も摘発してほしい。うるさいし邪魔。結局有料とか言い出すし。


第十位
渡す方は廃棄料払わなくてすみ、もらう方はいくらかの収入になる。需要と供給が成り立ってるこの仕組みの何が悪い?廃棄代を取るだけ取って山に捨てる悪徳業者と比べれば全然社会のためになってる。




つまらん意見ばかりだな。

私の知人の元中国人、現日本国籍取得者の意見のほうが、はるかに秀逸です。

知人の意見は次のようなものです。


日本人はアホか?

私は・・・日本のゴミを中国に送って、

中国人からカネを取っている・・・。

なんで日本の役所はダメって言うの?




う~ん。私にも立場があるので、コメントは控えます・・・。

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