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社長の独り言

出張は終わった・・・はず - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2013/04/03(水) 06:44

予定通り、2日夕方に出張先の函館から中部国際空港へ戻りました。

空港から名鉄電車に乗りまして、津島駅へと向かえば私のネグラです。

ただし諸般の事情により、昨日は家族が住む京都へと戻ることになりました。


実は子供を預けて出張していまして、いい加減に子供を引き取らないと拙い状況でした。

嫁に逃げられた訳ではありません。

嫁にも色々な事情がありますので、私も嫁も子供の面倒を見れないときがあります。

そういう時は、祖父ちゃん祖母ちゃん、公共サービスetc、色々な手段で他人に子供の面倒を見てもらうしかありません。


あ、話が変わりますが・・・

昨日函館空港に到着すると、かつて函館空港で大事件が発生したことを思い出しました。

みなさん、わかりますか~?


事件が発生したのは1976年9月6日からですから、37年前の話になります。

ソ連空軍所属のMiG-25戦闘機が函館空港に強行着陸し、パイロットのベレンコ中尉がアメリカへの亡命を希望するという事件が起こりました。

「ベレンコ中尉亡命事件」と呼ばれる事件です。


<昨日の函館空港です>


この亡命事件、実は世界的な大事件だったのです。


世界的な大事件となった理由は、当時のソ連空軍の虎の子であったMiG-25戦闘機が、西側(日本)の手に渡ってしまったことです。

西側、東側といってもわからんか?


え~とね、1980年代後半までの世界は、アメリカに代表される自由主義陣営(西側)と、ソ連に代表される共産主義陣営(東側)に分かれて、争っていたんです。

朝鮮戦争やベトナム戦争などは、西側と東側諸国による代理戦争的に意味合いが大きかったので、事実上は何度か戦争もしていたと考えて間違いない。


今の状況で言えば、中国空軍の最新鋭戦闘機が日本の空港に無理やり着陸し、パイロットはアメリカへの亡命を求めてきたと考えるとわかりやすいでしょう。

もし、そんな状況になったら、中国はどんな反応をするか想像してください。

おそらく・・・

中国の戦闘機が日本に拉致された。機体とパイロットを返せ。さもなければ奪還するために人民解放軍を派遣する・・・くらいのことは、平気で言いそうじゃないですか?

そんな状況になったら、日本中が大騒ぎになりそうなことは想像できるでしょう?


1976年当時も、状況は同じでした。

ソ連軍が機体奪還のためにやって来ると、陸上自衛隊まで防衛のために出動するという、日本中が大騒ぎする事態になったのです。

特に、地元函館は穏やかではなかったでしょう・・・。

そんな事件の舞台になったのが、画像の函館空港なのでした。


え~、昨日のブログで「ようやく出張ばかりの期間が終わった」、「今日から腰を据えて・・・」なんて書いていた記憶があります。

甘かった・・・。

本日は東京出張となりました。

出張が決まったのは、昨夜自宅に帰ってから・・・というか、帰る直前。

こんなことなら、羽田行きの飛行機に乗ればよかった!

・・・いや、子供を引き取りに京都へ来たんだった。しょうがねえ・・・。

ということで、今日まで出張です。

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