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社長の独り言

2月最終日 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2013/02/28(木) 06:47

あっという間に2月も最終日ですが、経営者はみ~んな2月が大嫌いです。

理由は単純。2日ないし3日短いのに、家賃をはじめとした固定費は変わりません・・・。

でも、一ヶ月が28日だろうが31日だろうが、出て行くお金に大差はないのに、入ってくるお金には大きな差があります。


残念(?)なことに、弊社では「一ヶ月あたり何円」とご請求するような仕事が、ほぼゼロです。

「働いてナンボ」という仕事が大半を占めますので、仕事を行う日が少なければ、悲しいかな収入・売り上げも少なくなってしまうわけです。


弊社では2月が年度初めということもあります。

ただでさえ一年で最も閑散期と言って良い時期に、数日短いというハンデを背負っての年度初め。

良い成績を残すのは至難の技ですが、2月に好成績を残すことができれば、その一年は安泰なのかもしれません。


さて、金属相場です。

今朝のLMEは$3.5576/lbだから$7,843/t。

為替が$1=¥92.15あたりなので、トンあたり72万円強が純粋な換算値。

やっぱり、トン76万円あたりが適当な銅建値だと推測されます。


国内銅建値は・・・25日改定のトン78万円だったか。

実勢相場は、建値よりずいぶん下・・・ということです。


何度も言っていますが、昨年末ぐらいから資源価格が上昇しているのは、為替が円安になっているだけのこと。

資源価格が上昇しているのでなく、日本円の価値が落ちているので、多くの円を払わないと資源が入手できなくなっている・・・と理解してください。

だから、イタリアの選挙結果を受けてEUの金融不安が再燃し、円が買われる=円高に戻ると、あっという間に安くなるのです。


資源価格の上昇も、円安の進行も、結果として日本円で計算した資源価格が上昇する。どちらも同じだろう!・・・というご指摘もあるでしょう。

確かに同じです。

でもね、金属資源相場が上下する要因と、為替が上下する要因って違います。

ということは、「これから先、どうなるか?」を考えるときに、昨今の高値の原因を正確に理解しておくことが絶対に必要です。

勘だけが頼りの丁半博打じゃないんだから・・・。

私も金属スクラップ屋の一員として、否応なしに相場勝負をせざるを得ないわけですが、勝てる博打、勝つ確率の高い博打をしないといけませんから。


で、現時点での私の見通しです。

金融緩和への期待から円安が進行してきましたが、根強い円への信任から、3月の一ヶ月程度は膠着状態になりそうな予感。

4月の日銀新総裁就任時期に、市場がどう動くのか期待ですね。

もちろん、相場で大勝負したい人は、今から4月以降の動きをにらんで仕込みが必要です。

個人的には、3月は膠着状態だけれども、4月以降は円安が進行(資源価格が上昇)すると思っています。

コレ本音ですよ。


私は、これ以上溜め込むの無理ですね~。

通常業務の範囲内で、否応なしに在庫となる資源量が、もう限界ですわ。

これ以上となると、資金も私のココロも持ちません。


相場で大きな勝負をかけるのは、たとえ勝負が裏目に出ても、「何年でも寝かせておくわ~」と言える方だけが宜しいかと思います。
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