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社長の独り言

同業者との会話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2012/10/04(木) 07:57

昨日はインパクト(?)のある話をお伺いする機会が重なりました。

まず、馴染みのお客さんからの話なのですが、弊社も位置する愛知県西部地方の同業者各位、どこも大変だという景気の悪い話です…。

そりゃあ社会全体が不景気のご時勢ですから、我々の業界だって例外でないことは間違いない。

でも、屑屋お拾いの類である我々が食って行けないほどの状況は、相当深刻な状況ですね。

もちろん当社を含めての話ですが、これまで以上に収益構造の転換を進めて行かないと、生き残って行けない予感。

特色ある会社作りを進めて行かないといけないな~と、再認識した次第です。


さて、次は対自治体の話です。

とある同業者のヤードが、行政による指導を受けているそうで。


行政の担当者曰く、

・ヤードに置いてある物は、全て廃棄物

・全ての商品は屋内保管しろ

などという指導(?)を受けて困っておられるようです。

まず、「ヤードに置いてある物は全て廃棄物」という点ですが、鉄くずやアルミくずなども含めて指摘されているそうで、たとえば鉄にペンキが付いていたら、それは廃棄物という論理らしい。


皆さん、このような指導に遭遇した際、どう考え、どう対処されますか?


まず、行政の指導は間違ってはいない…と考えます。

くず鉄であれ、古紙であれ、広い意味での廃棄物に違いは無い。

そういう意味では、我々のようなスクラップ取扱業者に保管してあるものは、全て広義の廃棄物ですね。


ここで、「専ら物」という概念が登場します。

専ら物、もっぱら物(モッパラブツ)とは、廃棄物処理法上、廃棄物に該当するが、「専ら再生利用の目的となる廃棄物」というものです。

この問題、詳しく書くと時間がナンボあっても足りませんので相当に要約しますが、産業廃棄物の?古紙、?くず鉄(古銅等を含む)、?あきびん類、?古繊維の4種類が専ら物に該当するということになっている。

で、専ら物を専門に扱う場合は、産業廃棄物処分業(収集運搬業、処理業)の許可が不要…等々の特例が定められているわけです。


勘違いしていけないのは、これは錦の御旗では無いということ。

例えば、専ら物としての「くず鉄(古銅等を含む)」と言う表現です。

我々としては、「これは再生金属資源のことを指している。アルミやステンはもちろん、雑品なんかも再生金属資源だから専ら物だ」という考え方があるわけですが、そのような解釈を行わない考え方もあるわけです。

法令の解釈の仕方によって、様々な受け止め方ができるような規定になっている以上、各自治体の判断に委ねられるというのが、判例を含めて現在の主流であると考えられます。

専ら物業者だから、廃棄物許可は要らないんじゃ!とか、何をやってもいいんだ!みたいなノリでいると、痛い目にあいます。

ここは、各自治体とゆっくり話し合うことにより、解決を模索して行かなければいけません。


個人的には縁あって、「一般社団法人 循環型社会推進協会」の専務理事に先日就任したばかりです。

おそらく、各市町村から様々な指導を受ける会員同業者も出てくることが予想されますので、これらの対策にも取り組まないといけないな~と考えています。


団体には関係の無いことですが、私には私なりのポリシー・スタイルがあります。

根幹には、「日本国の豊かな自然と環境を害する行為は決して許されない」という考えがあります。

ただし、例えば「牛乳の紙パックをリサイクル」なんて考え方は、逆に資源・エネルギーの無駄だと考えていますし、環境原理主義みたいな考え方とは真っ向から対立します。


人間というのは、生きていること自体が環境破壊の元凶みたいな存在だと考えています。

一定の経済原理の下でしか、環境を保全することはできないのが現実ですね。

資源リサイクルのためとはいえ、化石燃料を焚いてスクラップを集め、その他にも多大なエネルギーを消費して再生資源を作り上げることを生業としているわけですから、消費する人を含めて、皆であの世に行ったほうが、よっぽど環境にプラスですよ…。

とは言え、生きることが我々の本能ですから、自然と環境への負荷を最小限に留めるよう、生きて行くしかない。

「今日食べる分の魚であったり過日であったりの自然の恵みを頂いても、余分には取らない」という感じの認識で、私はスクラップ屋としての事業を進めているつもりです。

今日の食事にありつけない者に「環境を守れ」なんてことを言っても全くの無駄。

このような考え方は、日本社会で一定のコンセンサスを得ているとも考えています。


行政には、「必要以上の自然の恵みを取る者」や「自然の恵みを独占して、不当に利益を上げようとする者」などを排除する社会正義は実現して欲しいし、一方で自分が食べるための魚釣りをしている人間を取り締まるような愚行は勘弁して欲しいなと願っています。

まあ、昨日お会いした某同業者氏!読んでるかどうか知らないけど頑張ってね。

あまり参考にはならないだろうけど、今からちょうど2年前に環境省が出した通達の話をブログに書いていましたので、そのページも載せておきます。

多少は関係があると思います。

http://derazappin.seesaa.net/article/173716588.html
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