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天皇陛下が高熱続きということで、謹んでお見舞い申し上げる次第です。

天皇陛下の病状がニュースになると、嫌でも昭和63年から64年初頭の、昭和天皇の崩御前のことを思い出さずにいられません。

今回の今上陛下の入院は、さほど重態ではないようですが、昭和天皇が重態に陥ったときには、「血圧がいくら」「出血量がいくら」と、毎日毎日報道されていました。
当時私はまだ高校生だったのですが、人（それも天皇陛下）が弱っていく有様が、日々伝えられるという報道に対して少々違和感を感じていたと思います。

ちなみに私は、昭和天皇が崩御された昭和64年1月7日、ちょうど季節限定でアルバイトをしていた先の最終日でして、夜には打ち上げが予定されていました。
市内最大の繁華街に出て行ったのですが、ガランとして街が静まり返っていたのを思い出します。

冬休みの期間中、共にバイトに励んだ仲間と街へ繰り出したのに、何か陰気でしたねえ。
ああ、ちなみに老舗の京漬物の工場でバイトしてましてね。京都名物、「千枚漬」の生産なんかにも関わっていました。

何しろバブル真っ盛りですので、年末なんかはお歳暮向きにいくら作っても追いつかない。

千円程度のものから2万円程度の物まで、内容量によって色々な商品がありました。
需要に追いつかないので1万円以下の物は作らないようにしたのですが、それでも追いつかない。
結局、1日18時間以上働いても追いつかず、最後は2万円以上のものしか作らなくなったりしてね・・・。

私は般若湯（昔の隠語で酒）を飲みすぎて、ベロベロになりながら深夜に及ぶ仕事に精を出していたなあ。

高校3年間、冬は毎年漬物工場でバイトしていましたので自然とベテランになり、大衆向きの漬物なんかは任されたりして。

老舗の漬物だとお買い上げいただいた皆さんには申し訳ないけれど、作っていたのは高校生バイトの私でした。

へっへっへ。すいませんね。


そうそう、昭和64年1月7日夜は臨時休業していた店が多かったのですが、営業していたカラオケパブで朝までカラオケ三昧・・・だったと記憶しています。
四半世紀前のことですが、時代はバブル真っ盛り。そんな時代の高校生が、喪に服すもへったくれもありませんがな。

まあしかし、いつかは必ず平成も終わり、新しい時代が来ることは間違いないわけです。次の時代が来たら、私も昭和・平成・次の時代　と3つの時代を生きたことになるわけでして、年寄りの仲間入りかもしれません。

年号が昭和から平成に変わるときは、日本中がイケイケのバブル期でしたので、新しい時代の到来を希望に満ちたものと受け止めていましたが、平成から新しい年号に変わるときはどんな気持ちで迎えるのでしょうね？

せめて、未来へ希望が持てるような時勢であればいいなあと。

「縁起でもないこと言うな」と叱られそうですが、あいにく私は縁起を担ぐとかいうのは大嫌いでしてね～。

そのへんの割り切り方は日本人離れしている・・・と思います。


え～とですね。

実はこのブログの公開日である11月17日は私は出張でして。

平素は早朝からブログを書いて、毎朝9時ごろに公開の流れなのですが、17日早朝3時には出発しますので、あいにくそんな時間には更新できません。

したがって、今日は金属相場の状況は書けませんので、ご了承下さい。