社長の独り言 2017/6/7
マンゴーは生産国で - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/06/07(水) 05:31
現在、東南アジアでは「マンゴー」のハイシーズンです。
滞在中に「ホテルで食べなよ」と、多くのマンゴーをもらいました。

日本人的感覚だと、皮に緑色が残った果実を見ると、「まだ食べるには早いかな?」と思ってしまうのですが、十分これで熟れています。
これ以上経つと、熟れすぎてグチャグチャニなってしまうようですので、食べ慣れていない我々には判断が難しいですね。

今回はナイフを持参していなかったので、近くのコンビニ(?)というか、よろずやでワインオープナーを買ってきて、付属のナイフ部分で切ることにしました。
ところでみなさん、マンゴーの食べ方って知ってますか?
ちなみに私がマンゴーの食べ方を知ったのは、今から数年前のことです。
日本では、「マンゴー=高級フルーツ」ですので。
先週だったかな?
東京駅内のフルーツパーラーに入った時、マンゴーの値段を見てビックリ。
一個5,000円の値が付けられていました。
国内産マンゴーは本当に高いですねえ。
東京駅なら高くてもしょうがないのですが、果物屋で買っても大きくて立派なマンゴーは、一個5千円位は珍しくありません。
もっと高いものもありますし。
そんな高い食べ物、喰ったことがねえよ… と言っていたのは数年前まで。
今はお金持ちですから、高いマンゴーをガツガツ喰っています。
…と言えたら良かったのですが、数年前から東南アジアへ出張に出るようになりましたので、現地で安いマンゴーをたらふく食べます。
ちなみに日本の通販で、一個5千円の高級マンゴーを取り寄せて食べたこともありますよ。
国内産の高級マンゴーは確かにおいしい。
しかし目隠しをされて、「どちらが一個5千円の高級マンゴーでしょうか?」とテストとされたら、分からないであろうというレベルの差。
国内産マンゴーは、完熟あるいはそれに近い状態で収穫されたもの。
日本に輸入されているマンゴーの多くは、輸送の都合で未熟な状態で収穫されたものだから、日本で味比べをすると、当然に国産マンゴーの圧勝となります。
逆に海外で、未熟な状態で収穫された日本産マンゴーと、完熟で収穫された外国産マンゴーを食べ比べると、外国産マンゴーの勝ちになるのでは?
その程度の差です。
そして、外国産マンゴーはとても安いです。
日本の1/10から1/100程度の価格で売られています。
普通は一個数十円といったところでしょうか?
この値段なら、「食べ放題」になってしまいます。
あ、食べ方の話をしていたんですね。

マンゴーは、中心に大きなタネがありますので、真ん中のタネの部分を切り分けます。
魚の身を3枚にするのと同じようなものです。
画像中央の部分がタネですので、そのまま捨てるか、かぶりついてタネ周りの果実を食べてから捨てます。
両サイドの果実部分に、サイコロ状の切れ目を入れると食べやすいですが、面倒なので私は切れ目を入れず、メロンのようにスプーンですくって食べます。

これでマンゴー2個分です。
何しろ大量のマンゴーがあるものだから、一日に6個ぐらい食べたかな?
美味しくて大好きなマンゴーも、毎日大量に食べると、すぐに飽きます。
私の場合、3日くらいは大丈夫ですが、4日目以降は「食べよう」という意欲が無くなります。
余ったマンゴーを現地人にあげようと思ったのですが、ホテルスタッフや掃除のおばちゃんまで、皆「冗談だろ?」とでも言いたげな苦笑いをします。
現地人も食べ飽きているようです。
食べ残したものを日本に持って帰ろうかと思ったのですが、マンゴーは検疫に引っ掛かるようでしたので、断念しました。
害虫が付着していることが多いみたいで、害虫駆除のシステムが出来ており、日本政府が許可した国・品種しか輸入できないようですねえ。
非常に安い値段で、オーガニック栽培のマンゴーを入手するルートがあるんで、商売人としては「日本で売れないかな?」と考えます。
しかし、輸入しようとすると多くの障壁があります。
設備投資だけではなく、政府間調整という手の届かない問題もある。
この障壁をクリアしても、売れるかどうか分からない。
社運を賭けたビジネスであれば必死で何とかするでしょうが、片手間のビジネスとしては、ちょっと手を出しにくいです。
そんな訳で、マンゴーは生産国で食べましょう。
2017年6月
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|