社長の独り言 2012/11/2
屑屋のオッサンの理屈 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/11/02(金) 07:15
昨日は某所にて廃棄物行政の担当者氏と意見・情報交換を行う機会があり、「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」施行後の対応等について打ち合わせを行ってきました。
詳細な内容をネット上で記載する訳にはいきませんが、法律は今年の3月に閣議決定して8月に成立し、来年4月に施行というスピードですので、現実の対応が追いつかないケースが多いのは間違いないのでしょう。
「現実の対応が追いつかない」という点が、猶予にも落とし穴にもなりそうな予感。
多少の時間的猶予があると捉えて、その間に万全の対処を整えることも出来るでしょうし、4月になっても「何も変わらないじゃん」と受け取って、変化しないという考えもある。
どちらが正解か、私が知る由もありませんが、「法は法」との認識だけは、今の時代には必要かと思います。
少々回りくどい話になっていますので、個人的意見を簡潔に書きますね、
私が考えますに、金属くずを扱う業界が、今の状況のままで仕事を継続できることはあり得ない。
変化は間違いなくやって来るものと考えています。
変化の内容は、大きく2つ。
一つは、規制の強化で、もう一つは対中国依存度の引き下げです。
まず規制強化ですが、本来、業界内において多数派を占める、健全な業者には何も問題の無い話のハズです。
明らかな違法行為を行っているような、アウトローの連中を規制することは、我々にとってもメリットが大きい話です。
ただ、規制というものは、本来必要が無い多数派にも影響を与えてしまいますから。
例は悪いかもしれませんが、近年の飲酒運転に対する規制なんかも良い例だと考えています。
法改正前でも、常識的な多数派はアルコールをガブ飲みして車を運転したりしなかったと思います。
乾杯時に口をつける程度のアルコールはもちろん、食事のお供としての一杯のビールくらいでは、とやかく言われる風潮は無かった・・・と思います。
今の風潮だと、それも許されないような感じですね。
法律上の酒気帯び運転の基準では、現在もビール一杯程度で酒気帯び運転として検挙されることは無いような基準ですが、実際の運用面や、例え飲酒と無関係でも事故が発生したときのリスクを考えると、事実上コップ一杯のビールも飲めない状況になってしまっています。
規制の強化というものは、末端に行くほど文言上の規制よりも、事実上大きな影響を与えるものです。
規制強化は大多数の健全な業者にとって、全く迷惑千万な話ですが、結果としては大きな影響が出ると考えています。
もう一つの対中国依存度の引き下げですが、中国経済が高度成長期を終えつつあるのは誰の目にも明らかで、業界がかつてのような恩恵を受けることは、当面は無い。
したがって、自動的(強制的に?)に対中国依存度が引き下がっていく状況にあるのは間違いありません。
あと、日本の国策が中国への資源流出を抑える方向にあるということですね。
本来は、鉄やアルミなどのベースメタルのスクラップは、ナンボでも出してやったら良いのですが、レアメタルや貴金属の流出を防ごうとすると、ベースメタルにも大きな影響が出る。
これは、中国の人件費をはじめとする安価な諸経費を前提に構築されてきた、従来型のビジネスモデル崩壊を意味するんでしょう。
ビジネスモデルの再構築への対応が鍵になるかと思いますよ~。
何か、無責任な経済紙みたいな表現ですいませんね~。
そんな訳で(どんな訳?)、カッコ良い言い方をすれば、ビジネスモデルの再構築のための準備に奔走しています。
身近な言い方をすれば、喰いっぱぐれの無いように、汗を流しています。
後世の創作だとも言われていますが、進化論を唱えたダーウィンは、
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」
という考えを示したとか。
変化への対応が重要なのは、いつの時代でも変わらないということでしょうかね。
ああ、最後に。
弊社が所属しており、社長個人としても理事という形でボランティア活動しております、「一般社団法人循環型社会推進協会」では、現在一般会員を募集しております。
全国団体ですので、全国どこで事業を行っている方でも入会可能で、法人・個人は問われません。
ただし、反社会的勢力やアウトロー業者を排除する目的で、入会にあたっては所定の審査が存在します。
月額三千円程度の会費が必要です。
個人的には、月額三千円程度の会費をドブに捨てる気がある方限定で、お誘いしたいですね。
こっち(運営)はボランティアで動いているのに、月額三千円程度の負担で、すぐに見返りを求められてもね~。
もちろん、メリットを享受出来るように意識して動いていますが、当面はボランティア感覚の人限定で。
ああ、もちろんこれは個人的見解であり、私が入会にあたっての権限を持っている訳ではありませんので、悪しからず!
詳細な内容をネット上で記載する訳にはいきませんが、法律は今年の3月に閣議決定して8月に成立し、来年4月に施行というスピードですので、現実の対応が追いつかないケースが多いのは間違いないのでしょう。
「現実の対応が追いつかない」という点が、猶予にも落とし穴にもなりそうな予感。
多少の時間的猶予があると捉えて、その間に万全の対処を整えることも出来るでしょうし、4月になっても「何も変わらないじゃん」と受け取って、変化しないという考えもある。
どちらが正解か、私が知る由もありませんが、「法は法」との認識だけは、今の時代には必要かと思います。
少々回りくどい話になっていますので、個人的意見を簡潔に書きますね、
私が考えますに、金属くずを扱う業界が、今の状況のままで仕事を継続できることはあり得ない。
変化は間違いなくやって来るものと考えています。
変化の内容は、大きく2つ。
一つは、規制の強化で、もう一つは対中国依存度の引き下げです。
まず規制強化ですが、本来、業界内において多数派を占める、健全な業者には何も問題の無い話のハズです。
明らかな違法行為を行っているような、アウトローの連中を規制することは、我々にとってもメリットが大きい話です。
ただ、規制というものは、本来必要が無い多数派にも影響を与えてしまいますから。
例は悪いかもしれませんが、近年の飲酒運転に対する規制なんかも良い例だと考えています。
法改正前でも、常識的な多数派はアルコールをガブ飲みして車を運転したりしなかったと思います。
乾杯時に口をつける程度のアルコールはもちろん、食事のお供としての一杯のビールくらいでは、とやかく言われる風潮は無かった・・・と思います。
今の風潮だと、それも許されないような感じですね。
法律上の酒気帯び運転の基準では、現在もビール一杯程度で酒気帯び運転として検挙されることは無いような基準ですが、実際の運用面や、例え飲酒と無関係でも事故が発生したときのリスクを考えると、事実上コップ一杯のビールも飲めない状況になってしまっています。
規制の強化というものは、末端に行くほど文言上の規制よりも、事実上大きな影響を与えるものです。
規制強化は大多数の健全な業者にとって、全く迷惑千万な話ですが、結果としては大きな影響が出ると考えています。
もう一つの対中国依存度の引き下げですが、中国経済が高度成長期を終えつつあるのは誰の目にも明らかで、業界がかつてのような恩恵を受けることは、当面は無い。
したがって、自動的(強制的に?)に対中国依存度が引き下がっていく状況にあるのは間違いありません。
あと、日本の国策が中国への資源流出を抑える方向にあるということですね。
本来は、鉄やアルミなどのベースメタルのスクラップは、ナンボでも出してやったら良いのですが、レアメタルや貴金属の流出を防ごうとすると、ベースメタルにも大きな影響が出る。
これは、中国の人件費をはじめとする安価な諸経費を前提に構築されてきた、従来型のビジネスモデル崩壊を意味するんでしょう。
ビジネスモデルの再構築への対応が鍵になるかと思いますよ~。
何か、無責任な経済紙みたいな表現ですいませんね~。
そんな訳で(どんな訳?)、カッコ良い言い方をすれば、ビジネスモデルの再構築のための準備に奔走しています。
身近な言い方をすれば、喰いっぱぐれの無いように、汗を流しています。
後世の創作だとも言われていますが、進化論を唱えたダーウィンは、
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」
という考えを示したとか。
変化への対応が重要なのは、いつの時代でも変わらないということでしょうかね。
ああ、最後に。
弊社が所属しており、社長個人としても理事という形でボランティア活動しております、「一般社団法人循環型社会推進協会」では、現在一般会員を募集しております。
全国団体ですので、全国どこで事業を行っている方でも入会可能で、法人・個人は問われません。
ただし、反社会的勢力やアウトロー業者を排除する目的で、入会にあたっては所定の審査が存在します。
月額三千円程度の会費が必要です。
個人的には、月額三千円程度の会費をドブに捨てる気がある方限定で、お誘いしたいですね。
こっち(運営)はボランティアで動いているのに、月額三千円程度の負担で、すぐに見返りを求められてもね~。
もちろん、メリットを享受出来るように意識して動いていますが、当面はボランティア感覚の人限定で。
ああ、もちろんこれは個人的見解であり、私が入会にあたっての権限を持っている訳ではありませんので、悪しからず!