社長の独り言 2017/7/3
販売活動中 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/07/03(月) 06:14
バタバタで6月末を終え、7月へと月が替わった土曜日からは出張へ出ました。
中古自転車のビジネスは、当然ながら仕入と販売の両方で成り立っている訳ですが、「販売」は海外が相手であるために、どうしても海外へ行くことが多くなります。
日本から動かずに、日本在住のバイヤーへの販売だけで終わらすという方法もあります。
しかし私の場合、日本在住のバイヤーを基本的に信用していないので、自分の力で販売することを原則としているのです。
日本にいるバイヤーを信用していないとは、どういうことか?
彼らは決して真実を語らないとか、代金支払いの問題とか、信用するに値しない例を挙げると話が止まりません。
一番の問題点は、彼らは自転車ビジネスで生きている、あるいは生きようとしているのではなく、貿易でメシを喰っている人間だということです。
例えば、彼らはクルマの貿易が儲かると思えば、自転車を放っておいて、クルマの貿易ばかりをやることになるでしょう。
それでは当社のような自転車屋は困るのですが、彼らにとっては知ったことではない。
これは極端な例であるにしても、「今の季節は売りにくいから」とか、「為替が良くないから」など、供給サイドとしては困ってしまう理由で、バイヤーの需要が変化します。
当社のような自転車専業の会社は、自転車のことをトコトン突き詰める必要がある…と考えます。
ですので、東南アジアの密林であろうが、アフリカの砂漠であろうが、どこにでも自転車を売りに出かけますわ。
さて、土曜日の早朝に東京営業所を出発して、午前に成田を出発しました。
香港で乗り換えだったのですが、いつも感じることがあります。
日本から香港までは、さすがに世界的な高評価を得ているキャセイパシフィック航空らしく、落ち着いた時間を機内で過ごすことが出来ます。
香港から発展途上国向きのフライトになると、大抵キャセイ本体ではなく、キャセイ傘下の別会社が運航するフライトになります。
お約束通り、中国人満載のフライトですから、少なくとも私にとっては不快極まりないフライトになります。
反中感情が沸き上がること間違いない(笑)
「うるさい!」 「触るな!」 「こっちに来るな!」など、多くの怒鳴り声をあげたい気持ちを押さえて、到着まで寝たふりをするしかない。
とても苦痛な時間を過ごしました。
そんなことはさておき、夜遅めの時間に到着して、翌早朝(日曜日)から早速仕事です。


当社の東京営業所から出荷された自転車をコンテナから下ろし、現地の仲買人や小売業者に販売します。
自転車の積み降ろしも、それなりに危険を伴う作業です。
落下や荷崩れの危険がありますからね。
現地は日本と比べると安全への意識が総じて低い。
これはある程度やむを得ないのですが、労働者の中には、自衛のためにヘルメットを被って作業する者もおります。
コンテナの写真と共に写っている男性もそうなんですが、作業用ヘルメットではなく、オートバイ用のヘルメットを被って作業します。
なぜだか分かりますか?
もったいぶるほどの話ではありません。
皆、オートバイに乗って作業に来るので、ヘルメットもオートバイ用ヘルメット。
作業用と分ける必要が無いので、ヘルメットが一つで済む。
合理的でしょ? ある意味…。
さて肝心の販売ですが、良いことも悪いこともあります。
少しだけお話ししましょうかね。


画像の2台のスポーツタイプの自転車ですが、自転車に詳しくない方が見ても、普通の自転車よりは高価な自転車であるように見えるでしょ?
スタイルだけでなく、有名メーカー製の、いわゆる「ブランド物」の中古自転車です。
日本で特別な保管などの多少の手間をかけ、傷がつかないように梱包まで行い、中古自転車としては破格の待遇(?)で現地へ送りました。
「最低200ドルくらいでは売れるかな?」
そんな期待を背負って、送り出された自転車です。
結果ですが、ナント!
一台50ドル!
…アカンやんか。
コレ、赤字やでえ…。
今日は、なぜ50ドルなのかの原因追及の一日になります。
このくらいのことでは、気にしていませんよ~。
よくあることです(笑)
2017年7月
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|