社長の独り言 2016/10/14
埼玉より - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/10/14(金) 05:11
計画通り、埼玉県の関東営業所に滞在中です。

出張からの帰国早々、まあ色々とありました。
怪我人が出たり、何だかんだと頭の痛い案件が山積みですね。
海外にいると、クソ暑くて虫だらけでメシが不味いんで、早く日本に帰りたくなるのですが、帰ってきたら帰ってきたで何かと面倒なものです。
ま、そこは愚痴ってもしょうがないので、地道に一つ一つ問題を潰していかなければ・・・。
成田に帰国して、羽田から大阪空港へ。
スーツケースを引きずったまま、大阪で2件のアポイントを消化する・・・という流れは、先月と同じでした。
翌朝にまずは名古屋まで移動して案件を消化し、その深夜というか早朝に埼玉へと乗用車で移動して来ました。
関東でやらなければならない仕事は色々とあります。
事務、外回り、その他雑事等々、優先順位を決めて取り掛からなければなりません。
昨日はそれらの中で、「現場仕事」を選択しました。
深夜早朝に名古屋を出発し、埼玉へ到着したのが午前8時ごろ。
何となく疲れていますので、こういう時はあまり難しいことが出来ないということもあり、トラックに乗っている自転車の荷下ろしからスタートです。
荷下ろしが終わった後、トラックへの横乗りで都内へ自転車引き取りに出動。
久しぶりに作業服姿での現場作業でした。
珍しく現場作業に従事したのは、アタマが働かない日だからという理由だけではありません。
まずは関東地方での現場というものを、肌感覚で理解する必要があると考えているためです。
大阪でも名古屋でも、私の仕事は「まずは現場」からスタートしてきています。
現場第一主義などとカッコをつけるつもりはありませんが、体の動くうちは、現場を良く知る親方でありたいと思っています。
しかし最大の理由は、「自分もトラックのハンドルを握って集荷に出かける覚悟と準備」のためでしょうね。
ここ数年は現場から遠ざかっているのですが、関東地方での業務拡大により、現場がどうしても手薄になりがちです。
ネコの手も借りたいような時、現場スタッフとして、いつでも出動できるようにしておかなければなりません。
現場を知ると同時に、日頃から体力作りをしておかないと、急に現場作業をやろうとすると、怪我をしますわ。
ハードな仕事ですからね。
ただ今週のようにハードなスケジュールばかりで無理をし過ぎて、体調を壊したり、過労死なんかをしないように気を付けないとね。
私もいい年になってきましたから。
そう言えば、私が日本を離れている間に、「過労死」に関するニュースが結構大々的に報じられていたようです。
某大手広告代理店に勤務する若い新入社員が自殺した案件について、労災が認められたという事案だったかと思います。
私が若いころ、その「某広告代理店」のスポーツチームに入れてもらったりして世話になった義理がありますので、会社名は伏せますね。
賛否を含めて色々な議論があるようですが、内実を良く知らない部外者は、あまりエエ加減なことを言わないほうが良い・・・かと思います。
労基署が認定した一か月の残業時間は105時間だったようですが、実際のところは分かりませんしね。
私のサラリーマン時代は会社に申告する残業時間と、実際の勤務時間には大きな乖離がありました。
会社に申告した残業時間は80時間でも、実際には150時間以上残業していたことも珍しくありません。
今はどうなのか知りませんが、公式発表と実態は違う・・・ということは、今でも当たり前にあるような気がします。はい。
あなたの会社ではどうですか?
残業代をキッチリもらっている?
それとも、いわゆるサービス残業が多いですか?
これは難しいところでしてね。
残業代は貰って当たり前なのですが、「なぜ残業しなければならなかったのか?」あるいは「本当に残業が必要だったのか?」などを総合的に勘案すると、微妙なケースも多いかと思います。
平たく言えば、「オマエの仕事が遅いから、残業したんじゃないの?」というケースも出てくるわけです。
そんな場合、会社としては残業代を払いたくもないし、それが嫌なら辞めて頂戴・・・となることでしょう。
本音としては。
社員間の平等性という観点からすると、優秀で定時帰宅する社員よりも、残業しないと同量の業務がこなせない人材のほうが給与が高いというのはマズイですしね。
でも、何をもって優秀とするかという判断も難しい。
「スピーディーで雑な仕事」、「遅いけど確実な仕事」などの違いも出てきますし、所要時間だけでも、物事は計れません。
色んな要素がありますから、「総合的に勘案」という便利な言葉で表現するしかないかと思います。
自分の成果は、自分とごく一部の関係者にしか理解することが出来ません。
通常は「理解されない」ということを前提に、理解しやすい=記録に残りやすい 成果を残しながら、自分のこだわりの部分を発揮するのが良いのでしょうね。
数字として表れる短期的な成果で多くの人間にアピールしつつ、表面に出てきにくい仕事が長期的な成果として表れるように出来ればベストなのかな?
短期的な成果と、長期的に好結果をもたらす仕事を同時進行しないといけないんですねえ。
これは立場が違っても、どんな仕事でも同じかと思います。
サラリーマン時代もそうでしたし、経営者になった今も同じ。
同時進行は本当に大変なんですが、やるしかないんです。
私の場合、年に一度の決算が私の「成績」になりますので、一年単位で前年より良い結果を出せるようにしなければなりません。
これが短期的な仕事の代表例でしょう。
一方で常に数年先のことを考えて、様々な布石や対策を打たなければなりません。
どちらかと言うと、ブログではそんな話を書くことが多いですから、先のことをどう考えているのか、何となくイメージできるかと思います。
これが長期的な仕事になるのですが、あくまで短期的な結果をキチッと残した上での話になります。
数字などの短期的な結果を残したうえで、長期的なことを考えないといけないのは分かりますよね?
数字を残さないと、サラリーマンなら役立たずの烙印を押されるでしょうし、経営者なら会社倒産の憂き目にあいます。
最後に・・・
「多少雑だが仕事が早い。長期的な成果は不明だが、短期的な成果を上げる」
こんな人が、出世しやすいタイプのような気がしますよ。
とりあえず、週末に一旦は関西にある自宅に戻ろうと思います。
もう二週間放ったらかしにしてありますので、たまには戻らないと、何を言われるか分かりません。
週明けには再び関東に戻る予定です。
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