社長の独り言 2014/4/9
MTB(マウンテンバイク)アルミの検収基準 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/04/09(水) 06:03
当ブログでは、世間話みたいな話が多くて、あまり直接的な仕事の話を書かないようにしています。
と申しますのも、弊社は、「浅く、広く」様々な商品を取り扱っていますので、直接的な仕事の話・・・たとえば具体的な商品の話なんかを書くと、ほとんどの方には「関係ない」話になってしまうからです。
今日は、ちょっと気になることがあったので、具体的な商品の話を書かせていただきますね。
今日の話題は、タイトル通り、中古MTB(マウンテンバイク)アルミの検収基準についてのお話です。
まずは、画像を見ていただきましょうか。
これがMTB(マウンテンバイク)です。

当社では、海外向きの中古MTBとして、二種類に分けて買い取りを行っています。
分け方としては、アルミボディものと、スチールボディのもので区別しています。
当然、アルミボディのものを高く買い取りしている訳ですが、最近では、アルミボディだけどアルミ扱いにならない・・・という訳の分からないモノも増えてきておりますので、実際の検収ポイントをご説明しますね。
え~とですね。
「そもそも」の話からご説明しますが、アルミボディとかスチールボディとか申しておりますが、実際のところは、「本物のMTBは高く買います。偽物のMTBは安くでしか買いません」ということなんです。
そうなんです。
「偽物のMTB」というものが、あるんです。
しかも、所有者が廃棄処分を決意するようなMTBのほとんどは、偽物のMTBなのです。
この偽物のMTBは、「マウンテンバイクルック車」、つまり、マウンテンバイクに見える自転車と呼ばれています。
そもそも、MTBは野山や悪路を走行出来る自転車のハズですが、マウンテンルック車は悪路を走行できません。
MTB本来の機能を果たせない偽物MTBが多く存在し、それを弊社ではMTB(スチール)と呼んでいるとご理解ください。
個人的には、「なんちゃってMTB」と呼んでいるマウンテンバイクルック車ですが、本物のMTBと偽物のMTBの見分け方、すなわち弊社での検収基準をご説明しますね。
チェックポイント
1.フレームに、「悪路を走行しない」 というようなシールが貼ってある。
そのままですね。
悪路を走行できないMTBは偽物としか言いようがありません。
ただ、中古の場合はシールが剥がれたり、読めなくなっていることが多いので、ボディが鉄製でないかをチェックすることにより、代用しています。
このことから、我々業界では「アルミ」という表現が広まったと考えられます。
2.変速機が前後2箇所に付いている
これは、画像を見ていただきましょう。

上の画像ですが、左と右に変速機のレバーが付いていることを確認できますでしょうか?
左が前のギアで3段変速、右が後ろのギアで6段変速になっています。
マウンテンバイクルック車だと、ギアが後ろだけにしか付いていないことが多いですね。

ペダルの横に前の変速機、後輪のところに後ろの変速機が付いています。
3.前後の車輪(ホイール)を外すのに工具が必要。(クイックレバーではない)
これが最後のチェックポイントです。
アルミボディで、変速機も前後に二つ付いているような、良くできた偽物MTBも、この最後のチェックポイントはクリアできません。
車輪を外すのに工具が必要な自転車は、MTBとは呼べないのです!

上の画像が前輪です。
レバーが見えるでしょ?
工具なしでも、このレバーで車輪を脱着することができます。

変速機が見えていますので、こちらが後輪です。
こちらも、レバーで車輪の脱着が可能になっています。
最後に、MTB(アルミ)=MTB(本物)とする検収基準をまとめますね。
1.フレームに「悪路を走行しない」 というようなシールが貼ってないこと
2.アルミボディであること
3.変速機が前後に二つ付いていること
4.工具無しで前後の車輪が脱着できること
とまあ、こんな感じになりますので、よろしくご理解の程、お願い申し上げます。
え
2014年4月
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