大きくする 標準 小さくする

社長の独り言 2017/7

次へ>>

不毛の事務仕事キャンペーン中 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2017/07/14(金) 04:53


意外に長引いた下痢も収まりました。





一体、何が原因だったんだろう…?


単なる食あたりにしては、ちょっと長引いたようにも感じますが。





海外滞在時の胃腸薬代わりに、毎日コーラを飲んでいたんだけどなあ。


私の嫁は、「今後は、ビオフェルミンでも持っていきな」と言うのですが、税関で「これは何だ?」と聞かれたとき、説明しにくいモノは持って行きたくないんだが…。





まあ、正露丸を持って行くよりはマシか。







さて、私は12日水曜日夜、関西から東京行きのバスに乗って、戻って来ました。


夏休み直前、連休前ということもあり、バスが臨時に増発されておりまして、おかげでガラガラのバスに3,900円という価格で乗ることが出来ました。







今の夜行バスって、いわゆる「3列独立シート」が主流です。





昔からある普通の観光バスって、2人掛けのシートが通路を挟んで「2×2」の形で配置されていますよね?


あれを「4列シート」と呼びます。





3列独立シートは、「1×1×1」の形で配置されている訳です。





各席の独立性は高いのですが、車内に通路が2本配置される形になりますので、どうしても横幅の狭いシートになります。


意味分かりますかね?


座席の幅を広く取ろうとすると、「1×1×1」の形ではなく、「2×1」の形の方が、通路が一本で済むために優れているのです。





ところが私がよく利用する路線の夜行バスには、「2×1」3列シートのバスがありません。


いつも(横幅が)窮屈な思いをしています。





ところが今回は臨時のバスだったので、「2×1」3列シートに乗ることが出来ました。


やはり、こちらの方が断然快適。





トイレ休憩の際に一度目覚めただけで、新宿までぐっすり眠れました。





実は前回、関西から東京へ戻った時には新幹線のグリーン車を利用していました。


「オマエみたいなケチがグリーン車!?」と言われそうですが、新幹線のネット予約によるポイントが貯まっていましてね。





東京・新大阪間だと、6往復すると片道がグリーン車にアップグレードできるくらいのポイントが貯まります。


新幹線移動を極力控えているつもりなんですが、やはり結構使っているんですねえ。





グリーン車利用という贅沢もしましたので、今回は修行のためにバス移動でした(笑)







さて私は現在、対金融機関との折衝という、重要ではあるけれど、生産性に疑問のある業務に専念しています。


一年中そんな仕事をする訳には行きませんので、特定の時期に集中してやります。





今がちょうどその時期にあたるのですが、財務内容の精査、事業計画の作成や修正、今後の事業展開や収支見込みなどを、「第三者が理解できるよう」作成しなければならないので、結構大変です。


これらの作業を外部に委託している方も多いでしょうが、私は基本的に自分一人でやります。





私のアタマの中を、相当部分理解して頂ける方なら、作成をお願いできるでしょう。


最近、会社の現状分析、あるいは今後の事業展開といった分野で相談できる方に巡り合うことが出来ましたので、今後は自分一人で頭を抱えなくても良くなるかな?





まあしかし、どんなに優秀な人でも他人のアタマの中は覗けない訳ですから、本人がやるのが一番であることは間違いありません。


時間と能力がある限りは、自分で考えるのが良いのかもしれません。





事業計画とか収支予測という類の仕事、自分の会社の現状を知り、未来を予測するという意味では非常に役に立ちます。


皆さんも、他人に任せず自分でやってみることを、お勧めします。





そんなに難しくはないと思いますよ。


ド素人の私でも、自分の会社の数字ですから、何となく意味が分かり、慣れてくると理解も深まります。





おそらく、ここの部分を「面倒だから」と言って逃げたり、「分からない」と思考停止してしまうと、先へ進めなくなるんだろうなあと想像します。


そう自分に言い聞かせて、がんばってます。






ただ、恐ろしいほど時間が取られますねえ。


準備から完了まで、何だかんだで2ヶ月くらいを要する見込み。





相手があることだからしょうがないのですが、約2ヶ月の間、メイン業務が「机上の空論」になる訳です。





机上の空論とは言い過ぎかもしれませんが、いくら現状分析を正確にやっても、将来予測を緻密に立てても、「ちゃぶ台をひっくり返すような出来事」が起これば、何の意味もなくなります。


その「ちゃぶ台をひっくり返すような出来事」が、簡単に起こりますからねえ。





社会現象で言えば、リーマンショックや東日本大震災のような出来事がそうですが、ウチのような零細企業の場合、法律の改正(悪)でも、十分に事業計画を根底から崩すことになります。


実際、省令どころか役所の通達レベルでも、そのくらいのインパクトを零細企業には与えます。





だから、中・長期的な経営ビジョンは必要でも、金融機関が求めるような中長期的な収支計画なんて、ケツ拭き紙にもならないのが実際のところです。


数年に一回とかいうレベルでは無く、年に数回は事業計画を変更しなければならないレベルで、事業環境は変化しています。





そんな中でビジネスを行っていますから、金融機関の言う中長期計画なんて、彼らの社内稟議用の資料を、私が代行して作成しているようなものです。





正直、「アホくさ」と思いながら、やっております。





私も虫の居所が悪い時には、「アンタらの社内資料を何でオレが作らなきゃいけないんだ!?」くらいのことを、金融機関の担当者に向かって言います。


しかし私も、元サラリーマン。





彼らの苦労と悲哀を理解できますから、キツイことを言った後は少し反省。


コツコツと、取引金融機関ごとに各々異なる社内的要求に応えるよう、資料作成するのが現在の私の仕事です。





何もわからない、何もできない、アホのフリをしていた方が良かったかな?


その方が楽なのは間違いないけれど、それでは先に進めないような気もするし…。





難しいところです。





おそらくあと2週間ほど、不毛の事務仕事キャンペーン期間が続きます。


しばらくは我慢するしかないですね。


お腹痛い - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2017/07/10(月) 06:00


先週木曜日の朝に現地を出発し、夜に関西国際空港へ戻って来ました。


今の時期、集中的に大阪で所用があるため、久々に関西国際空港へ向けて帰国しました。





到着予定が21:20だったかな?


私の関西での住まいは、関西空港から100km以上離れた場所にありますので、公共交通機関を利用すると、空港から住まいまで2時間近くを要します。





22:30頃に空港を出発する最終のアクセス特急に乗って、自宅にたどり着けるのは日付が変わってから。


翌金曜日9時半には大阪でアポイントがありますので、疲れた体にムチを打って、結構タイトなスケジュールをこなす必要があります。









にもかかわらず…





乗り換え地の香港で、関西空港行きの便に乗り込んだものの、悪天候のため中々飛行機が離陸しない。






実は私、軽い食あたりを起こしていたようで、朝から多少の吐き気と下痢に悩んでいました。


何が原因だろう?





食べ物には結構気を使っている…つもりです。


しかし、前日朝食のオムレツが少し匂った、前夜に飲んだビールに氷を入れたとか、疑い出したらキリがないのも事実。





「食べ物には気を使っている」と言いながら、生ものを極力食べないようにしているというレベルですので、海外出張時には今でも1/2くらいの確率で、軽い食あたりや下痢くらいには襲われます。


ちなみに今回のは長引いています。





本日月曜日の朝になっても、未だに完治していません。


軽い下痢が続いているし、あまり気分も良くない。





何かヤバイものをもらったか?


まあ、もうしばらく様子を見よう…。





体調が良くなかったこともあり、悪天候のため離陸が遅れているというアナウンスを聞いたあと、眠りに入りました。


体力を回復させる必要がありますので、次に目覚めるのは関西空港への着陸時…なんていうパターンが理想的ですね。





まあ夜行便でもあるまいし、昼寝でそれほど長時間眠れるわけもなく、しばらくすると目が覚めました。


時計を見ると、1時間ほど眠っていたようです。





照明も落ちず、機内を移動する人も少なくない昼行便ですから、一時間も連続して眠れば上出来か。





ん?


何かがおかしい。





あれ?


私の乗った飛行機、まだ飛んでおらず、地上に止まったままだ。





もう…。


早く飛んでよ…。





そんな事を考えながら、再び眠りの中に。





しばらくすると、離陸する感覚がありました。


眠っていたから、どのくらい遅れたのか分からない。





近くにいた日本人グループの会話から、「約2時間ほど遅れて離陸した」らしいことを知りました。







結局、関西空港へ到着したのは約1時間半ほど遅れて、23時ごろ。


どうしよう?


自宅まで帰れない。





明朝、関西空港を出発する始発に乗って自宅へ帰っても、大阪で9時半のアポイントには間に合わない。


アポイント変更か、それともタクシーにでも乗って帰るか?





こういう時、クソ真面目な人ならタクシーに乗ってでも、帰宅するんでしょうね。


私はそういう真面目さを持ち合わせておりませんので、空港で一夜を明かすことにしました。








深夜3時過ぎの関西空港。


24時間空港ですから追い出されることもないし、ファストフードやコンビニくらいは営業していますので、困ることは何もない。





しかし24時間空港とは言え、ハブ空港でも何でもないローカル空港ですから、フライトが無い時間帯が長く、空港は寂しいものです。


夜間は公共交通機関もほとんどがストップし、唯一大阪駅行きのバスだけが1時間に一本のペースで運行されており、辛うじて24時間空港の体裁を保っているようです。





実は、「大阪駅行バスだけ深夜でも動いている」という事実が、私を助けました。


関西空港発の始発電車に乗ったのでは、一旦自宅に帰ると9時半のアポイントに間に合わないのですが、大阪駅発の始発に乗って自宅に帰るのなら、間に合うのです。





関西空港から大阪駅までは、約一時間の距離。


その分だけ電車での移動時間が短くなるし、しかも始発の時間も大阪駅発のほうが早い。





…という訳で、4時関西空港発のバスに乗って大阪駅へ。


JRに乗り替え、5時大阪駅発の始発電車で自宅へ向かい、6時半頃に自宅へ戻ることが出来ました。





シャワーを浴びて、軽く朝食を摂り、30分ほど休憩して出発。


本当に慌ただしいですねえ。







未だに体調がすぐれないのは、体調を崩した日に無理なスケジュールになったのが原因かな?


こうしてブログを書いている間にも、またお腹が痛くなって、トイレに行きたくなってきた。





今日は税務署に行って、あれこれと手続きをする予定か。


とりあえず、行ってきます。


トイレに!


高い自転車 安い自転車 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2017/07/05(水) 07:25



日本から送り、海外へ到着した商品(中古自転車)の商品チェックや市場調査に従事しています。





日本で集められた自転車は、ママチャリ、マウンテンバイクといった形状や、大人用、子供用といったサイズごとに分類、保管の上、海外へと送っています。


海外現地では、販売先などに応じて、さらに分類されることになります。





日本より販売の前線にある海外では、「人気のある自転車」と「人気の無い自転車」にも分別されます。


では、どんな自転車が人気車で、どんな自転車が不人気車なのか?





ここらは現地で実際に見ないと分からないことが多々あります。





もっとも、分かりやすい話もあります。


キレイな自転車と、キレイでない自転車に分類される…という話は、ご理解いただきやすいと思います。





日本からは、ピカピカの中古自転車と、くたびれた中古自転車が、ミックスされて送られます。


ボロボロの自転車は日本で鉄スクラップになるために送られることはありませんが、中古自転車ですから、クオリティに結構差が出るのです。







上の画像は、日本から送られた子供用自転車です。


他社から海外での販売を委託されて、お引き受けした自転車です。





次に下の画像をご覧ください。




同じコンテナに積まれて送られてきた、同じ分類の子供用自転車です。


違いは、一目瞭然でしょ?





当然、上の古びた自転車は安く売られ、下のキレイな自転車は高く売ります。


上が1台1,000円、下が1台3,000円…みたいな感じですね。





キレイな自転車が100台、古びた自転車が100台の、合計200台がコンテナに入っていたと仮定すると、





(100台×3,000円)+(100台×1,000円)=400,000円


400,000円÷200台=2,000円





1台あたり2,000円が販売結果ということになります。







高く売れる、キレイな自転車が多く入っていると、一台あたりの販売単価は上がりますし、逆だと下がる。


「一台いくらで買ってくれる?」と問われても、「モノ次第です」としか答えられないのが当然なのです。





全ての海外向け中古商品が、「捨てるには、もったいない」と感じるようなモノでないと、ダメです。


自分の反省として申しますが、「悪いモノをどれだけ押し込めるかが勝負」という考えはダメですね。


時代から取り残されている。





今は驚くほどの安値で、新品の中国製品が世界中に溢れています。


日本の中古製品の方が高いことも珍しくない。





多少古くても良いのだけど、安心・信頼できる日本製品が欲しい。


そんなニーズに応えることが必要かと思います。





最後に…


今回の訪問先はカンボジア王国ですが、以前から依頼されていたことがあります。





同国では医療体制の不備が目立ち、簡単な検査でさえも隣国のタイやベトナムまで足を運ばなければならないケースが多く、医療用の検査機器(中古)を輸出して欲しい…との依頼を受けていました。


必要性はよく理解できるのですが、なにぶん中古自転車の貿易屋にはハードルが高く、手を付けられていないというのが正直なところです。





今回、「それでは中古の病院のベッドだけでも送れないか?」との依頼を受けました。


地方部の病院では、患者は床に寝っ転がっているのを知っているし、確かにチカラになってあげたいけど…。





このような依頼に取り組む場合、「損はできませんよ」というのが、基本的なスタイルです。


世のため人のためであっても、ウチは施しが出来るほど儲かっている会社じゃありませんから。





色々検討した結果、当社出荷時点で一台1,000円くらいのコスト設定なら、送ることが出来そうです。


つまり、「1台1,000円で買いますから、当社までお持ち込みください」という形か、「1台1,000円以内の集荷経費で当社が引き取りに行く」か、どちらかの形で取引が出来れば、中古のベッドを送ることが出来そうです。





半分ボランティアみたいなものだから、大々的に宣伝する会社の仕事には出来ません。


ボランティア半分、あとの半分は、他の案件で将来ビジネスに結び付くかもしれないから。





ベッドのマットレス付きで送りますから、マットレスの処分代を考えると、海外送りにする動機が生まれるかもしれません。


スクラップ屋さん、あるいは廃棄物処理業者さん、不要になった病院のベッドがお手元にありましたら、マットレス付きで少々お譲りくださいな。




販売活動中 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2017/07/03(月) 06:14


バタバタで6月末を終え、7月へと月が替わった土曜日からは出張へ出ました。


中古自転車のビジネスは、当然ながら仕入と販売の両方で成り立っている訳ですが、「販売」は海外が相手であるために、どうしても海外へ行くことが多くなります。





日本から動かずに、日本在住のバイヤーへの販売だけで終わらすという方法もあります。


しかし私の場合、日本在住のバイヤーを基本的に信用していないので、自分の力で販売することを原則としているのです。





日本にいるバイヤーを信用していないとは、どういうことか?





彼らは決して真実を語らないとか、代金支払いの問題とか、信用するに値しない例を挙げると話が止まりません。


一番の問題点は、彼らは自転車ビジネスで生きている、あるいは生きようとしているのではなく、貿易でメシを喰っている人間だということです。





例えば、彼らはクルマの貿易が儲かると思えば、自転車を放っておいて、クルマの貿易ばかりをやることになるでしょう。


それでは当社のような自転車屋は困るのですが、彼らにとっては知ったことではない。





これは極端な例であるにしても、「今の季節は売りにくいから」とか、「為替が良くないから」など、供給サイドとしては困ってしまう理由で、バイヤーの需要が変化します。


当社のような自転車専業の会社は、自転車のことをトコトン突き詰める必要がある…と考えます。





ですので、東南アジアの密林であろうが、アフリカの砂漠であろうが、どこにでも自転車を売りに出かけますわ。







さて、土曜日の早朝に東京営業所を出発して、午前に成田を出発しました。


香港で乗り換えだったのですが、いつも感じることがあります。





日本から香港までは、さすがに世界的な高評価を得ているキャセイパシフィック航空らしく、落ち着いた時間を機内で過ごすことが出来ます。


香港から発展途上国向きのフライトになると、大抵キャセイ本体ではなく、キャセイ傘下の別会社が運航するフライトになります。





お約束通り、中国人満載のフライトですから、少なくとも私にとっては不快極まりないフライトになります。


反中感情が沸き上がること間違いない(笑)





「うるさい!」 「触るな!」 「こっちに来るな!」など、多くの怒鳴り声をあげたい気持ちを押さえて、到着まで寝たふりをするしかない。


とても苦痛な時間を過ごしました。







そんなことはさておき、夜遅めの時間に到着して、翌早朝(日曜日)から早速仕事です。











当社の東京営業所から出荷された自転車をコンテナから下ろし、現地の仲買人や小売業者に販売します。





自転車の積み降ろしも、それなりに危険を伴う作業です。


落下や荷崩れの危険がありますからね。





現地は日本と比べると安全への意識が総じて低い。


これはある程度やむを得ないのですが、労働者の中には、自衛のためにヘルメットを被って作業する者もおります。





コンテナの写真と共に写っている男性もそうなんですが、作業用ヘルメットではなく、オートバイ用のヘルメットを被って作業します。


なぜだか分かりますか?





もったいぶるほどの話ではありません。


皆、オートバイに乗って作業に来るので、ヘルメットもオートバイ用ヘルメット。





作業用と分ける必要が無いので、ヘルメットが一つで済む。


合理的でしょ? ある意味…。





さて肝心の販売ですが、良いことも悪いこともあります。


少しだけお話ししましょうかね。

















画像の2台のスポーツタイプの自転車ですが、自転車に詳しくない方が見ても、普通の自転車よりは高価な自転車であるように見えるでしょ?


スタイルだけでなく、有名メーカー製の、いわゆる「ブランド物」の中古自転車です。





日本で特別な保管などの多少の手間をかけ、傷がつかないように梱包まで行い、中古自転車としては破格の待遇(?)で現地へ送りました。





「最低200ドルくらいでは売れるかな?」


そんな期待を背負って、送り出された自転車です。





結果ですが、ナント!








一台50ドル!





…アカンやんか。


コレ、赤字やでえ…。





今日は、なぜ50ドルなのかの原因追及の一日になります。







このくらいのことでは、気にしていませんよ~。


よくあることです(笑)





次へ»