社長の独り言 2013/12
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円安ですね - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/12/02(月) 08:22
早いもので、今年ももう12月。
もうじき、今年も終わりでっせ!
いや、別に今年の終わりを喜んでいるわけではありません。
年を取るにしたがって、加速度的に一年が早くなるなと改めて思っただけです・・・。
さて、ここのところ円安が進行していますね。
2日6時現在での為替は、$1=102.4円ほどの水準。
一ヶ月ほどの間で、約5%ほど円安に振れた印象です。
円安という現象は、日本経済全体で見ると喜ばしいことであろうと考えられます。
日本から1個1ドルの製品を輸出するとして・・・
円安により、先月まで1個97円だったのが、今は102.4円になるわけですから売上高が自然に上昇することになります。
売り上げ増に合わせて、利益もそれなりに増加するであろうという考えが一般的です。
もちろん、原材料をはじめとした輸入商品については、輸入価格が上昇するわけですが、自動車、電機、機械などの他国との厳しい競争下にある重厚長大産業にとってはメリットが大きいでしょう。
一方で、近年の円高を背景に業績を急激に伸ばしてきた企業にとっては、最近の円安が大きなダメージになっているのかもしれません。
「どんな企業?」って聞かれても、理屈の話をしているので、きちんと調べたわけではありませんが、真っ先に思い浮かぶのが、ユニクロなどの日本国内に製造拠点を持たない企業ですね。
外食産業なんかも、円高を背景に、過当とも言える価格競争を繰り広げてきましたので、そろそろ激安価格の維持が困難になって、ピーピーかも知れません。
他人の懐具合というのは、いつも興味があるし気になるものですが、アナタの会社の具合はいかがですか?
スクラップや中古製品に関わる仕事の方なら、円安がプラスに作用している方が多数派だろうと思います。
「輸出産業」と言っても過言ではない業種ですし、金属の国際価格はドル建てですから、円安が進行すると自動的に金属価格が上昇します。
ただ今は不思議なことに、このブログの読者の方には同業者以外の方もおられます。
たまたま何かの縁でブログを見ていただいて、ウマが合ったのか何かわかりませんが、こんなスクラップ屋のオッサンにお付き合いいただいている、ご奇特な方もおられます。
意外とその数が多いので、最近は少しプレッシャーに感じていますが・・・。
さて、本題は、円安が当社(デラざっぴん株式会社)に対して与える影響です。
円安の進行により、金属スクラップや中古機械の価格(日本円ベース)が上昇しますので、これは当社にとって悪いことではありません。
歓迎すべき事象ですね。
ところが、デラざっぴんのアホ社長、数年前から円高対策として、「商品輸入」のビジネスに手を染めて(?)来ました。
5年前なら、売上高のほぼ100%が輸出関連の商品取り扱いでしたが、今や輸出関連と輸入関連との売上高割合が半々くらいの、拮抗した状況になって来ています。
為替の状況で、売上高や利益が左右されにくい企業体質が出来上がっているとも言えます。
超円高の状況下においては、正しい選択肢だった・・・と思います。はい。
皮肉なことは、そんな企業体質が出来上がり、「輸入」という新規事業がようやく軌道に乗り出したばかりの頃に、円安傾向になってきたことです。
新規事業って何でもそうですが、ある程度の投資を行ったり、授業料を払ったりしているわけです。
まずはそれらを回収し、その後に利益を積み上げていくわけですが、現状はある程度の投資と授業料を回収した段階です。
これから儲けさせて貰わないといけないのにね・・・。
世の中、中々うまいこと行きませんね~。
まあ、輸入しているのは、円安により価格が上昇する金属類です。
輸入価格は上昇するけれど、販売価格も上昇するから、理論的にはダメージは無いはず。
でも、世の中、理屈どおりには行かないのだ~!
もうじき、今年も終わりでっせ!
いや、別に今年の終わりを喜んでいるわけではありません。
年を取るにしたがって、加速度的に一年が早くなるなと改めて思っただけです・・・。
さて、ここのところ円安が進行していますね。
2日6時現在での為替は、$1=102.4円ほどの水準。
一ヶ月ほどの間で、約5%ほど円安に振れた印象です。
円安という現象は、日本経済全体で見ると喜ばしいことであろうと考えられます。
日本から1個1ドルの製品を輸出するとして・・・
円安により、先月まで1個97円だったのが、今は102.4円になるわけですから売上高が自然に上昇することになります。
売り上げ増に合わせて、利益もそれなりに増加するであろうという考えが一般的です。
もちろん、原材料をはじめとした輸入商品については、輸入価格が上昇するわけですが、自動車、電機、機械などの他国との厳しい競争下にある重厚長大産業にとってはメリットが大きいでしょう。
一方で、近年の円高を背景に業績を急激に伸ばしてきた企業にとっては、最近の円安が大きなダメージになっているのかもしれません。
「どんな企業?」って聞かれても、理屈の話をしているので、きちんと調べたわけではありませんが、真っ先に思い浮かぶのが、ユニクロなどの日本国内に製造拠点を持たない企業ですね。
外食産業なんかも、円高を背景に、過当とも言える価格競争を繰り広げてきましたので、そろそろ激安価格の維持が困難になって、ピーピーかも知れません。
他人の懐具合というのは、いつも興味があるし気になるものですが、アナタの会社の具合はいかがですか?
スクラップや中古製品に関わる仕事の方なら、円安がプラスに作用している方が多数派だろうと思います。
「輸出産業」と言っても過言ではない業種ですし、金属の国際価格はドル建てですから、円安が進行すると自動的に金属価格が上昇します。
ただ今は不思議なことに、このブログの読者の方には同業者以外の方もおられます。
たまたま何かの縁でブログを見ていただいて、ウマが合ったのか何かわかりませんが、こんなスクラップ屋のオッサンにお付き合いいただいている、ご奇特な方もおられます。
意外とその数が多いので、最近は少しプレッシャーに感じていますが・・・。
さて、本題は、円安が当社(デラざっぴん株式会社)に対して与える影響です。
円安の進行により、金属スクラップや中古機械の価格(日本円ベース)が上昇しますので、これは当社にとって悪いことではありません。
歓迎すべき事象ですね。
ところが、デラざっぴんのアホ社長、数年前から円高対策として、「商品輸入」のビジネスに手を染めて(?)来ました。
5年前なら、売上高のほぼ100%が輸出関連の商品取り扱いでしたが、今や輸出関連と輸入関連との売上高割合が半々くらいの、拮抗した状況になって来ています。
為替の状況で、売上高や利益が左右されにくい企業体質が出来上がっているとも言えます。
超円高の状況下においては、正しい選択肢だった・・・と思います。はい。
皮肉なことは、そんな企業体質が出来上がり、「輸入」という新規事業がようやく軌道に乗り出したばかりの頃に、円安傾向になってきたことです。
新規事業って何でもそうですが、ある程度の投資を行ったり、授業料を払ったりしているわけです。
まずはそれらを回収し、その後に利益を積み上げていくわけですが、現状はある程度の投資と授業料を回収した段階です。
これから儲けさせて貰わないといけないのにね・・・。
世の中、中々うまいこと行きませんね~。
まあ、輸入しているのは、円安により価格が上昇する金属類です。
輸入価格は上昇するけれど、販売価格も上昇するから、理論的にはダメージは無いはず。
でも、世の中、理屈どおりには行かないのだ~!
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