社長の独り言 2014/4
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高速道路の割引制度 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/04/04(金) 06:23
4月1日から高速道路の料金体系、特に時間帯割引の制度が大きく変わったんですねえ。
首都圏と近畿圏でのみ高速道路を利用している方には、4月以降もあまり大きな影響がないかもしれません。
しかし、私どものように地方部で高速道路を利用している者にとっては、劇的な変更があったのです・・・。
3月31日以前、地方部の高速道路は、「いつ、どんな車でも、30%以上の割引があった」のです。
ETCを装着していることが前提ですが、朝・夕の通勤時間帯の100Kmまでは通勤割引として50%引きでしたし、日中でも30%引きでしたので、割引された金額での高速道路料金が「あたりまえ」になっていたのです。
4月1日以降に、私も何度か高速道路を利用しましたが、「こんなに高速料金は高かったんだ」というのが、正直な感想ですね~。
ちなみに当社では、値上がりした高速料金を、「やむを得ないこと」として考えるつもりはありません。
え~と。
ハッキリ言えば、「もう高速は利用しない」ということですね。
もっとも、繁忙時などで利用せざるを得ない状況というのは必ずあるでしょうから、完全にゼロとはいかないでしょうが・・・。
何しろ、これまでも年間●百万円の高速道路代を払ってきたわけです。
この経費が1.5倍~2倍になるとするなら、相当会社の利益をアップさせる必要があります。
弊社では、3月末に昨年度決算の申告をしたばかりですから、昨年度の業績を振り返って考えるならば、「高速道路は使用禁止」という答えしか出てきません。
世の中、厳しいのです。
さて、何やら愚痴っぽい話になりました。
今日の本題は、高速道路料金値上がりの愚痴ではなく、4月1日からの高速道路の新割引制度についてです。
高速道路の割引制度については、壊滅的ダメージを受けたものの、完全にゼロとなったわけではありません。
いくつかの割引制度が健在であったり、形を変えて事実上存続したものがあります。
どんな形で高速道路を利用すれば、割引の恩恵を受けれるのかをご紹介したいと思います。
まず、引き続き利用できる割引制度は、深夜割引です。
午前0時から午前4時の時間帯に高速道路を利用していた車に対しての割引制度ですね。
これまでは50%の割引率でしたから、遠方へ出かけるときには必ずと言って良いほど利用していた割引制度です。
これが、割引率が落ちて、30%割引という形で存続することになっています。
次に、形を変えて事実上存続した制度として、通勤割引があります。
平日朝夕割引と、名前は変わりました。
通勤割引は、平日の通勤時間帯に乗り降りした車に対して、100kmまでは50%割引するという制度でした。
これからは少し形が変わりまして、通行時には一切割引がありません。
その上で、「ETCマイレージサービス」に登録している人だけ、翌月にポイント還元という形で、事実上の割引があるという制度に変わりました。
マイレージカード一枚につき、通勤時間帯の走行が、
一ヶ月に10回以上あれば50%割引。
一ヶ月に5~9回ならば、30%割引。
一ヶ月に5回未満なら、割引ナシ。
こんな形になりました。
実はこれまで、弊社では「通勤割引」を使用する機会が、圧倒的に多かったのです。
遠方の現場へ引き取りに出かける際、あるいは引取りが終わって、現場から会社へ戻る際に高速道路を利用することが多いですから、必然的に通勤時間帯に走行することになるんです。
マイレージサービスへの登録や、一ヶ月の利用回数に気をつければ、この割引制度が事実上存続するというのは嬉しい話ですね~。
ま、高速道路は使わないのが一番ですが・・・。
ちなみに、休日割引も存続しますね。
休日割引は、軽自動車と普通車だけが対象なんで、あまり仕事に関係ないのですが、土・日・祝日に地方部を走行した場合に割引されます。
こちらは、これまでの30%割引から50%割引に拡大されます。
土・日・祝に、トラックで高速を走るのは止めましょう・・・としか受け取れませんな。
いずれにせよ、高速利用を控えつつ、上手に割引制度を使うしかありません。
皆さんも、経費の増加を抑えつつ、仕事にお励みくださいね~。
3月31日と4月1日 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/04/02(水) 05:16
4月に入って最初のブログ更新となります。
当ブログをお読みの皆さんの中にも、三月末が決算であったために非常に多忙であった方も多いことかと思います。
最近では、ずいぶん決算期の分散が進んだとはいえ、やはり日本企業は3月末決算が主流なのでしょう。
ちなみに当社は1月末決算ですので、3月末が決算の申告期限であり、納税期限という事になります。
何だか、税金を払ってばかりいるような気がしますね~。
今年は、3月25日ごろには決算処理が終了し、納税期限である3月31日の一営業日前である28日には納税を完了していました。
さすがに、31日は金融機関窓口も大変な混雑をしますので、もったいないけど一日早く納税しました。
「もったいない」と言いますのは、納税期限より早く納税しても、割引があるわけでもないからです。
納税期限に一日でも遅れると、キッチリ延滞税を取られますけどね・・・。
こんなことを申し上げると、「セコイなあ~」と思われる方が多いことでしょう。
でもね、年間数百万円の金利を払い、金融機関から借金をして事業を営んでいるのです。
お金を手元に置いておいて事業に使えば、多少なりとも金利より余分に利益が付いて帰ってきます。
しかし、税金として納付してしまえば、利益は生まないし金利を払うだけになってしまう訳です。
納期限は守らなくてはいけないけど、納期限より早く払う行為は馬鹿としか言いようが無い・・・と考えます。ハイ。
それにしても、納期限に遅れた場合は、たしか14%以上の延滞税を取るのだから、納期限より早く支払った場合は、その日数に応じて税金をオマケしてくれても良さそうなものです。
14%オマケしろとは申しませんが、5%くらいオマケしてみたらどうかねえ?
決算期が過ぎたら、大急ぎで申告、納税する企業が続出すると思いますけど?
あ、あと4月1日から消費税が5%から8%へ引き上げられるということで、3月末に色々と買い溜めした方なんかも多いんじゃないでしょうか?
私は増税前の駆け込み購入には、乗りませんでした。
私の場合、買い溜めしようとすると、つい不要なものまで買ってしまい、結局損をするというのがお決まりのパターンですので、駆け込み購入には乗らないほうが結局トクするんです。
もし今でもタバコを吸っていたら、タバコくらいはまとめ買いしていたかもしれませんねえ?
電車で通勤している方がおられたら、4月1日は電車の中で新社会人が目に付いたことでしょう。
不思議なもので、「あ!この人は新社会人だ!」というのが、一見して分かります。
社会人になって一ヶ月位の間は、社会人としての雰囲気が身に付いていないんでしょうね。
これが、ゴールデンウィークを過ぎたあたりになると、新社会人と社会人数年目の人の見分けが付かなくなります。
良く言えば、社会人としての風格が身に付いた・・・ということでしょう。
悪く言えば、カドが取れて立派な社畜になった・・・ということでしょう。
「社畜」とは、ちょっと酷い言い方になりましたか?
ニュアンスをもう少し正確に伝えるならば、全身から「あきらめムード」を漂わせたような人のことを言いたかったのです。
電車通勤している方がおられたら、ぜひとも駅や車中で周りを見渡してみて下さい。
苦虫を噛み潰したような、いかにもつまらなさそうな顔をしている人が、圧倒的大多数ですよ。
仕事をするからには、通勤中から全力で仕事に打ち込めば良いのにね。
私が想像するに、通勤中に仕事のことを考えている人が多いのでしょうが、恐らく「嫌だな~」とか、「しんどいな~」とか、後ろ向きのことばかり考えているんでしょう。
だから、他人から見てロクな顔をしていないんですよ。
きっと、フレッシュな新社会人のうちは、ワクワク、ドキドキで良い顔をしているんでしょう。
皆さん、そんなフレッシュさんを潰しちゃダメですよ!
最後に、消費税についてもう一度。
4月1日から消費税率が8%に上昇しましたが、2015年10月には10%へと、2段階で引き上げられる予定になっています。
おそらく、景気、経済に与える影響を小さくするために2段階引き上げとしたのでしょうが、2段階引き上げというやり方はマズかったですね。
一言で申しますと、来年また税率を上げられるのはイヤだから、一気に5%から10%に上げなさいよ・・・ということです。
もちろん、とっても優秀な日本の官僚と政治家が、一気に5%引き上げと、2段階引き上げの双方を検討した上で、2段階と決めたのでしょう。
私の勝手な想像ですが、2段階引き上げを決めた人たちのシミュレーションには、「人間は気分で動く生き物」であるという認識がないように思えます。
チビチビと2回も増税されると、気分が悪い・・・ということです。
一気に5%の税率を引き上げた前例がないということも理由の一つかもしれませんね~。
彼らは、基本的に前例の無いことより、前例のあることを好みますから。
あ~、税金払った後っていうのは、しばらく機嫌が悪いわ・・・。
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