社長の独り言 2016/5/16
舛添都知事と寄生虫弁護士 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/05/16(月) 06:11
舛添東京都知事が、ずいぶんと叩かれていますねえ。
湯河原の別邸へ公用車で移動していたことが火種になり、ファーストクラスでの海外出張、超高級ホテルのスイートルーム宿泊など、あれこれと叩かれるネタが出てきました。
これくらいなら「問題ない」と強気の姿勢に出たり、あるいは「すいません」と頭を下げておけば、何とかやり過ごせる問題かと思います。
しかし最近になって出てきた、「政治資金団体の会議費での家族旅行」、これは少々マズイですね。
すでに誰かが東京地検に刑事告発をしたようですが、首を取られる可能性も少し出てきた・・・という事かと思います。
私は都民ではないので、舛添都知事がどうなろうと知ったことではありません。
しかし少なくとも私は、舛添都知事が嫌い。
知人ではありませんから、彼の人間性や性格なんかは知りません。
舛添氏とは、かつて一度だけ仕事で関係したことがあります。
その時の印象が非常に悪かったので、嫌いなだけです。
以前にも一度書いた記憶がありますが、折角ですからもう一度その理由を書いておきましょう。
今から10年ほど前の話です。
当時私は、自民党所属の代議士の書生をしていました。
舛添都知事は、同じく自民党所属で、参議院議員をしていました。
自民党所属の代議士は、ほとんどの場合「政治資金パーティー」を行います。
そのパーティーの売り上げが、政治活動資金になるのです。
事務所の家賃や私の給料など、政治資金パーティーの売り上げから政治活動の諸経費が捻出されるのが一般的かと思います。
その当時、舛添氏は政治資金パーティーを行わなかったと記憶しています。
政治資金パーティーは、法律で禁止されている企業・団体献金の抜け道だとの批判がありましたので、その批判を避けるためですね。
ある年、舛添氏に政治資金パーティーでの講師を依頼しました。
政治資金パーティーで挨拶や講師を、派閥の親分や有名議員に依頼するのが一般的です。
舛添氏は「有名人」ということで、依頼した訳です。
同じ党所属の国会議員から政治資金パーティーへの出席を依頼された場合、どちらかと言えば、「ご祝儀」を包んで持っていくのが一般的です。
ご祝儀の代わりに名刺だけということも、たまにあります。
大センセイの名刺ではメシが喰えませんので、私が受付をしている時に名刺だけ置いて行く人が来ると、心の中で悪態をついていたのは言うまでもありません。
舛添氏の場合、「講演料」の請求が来ます。
確か20万円だったかな?
しょうもない話の講演で出席者からも不評でしたが、通常40万円のところ、同じ党所属の議員だからという理由で「20万円にしてやる」という事務所の話だった記憶があります。
自分は政治資金パーティーをやらないと言っておきながら、他人の政治資金パーティーで利益を掠め取るのは汚いんじゃね?
こういう奴が、一番悪い奴だ。
当時、そんな風に感じました。
それが私が舛添都知事を嫌う理由です。
綺麗事を言いながら、労少なくカネを手にする人が一番悪い奴。
私はそんな考えを持っています。
そういう意味では、サラ金への「過払い金返還請求」をやっている弁護士は同類ですね。
寄生虫みたいなもんです。
サラ金などの高利貸しが一番悪い奴ではありません。
一番悪い奴は、「高利貸しからカネを分捕ってあげますよ」と正義の味方面して、実際には内容証明一枚送るだけで、高いカネを債務者から取る奴です。
テレビCMで過払い金返還について宣伝しているような法律事務所は、私に言わせればクズ共・・・です。
ちょっと話が飛びました。
マスコミ報道を見ての舛添都知事に対する感想は、家族旅行費を会議費で計上するなど、カネに対してセコイ。
私の舛添都知事に対する感想も、政治資金パーティーで講演料を請求するなど、カネに対してセコイ。
根本的にカネにセコイ奴なんです。
それならそれで、公費に対しても同じようにセコく接すれば良いのに、公費ならば・・・と景気よく使っていた訳ですから、どうしようもない。
こういう奴は使えん。
これが私の見解です。
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